四トロ同窓会二次会 2000年7月24日〜26日

左翼・右翼・まじめな議論・主張・あそび・ぐち・何でも!投稿自由

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横レスで失礼しますが… 投稿者:ジェルジモルダ  投稿日: 7月26日(水)18時26分59秒

 こんにちわ、青旗さん。横レスで失礼します。
 共産党の下部組織にさんざん中傷されて、無言電話もかかってきたとの話ですが、
共産党の下部組織の中でもゴリッとした、民青に所属していたものとして、「右翼のスパイ」
「裏切り者」や「戦争主義者」などのせりふはやや、にわかには信じられない話ですねぇ…。
 拙者の場合、地区の人間を数人、三里塚に連れていったところ、三里塚に連れていくこと自体は
規約に触れるものではないので、議論を回避しながら、巧妙に排除されていきました。
 言ってしまえば、罵倒しつくすという古いスタイルではなく、もっと巧妙で
「洗練」された形で排除するというのが、現在の共産党の常套手段のような気がします。
まして、「無言電話」など法に触れることは、私の知っている範囲ではちょっと考えられません。
 そのグループは共産党ではなく、内ゲバ主義党派系のグループということは
ないですか?差し障りなければ、グループ名などを教えられる範囲でお聞きできればと
思うのですが…。世の中には右翼の街宣車を見て「共産党だ」という人も多いですしねぇ…。
また、そのようなことがあったとしても、社会体制に反対する人がみんながみんな、
そのような人たちではありませんよー。
 あと、左翼の人々の思考のしかたで言えば「戦争が起こったらどうするか」ではなく
「戦争が起きないようにするにはどうするか」です、基本的に。
戦争はある日突然起こるものではありませんよね。
 また、左翼の「愛国心」には幅があります。とゆーか、「われわれこそ真の愛国者」
などという共産党から、戦争が起こったら自国の敗北のためにたたかうという、
「レーニン主義」の立場までいろいろです。拙者は後者のほうが好きですが…。
 右翼、左翼に限らず世の中には、いろんな考えの人が、いろんな生きざまを
背負って生きています。左翼だから、このイデオロギーだから、共産党だからと、
人間をひとからげにくくるのは、いかがなものかと思います。 

  人生いろいろ、左翼もいろいろ…。

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青旗です 投稿者:青旗  投稿日: 7月26日(水)14時41分11秒

 ちゅんたさん、まっぺんさん、TAMO2さん、返事をありがとうございま
した。
青旗=夕日新聞=連合青軍です・・・(スイマセン)
 これからは青旗でやっていこうと思います。
 愛国心=天皇だとか、自民党だとかとは私は思いません。やはり、さまざまな
意味での愛国心はもっていらっしゃるようですね。
 私の考えとはまったく違うとはいえ、やはり日本のことを代えていこうと思う
のなら、愛国心が必要なんですね。
 >まっぺんさん
 なぜ共産主義が嫌いかということについて
 私は昔、ある市民団体に属しておりました。安保反対、基地撤去等を主張する団体です。
 私は、安保には反対です。それは、自国の防衛を他国に任せていいのか?とい
う観点からです。そのため、たんに「基地反対、平和」だけでは軍事を語ること
ができないと感じるようになりました。
 私が会の運営方針に異論を唱えたところ、「右翼のスパイ」「戦争主義者」
「裏切り者」と非難の嵐、無言電話等もかかるようになり、まともな議論ができる
連中(言葉が悪いですが)ではないことを知りました。
 戦争のない世の中、これは私もそう願っていますが、「戦争が起きたらどうす 
べきか」を考えなくてよいはずはありません。「地震なんてめったに起きないか
ら対策なんて立てなくていい」と言うことが許されてよいはずがありません。
 最後に、はなしががそれてしまいましたが、この団体が共産党の下部組織だっ
たことなどが反共の一因です。しかし、ほかにもあります
 ちょっと試験が始まりますので、また後日考えを述べようと思います。

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国労の現状 投稿者:ちゅんた  投稿日: 7月26日(水)13時51分34秒

実際のところ、合意賛成派と闘争継続派との割合って
どのくらいなんでしょうか?
大会があった時、どれくらいの代議員比になるんでしょうか。
全動労と動労の違いも教えて下さい。

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日本が嫌い??? 投稿者:ちゅんた  投稿日: 7月26日(水)13時36分02秒

日本を好きになること=日本に存在している社会体制を好きになるというふうに
ならなければならない理由はないでしょう。
日本が好きだからこそより良き日本を目指して進むってのも当然ありな訳でしょう。
日本革命を目指しているからといって、日本が嫌いなんだと
思われても困るんですけどね。
だいたい、ほんとに根っからの日本嫌いなら
日本に於ける革命なんて目指さないはずですよね。

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ロシア語の辞書を調べましたか? 投稿者:トロスキー  投稿日: 7月26日(水)00時53分48秒

 なるほど、そういうことですか。もっと初歩的なレベルでの質問だった
わけですね。わかりました。お答えします。
 答えはごく簡単です。普通の基本的な露和辞典にすべてこの訳語が「正
訳」として記載されています。たとえば、岩波の露和辞典。кресть
янская реформа には「(1861年の)農奴解放」と出
ています(736頁)。研究社の露和辞典も同じです。その他、どの辞典
を調べていただいてもけっこうです。
 ご納得いただけましたでしょうか?

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2.ラスト 投稿者:ザーカイ  投稿日: 7月25日(火)23時57分32秒

>結語
 ただし、そういう意味ではどこにも前衛などないということです、4トロも前衛ではない。
前衛でもなく、労組でもない。国労闘争団を支持するのはいいが、労働運動するモンなら、国鉄
闘争の何万分の一かの規模とはいえ、いくつもの妥協を踏むことがあります。
それが冷静な第3者から見れば誤った選択だったり、情況の読み違いなんて何度だってしている。
しかし、何度もいうが国鉄闘争を闘っているのは闘争団だけではない。不採用問題だって、闘争団
だけじゃなく国労全体の問題と位置付けている。だからこそ、闘争団に何らかの「解決策」「妥協案」
をもってくるのは国労本部しかない。私も4党合意案は問題だらけと思う。
しかし、ラストチャンスという考えが間違いだと言い切れるのでしょうか?まっぺんさんはもし
国労本部役員だとしたら、それを否定して、合意賛成派の多くの国労組合員を反対にもっていけ
るとでもいうのでしょうか?4トロ系国労組合員がいるにもかかわらず、そうなっていませんよ。
本部役員にはいないから?
 国労は大衆組織です。闘争団だけが国労組合員ではありません。それ以外の特に合意賛成派を
きちんと反対へとひっくりかえさないと、分裂か(闘争団切捨て)、4党合意を飲むかしかないで
すよ。「かけはし」は合意賛成派に三下り半をつきつけました。それも左派が少数派の現在に。
どうする気なんでしょう。左派の正義の御旗だけ確保したかもしれませんが…。
 国労内の合意反対派が賛成派組合員をきちんとオルグしてもう一度、闘争団・国労一体となっ
て闘って欲しいもんです。どこも内紛を誘発して欲しくないもんです。
 うちの労組も何度か、外部組織(労組内にフラクション持つ)のビラで分裂しそうになったこ
とがある。ピリピリした空気のなかでは些細なことが内部崩壊を生むこともあります。疑心暗鬼を
生む。「かけはし」のあの記事は合意賛成派役員に一票と投じてきた組合員をも敵に回す文章だ
と思います。賛成派も目にするものだとわかって書いて欲しいもんです。わたしの「かけはし」へ
の罵倒でこれだけココに波紋を起こすのですから、国労内で「かけはし」
の記事を目に通した人(賛成派支持者)たちはどう思うか・…。
その意味で、私は「かけはし」のあの記事はちっとも闘争団のためになってないし、指導せんと
する党派の記事とは思えません。
あの記事が誰に利するんでしょうか?4トロ自体だけではないですか?「左派の錦の御旗を守っ
た」って。そういう党派の論理はもう飽き飽きです。
 これ以上は繰り言になります。当方からの言い分は以上ですべてです。

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遅くなってスマンですー1 投稿者:ザーカイ  投稿日: 7月25日(火)23時56分29秒

>(1)四トロは当事者に無関係なくせに外部から無責任にヤジをとばすな!
>四トロ派にとって、国労問題は「外部の問題」ではありません。(略)また、すでに述
>べたことですが「外部の問題ではない」というのは「内部に活動家がいるから」という
>意味だけではありません。たとえ一人のシンパも国鉄労働者にいなくても、国労問題は
>「組織」を自負するものたちにとって等しく重大な問題だと思います。多くの左派にと
>っても「外部の問題」ではありません。

その通りでしょう。そしてそれゆえ、わたしも国労問題を語っている。
しかし、後述引用のようにあの記事が4トロの「事実上の中央委表明」であるとしたら
合意賛成派を「裏切り」と罵倒するスタイルはいただけません。もちろん合意賛成派の採決に
到る手順は明らかにひどいものです。しかし、それは国労内の民主主義のあり方であり、4ト
ロ=前衛は階級的に問題となる4党合意そのものを暴露し、国労臨時大会から読み取れる各
党の批判を分析する必要があったでしょう。確かにあの記事はそれも含まれていました。
 しかし、前面に出ているのは合意賛成派代議員の発言を持ってしての「罵倒」です。その点
は理解できません。それは次の問題は「国労の分裂」が待っているからです。

>(2)双方とも国労の労働者の意見である。一方の側からだけの発言をするな!
>またザーカイさんは「恫喝」という表現を使いましたね? 「今この合意案にのらなけ
>れば、また闘いがいつまでも続くぞ」と恫喝をかけているのは執行部の方ですよ。当事
>者の意志もきかず(当事者たちは闘争継続の意志を固めているのです)勝手に臨時大会
>によって闘争解体を謀ろうとしていた執行部こそ「なにさまのつもり?」というべきじ
>ゃないでしょうか?

ですから、4トロは中立である必要はないです。しかし、記事が賛成派代議員が発言するこ
と自体、疑問を投げかけていることに、わたしはクレームしているわけです。

>(3)党としての責任をもった主張をしろ! 
>しかし、「組織としての文書がすくない」からといって組織が方針も責任も放棄してし
>まっているかのような発言はまったく心外です。例えば国労問題についてはこの間毎号
>に論文が出ています。これらの論文は国鉄労働者からの投稿ですが、「かけはし」にお
>けるその扱い方を見ればだれでも「これは四トロ派の方針である」と思うでしょう。そ
>して「かけはし」編集部もその事を否定しません。「組織名による文書が出せない」事
>がすなわち「組織が責任を放棄して言い逃れをしている」という風に解釈するのはザー
>カイさんだけでしょう。
国労問題の論文は臨時大会前後よく読ませてもらいました。お陰で4党合意に注意することがで
きました。それは感謝しているし、「臨時大会を急ぐな!」は「御意」です。ではあの記事はなん
だったんでしょう?「党が小さくなって党の合意形成が困難」ゆえ「中央委表明」出せないのに、
4トロの方針として「かけはし」は否定しない???
それって4トロ支持者は許せないんじゃない?党内が執行部によって「勝手に動いている」って
ことに聞こえますが?ちょっと考えられない話ですよ。 よってわたしが
語れるのは「前衛党論」になるわけです。
>レーニン主義党組織
確かにまっぺんさんの説明で「かけはし」はじめ、多くの国のトロツキストがロシア革命時
のレーニン主義そのままではない試みをしていること、重視する点の変化がよくわかりました。
ただ、どうなんでしょう。わたしなんかはやはり前衛とは大衆を革命へと領導するわけです
から、敵の暴露、矛盾する問題の弁証法的止揚(方針の提示を含む)は必須ではないでしょう
か?敵の暴露は4トロはしていると思います。しかし、たとえばかかる状況下の国労の「分裂
は避けて欲しい」が「闘争団の闘いは勝利するまで!」という左派としてみな思う相矛盾す
る問題点に全然方針がない。それなしに賛成合意派のせいにしても、賛成派は賛成しているわ
けですから、採択したいと思うのはあたりまえです。彼らの「裏切り」のせいにするのって共産
党の選挙敗北=「謀略ビラ」みたいで、「????」です。確かに賛成派が政府・JRに荷担した
事は間違いないです。でも、分裂させない方向ではない方針がなきゃ、誰も闘えないです。こ
れは中核派でもどこでもできていないので、「かけはし」だけにいうのは酷だったですね。早々、
いい案なんかありゃこれほど労働運動が衰退していないですもんね。

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ところで青旗さん 投稿者:まっぺん  投稿日: 7月25日(火)22時09分52秒

私は、ちっともかまわないんですが、あなたのリモートホストは「ページ
のソース」をクリックすれば誰でも閲覧できます。
いずみさんも朝倉さんも、きっと気がついているでしょう。(TAMO2さんは?)

同じ大学だから同一人物とは限りませんし、別名での登場もちっともかま
いません。けれども、特に誰かとなにか問題になったあとで別名で登場す
るのは、ひとによってはいやな思いをするかもしれませんよ。気を付けてね (^^)

あ、TAMO2さん。私も「元祖」四トロ同窓会のほうで一言くらい何か発言
しようと思っていましたが、結局、見てるだけで終わってしまいました。
「社会主義のおはなし」を評価していただきましてありがとうございました〜。(^o^)/

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青旗さんへ 投稿者:まっぺん  投稿日: 7月25日(火)21時43分48秒

はじめまして。ここの管理人をしている“まっぺん”ともうします。どう
ぞよろしく。
まじめな投稿ならどんな投稿でも歓迎です。また、おふざけでも他の人た
ちに迷惑にならないなら全然構いません。心配しないで、なんでも書いて
くださいね。

この国がきらいかどうか、というのは「愛国心」のことをさしているので
しょうか? 「愛国心」という時、よく出されるのは、この国の自然で
す。美しい山々、どこまでもひろがる平野、鳥や動物達が生息し、また四
季おりおり、自然の風景も変化します。私はこの国の自然を愛します。し
かし、“自然”いいかえれば“国土”とは「国家」を構成する要素の一部
にすぎません。

別な面からこの国を見てみましょう。この国の主人は誰であるか、という
事です。すでに終戦後の平和憲法によって主権は天皇ではなく国民にある
ことが宣言されました。わたしはこの事はまったく正しいと思います。ま
た国民は本来平等な権利をもち、最低限、人間らしく射きる権利があると
きめられました。ところがどうでしょう。ある人は豊かに暮らし、ある人
は貧しい暮らしをしています。それは“能力の差によるので、しかたの無
いこと”なのでしょうか? 違います。日本の経済力を高めるために機能
してきた「資本主義」という経済システムは、一方では合理的な生産力の
追求により大量生産を可能にし、富を豊かにつくりだしましたが、他方で
は極めて不公平なシステムでもある為に、一部の人にしか富がゆきわたら
ないからです。近年ではこのシステムは「グローバリゼーション」とい
う、もっとひどい方法が開発されたことにより、ますます多くの人々を不
幸にしています。

10年まえ、平均的な社長と社員の給料の差はおよそ30倍くらいだった
そうです。ところが現在ではその差は400倍以上に開いています。社長
と社員って、そんなに能力の差があるものなのでしょうか? このところ
大型の倒産があいついでいますね。会社が倒産するという事は、そこに働
く多くのひとが収入のあてが無くなってしまう事です。もし次の職場をす
ぐに見つけなければ生活が苦しくなります。そごうの社長は倒産によって
多くの従業員をそんな目に遭わせておきながら、自分は何億円もの給与を
得ています。これが資本主義の分配のシステムなのです。

おかしいとおもいませんか? 「競争がまったくない方がいい」とは思い
ません。しかし、これはもう“バクチ”です。われわれ国民は全員が好む
と好まざるとにかかわらず「カジノゲーム」をさせられているようなもの
です。これはほんの一部の人を喜ばせ、大多数の人々を不幸にする経済シ
ステムなのです。わたしはこのような社会のあり方に反対です。だから、
人々がもっと平等に、そしてもっと多くの人々と共同して喜びを分かち合
えるような社会を求めるのです。それを“共産社会”といいます。まだ人
類の誰も見たことがない社会形態ですが、いつかそのような社会をつくる
ことによって、少なくとも現在、多くの人々が味わっているような不幸の
うちかなり大きな部分が取り除かれると信じています。

青旗さんに質問です。なぜ共産主義がきらいなのですか?(^^)

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青い鳥さんへ 投稿者:まっぺん  投稿日: 7月25日(火)21時01分15秒

>まっぺんさん。ごめんなさい。
> 今日はもう7月24日でしたね。
・・・っていうのは? 何のこと?

あ! ザーカイさんとの議論の事ですか? もしかして。そーいえば、23日すぎましたね。(^^)
まあ、議論というのは双方がやる気になった時だけ成立するので、
彼が登場して、討論するのはちっとも構いません。あるいはそのまま議論
が消えてしまっても別にいいですし。成り行きにまかせましょう。(^^)
去る者は追わず、来る者はこばまず、で行きたいと思います。

おお! ちょうどよい。一応、先々週の私の主張のまとめをもういちど簡単にかいておきます。

ザーカイさんの主張はみっつに分類できる。
(1)四トロは国労の闘争には無関係なくせに、外部から無責任に煽っているだけである
(2)労組内部の主要な二つの主張のうち一方だけを強硬に主張するべきではない
(3)党としての責任ある主張をするべきである

これに対する私の意見は、
(1)については全く論外です。
四トロが国鉄の運動に無関係ではない、という事と、たとえ無関係であっても“党”をめざす組織ならば
こうした重要な闘争についてはっきりとした主張に基づいて積極的に介入するべきだからです。

(2)については事実経過を見て判断するべきであるという事です。
「4党合意に屈服するのかいなか」が問われているのに「両方の意見をよく聞いて」などというのは
労働者の闘争についてまったく主体性の無い態度です。

(2)と(3)とは矛盾する主張です。「両方の意見を尊重して」しかも
「断固とした鮮明な方針を主張する」などということがあり得ないのは明確です。
なお、ザーカイさん自身も、妥協に対しては拒否するべきと言っているように思えるので
かれ自身のなかに矛盾を感じるんですが・・・・?

(3)については、「レーニン主義党組織論」との関係でちょっと書きましたが
現在の新時代社は「中央委員会」とか「書記局」とかの名前で声明を出すには
組織が弱体なのだろう、と私は想像しています。しかしまた、かつての「レーニン主義」
的な組織論を四トロも含む多くの党派は放棄しています。
しかし、だからといって四トロ派がみずからの責任を放棄して「ぼくじゃないよ、A君が
いったんだよ」というような人任せな態度をはたしてしているのかどうか、
事実に基づいて批判をして欲しい。

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嫌いじゃないですが 投稿者:TAMO2@電脳突破党党遊  投稿日: 7月25日(火)20時59分40秒

>青旗さん
 生まれた国は選べません。全てが嫌い、というわけではないです。ただ、嫌いな
点も多々あります。要は、それを変革したい、ということです。

 小生は、この国を現在支配している「国家」なるものに、絶望的な感情しかあり
ません。よって、革命を志向しています。それは、決して広い意味での愛国心と矛
盾するものではありません。

 幕府に絶望した志士は、どのような意味で「国賊」でしょうか?

>chuntaさん
 御無沙汰しております。確かに、曖昧です。現在、御質問に答えるべく、さざなみ
通信宛ての文章を書いております。返答は、それで行ないます。

 では。

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黒田清さん・日本共産党・部落差別問題、そして統一戦線を考える(1) 投稿者:
コマンダンテ戸田  投稿日: 7月25日(火)20時31分27秒

気骨のジャーナリスト=黒田清さんの死に触れて。(関連書き込み、ヒゲ-戸田
HP掲示板に他にもあります。よかったらご覧下さい)
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 ここ10年くらい黒田清さんと言えば、一般的には「日本共産党を応援する文化人」
と見なされているだろう。(以下、日本共産党は単に「共産党」と略する)
 ご本人も共産党支持を公言して「私は半分共産党という意味で「半共」です」、と特
にこの2〜3年は言っていた。
 しかしその黒田さんに、共産党とどうしても認識の違う重大な問題がひとつあったこ
とを知っている人は少ない。共産党側はもちろん両者の違いの存在を公表しないから、
共産党支持者の人々は当然それに気が付かないし(つまり黒田さんは共産党の主張に全
面賛成と誤解したまま)、一般の人々もそこまで突っ込んで考えないから気が付かない
できていることがある。
 それが部落差別問題に対する捉え方なのである。
 黒田さんは共産党の主張する「部落差別は解消されつつある。解同(部落解放同盟)
こそが差別を助長している」という「反同和論」には決して組みすることがなかった。
同時にまた、この問題での認識の不一致について、公に論ずることはしなかった。

 そのことに戸田が気づいたのは、96年の京都府知事選挙で、新聞赤旗全面を使った
共産党候補者と黒田さんとの対談記事を見た時だった。京都は特に同和政策に絡む問題
がいろんな意味で多い所で、共産党はいつものように同和攻撃宣伝を盛んに行っていた
のだが、なんと黒田さんとの対談では共産党の主要政策のひとつであるはずの同和問題
に全く触れていないのだ。京都の多くの良心的活動家をして、「共産党があのエゲツな
い同和攻撃を控えてくれたら共産党候補支持に踏み切れるのになぁ」と嘆かせていた
「重要課題」が黒田さんとの対談の場合だけ消えている、というこの事実!
 それから注意して赤旗を調べてみると、黒田さんとの対談ではどこでも同和問題がい
っさい出されていないことがはっきり判った。
 黒田さん自身は反差別をはっきりと掲げて部落差別問題に向き合い、報道でも取り上
げ、解放同盟はじめ同和行政や反差別の運動方面との交流も多い人である。

☆ここから判断されるのはただひとつ。部落差別問題について、黒田さんと共産党との
間に大きな認識の違いがあること、しかしそれを公然論議化させないことや、共産党の
宣伝媒体に黒田さんが載る時はこの問題に触れないこと、についての双方の了解が存在
した、という「確かな推論」である。
                 ・・・・・・・以下、(2)に続く

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黒田清さん・日本共産党・部落差別問題、そして統一戦線を考える(2) 投稿者:
コマンダンテ戸田  投稿日: 7月25日(火)20時28分19秒

 思うに黒田さんは、大局的に見て共産党を(いろいろ問題はあるにせよ)伸ばしてい
くことが大事だと考えたのだろう。
 それが軍国教育を受け敗戦時14歳、焼け跡闇市を体験して朝鮮戦争時代に新聞社に入
り35年、市井のドロくささの中で叩き上げてきた庶民派ジャーナリストならではの、
「前衛神話崩壊(60年安保)」以降の左翼運動や反差別運動から直に社会運動に入った
人や「ヤメ共」的な体験の人(=共産党への批判や恨み節が先に立ってしまうタイプの
人)とは違う、黒田さんの政治的判断だったのだと思う。
 共産党との認識の違う部分について、「小異を残して大同につく」大同団結の精神と、
公に論議すれば必ず共産党叩きの反動勢力に利用されてしまう不利がはるかに大きい、
という判断で対処していたのだろう。 
 この問題について、戸田はずっと黒田さんに聞いてみたいと思ってきたが、切り出す
機会を作れないままに、遠い所に逝かれてしまって果たせなくなったことが残念だ。

 ささやかな例だが、97年6月の門真市長選挙で元共産党市議の候補を推す「住みよ
い門真市政をつくる会」に戸田が参加した時、赤旗の黒田さん対談記事の例も持ち出し
て、当初の政策案にあった「差別を持ち込む解放教育をやめさせる」、という項目に異
議を唱えた結果、「いじめや差別を持ち込むかたよった教育をなくする」という文言に
変えてもらったこともあった。(門真の共産党勢力もそれを受け入れてくれた)
 また97年・98年の学童保育の市民集会で、従来の共産党勢力の他に(共産党と犬猿
の仲だった)連帯ユニオンや、社民党勢力も参加できてより幅広い結集を図れたのも、
「黒田さんの賛同」という旗印があったればこそできたことだと思う。

@共産党ほか様々な立場性を持つ左翼勢力・社民勢力・市民住民運動・労働運動・農民
 漁民運動・・・が護憲平和・自治・共生の幅広い統一戦線を地域に根ざして形成して
 いくことこそが日本社会を良くして行く途だと、戸田は確信しているが、その「肝い
 り役」の1人として、黒田さんへの社会的な期待は大きかったと思う。
 それは、有り体に言えば、共産党とそれ以外の左派勢力・市民運動勢力の間の大きな
 障壁のひとつとして差別問題の認識があり、この障壁を溶解するか留保して共闘する
 作風をつくらない限り、幅広い統一戦線は形成できないのが日本の現状だからだ。
  ある意味では「これから」、という社会状況の中での他界だった。
 つくづく惜しい人を亡くしてしまった、と思わざるを得ない。ご冥福を祈ります。

http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/index.htm

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トロスキーさんへ質問3 投稿者:北上  投稿日: 7月25日(火)18時08分21秒

どうも回答をいただいた気になれません。
藤井訳で「農民改革」と訳されているロシア語の原語の訳語が「農奴解放」でなければ
ならないというその根拠をうかがいたかったのですが。
 なにかの辞典・事典にでもそうでているのですか? たとえば、歴史学事典とかに?
それが「旧来の定訳」であるということは、どんな文献を見ればわかりますか?
 重ねてお尋ねします。

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教えてください 投稿者:青旗  投稿日: 7月25日(火)14時41分49秒

投稿自由って書いてあったので投稿しました。
皆さんって、日本が嫌いなんですか?まじめに
聞いています。私は共産主義は反対ですが、ま
じめな議論をしたいっす。

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外来語の使い方 投稿者:トロスキー  投稿日: 7月25日(火)02時42分56秒

 藤井訳を読んでいてときどき奇妙に思うのは、常識的と思われる外来語
を使用せず、あまり常識的とは思えない外来語を使用していることです。
たとえば、第6章の表題は「君主制のアゴニー」です。「アゴニー」って
いう外来語って、一般的ですか? これは、「死の苦悶」という定訳があ
って、有名な「過渡的綱領」も、「資本主義の死の苦悶と第四インターナ
ショナルの任務」です。しかし、藤井氏はなぜかこの定訳を使用せず、
「アゴニー」というよくわからない外来語を使用しています。
 他方で、9章の表題は「二月革命の不思議」となっています。これは原
文を素直に訳すと「二月革命のパラドクス」です。私の理解では、「パラ
ドクス」はすでに日本語になっている外来語だと思います。しかしなぜ
か、この外来語を使用せず「不思議」というまさに「不思議」な訳語をあ
てています。もしどうしても「パラドクス」を訳したいのなら、普通は
「逆説」と訳します。しかしなぜか、「不思議」という平板で不正確な訳
語を選んでいる。2月革命は単に「不思議」なのではなく、「逆説的」な
のです。どうしてわざわざ「不思議」などという的外れな訳語を選んだの
か、私にはまったく理解できません。
 同じような外来語のおかしな使い方は他にも見られます。たとえば、1
98頁にイギリスの支配層の話をする中で「寄生的なランドロード層」と
出てきます。「ランドロード」というのは、定着した外来語でしょうか?
 普通は「寄生的な地主層」とか、簡単に「寄生地主層」と訳すのではな
いでしょうか?

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結局… 投稿者:青い鳥  投稿日: 7月24日(月)23時49分33秒

まっぺんさん。ごめんなさい。
今日はもう7月24日でしたね。

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無題 投稿者:chunta  投稿日: 7月24日(月)13時49分38秒

>「かけはし」といえば・・・
満井さんの書き方を見ていると、何か共産党内左派が実体的に存在してい
るかのような
錯覚を起こさせてしまうように思われます。
しかし実際には、組織的には存在していないわけでしょう。
どうするつもりなんでしょうか?
>Re:レーニン主義
どうも結論が玉虫色な感じがしますね。
レーニンの思想のいったいどこが、現代でも通用するのかを
明らかにしてほしいものです。
それが明らかにならない限りにおいては
レーニンを切り捨てても、何ら問題はないはずです。

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心底から震え上がるホラー… 投稿者:ジェルジモルダ  投稿日: 7月24日(月)11
時18分32秒

 …暑いですね。…議論は熱いですね…(笑)。
なんの気なしに読んだら、心底から恐ろしくなりました…。
 熱帯夜に熟読すれば、暑さなど裸足で逃げ出します…。
 中と下も一気にお読みになることをお薦めします…。
 
 しかし、現実を越えるフィクションなど、現代ではありえませんな。
げに恐ろしきは人間…。 

http://www.jrcl.net/web/pk442.html

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業務連絡 投稿者:まっぺん  投稿日: 7月24日(月)09時19分30秒

アラブ復交社会党さんの要望により3つのうち2つ投稿を消しました。

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質問にお答えします 投稿者:トロスキー  投稿日: 7月24日(月)02時40分34秒

 質問の1については、すでに別の方が回答されておりますので、私も同
じ意見です。たとえば、アメリカ史において 1861年の civil war
というの文章があれば、それは当然、「内戦」とか「内乱」」とかではな
く、「南北戦争」と訳さなければなりません。また、chinese wall とく
れば、「中国の壁」ではなく、「万里の長城」と訳さなければなりませ
ん。1920年代の japanese earthquake とくれば、「日本の地震」と
訳してはならず、「関東大震災」と訳さなければなりません。
 質問2についてですが、私が、藤井氏はその歴史的ターム(ロシア語)
を知らなかったのではないかと推測した理由は、その『ロシア革命史』の
中では、旧来の定訳と異なる訳語を当てた場合には必ず、訳注を入れて、
新しい訳語を当てた理由について説明しているからです。たとえば、従来
「近衛」と訳されている単語を「精鋭」と藤井氏は訳しています。藤井氏
はそこに訳注をつけて、必ずしも皇室の防衛にあたっていたわけではない
から、「近衛」と訳すのは不正確であり、したがってもっと一般的な「精
鋭」にしたと注記しています。
 このように藤井氏は旧来の一般的な定訳に対しても非常に慎重なので、
「農奴解放」という訳語に異論があるのなら、必ず訳注をつけたと思いま
す。しかし、そのような訳注がまったくついていないので、私は、おそら
く「農奴解放」と訳されているロシア語の歴史的タームに気づかなかった
のだろうと推論したわけです。
 ただ、北川さんに言っておきますが、藤井訳には誤訳は多々あります
が、多くの点で山西訳よりも改善されています。したがって、買って読む
価値なしとは思いません。私がお勧めするのは、藤井訳を読んで疑問に思
ったところを、山西訳で確認するという方法です。おおむね、藤井さんの
誤っている部分は、山西訳では正しいので、このやり方は、それなりに有
効と思います。
 私の書きこみが、あまりに手厳しかったので、藤井訳の価値を実際より
も低く印象づけてしまったかもしれません。もしそうであればお詫びしま
す(個人的には、ケーレンスキーというような表記法に非常にかちんとき
たので、かなり感情的な書きこみになったかもしれません)。最初にお断
りしたように、山西訳にあった多くの誤訳が改善されており、その点では
非常に意義のある訳業です。
 ただし、ロシア語専門家としての落とし穴や、第三者が点検しなかった
ために生じているケアレスミス(「農奴解放」はその一例だと思いま
す)、トロツキーの思想に対する理解の不十分さからくる種々の不適訳な
どは残っています。できれば、2刷で重要な誤りの部分を訂正していただ
ければ、全体として非常に素晴らしい翻訳になると思います。

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