四トロ同窓会二次会 1999年9月27日〜30日

RED MOLE PARTY/THE FOURTH INTERNATIONAL FAN CLUB

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chuntaさん、H.Hさんへ 投稿者:つのじ  投稿日:09月30日(木)15時21分57秒

>ほかの著作は基本的に「科学史・科学論」ですからねえ。
>「マルクス主義科学論」を使うのは私の方が参ってしまいます。
そうですね。佐々木氏は基本的に数学史専攻みたいですからね。「マルクス主義科学論」は
つい最近衝動買いした本です。たしか5千円を超える価格だったので妻から「また無駄使い」
して」と怒られた覚えがあります。確かに読みがいはありましたが読みこなすのは大変そう
です。印象に残っているのは今でもその筋では聖典とされているらしいレーニンの「唯物論
と経験批判論」をあくまで「学求者の探求の書」でしかないとし、党友からも手ひどく批判
されていたことを紹介していることです。で、例によって聖典としたのはスターリンという
わけなんですけれどね。なにはともあれマイペースでいきましょう。

H.Hさん
「思想」の件、了解です。どうもありがとうございました。さっそく探してみます。
「世界」の紹介もありがとうございました。うちの父が学生時代から「世界」を
購読している関係上、小生も読んでおりましたがここ2、3年は買ったり買わなかったり
で今年の1月号と2月号に佐々木氏の論文が掲載されていることはまったく存じません
でした。こちらも図書館で探してみようと思います。

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返答 投稿者:chunta  投稿日:09月30日(木)13時04分55秒

>みなさま
おお、支持してくれる人がいたとは。感激です。
ただ現実問題として、マル共連に対してSENKI派が組織的な妨害に出てきたら
私たちでは責任が取れないということがあります。
多くの趣味者にとって重要な場所を壊すわけにもいかないのです。
その意味でわれわれ反SENKI派がややもすれば無責任であった
ことは否定できないでしょう。
私はそのように考えています。
「この場」を守りたいという意識を否定することはできませんね。
>佐々木力氏
ほかの著作は基本的に「科学史・科学論」ですからねえ。
「マルクス主義科学論」を使うのは私の方が参ってしまいます。
>「思想」
H.Hさんが取り上げている「森田成也」さんは「正統派」に属する
研究者です。こういう人がトロツキーを評価するのは珍しい。
ちなみに彼の著書「資本主義と性差別」はこの手の問題に関心がある
人にとっては必読です。
>暗殺者
トロツキーの暗殺者ラモンですが、まじめな共産主義者であろうとした結果
がこのような悲劇を起こしてしまったのでしょうね。
まさしく憎まれるべきはスターリニストでしょう。
彼に責任を問うのは酷だと私は思っています。
>ワールド・システム・アナリストさん
できたら早くレスください。
ところで、あなたは本を推薦する際その理由を書かないのですか。
「現代資本主義の分析にあたり」有効です、と断じておりますが
なぜ有効なのか?という点についてまったく言及がないのは疑問です。
人に本を薦めている以上、もう少し説明を書くべきでしょう。
特に私としては「世界システム論」「レギュラシオン理論」「マンデル」の理論
この3つをどのように用いて、組み合わせて
あなたが「分析」をおこなうのかに関心がありますので。
実際に「分析」ができるのか、という疑問もありますし。
なお、マンデルの「後期資本主義」ですが、この本の現代的
有効性についてもよろしく。
>なおちゃんさん
「マルクス経済学の歴史」、またまた長大な本を推薦していますね。
読むのが大変です。
何も知らない人が挑戦したら挫折しそうですね。

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SENKIねた・・・(^^) 投稿者:まっぺん  投稿日:09月30日(木)08時59分19秒

ちゅんたさん、なおちゃん、マル共連での大奮闘、御苦労さんです。
論理的な議論ができない、というのは悲しいことです。いらいらきますね。
現役かどうか、主義者か趣味者か、が意味の無い分類である事を黎さんが見事に
論破してますね。・・・・☆\パチパチ/(^^)
わたしが「さざなみ」を気に入っている理由は、その議論の仕方にあります。
意見としては鋭く対立しているにもかかわらず、双方論理的に議論をすすめているのが
なんとも気持ちがいい。

マル共連はいろんな人が気軽に寄れるけど、まともな論争が成立しないのが悲しいね。
わたしは自分が戦旗派のことをよく知らないこともあって議論には参加しません。

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原題は「トロツキーの暗殺」 投稿者:まっぺん  投稿日:09月30日(木)08時45分
51秒

漢字変換のまちがいです(^^)

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Re:暗殺者のメロディー(^^) 投稿者:まっぺん  投稿日:09月30日(木)08時44分
08秒

まっぺんはあれの「試写会」を見にいった!
現代は「トロツキーの暗殺」・・そのまんまなのに
アランドロンが出るのでこんな軽薄な題名になった訳だね。
だから事情を知らずに変な期待をした大勢のカンチ君たちが見に行ってがっかりしたとか。

試写会に登場した映画評論家が「トロツキーは意固地な革命家」などと発言したのを
聞いて「オマエ、トロツキーの本でも読んだことあるのか!コノヤロー」と
思ってしまった。

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推薦図書について 投稿者:まっぺん  投稿日:09月30日(木)08時35分50秒

このところ仕事が忙しくてなかなかレスできません。一生懸命書いてくださってる
皆さんに申し訳ないと思いつつ、苦しんでおりますです。
まだしばらく時間が自由にならないのでご容赦・・・・m(_ _;;;)m

推薦図書のことですが、この場でそれぞれに自分の思い入れの強い図書を主張してくれて
ほんとに感謝してます。このサイトをたちあげてよかったと感じています。
また、読んだことのない推薦図書がいろいろ出てきて、今さらながら自分の不勉強を思い知らせれております。
お互いの思い入れの強さが時としてぶつかってしまうのもしかたない事ですが、どうか、
めげずにどんどん自分の主張をしてください。

ただ、推薦図書企画の背景となった事情についてちょっと書いておきたいと思います。

私が新時代社を挑発して「かけはし」サイト開設を要求したことは以前すでに説明したと
思いますが(「書記局声明」参照)、わたしは現在の「かけはし」サイトには不満です。
「かけはし」はある程度の政治意識・経験などがある人しか読まれていない。現代の青年
世代は圧倒的に政治的には放置されている。この青年達に向かって発信するべきだー、と
いうのが私の意見ですが、今の「かけはし」サイトにはその視点が全くありません。
(その力量がない、というべきか。)毎回、新聞の主要記事を掲載しているだけです。

ソ連・東欧の崩壊とともに世界的に左翼勢力は退潮期にはいっています。青年世代は
政治的に放置されています。左翼勢力全体が青年を獲得できない。政治が面白くないんですよね。
むかしの我々(それこそ「お父さんがおまえの年頃の時代」)には政治は面白かった!
街頭デモや機動隊との衝突、セクト間の激しい論争まで含めて「青春してた」!

私がこのサイトを立ち上げた理由のひとつは
現代の青年世代に「政治の面白さ、左翼運動の魅力」を伝えたいからなんです。
そのためには、まず最も初歩的な「社会主義についてのお勉強」ページが必要です。
また、推薦図書(すいません、まだ時間がなくて更新してませ〜ん(^^::))も、同じ理由から
そうした政治的に未熟な人たちでもわかるような内容の物にしたい、と思っています。

しかしながら、個人個人の思い入れのある図書についても、ムダにはしたくありません。
ワールド・システム・アナリストさんの推薦図書は、確かにある程度の政治的指向性が
はっきりした、高度な段階の人向けの図書であると思います。
そこで提案ですが、こうしたらどうでしょうか。

「推薦図書」と「優良図書」とにわけ、ワールド・システム・アナリストさんの推薦図書は
優良図書の方にいれさせてもらう、ということで手を打ってもらうというのは。

あるいは、もうひとつ方法があります。
推薦図書を「初級」「中級」「上級」に分けていく方法ですね。
どちらがいいかは、あせらずにゆっくり決めましょう。

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わたし、中学の頃から トロツキーがスキなんです 投稿者:なおちゃん  投稿
日:09月30日(木)06時35分17秒

  「生きトロ」わたしも もってます。
  でも、あれは「血気盛んな若者」向けに書いてあるんでしょう。
  羽仁五郎 みたいなもんですよ(笑)。
  だからといって 翼賛的にみえるのは まちがいないですが。
  でも「トロツキー、いいじゃん!」という つかみは強力よ。
   
  黎さん、ありがとう ございますっ(涙)。なおちゃん的には 
  これもいいたい、あれにも怒ってる というカンジですが
 「場荒れを許すなっ」「フリーライダーだ」「ほんとは現役だろ」という声に
  悲しい キモチで「そー思ってるんだー」と つぶやいて おります。

  ちゅんたさんの 書き込みからも 苛立ちと 悲しみが伝わってきます。
  なんか 海に砂糖を まいてるようですからね。
  なおちゃんでよければ いつでもレスキューします(頼りないけど)。
  
  まっぺんさんに ごめーわくがかかるとイカンので 
  つっこんだことは 書きませんが
  この件はかならず 教訓として生かすべく 精進したいとおもいます。
  
  三たび引きましたから 4度目は ないですよ。
  あくまで 敬愛する人 および よそさまの来られるサイトでは
  暴れないというハナシです。
  
  ちなみに これから 某党派を扱うときは 伏せ字にします(笑)
  例:SE*KI  オーブ*トースター ヒュ*ガ・ウイルス
  

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マル共連BBSでのこと 投稿者:黎  投稿日:09月29日(水)21時35分59秒

カンチ君=主義者と趣味者の違いや、議論をするしないで
ちゅんた同志やなおちゃん同志の活躍を最近拝見しました。

マル共連BBSが観察にこだわることは勝手ですが、
趣味者=観察者と規定する傾向には大いに疑問を感じました。
趣味は何ですか?と聞かれると、私は
「未来産業への投資です」と答えることにしています。

党派活動をすることが、市民運動をすることが、労働運動をすることが、
様々な政治的課題に関心を持ち、意思表示することが何故趣味であってはいけないのでしょう?
野球や音楽が趣味だと言ったとき、見たり聞いたりすることとプレイするということの
二つの意味があることは自明の理です。

未来産業に関わる者だけがなぜ主義者であることを強制されるのでしょうか?
しかも、この強制は多くの場合非政治的立場を表明している者からされるのです。
私はそのことに非常に危険な政治的意図を感じます。
政治的意思表示によって全人格を規定するのはまさに権力が言わしめているといえます。
なぜならそのことによって多くの場合先に進むことを躊躇させるからです。

マル共連内ではあまりなにもできませんが、私、二人を熱烈支持します!

                         

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岩波の「思想」です 投稿者:H.H  投稿日:09月29日(水)19時54分34秒

共産党宣言150年は「思想」1998年12月号894です。
その他、1996年4月号862号は「ソヴィエトイデオロギー」特集で
佐々木氏のスターリン科学哲学に関する論文のほかに、彼と渓内謙氏、桑野隆氏の対談
その他、トロツキズムに関する論文が掲載されています。
森田氏の論文「トロツキーの一国社会主義批判の政治経済学」など、刺激的です。
佐々木氏と言えば「世界」(岩波の)1999年1月号と2月号にヨーロッパトロツキストの
頑張りと成長と日本の左翼の停滞にかんする論文を掲載しています。
読みました?

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佐々木力氏について 投稿者:つのじ  投稿日:09月29日(水)17時38分06秒

H.Hさん、はじめまして。つのじです。
>「思想」の共産党宣言150周年記念号にある彼の論文は、きわめてコンパクトに
>トロツキーの主張をまとめています。「生きトロ」でもそうなのですが、初心者(?)
>に分かりやすく書かれているというのが率直な感想です。
「思想」というのは岩波書店が出している雑誌ですよね。よろしければ何年の何月号なのか
教えていただけませんか? 図書館でバックナンバーを探してみようと思いますので、よろしく
お願いします。

ちゅんたさん、佐々木力批評はゆっくりでけっこうですので無理をなさらないようお願いします。
できましたら批評の対象を「生きているトロツキイ」にしてもらえると原典にあたりながら
批評の妥当性を検討できるので助かります。もちろん現在入手可能な佐々木力氏の他の著作を
指定していただいてもけっこうです。昼飯削ってでも買いますから(笑)

「後期資本主義」はマンデルの主要著作ということで読んでみたいのですが付近の公立
図書館にはありませんでした。「官僚論・貨幣論」はあったのですが。

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申し訳有りませんが追加 投稿者:chunta  投稿日:09月29日(水)14時53分37秒

YAHOOからも来ることができるページですから
ここに来る人がみな、「マルクス主義者もしくは前衛的な活動に携われた方」
だと断定するのはいかがなものでしょうか?
単に関心を持ってきてみた人というのも相当多いのではないかと思いますが。
初心者にやさしく、というのが当然だと思われます。

細かく言えばマンデルの「後期資本主義」が資本主義分析の入門書として
有効かというのも大いに疑問があったりします。
このあたりもっと勉強して論議できるようにしたいので
その時はよろしくお願いします。

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補足 投稿者:chunta  投稿日:09月29日(水)14時46分22秒

ホームページの党指定文献に入れてほしい、という要望であると
理解したからで、ワールド・システム・アナリストさんが
ぜひ読むべきだと推薦していること自体を否定している訳ではありません。
その点をご理解願いたいと思っております。
別に文献を食わず嫌いで否定している訳ではありません。
「アフターリベラリズム」は経済系とはいえません。まあ、面倒なので一括して
表記しました。

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>ワールド・システム・アナリスト さん  投稿者:chunta  投稿日:09月29日
(水)12時54分02秒

きりがないからです。
個人の関心ににあわせて文献を推薦していてはね。
この場合、ここの参考文献に入れてほしい、という推薦ですよね?
それは限度を超えている、ということです。
また、現代資本主義分析という言葉に焦点を当てて
考えた場合でも、みなそれぞれが文献を挙げだしたらきりがないでしょう。
まあ、あくまでも掲示板の中だけでの話ということでしたら、特に問題ないと思います。
例えば「日本経済の現状」各年度版は、経済白書に対する
左派からの経済分析として面白い本です。でもそういう本を片っ端から
文献に推薦していては、紹介しきれないでしょう。

>佐々木力氏
しばらく待ってね。まずSENKIへの反論とさざなみへの投稿がありますので。
ちなみにSENKIへの反論はマル共連ではしませんよ。
忠告に従いそれ相応の場所でします。
特に今回の「理論戦線」のひどさは顕著だったので。

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現代資本主義ならば、おやつの本として・・・ 投稿者:なおちゃん  投稿日:09
月29日(水)07時39分54秒

 経済系の本で、寝っころがって読めて しかも現代資本主義の
 現状分析の ヒントになる本・・・というと、ありました。
 ポール=クルーグマン「クルーグマン教授の 経済入門」(主婦の友社)
 
 えー、このひとは マルキストじゃ ナイのですが(ケインジアンらしい)
 国際貿易や 経済政策の分析については 百戦錬磨の人で
 マクロ経済に於ける 動態のレベルで 問題になること、
 われわれが 経済について抱く 認知バイアスを
 あざやかに といていくのですね。
 とくに「流動性トラップ」の 実践的解説は 圧巻!
 文章も ポップで 読みやすいです。

 あと「マルクス経済学の歴史」上・下(ナカニシヤ出版)は
 マルクス主義者を 名乗る人々が 同時代の諸国民or世界経済を
 どのように分析したかを まとめてあって 参考になります。
 
 というわけで あんまりトロツキストっぽく ないですが。
 
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暗殺者のメロディー 投稿者:革命堕天使  投稿日:09月29日(水)06時27分47秒

アランドロンが、ラモンメルカデル役で出ています。
トロッキー役の役者さんは、ちょい似ている。
トロツキー暗殺をあつかった、おもしろい映画です。
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新コーナ? 投稿者:入谷  投稿日:09月29日(水)03時41分24秒

組織内女性差別にかんするコーナ(暫定名称 by H.Hさん)に期待します。
エライ事になってしまったなあ、という気もしないではありませんが・・・・。
まっぺんさん、千葉学班協さん、なおちゃん、ちゅんたさん、黎さん、何卒よろしくデス。
まっぺんさん。検閲上等。御忙しいでしょうが、頑張って下さい。
「論文」のカタチに移行する前に一言。それから質問。
学生時代にお会いした極々わずかな第4インターの男性の方は、皆カッコ良く、
「本人はオルグのつもりでも、女の子は口説かれてると勘違いしないかな」と思ったものです。
黎さんの受けた「デート統制」もやむなしか、と思う程、もてもての男性が多ったのでは?
なので、「活動家なのに、もてすぎて困る。」というお悩みなら理解可能なのですが、
活動家であるなし関わらず異性のパ−トナーに不自由しそうな方もいたんでしょうか?
内部にいらした方、この辺の事実認識、如何なんでしょうか?

> 同志関係にある男女の依存的な関係も 何とかしなくちゃ、ですよね。きっと。
同士なおちゃん。すごく同感です。是非、この辺から攻めて下さい。

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推薦図書について 投稿者:ワールド・システム・アナリスト  投稿日:09月29日
(水)03時11分03秒

ちゅんたさんより以下のコメントを頂きました。

>そういう本ばかり推薦されてもねー。全部経済系ばかりじゃないですか?
>「アフターリベラリズム」「ポストフォーディズム」
>文献にいれるのはどうでしょうか?
>気軽に読める本とは言えないと思うのですが。

経済系の文献を推薦しては、なぜいけないのでしょうか?
「アフターリベラリズム」は経済系の文献ではないと考えますが、いかがでしょうか?
なぜ気軽に読める本でなければ推薦してはいけないのでしょうか?

私がこうした文献を推薦したのは、「資本主義のグローバリゼーション」と対決する反資本主義闘
争の再建と反資本主義左翼の国際的結集という路線を確立するためには現代資本主義の分析が必要
と考えたからです。
現代資本主義の分析にあたり、世界システム論やレギュラシオン理論ならびにエルネス・マンデル
の長期波動論は有効な分析手段であると考えます。

また、このサイトを訪れる方は私を含め、第四インターナショナルならびに日本共産青年同盟のO
Bの方が多いと思われます。
(もちろんちゅんたさんのように他のセクトの方もいらっしゃると思われますが)
マルクス主義者もしくは前衛的な活動に携われた方に、いまさら「世界をゆるがした10日間」のよ
うなビギナー向けの文献よりも、現代資本主義の分析にあたっての各分野の入門書を推薦図書とし
て揚げたわけです。

おそらく、経済系の専門書ばかりを掲げたため、ちゃんたさんは鼻につき上記のコメントを書かれ
たと思われますが、マルクス主義者である以上、この程度の文献を読むこと(完全に理解すること
とは異なりますが)は、たいした労力ではないのではないでしょうか。食わず嫌いではなく、まず
読んでみてください。

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批評は難しいですね 投稿者:H.H  投稿日:09月28日(火)23時47分52秒

ちゅんたさん
佐々木力 氏への批判の方法については、もう少し具体例を伴った批評を期待しています。
匿名による特定される個人への批判、とくに政治的な見解に対する批評では、
気をつけすぎて損はないと思います(説得力も出るしね)。
とはいうものの、最近佐々木氏の書いているものは大体読んでいるのですが、
たしかに「翼賛」と感じる人もいるのではないかと思っています。
わたしの感想は、(特に「トロツキー研究」最新号のダニエル・ベンサイドの文章を読んでからは)
佐々木氏は「トロツキズムの復権」(敢えてカッコでくくらせてもらいますが)を最大の使命と
考えているような気がします(勝手な想像ですが)。
「思想」の共産党宣言150周年記念号にある彼の論文は、きわめてコンパクトに
トロツキーの主張をまとめています。「生きトロ」でもそうなのですが、初心者(?)
に分かりやすく書かれているというのが率直な感想です。
まあ、いわゆる「68年世代」が「トロツキズムの復権」を
使命に思っていると言うことについては、当然のような気がします。
ただ、これまでのトロツキズムを分かりやすくまとめただけでは、
ソ連邦が崩壊した現代では、なかなか通用しない、というのが私の考えです。
当時の左翼反対派やその後の第四インターナショナルに結集した人々が、
なぜ、どのように情勢を分析し、方針をだして、現実の闘争を闘ったのかということを
理解しないといけないなと感じています。
まあ、佐々木氏の文章はその前提となるものの一つというところでしょうか。
トロツキズムの継承のために。

「クロンシュタットの虐殺」という用語が正しいかどうかは置いといて、
確かにそれに関する議論や現段階での見解は、内戦時の分派の禁止や
赤軍内の処刑などとともに、包み隠さずださなければならいでしょう。
たとえ当時の歴史的状況がどうであってもそれは批判的に検討されるべきだと思います。
日本の中で、マルクス主義にとどまる内ゲバ党派を除く潮流の中で、どれだけ真剣に総括されて
いるのかは疑問です。
「歴史的に常にスターリニストにやられてきた」という評価について。
今という歴史を生きる私にとっては「やられてきた」とはおもいませんが。
特にラテンアメリカやフランスでの状況を知る限りでは。
もちろん、革命的共産主義者の力が弱すぎたせいもあって、世界的な階級闘争はこれまで
敗北しつづけてきていると言うことについては、責任を感じていますが。

とか偉そうなことを言っていますが、「左翼運動40年の光と影」は
チラッと見ただけでまだ読んでいません。すいまへ〜ん、出なおしてきまっさ。

まっぺんさん
組織内女性差別にかんするコーナ(こんな軽い言い方でいいのかな)に期待しています。
三一書房から出版された「近代を読みかえる 第二巻 性幻想を語る」(近藤和子 編)に
「新左翼組織と女性差別」と題したかねこさちさんの文章が掲載されています。
何度も読み返しています。

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ちゅんたさん 投稿者:まっぺん  投稿日:09月28日(火)19時08分25秒

さざなみ通信見ました。(^_^)/

でも、たった、あれだけ?

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モンティ・パイソン(^^) 投稿者:まっぺん  投稿日:09月28日(火)19時04分18秒

そりゃあ面白そうだ。ぜひ見てみよう。

むかし見た映画で(「キネマの天地」だったか?)若い助監督の家に踏み込んだ特高警察が
本棚から「マルクス兄弟」の本をみつけてぱらぱらとめくり
・・・・・「アカめ」 とつぶやいたのがあったなぁ。

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モンティ=パイソンの「サイクル野郎危機一髪!」に トロツキー登場!? 投稿
者:なおちゃん  投稿日:09月28日(火)18時22分05秒

 モンティ=パイソンのヴィデオ、vol・7に「自転車旅行」というネタがあります。
 北コーンウオルを 自転車で旅する主人公 ピザー君が、
 安全食品(ぶつけてもこわれない)の研究者 ガリバー氏と知り合いになるも、
 その友達が じぶんを 別の人間(少女歌手etc)と 錯誤してしまい
 ピザー君を引き回して 世界をまたに掛け 騒動が巻き起こる・・・という筋です。
 
 しまいには ガリバー氏は「わたしは世界一の国の建国者だっ!」
 と、トロツキーになってしまい(笑)モスクワへ凱旋するのですが
 この扮装が ほんとに似ている!
 もちろん カマトンマークも 真っ赤な旗に 輝いているのよ。
 ぜひ一度 ごらんくださいませ。
 
 

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組織内女性差別問題についての提案 投稿者:まっぺん  投稿日:09月28日(火)13時25分39秒

や、どうも。同志諸君。

ABCD問題の発覚にはじまった組織内女性差別問題ですが
わたしは、今もこれからも第四インター派のシンパであり続けたいと思っているけれど、
組織そのものについてはナナメに構えてるつもりでした。
でも、第四インターの組織内女性差別問題については自分でも非常に複雑なこだわりの
ようなものを持っているんだなぁ、とあらためて再認識した次第です。

「かけはし」サイトの「わたしたちの主張」の中にこの問題についてJRCLの自己批判的な
見解が述べられており、また規約にもあたらしく重要な項目としてあげられています。
しかし、当事者の見解としてはあれで妥当だと思われますが、又それ以上の事を期待する
ことはできないと思います。

私は私なりに別な角度からの考えをもっています。
私自身、一時は共青同に属していたわけですから、知らなかったとはいえ責任の一端を
感じています。男の立場から。しかし、より深刻な直接の当事者ではない分だけもっと自由に
いいたい事を言える立場である、とも思っています。

そこで、このサイトにページを設けていろいろな人の主張をちゃんと残したい、そうする
ことが、将来の(一党派の問題ではなく)革命運動全体にとっても意義のあることなんじゃ
ないかな、と思いました。
この問題についてはこれまで10数年以上にわたって続いてきており、すぐ簡単に解決する
はずもありません。さしあたってはみんなで好き勝手なことをしゃべっていればいいと
おもうんですが、ここの掲示板は一度に書き込む行数に制限があるようなので
まとまった論文の掲載には不適切であることと、過去ログは消えてしまうので
掲示板ではなく「論文」のかたちで公開する方がいいと思います。
新しくコーナーを作らなくとも「懐古闘争」ページに掲載すればいいかな、と安直に
考えています。
入谷さん、千葉学班協さん、なおちゃん、ちゅんたさん、黎さん、ご意見をありがとう
ございます。また、これを読んでくれている多くの方々にもお願いします。
文章の形でメールで送ってください。

ただし、まっぺんは検閲するぞ〜。独裁的立場から掲載するかどうか決めるもんね。
また、忙しいのですぐに掲載、というわけではありません。私の意見も書きます。

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>佐々木力 投稿者:ちゅんた  投稿日:09月28日(火)11時55分08秒

結局のところ、真のトロツキー主義の復権を叫ぶことがすべてなんですよね。
彼の場合。たしかにトロツキーが歴史的に不当な扱いを受けていました。
ですからトロツキー復権自体は必要なことですよ。
ですが彼の場合はそこですべてが終わっているわけです。
トロツキーの素晴らしさを翼賛することがすべてなのです。
こういう人では、歴史的に常にトロツキー派がスターリニストにやられてきた
ことや、クロンシュタット虐殺についての総括ができないのです。
「生きているトロツキイ」など、まさに彼のあり方が現れている作品だと
思います。ところで具体的に指摘を、ということでしたら
もうちょっと待ってください。ちょっと時間がかかります。

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べつに レイプじゃなくっても・・・ 投稿者:なおちゃん  投稿日:09月28日(
火)06時17分28秒

  黎さん、こんにちは。デートに統制は 納得できませんねー。
  あ、でも、なおちゃんも
 「男女交際・・・がまんするのじゃっ!」と 思っていましたが
  尊敬してた 某党派の人が ある日 古漬け(なんか夫婦みたい)な
  女性を連れてきて 一気に 脱力しましたなあ。

  で、しかも当の二人は「オイコラ」みたいな コミュニケーションで
  ちょっとしたことで すぐにお互いを罵倒したりして、
  見ていて いやーな 思いをしました。

  明らかに責任転嫁であるのに「お前のしきりが悪い!」と 責められ
  無能扱いされた 直後だというのに(家庭内暴力の噂もあった)
  女性のほうは「一人で放っておくのはかわいそう」といいながら 
  男の後を追っていくという 涙ぐましい 行動をしていて 
  さすがにそのときは つらーく なっちゃいましたなー。

 「男女の関係をみれば 文化の程度や 人間らしさの程度がわかる」なんて、
 「経哲草稿」の一節が あたまをよぎり、
 「自分や相手が 不安から泣いて求めあうよーな いびつな関係は やだ」と 
  おもうようになりました。ロマンスもなかったし(涙)。
 
  強かんだけじゃなくて こういう同志関係にある男女の
  依存的な関係も 何とかしなくちゃ、ですよね。きっと。
 

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答えは出せないけど・・・ 投稿者:黎  投稿日:09月28日(火)01時38分30秒

ABCD問題はが起こっていた時、私は三里塚に常駐していました。(う、素性がばれてしまう)
田舎から出てきて党派事情に疎い私は、うっかりプロ青の現闘の女の子とデートをしてしまい統制を受けました。
その統制をした指導部が同じ時期に強姦をしていたと聞いたときは怒りがこみ上げました。

生活の全てが三里塚の現闘にとって、恋愛は組織としても個人の意識の中でも抑圧されました。
異性への情熱がほとばしる年頃の現闘員はみな恋をし、片思いしか許されないが故に苦しみました。
ABCDは女性と同時に献身的な彼らをも裏切ったのです。
自己批判もせずに逃亡し、音信を断った者もいました。
私は、彼らに憎しみしか感じません。

でも、その後に起きた(田舎でもありました)全国的な女性からの告発はまた違うような気がしています。
その辺のところは、また今度少し整理して書きたいと思います。

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依然、混乱 投稿者:入谷  投稿日:09月28日(火)00時13分28秒

ちゅんたさん。レスありがとうございます。

>「いい人」なんて言ってても始まらないですよ。
>まともな総括ができなかったがゆえに、女性同志がみな離脱してしまったのですから。
>そういった現実を直視して真摯な総括をすることが必要でしょう?
>それは今からでも遅くはないのでは?

どうしても「第4インター」特有の問題と思えてしまう。(妄想?)
考える程、トロツキーの思想そのものの弱点に根付いてると思えて仕方ない。(考え過ぎ?)
現実問題、総括なんて可能なのか?私には、とても無理。
総括出来ないと再建出来ないのか?
この問題引きずったままの現実に向き合ってく方がいいんだい。少なくとも正直だ。
根拠ないけど。
私には、ただ実際に起こってしまった事実を、繰り返し心に刻み込むだけで、精一杯よ。

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教条的なんですかね? 投稿者:つのじ  投稿日:09月27日(月)17時10分33秒

>佐々木力氏の寄稿に唖然。
>現役の党派指導者よりも教条的だとは。
ちゅんたさん、すいません。別にいちゃもんをつけるつもりはないんですよ。
ただ私は佐々木氏の「生きているトロツキー」を読んで感心したという単純な
男ですので、佐々木氏のどの辺が教条的なのかわからないのです。
ですから、佐々木氏のどのような叙述態度が教条的なのか具体的に教えていただけれ
ばとても参考になります。お手数ですがよろしくお願いします。

スパルタシストの説明ありがとうございました。かなり教条的なセクトみたいですね。
まあ身近にはいないと思いますが気を付けることにします。

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「新左翼運動の40年の光と影」 投稿者:ちゅんた  投稿日:09月27日(月)16時
02分00秒

佐々木力氏の寄稿に唖然。
現役の党派指導者よりも教条的だとは。
それにしても国富さん、実名で出てくるとは。

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レス 投稿者:ちゅんた  投稿日:09月27日(月)15時54分59秒

「いい人」なんて言ってても始まらないですよ。
まともな総括ができなかったがゆえに、女性同志がみな離脱してしまったのですから。
そういった現実を直視して真摯な総括をすることが必要でしょう?
それは今からでも遅くはないのでは?

>ワールド・システム・アナリストさん
そういう本ばかり推薦されてもねー。全部経済系ばかりじゃないですか?
「アフターリベラリズム」「ポストフォーディズム」
文献にいれるのはどうでしょうか?
気軽に読める本とは言えないと思うのですが。

今度さざなみ通信に投稿します。
不良党員ですががんばりたいと思ってます。
「科学的」社会主義についてね。

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う〜ん。弱った・・・・ 投稿者:入谷  投稿日:09月27日(月)03時33分39秒

いや、どうも済みません。動揺してるのは、知ったばかりの私だけかと思ってましたが・・・・。

強姦が趣味と公言して憚らない様な人は確かに「いい人」ではないです。
そういう人はいっぱいいます。

大学の同級生にもいましたが、普段は紳士でした。
彼の場合は、渋谷で拉致した女性がホテルで小学生だった事がわかり、すごいショック
だったそうで、以来、そういう事は一切しなくなりました。
きっと、ショックどころか「ラッキ―」という鬼畜もたくさん居る事でしょう。

次に、高校の同級生で神奈川県警に入った人は、一昨年の級友の結婚式の際に
「機動隊から警らに移動になったら、万引少女を脱がせてイタズラするのが唯一の楽しみ」
と得意そうに語ってました。この人、イイ人だったんですよ高校生の頃は。
神奈川県警が彼の人格を腐らせた訳です。

こうゆう人は、我が組織にはいない、と仮定するのは良いでしょう。
実際、インターには居なかったでしょう。今後もそんなトロツキストはいないでしょう。

でも性犯罪は、このような確信犯・腐った組織にいて感覚が麻痺した人だけが犯すものなのか。
残念ながら、否。
・・・・・・・。
腐った組織じゃなくても、勝手に勘違いしてしまう人は出るハズ。
特徴は身近な女性に手を出してしまう事。
・・・・・・・。
やっぱり、「いい人たちの集まり」なんだと思う。私も胸をえぐられる思いなんですよ。

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まっぺんの意見に賛成 投稿者:千葉学班協  投稿日:09月27日(月)00時26分26秒

女性の同志達が多くの強姦事件について初めて(だったと思う)組織的に明らかにした
時、学班協の合宿の後(だったと思う)聞いた一人です。
その後、学生の会議でこの件が議題となり、幾度と無く討議されたけど、何人かは
「こんな事までオープンに出きるのだから、やはりわが社はすばらしい」なんて言ってたけど

中核にやられたLCのYは「こんな事が起こることからして最低、最悪なんだ」って言った。

確かに当時我々が官僚主義がはびこってる党派と言っていた党派で、これと同様の事件が
起こっていたと仮定した場合、組織的に握り潰すのではないか −という想像のもとに上記
のような「すばらしい」発言があったのかもしれない。

しかし、組織的に調査すればするほど数々の類似した事件が明らかになっていった。
”ちょっとした痴漢行為”から会社で男の上司が立場を利用して部下のOLに性的行為を
せまる −ような事と同じ事まで。出て来る出てくる。

同じ、しかも身近な専従なんかが”犯人”の一人だったこと等も明らかになると
人間不信に陥ってしまった。”あと誰なんだ”みたいになって。

JRのお偉いさんのなかには、「この問題を追求し続けると、組織が崩壊するから止めさせろ」
と言った人がいるとか。

当時、未熟な学生にとって問題が大きすぎて受け止め続けられなかった −と思う。

今では、一般の会社でも”セクハラの基準”が設けられる時代だが、皆、政治活動して
前衛を気取っても下半身の道徳的レベルはブルジョア民主主義の社会でさえ犯罪になるレベル
だったのではないか。

同じ組織に居いると”皆同じ思想、考え”を共有してる錯覚をもっていたが、この事件を
きっかけにして、実は運動至上主義でみんな価値基準がバラバラだったということが判明
したと思う。

別に革命的旧産主義を名乗っていても、一皮むけば普通の日本人だった。
性や愛や恋についても、自分が昔から持ってるままの価値基準で。
表面は革命家、中身はただの日本人の伝統的な男ってなことがバレた気がする。
自分も含めて。

その後、組織を防衛するために色々と乗り切ろうとしたとか、しないとかについては
組織から離れてしまったので分からないけど。

三里塚は戦闘の最前線なので、常に緊張し抑圧された特殊な世界の中で起きた特殊な
事件と総括してはならないし、また、そこで人間性が変質したとしてはならないし、
個人の性格、性癖としてもならないと思う。

ただこれから、何処かの組織が日本史部の資格を再び獲得しようとするのなら
組織に入ったら自動的に活動家=革命家になるというような錯覚を捨てるべきだと思う。
人間は誰しも不完全であるという前提に起ち、それまでの人生で培ってきた価値基準が
人それぞれバラバラにあると考えなければならないと思う。
分かりやすく言えば「家ではAV見てる」とか「人知れず風俗に行くとか」
「隠れてエロ本見てる」とか「個人的にはセクシーアイドルが好き」とか
色んなヤツが居るかもしれない。

昔、学生が討議した後、「俺は個人的にミニスカートに黒いストッキングの組み合わせに
エロチシズムを感じる」とマジな顔していったヤツがいたから。

前衛を称するのなら、ブルジョア社会よりずっとましな、厳しい基準(いろんな意味で)を
設けて事有るごとに教育を続けなければならないと思う。

革命家?といえども男女が共同生活したり、一緒に寝止まりする事が多いのだから
起こりうるべきことを組織は予め予期するべきだと思う。

ま〜、尊敬し信頼してた上司がセクハラだった前科があるから大変だと思うけど。

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