四トロ同窓会二次会 2000年11月1日〜5日

まじめな議論・主張・あそび・ぐち・何でも!自由に投稿してください。
投稿内容は「赤色土竜新聞」に掲載される事もあります。

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すると菅孝行氏も 投稿者:二酔会  投稿日:11月 5日(日)23時43分40秒

むかーし、むかし。私が高校生のころ、菅氏にハマったことがあります。現代書館から出版されている菅孝行著『フォービギナーズ 天皇制』の古代史の記述は吉田説にのっとって書かれており、古代史にさして関心のない私は、この説に疑いをもたないまま今まできてしまいました。もちろん、この『天皇制』の参考文献として、吉田氏の『失われた九州王朝』『邪馬台国はなかった』『盗まれた神話』の3点が挙げられています。天皇制に造詣が深いはずの菅氏も吉田説のトンデモぶりに気付かなかったのかな?

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古田武彦氏 投稿者:アラブ復興社会党  投稿日:11月 5日(日)22時44分27秒

 確かに「失われた九州王朝」(現在朝日文庫、昔は角川文庫にはいっていました)に見られる斬新な発想はユニークなものがあります。 ただ、その続編とも言うべき「盗まれた神話」(これも朝日文庫)を読んでいただければわかると思いますが、この人は決して「実証主義的な考え方」ができる人ではありません。(彼の本業は親鸞等の研究です。)(考古学等の成果を本当に恣意的に自分に都合の良い解釈を施していますが。) 「小説家」としての彼は絶賛しますが、歴史研究者としてははっきりトンデモと言いきって良いと思います。 彼は主観的には徹底的な反天皇主義者ですが、神武天皇の実在を信じており、その宮崎から畿内に入った「神武東征」も実話であると主張しています。(さすがに弥生期の話としていますが。)(これを否定した戦後史学の主流に対しては、「神武は残酷な手段で畿内の人たちを不法に蹂躙した征服者である。 この暴挙の存在を否定する戦後史学の主流は天皇家の残虐さを隠蔽・希薄化しようとしている。」と糾弾しています。 「盗まれた神話」)何か、革マル派の謀略論を聞いているような気がするのは私だけでしょうか。 ちなみに、最近は青森県の故和田喜八郎氏が作成した偽書である「東日流外三郡誌」(失われた東北王朝・蝦夷反朝録とでも言うべき内容、「緑の党」推奨で江戸時代に各地の資料を集めて編纂したはずだが、ビッグ・バン、民活、「天は人のうえに人を作らず」、光年などが出てくる。)を真実の歴史を描いた本として持ち上げ、安本美典のようなタカ派の物書きから「左翼の歴史研究がいかに出鱈目か」(彼らは戦後の歴史教育がいかに出鱈目かに話をつなげたい)の好材料として取り上げられています。 私にとっては「緑の党」的左翼歴史家とうつっています。

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ポル・ポト派一部擁護 投稿者:アラブ復興社会党  投稿日:11月 5日(日)22時12分36秒

 私は、ベトナムによるカンボジア侵略はやはり悪だと考えています。 
少しインドシナの歴史を遡れば、ホーチミン(サイゴン)を含むメコン川下流は18Cまではクメール人の天下であったことを想起すべきでしょう。 つまり、ここ500年ほどはベトナムの民族的膨張によりクメール人の住むところが圧迫されてきた歴史なのです。(ある意味、和人が北海道(アイヌ・モシリ)をアイヌから奪って行った歴史に似ています。) 私は決して、ベトナムは「社会主義的動機」に基づいてカンボジアに侵攻したのではなく、「あまりにひどい暴政を行っていた」ポル・ポト政権であったために「善」と評価される余地が生まれたにすぎないものだと思っています。(ある意味比肩すべきなのは日本による満州国建国、あるいは「北朝鮮で暴政を振るう金王朝打倒」として日本の自衛隊が食糧援助込みで出兵するようなものでしょうか? )
 それに、ポル・ポトのやったことは当然に批判され、裁かれなければなりませんが、彼らが何を目指そうとしていたのか。 こういう悲惨な結果はどうしたら避けられたのかは真面目に検討する必要があります。(「スターリンの誤り」は避けられなかったのかを検討するのと同様に)

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初体験 投稿者:黎  投稿日:11月 5日(日)21時59分22秒

地域労組として初めて労働相談があり、地域労組として初めて団体交渉を行いました。

5月と8月に労働災害を受けて休業中にも関わらず、解雇通告を受けたというものです。
解雇の理由は、「労働災害の責任は全て自己責任であり会社に責任はない。度々事故を起こす者を会社に置いておくわけには行かない。」ということでした。
私たちは、ただちに組合加盟手続きを行い、会社側に組合員通知と団体交渉の要求を行いました。
日を改めた団体交渉では、
休業期間中の解雇であること・労働災害を解雇の理由にしていること・労災事故が連続して発生した職場環境を改善していないこと・などを追求し、職場復帰を前提とした検討を会社側が行うことを要求しました。職場復帰の確認は会社として再度検討すると言うことでしたが、休業期間中の解雇はないことを確約させました。

自分たちだけでやるのは初めてだったので、ドキドキものでしたがなんとかできました。
今後も、働く者のために取り組んでいきたいと思います。
また、取り組みの経過で、労働基準監督署との交渉も行いましたが、監督署のあり方とか、労災保険のあり方などに様々な問題があることを痛感しました。

>みなさん
来週は、東峰に行くのですか? 私は何とか時間を作って行くつもりです。
やっぱり原点ですから・・・。

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無題 投稿者:chunta  投稿日:11月 5日(日)21時46分24秒

>ブッシュもゴアも資本主義のイヌです!
心配しているわけじゃないんですが、大統領というただ一つの座を
争う場合は、よりましな選択肢を選ぶという手もあるのかな?と思って 
聞いてみたんです。個人的には、共和党と民主党との間に
そんなに差異があるようには思われないんですけどね。

>ちょっと話はずれますが…   
あまり関係ないかもしれませんが
僕は古田武彦の本が結構面白く読んだりしたんだけど
あの人とかは考古学とは関係ないんでしょうか?

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考古学考 投稿者:アラブ復興社会党  投稿日:11月 5日(日)21時40分32秒

 別に、私も詳しいというわけではありませんが一言。 日本では遺跡全体からすれば旧石器時代の遺跡は絶対数も発掘例も少なく(考古学者でも西日本では弥生・古墳時代、東日本では縄文時代を主たる専門分野としてやっている人が大半でしょう。)、当然探求者も少ないという事情も反映していたと思われます。(多くの人がやっている分野ではかなりの人が不審点に気づくため山師的な人物が「成果」をねつ造できる可能性は低い。)
 それに、戦前の皇国史観に代表される神話的歴史観に対しては津田左右吉から、戦後井上光貞・直木孝二郎らに引き継がれた文献学のうえからの実証的研究とともに、遺跡・遺物から当時の生活・生産様式を探求し、文化・社会体制の探求に向かうという実に「唯物論」的な考古学の成果も「歴史教育の民主化」に貢献したことは疑いありません。 例えば、「B.C.660年の縄文時代に神武天皇が存在したはずはない。」(国家が成立しうるようになったのは、米作が一般化した弥生期からである。)ということが一般に受け入れられるようになったのは考古学の成果抜きには考えられません。
 私も難しい本は知りませんが、1970年代までの、考古学・人類学の「研究史」とその成果については「講談社現代新書265」樋口隆康著の「日本人はどこから来たか」が安価に手にできる好著と思います。

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むろん四トロの戦略の有効性は前提として、です(^^) 投稿者:なおちゃん  投稿日:11月 5日(日)21時23分43秒

 まっぺんさん、
 むろん、ブルジョワの覇権主義的な国際戦略を 赤軍派インターナショナルのみによって
 覆そうというのは 非現実的な空論であるわけですが、
 それでもなお、左派による軍事的な国際連帯には意義があるのではないでしょうか。
 
 反体制集団は、オスマン=トルコ時代のハイドゥク(ブルガリアの山賊)から
 今世紀の三里塚にいたるまで、強制改宗から強制代執行にいたるまで、
 権力に過酷な仕打ちを受ける人民のかかえる
「だれも援助してくれない」「より頼む人がいない」問題に、彼らの対峙する権力に
 立ち向かってきました。ほかでもなく、それが反体制の存在意義であるからです。
 赤軍派インター(ってできればだけど)は その役割を率先して担うべきとおもうのですよ。
 
 たしかに帝国主義的な傾向とは 長期にわたる政治的戦いを継続せねばならず
 それが革命的状況を こちらに優位なかたちで形成してくのですが
 並行して、世界各地での軍事的な連帯を可能ならしめる方式も
 模索する必要があるでしょう。
 革命にせよなんにせよ、単一のシステムや動因で成立してはいないのだから。

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紅葉ドライブのついでに・・・ 投稿者:黎  投稿日:11月 5日(日)20時10分31秒

草野心平記念館にいってきました。
このような記念館は、遺品の陳列とかが主になりやすいものですが、
草野心平記念館は、陳列物は非常に少なく業績の紹介などもありません。
(彼が経営した「火の車」という居酒屋のセットはありましたが・・・。)
数十編の彼の詩が、一つ一つゆっくり鑑賞できるように紹介されているだけです。
草野心平の肉声による8編の朗読コーナーも有りました。
一日中何時間でも其処にいたくなる特異な空間で、とても気に入りました。
それにしても、レッドモール党書記長の紹介で草野心平を再認識した私ですが、
「第百階級」をはじめとした戦前の詩にしか感銘を受けないと言うのは、
貧しい感受性かトラウマのなせる技か・・・・・。

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革命的潮流の勝利\(^o^)/ 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 5日(日)20時09分35秒

一昨日「国際革命文庫」4「ベトナム革命と世界革命」を公開しましたが、本日その7番目まで公開しました。
なんと! 7番目の論文は、あの感動的なニャンザン論文「革命的潮流の勝利」です!!
ずっと探してたのに、こんなに身近かにあったなんて・・・

ちょうど相模原補給廠ゲート前の闘争のころニクソンが中国・ソ連に乗り込んで直接会談をしましたが、これによってベトナムを孤立させようと企んだのは明かです。これに対してベトナム労働党新聞「ニャンザン」は中ソに対する婉曲な批判をしたのが、この論文です。
「・・・・しかし、もしも自国のせまい利益から出発して、もっとも反動的な勢力が危険な打撃を受けるのをまぬがれるのに手をかすならば、それはおぼれる強盗に浮き袋を投げあたえるようなものであり、敵に有利で革命に不利な悪質な 妥協である。」(6)
「・・・一国の革命の勝利は終点ではなく、世界的規模での共産主義の勝利の長い旅程のはじまりにすぎない。社会主義と共産主義は、封建制度と資本主義よりも何万倍もよい。資本主義的民族主義と民族利己主義に比べると、プロレタリア国際主義は光とやみのちがいである。革命の道はかおり高い草花にみちている。日和見主義は悪臭にみちた泥沼である。われわれ共産主義者は革命を堅持しなければならず、妥協してはならない。」
(7)

まっぺんはこの論文を相模原で立て看板にかきました。今でも感動する文章です!!
因みに2番目はチェ・ゲバラの、これも有名な「ふたつ、みっつ、数多くのベトナムを!」です。読んでね(*^-^*)

http://www1.neweb.ne.jp/wa/redmole/web/bunko/04/bunko0407.html

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馬おじさん 投稿者:ちょっと話はずれますが…  投稿日:11月 5日(日)17時25分48秒

 ええと、まっぺんさんとか、ここにこられる人と論争しようというわけではありません。
 昔、全共闘運動はなやかなりしころ、日本の考古学という領域のなかで、考古学の意味を考えようという闘争がありました。日本考古学闘争委員会連合、略称『考闘委』といいますが(当時発刊していた機関紙が『プロレタリア考古』略称『プロ考』です)、日本の各大学の考古学研究会や学部のなかの考古学教室の人達が結集していました。ま、特殊考古学領域の話ですので、あまり問題にもならなかったわけですが。
 で、簡単に言うと、私はそうした領域で、第四インターの人達をみたことがありません。中核派はいつものごとく、革命的労働運動という範疇でいっていましたが、考古学が日本の現実の中でどういう意味をもつのかとか、日本の歴史を考えるとはどういうことかとか、そういう領域で、第四インターというものの姿を見たことがないのです。ブント系、特に地域闘争派、自立派は沢山いましたが。これは今も変わりません。もしかすると太田竜の右旋回は、そうしたことの欠如の上で起きたことなのではないかと私は考えています。今、ここでも、やたらロシア革命のことには詳しいが、日本の、この国の具体的歴史ということになれば、さて、どうでしょう。
 これは極論ですが、日本の歴史をどう見るのかという視点がなければ、中国をどうこう、カンボジアをどうこう言う前に、すでに終わっていると思っています。少なくとも日本の考古学はたしかに腐っていたり、どうしようもなかったりしてはいますけれども、そんな中で確かに積みかさめてこられたものはあります。それは森浩一や、和島誠一とか近藤義郎とかの業績などに明確で、文学好きな人は松本清張の諸作(『石の骨』等)を思いだすかもしれません。
 ここで言いたかったことは、日本で、この国で、この国をどうにかしようと考えるならば、この国の歴史を、或いは歴史的体質ということを考えても損はないということです。ブルジョア歴史学者ではなく、民衆史観に立った歴史が、つまり、私たちの歴史が必要なのではないでしょうか。だから、専門家にまかせてはいけないのだと、私は思います、専門家の業績はしっかり学び、ある意味では利用して、そして、もっとも必要なのは、私たち自身が、どう歴史に学ぶということなのではないでしゅうか。
 この意味で、私は第四インターの諸君、もっと言えば革共同の諸君に立ち遅れを感じます。ブント系ははいてすてるほどいるのですが。せっかく網野さんとか、沖浦さんとかおられるのですから、そういうことも考えてほしいと思ったりしています。で、お聞きしたいのですが、そういう領域に第四インターの、あるいは第四インターの思想の系譜を受け継ぐ歴史家とか、思想家とかおられるのでしょうか。私は寡聞にして、知らないもので、ご教授願えれば幸いです。すぐ読んでみますので。

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追加補足 投稿者:noiz  投稿日:11月 5日(日)16時51分00秒

関連する情報リソースの一つです.
10/3の大統領候補者討論 (於ボストン) に対する抗議行動の様子が写真で確認できます.

http://www.geocities.com/unhdisney3/o3/

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直接行動という意思表示 投稿者:noiz  投稿日:11月 5日(日)16時28分23秒

あっ無理矢理そういう話題を書いてると思われるかな? (^^;;

北米地域の NGO は民主党支持が多数派を占めるようですが
なかには民主・共和のどちらも支持しないという勢力も
ぼつぼつ大きなくなってきていますね.そのうちラルフ・ネーダー
のようなグリーン・コンシューマリズムの旗手を支持するものもあれば,
選挙そのものを支持しない意志を明確にしているグループもあります.
いずれにしてもいわゆるダイレクトアクションがポリシーの一つとして
数えることができるのではないかなあと思っています.

先の反資本主義のプラハ行動は記憶に新しいと思いますが,
去年のシアトルにおける直接行動による示威も,ここのところの
「直接民主主義」の広がりの指標としても受け止められるのではないでしょうか.
ちなみに今年の4月にはワシントンDCで1万人がIMD/WB反対行動に集結して
ました.
(1万人という数はCNNのもの)

こうしたある意味「素朴な直接行動」からその先をどうするのかということも
含めてぼくにはとても興味深い動きです.已然こちらの掲示板でプラハ行動に
際しての「トロツキスト」のアピールが紹介されてましたけど,「その先」を
どうにかしたくてコミュニスト (多分ほとんどトロツキスト) やアナキストが
潜り込んでいるのが見えてくるので,手前勝手にワクワクしています (野次馬です ^^;;)

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現代の「ピルトダウン事件」(^^) 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 5日(日)12時14分11秒

日本でもついに考古学上の重大詐欺事件が発覚したわけですね。
しかもソノすじでは権威ある副理事長がかかわっていたそうな。

それで思い出した「あけぼの原人事件」のはなし。
イギリスの考古学教授が発見した原人の骨が当時世界的センセーションを巻き起こしたが、
実は人間の頭蓋骨にサルのアゴを組み合わせたもので、学生のイタズラであることが
あとから判明したというもの。
当時の人種差別的意識も、この問題を大きくする理由となったといわれています。

考古学に詳しい「某同志」に解説を期待します。\(^o^)

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ブッシュもゴアも資本主義のイヌです! 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 5日(日)11時42分04秒

chuntaさんの心配は「ゴアが落選するんではないか」ということですか?
たとえば日本で「自民党と民主党が上位2党」状態になったら、どうしたらいいと思いますか?
左派候補を応援すると自民党に有利になるから、左派の立候補に反対して民主党を応援した方がいいでしょうか?

民主党は自民党と比べるといろいろ革新的な政策を提案していますし、菅直人党首・厚生大臣時代にも薬害エイズの問題で、自民党ならやらないかも知れないところまで踏み込んだ方針をとりましたね。
しかし、それだからといって民主党にはなんの幻想もいだくべきではない、とまっぺんは思います。

アメリカ民主党も日本民主党もしょせん、そのロバの背中にはブルジョアジーが乗っているにすぎない、とまっぺんは思う。

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RE:第五インター 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 5日(日)11時23分22秒

>田舎の赤爺さん
ブント派テントが隣でなかったのは覚えています。相模原にかなり早くから行動を開始していた四トロ派テントはわりにゲートに近い、社会党のすぐそばだったんじゃないかなー。そして同じ通り沿いのグリーンが切れる角にブント派テントがあったように記憶しています。あの看板書いてたのは赤爺さんでしたかぁ〜! それなら私はあなたにお会いしてますよ。ブントの青年がそこでツチカマに5の字を書いている、まさにそのとき後ろに立って眺めていたのが私です。お互いに“ニヤリ”と含み笑いを交わしましたね、あの時。\(#^-^#)

なお、第四インターが「コミンテルンに対する左翼反対派」(裏共産同掲示板)から出発したのは事実です。最初トロツキーは「合同左翼反対派」を結成してスターリンに対抗した訳ですから。しかし、「反スターリン主義のインターナショナル」というのは事実と違います。それは島さんの認識ちがい、というかトロツキズムを理解してなかったというしかありません。トロツキズムは「反スターリン主義」ではありません。同じ「革共同」でも、まさにそこが全国委員会派と我々との根本的な、綱領にかかわるちがいです。

>赤軍派インターナショナル
なおちゃん、おひさです。左派系国際連帯行動はいくつかあります。もちろん第四インターが一番おおきくて意識的だとおもいますが。赤軍派がめざしたのは各国極左派を結ぶ「同時多発ゲリラ」以上のものではなく、帝国主義打倒の戦略としてはあまりに短絡的でした。短気をおこさず、ねばり強く国際連帯を求めるべきだったのになぁ〜・・・・
インターナショナル規約では今年第15回大会が開かれるはずだけど、まだ新時代社も労働者の力派も(両者は日本のオブザーバー)何にも言ってないところをみると、遅れてるようです。

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いんぐ(^^) 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 5日(日)10時43分50秒

TAMO2さん、ご指摘ありがとうございます。うっかりしてました。
メールを削除し、あらためて掲載し直しました。

………………………………………………………………………………
はじめまして。
イング・ネットワークと申します。
現代資本主義の「新しい、より高度な社会」への移行、
環境問題や平和の問題etcを追究、追求しているグループです。
このたびホームページを開設いたしました。
アドレスは、
http://homepage2.nifty.com/ingnet/
です。
ご一瞥いただけましたら幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

    11・4、
      イング・ネットワーク
         『ing』編集部

………………………………………………………………………………

ご覧になった方はおわかりでしょうが
日向派とおなじくマルクス主義否定の方向に向かっている党派です。
バーナムとかシャクトマンなど、かつて第四インター派の戦列から離脱していったグループにもそういう傾向はありました。それほど現代は「社会主義」への絶望感が大きいという証拠でもあると思いますが、まっぺんは「資本主義に未来はない!」と今でも頑固に思いこんでいます。

いずみさん、情報どうもありがとうございます。
社労党の系列でしたか。これもリンクかけておきます。

http://homepage2.nifty.com/ingnet/

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第5インターですかあ 投稿者:なおちゃん  投稿日:11月 5日(日)09時03分55秒

 なおちゃんがまだ二十歳くらいのころ、みぢかの敬愛する先輩方は「国連ー合衆国が、地域紛争の解決にかこつけて、軍事的覇権主義と
 ブルジョワ擁護にもとづく世界像を描くなら 赤軍は国際的に連帯し、
 これら帝国の暴挙を阻止しなくちゃいかん。が、既成党派には、そのビジョンが
 いまはない。やっぱり新党派結成じゃっ」と 息巻いていました。
 RGとのコネクションや 財政的な基礎付けの話など、かなり具体的な動きを
 されていたよーです。

 その後、なおちゃんはカラダをこわし 一線から引いたので
 これらのみなさんが どーしているかは知りません(笑)。
 さくさくと準備をされていることを 祈るばかりです。

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>「ブッシュもゴアも資本主義のイヌ」  投稿者:chunta  投稿日:11月 5日(日)01時04分29秒

ただ、ネーダー候補とゴア候補が
支持層を奪い合った結果、ブッシュ候補が有利となる
という面もあるわけですよね。
結果としてブッシュ候補を当選させてしまうことに
なってしまったとすると、これはどうなんでしょうか?
もっとも、ゴア候補がブッシュ候補よりも
ましだといえるのかというと、そうとも断定しがたいんですよね。

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到着しました! 投稿者:田舎の赤爺  投稿日:11月 4日(土)23時42分17秒

もぐら通信の予告版とゆうか宣伝届きました!
まっぺんさんらしいというか貼ってある切手がどらえもんとどらみちゃんってのが、
いいですねぇ!
娘が封筒を見てニヤニヤ笑っておりました。
さておいて、先だっての書き込みに「さん」抜きで書いてしまって申し訳ありません。
お昼休みに急いで書いたもので全く、他意は御座いませんので。。。
ここに自己批判します!親しき中にも礼儀あり!です。
相模原闘争で第5インターナショナル建設のスローガンがあったとありますが、多分、
あれは私だと思います。共産同の小屋が隣にあったと言うのはまっぺんさんの記憶違い
で、4トロの小屋の道路をはさんで向かいの立て看板のことじゃないですか?
スローガンは「世界同時革命勝利!」「打日放米!」「第5インターナショナル建設!」
「革命戦争勝利!」など書いてあったと思いますが。。。
今、ここで話題になっているインターナショナルに関していえば、故島氏が云っていたよ
うに第4インターナショナル自体が反スターリン主義と云う立場で成立しており、その限
界を内包しているんだと、だからこそ、世界革命のための新たなる国際組織としての第5
インターナショナルが建設されねばならないんだと。。。
これは特に仏派(共産同蜂起派)が機関紙のスローガンに揚げていたと記憶しております。
まぁ、bundの殆どの組織が云ってはいましたが、その内実を獲得していたと云う事になると
?を付けざるをえないのですが。。。
国際反帝会議(ブラック・パンサー、ウエザーマン・アンダーグランド、IRA、バーダー
マインホフ等が参加)や日本赤軍にみられる国際旅団、或いはRGによる国際党派闘争がそ
の端緒だったと思うのですが。。。
それとベトナムの侵攻の方がインドシナと云う国際主義的観点があるから支持したと云うのは
よりましな選択といったものでしかなく、本当の意味での国際主義を曖昧にしてしまうのでは
ないかとおもうのですが。。。

H.Hさんへ

御丁寧な解説有難う御座います。よーく理解できました。意義ありません。

この数ヶ月の内に、二十何年分の知識を吸収しているので頭が少々、沸点に達しそうです。
日向カンイチ一派と論争(論争にもなってないのですが。。。)は続けるにしても、頭を
使う作業はちょっと休憩します。でもちゃんとROMってますので後ほど、或いは、無性
に書きたくなった時だけにします。元来、私の場合、皆さんの様にちゃんとした書き込み
が出来る程、オツムの方が出来てないし。。。
と云う事で本日の報告をば。。。

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あ、名前が・・ 投稿者:TAMO2  投稿日:11月 4日(土)23時28分03秒

 まっぺんさん、そりゃまずいですよ!!

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一国主義的でないかい?? 投稿者:TAMO2  投稿日:11月 4日(土)23時26分50秒

 ingをざっと目を通しました。日本共産党(詐派)に色々がっかりさせられながらも、
十年来シンパをやっているTAMO2と申します。

 レーニン「帝国主義論」批判など、いくつか目通ししました。事実に基づき、論理を
検証しようとする姿勢に敬意を表します。

 その上で、題意のような疑問が浮かびました。特に、旧植民地の視点がすっぽり抜け
落ちているように感じました。

 とはいえ、まだ、真剣に読んでおりませんので、雑感であり、今後もっとじっくり
読みたいと思います。

※その上で、小生はいわゆる「レーニン主義」に色々と批判的観点をもっていること
 も合わせて申し上げます。特に、その組織論に関して。

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イングは、社労党の分派の分派です 投稿者:いずみ  投稿日:11月 4日(土)22時04分09秒

http://www.ne.jp/asahi/workers/net/soukatu01.html#阿部01

に出てます。

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記念のTシャツ 投稿者:(^0_0^)  投稿日:11月 4日(土)20時34分23秒

 ありがとうございました。記念のTシャツ今さっき
取り出してみました。そしたら風呂上りの長男が
「これいいね」と言いざま2階の自分の部屋へ持って
っていきました。 (^_^;)
 わたしはとっても実は嬉しかったです。
それでは、お礼を込めて。

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プロフィンテルンれす 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 4日(土)19時52分51秒

>A3さん
ありがとうございました。労組インターナショナルってことですかね。
我が家にも谷口直也「プロフィンテルンの教訓と社共の反合理化闘争批
判」というパンフが出てきました。
第一インターでのマルクスとプルードンらのアナーキストとの違いについ
ても触れています。
アムステルダム・インターも「日和見主義的労組インター」として紹介さ
れています。

>アメリカ大統領選挙
ジェルジモルダさん、情報ありがとうございます。ラルフ・ネーダー氏、
がんばってるんですねー。
日本のブル新に出るとは、なかなか・・・・・(^^)
5パーセントなら日本共産党なみの支持率と見てもいいでしょう。

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100万人以上殺したポルポト派 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 4日(土)16時58分10秒

西学さんの「いやみな(^^;;)表題」への回答です。
議論のなかみというよりも「論理学」「ディベート技術」的な問題だと思ったので無視してもかまわないかな?とも思ったけど、やっぱり応えておきます。(こういうのもいやみか?^^;>じぶん)

まっぺんは「いくらなんでも100万人以上も殺害する事がはたして「社会主義」の目的に合致した行為でしょう か?」と書きましたね。これは
(1)「100万人以上も殺すような行為は社会主義の目的に反する」という意味であって
(2)「100万人以上殺したら社会主義の目的からはずれる」と言っているのではありません。

(1)と(2)とはどこがちがうでしょうか? それは
「AならばBである」というのと、「AでなければBではない」との違いです。学校で(数学で)習ったと思いますが
「AならばBである」からといって「AでなければBではない」ではありません。このふたつはイコールではありません。

別な例をあげましょう。
「中核派はみんな白ヘルである」・・・・これは正しいと思います。じゃあ
「中核派じゃなければ白ヘルじゃない」でしょうか? ちがいますね。中核派じゃない白ヘルもいると思います。

「中核派」を「100万人殺した人」に、「白ヘル」を「反社会主義者」に言い換えてみればおわかりでしょう。
「100万人も殺すようなヤツは社会主義者じゃない」とまっぺんは言いましたが、それは
「100万人以下でやめとけば社会主義者だ」という意味にはならない、という事です。

論旨はこれでわかってもらえたと思いますが、議題の中身にはあんまり影響ないですね・・・(^^)
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Re:プロフィンテルン 投稿者:A3  投稿日:11月 4日(土)14時32分22秒

ちょっと、平凡社の世界大百科をひいてみたので、ご参考まで。

プロフィンテルン Profintern
赤色労働組合インターナショナルKrasnyi International profsoyuzovの略称。1921年7月〜37年12月の期間、コミンテルンの指導下に創立され活動した革命的国際労働組合組織。1919年発足の改良主義的なアムステルダム・インターナショナル(国際労働運動連盟)に対抗し、
(1)ソ連・ブルガリアなどアムステルダム・インターに加盟しなかった組織、
(2)フランス統一労働総同盟のような、改良主義的ナショナル・センターから排除された組合、
(3)改良主義的組合内の左翼反対派を結集し、25年には40カ国1300万人の組合員を傘下においていた。日本では日本労働組合評議会が連絡をもち、日本労働組合全国協議会が加盟していた。それは、アジア、アフリカ、ラテン・アメリカなどの植民地・反植民地の労働組合運動の発展、組合組織の職業別組織から産業別組織への歴史的転換、ストライキや失業反対闘争における新たな戦術の展開などを促進することによって、世界の労働組合運動の発展に貢献した。しかし、他面でセクト主義を克服することができず、コミンテルンが人民戦線戦術を展開するのに歩調を合わせて組織を解体し、国ごとに対立組合と組織統一を実現していった。

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「ブッシュもゴアも資本主義のイヌ」 投稿者:ジェルジモルダ  投稿日:11月 4日(土)06時48分12秒

 「かけはし」10月23日号に紹介されていたアメリカのトロツキスト
グループも支持するアメリカ緑の党公認の大統領候補ラルフ・ネーダ
ーさん。はしにも棒にもかからないかと思っていたら、なかなか健闘
しているようです。

 今日の東京新聞から
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  旋風

 いま言動が最も注目されていると言えば、ゴア氏でもブッシュ氏で
もなく、第三党「緑の党」候補のネーダー氏だ。ネーダー氏は、全米で
の支持率は5%弱の泡まつ候補だが、ウィスコンシン、オレゴンなど
の、ごく一部の州では10%程度の支持率を維持する。ネーダー氏支持
層の約半数はもともと民主党支持。ネーダー票はゴア支持層を食って
いることになる。しかもネーダー氏が健闘している州はすべて激戦区
だけにゴア氏の悩みは深い。
 慌てたゴア氏は、先月末からウィスコンシンなど「ネーダー危険地
帯」を重点的に遊説し始めた。10月30日、同州でマイクを持ったゴア
氏は、選挙戦開始後、恐らく初めてネーダー氏の名前を挙げ「私に影
響があるという点は認めざるを得ない」と打ち明けた。
 民主党上院議員らはネーダー氏に対し「ブッシュ政権誕生を阻止す
るためにも協力してほしい」と選挙戦からの撤退を懇願。ゴア氏支持
を決めたニューヨーク・タイムズ紙も「ネーダー氏は選挙戦から降り
るべきだ」と"介入"している。
 しかし「辞めろコール」を受けだしたネーダー氏には、逆に眠って
いた無党派層の支持が集まり始めており、支持率は上昇中だ。
  「選挙戦撤退なんてするはずない。
   ブッシュもゴアも資本主義のイヌだ」
 意気軒昂のネーダー氏は、吐き捨てるように言って、ニヤリと
笑った。
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 「資本主義のイヌ」。。。ネーダーさん、過激なおっさんのよう
です (●⌒∇⌒●)ノ。こんな人物が大統領選で注目されるあたり、
アメリカの新しいラジカリズムは、着実に根を下ろしていると見て
間違いないでしょう。 

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議論とは離れるけど・・・・ 投稿者:ザーカイ  投稿日:11月 3日(金)19時24分38秒

プロレタリア文化大革命について
 これは阿佐谷北さんから教えてもらったのだが、日本の学生運動でも「プロレタリア
軍団」「革命軍」などと名づけた組織がありましたけど、文革の時は紅衛兵同志の内ゲバ
も多く、人民解放軍からバズーガーのような武器を横流ししてもらって、お互い撃ち合
う本物の軍団同志の対決だったそうです。過激化は極限にまで行き着き、ついには毛
沢東さえ否定するグループまで現れたそうです。

この話を聞いた後、上海と取引している会社に勤務している知人の元に遊びにきた元紅
衛兵だった上海人を私たちで東京案内した時、文革のころの話を聞いたら、まさしく上
海は都市内戦状態だったそうです。本人は「やあー、またあの頃に戻ってバンバン撃ち
合いてえ〜」とのこと(爆)。アレほどの解放感はなかったそうです。
 で、文革終了時期になって、それらの武器は香港に流し、自らも香港に逃げて黒社会
のボスになっている元紅衛兵のやつらも多いそうです。それ以上にひどいのは、紅衛兵
に流さず、武器を直接香港マフィアなどに売って、懐を暖めていた地区党官僚が山ほどい
たってことです。

 ポルポトの関しては、中国とソ連というアジア地区の共産主義陣営の2大巨頭のヘゲ
争いに翻弄されていたと思いますよ。大虐殺は一切の言い訳は許されないですが、ベトナ
ムの侵攻まで許容していいもんか?と思いますけどね。ハンガリ侵攻したソ連は批判して
も、ベトナム侵攻は許すっていうのは、大義名分さえあれば、民族自決だのが踏みにじら
れる危機感を持ってしまいます。
 ユーゴへのNATOの爆撃とそんなに違わないと思うけどなー。

#皆さんの議論を読んで勉強させてもらいます(^^)

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「アルバ」にリンク 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 3日(金)18時53分35秒

Lime Lightさん、おそくなりましたが情報ありがとうございました。トッ
プページ「国労支援」のところ「アルバ」をリンクしました。
読者諸君!闘争団支援のためにアルバで買い物しましょー

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なぜカンボジアを支持したか? 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 3日(金)18時26分11秒

ちょっと自分の考えを整理するために書きます。誰かへの反論というわけではありません。(結果的に反論てきな部分もあるかもしれないけど^^)

ベトナム・カンボジア紛争について、「カンボジア支持派」について見ると、毛沢東主義勢力の多くが「カンボジア支持派」でしたね。そして「カンボジア支持派」がベトナムの進攻を糾弾した理由として「主権の尊重」をあげていたと思いますが、毛派の場合それは表向きであって、中国−カンボジア指導部をむすぶイデオロギーとしての毛沢東思想によりカンボジアを支持していたのではないでしょうか。

本来は、日本共産党も民族共産主義であり「覇権主義反対」の立場ですから、その理論から言えば「カンボジア支持」でなければならないはずです。しかしベトナムを支持したのは、「反中国」というセクト主義的立場からであったのではないでしょうか。「結果」としては我々と同じ立場でしたが、その理由としては「カンボジア民主勢力が主体であってベトナム軍はそれを支援しただけ」という、いまいち納得できないものが残る、説得力に欠ける主張であったと思います。実質的にはほとんどベトナム軍単独といってもいい規模でしたからね。

カンボジア問題については、あらかじめ「どちらの勢力の政治思想がただしいか」を基準として、どちらかを支持するところに「落とし穴」があったのだ、とまっぺんは思っています。いや、トロツキストの思考方法は(そして、かつての毛沢東自身も)このような考え方ではないはずです。「事実」をありのままに見て、どちらが正しいかを判断するべきなのであり、その背景にある政治勢力によって判断するべきではない、と思います。毛派の多くがベトナムを糾弾したのはポルポト派が親中国派だからだ
ったのだ、と思います。その姿勢には革命戦略について没主体的だったのだと認めるべきではないでしょうか?

すくなくとも当時の第4インター派はこの問題について内部で討論し、アジア革命戦略の問題として方針を決定していきました。われわれトロツキ
スト(注:まっぺんは元トロツキスト^^;;)が無謬であるとはちっとも思いませんし、まちがいだらけでしたが、カンボジア問題については決して「結果論」ではなく「革命戦略の問題」としてベトナム支持を決定し、それは正しかった、と思っています。今でも。

#そういえば「覇権主義」はブルジョア用語ではありませんね。たしかに。でもこれは共産党とか中国派がよく使いますが、極めて「民族主義的」な用語であり、使い方としては没階級的、反国際主義的な使い方が目立ちます。
#H.Hさん、さきほどはどうも。(^^)「香港映画」のことは「四トロ一次会」の方に書きました。見てね\(^o^)

http://www60.tcup.com/6011/4toro.html?

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ご指摘の通りですが・・・ 投稿者:H.H  投稿日:11月 3日(金)17時46分11秒

猛獣文士さま

「無謬はありえない」という猛獣文士さんの指摘は、その通りですが、僕が批判されることではありませんね。

それと、「マルクス主義とは無縁である」云々ですが、ぼくは「社会主義の確立とも無縁である」といっていますよね。いい方が悪かったのかもしれませんが、「そんな理論と実践では社会主義の建設はできませんよ」って事です。

さて、スターリニズムやマオイズム、ポル・ポト主義(?)など、それが「マルクス主義とは無縁である」といってしまうのは、ちょっと無責任だとは思いますが、その責任があるかどうかということとは直結しませんよね。わたしは、革命的マルクス主義者の責任とはそのようなスターリニズムの派生の原因を唯物的に解明し、かつ非妥協的に闘うことであると思っています。
ただ、スターリニズムの派生の原因を、マルクス主義の理論の中だけにあるかのような、現在の反共的風潮にのるではなく、その社会の全般的貧困と絶対的な物資の欠乏と相対的に低い生産力から導き出すことが必要だと思っています。その意味から、スターリニズムを生み出したのは封建制と帝国主義であると思います。

「社会主義を目指すための試行」ですが、あらかじめ完全な図面のある社会主義言説というのは無く、試行は、それはそれで結構だとおもいます。ただ、ポルポトが権力を握るまでに、すでになんども世界中で「試行」されて、さまざまな失敗もわかってきましたよね。パリコミューンから始まってね。そのような失敗を繰り返さないということも試行する中に含まれるべきです。まっぺんさんの書きこみからも分かるように、当時のまっぺんさんたちは決して「後知恵」ではなく、そのような失敗の経験から、ポ
ル・ポト派およびその支持者への批判を行なっていたのです。なぜ、それに耳を傾けなかったのでしょうか?「試行」とともに、歴史的教訓を学ぶというのも、マルクス主義者としては必要なことだと思います。

映画「千言萬語」
見てきました。なんと革馬盟にまつわる話でした。時代背景などは実話、メイン登場人物やストーリーはフィクションって感じ。「第四インターナショナル万歳!!」だって。
革馬盟の中心的メンバー呉仲賢のはなしが挿入的に入っていました。でも、現役香港トロツキストからすれば、あまり評価できないかな?映画館では「赤色土竜」新聞を、もぐら社の専従からゲットしました!

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書いた本人も理解するのに5秒かかりました 投稿者:H.H  投稿日:11月 3日(金)16時55分57秒

田舎の赤爺さま

以下の書きこみのことですよね、分からなかったというのは。

>「スタートが間違っていた。まずは一旦資本主義社会の発展を追及してから、そののちに社会主義へと向かう政策をすればよかった」という批判もあります。しかしそれに忠実に従った毛沢東の中国派、あっという間に資本主義の建設をやめて、社会主義へと向かい、あっという間に社会主義社会が「建設」されてしまいましたが、これ(←社会主義社会の完成)がまったくのデタラメであったことは、中国実権派(毛沢東時代は毛沢東派でケ小平時代はケ小平派で、いまは江沢民派)の人意外には周知の事実だと思います。

まず誤字があります。

誤「しかしそれに忠実に従った毛沢東の中国派、」
正「しかしそれに忠実に従った毛沢東の中国は、」

そのうえで解説。えっと、ここでおもに批判しているのは、2段階革命についてです。「そもそも、社会主義を建設できるだけの生産力がないのだから、失敗するのは当たり前。ケ小平の時代になってはじめて生産力の向上があったので、中国の社会主義革命はこれからだ」という途方もない理論に対する批判です。またそれは、ケ小平に対する批判でもあり、それは根底には2段階革命論の毛沢東主義に対する批判を含んでいますが、あまり展開していないので分かりにくい文章になってますね。わたしはもちろんそのような2段階革命に対しては批判的です。ボリシェビキと左派エスエル、アナーキストらによる権力奪取によって、労働者国家(社会主義へ向けた過渡期社会)が打ちたてられたと思っていますし、中国における中国共産党による権力奪取によってもそれは基本的におなじであったと思っています。
その中でどのような政策をしていくのかということについては、またいろいろと議論はありますが。

まあ、全体の文脈からいって、この段落を読み飛ばしてもらっても全然かまわないですけど、僕がここで批判しているような論理で、書きこみをされたら面倒だな、ということで、あらかじめ批判をしておいたまでです。そのほうが面倒なことになってしまったようです。

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主にHHさんへ 投稿者:猛獣文士  投稿日:11月 3日(金)15時49分24秒

H.H さん、

前に、不覚にも大変断定的な書き込みをしたので、論争が始まってしまったかもしれま
せん。私としては、このような論争を、このような掲示板で完全に行なえるものか疑問
をもっています。私の反論は、限定的なものにならざるを得ません。

私は、革命というのは、戦争と同様に政治の延長であると思っています。政治の評価
は結果によって与えられるべきものです。したがって、主観的になにを求めていようと
結果が悪ければそれは失敗であり、その被害に対して、担当者は責任を負わなければ
ならないとおもいます。

また、私は、いかなる政治的な党も集団も個人も、無謬であることは不可能であると
思います。比較的に正しい理論を身に付けて、優れた分析力、判断力および高い道徳性
をもっている場合には、誤りを効果的に避けることは可能でしょうが、絶対的な無謬を
保証するものはありません。政治的な個人、集団の行為を評価するものは、歴史だと
思います。

誤りを犯した場合に、誠実に対応して克服できる誤りもあるでしょうが、誤りの度合い
が大きすぎて、どうやっても償いことのできない誤りもあるでしょう。この事情には、
人間社会の一般的事情がそのまま当てはまると思います。

ところで、日本共産党の文献によく出てくる「〜はマルクス主義とは縁もゆかりもない
ものです」とかいうような表現については、私は大きな違和感を感じます。このような
表現は、日本で唯一の前衛である日本共産党にはマルクス主義の公的な解釈権があると
いう誤った仮説から出ているものと思います。私は、このような解釈権をいずれかの
個人や組織が持っているものとは考えていません。また、なにがしかのマルクス主義
の古典的書物の正しい解釈によって、そのような判定が下されるものとも考えていませ
ん。

マルクス主義的な意味での社会主義社会の実現を目指す人間の集団がその目的のために
実行した行為は、そのような意味での社会主義を目指すための試行であり、それについ
て、理論的あるいは実践的な批判をするのは大事なことですが、何らかの基準によって
どれが社会主義でどれが社会主義でないと断定できるほど、社会主義という概念は安定
したものではないと考えています。

私の考えはこのようなものです。なお、前の二つの私の書き込みには必要以上に挑戦的な
表現があったと思いますので、その点については謝ります。

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大変嬉しく思っております 投稿者:田舎の赤爺  投稿日:11月 3日(金)12時44分11秒

 以前、裏共産同の方へ同じ様な書き込みをして識者のご意見を伺いたかったのですが
いまいち反応がなくて。。。というか私自身、未だ総括できないでおります。
このような書き込みをすれば何方か書き込みをしてくれるかな?って事で書き込んだのですが
はたして、思惑どうり多くの方より意見を頂戴致しました。まずその事に感謝!感謝!!

私の云いたい事は結果主義的な観点からポル・ポトが虐殺者だとか中国の文革が権力闘争だった
とか云うことではなくて、革命(=まずは権力奪取)の過程でそれぞれの個々人の意識変革なり
が行われていくと思うのですが、そこには雑多のものの考え方が存在し、反動もいれば、アナキ
スト的社会主義者もいるわけでして自己変革の度合いも違うと思うのです。そんな時、なんらか
の形でそれを推進するというか補助するなんらかの形が必要になってくると思う訳でして、それを
どう考えているのかと言うことを皆さんにお聞きしたかったってのが私の意図するものだったの
ですが、どうも私の表現が悪い性もありまして、文革やらポル・ポト評価
の方向へ話がいってしまって皆さんには申し訳なく思っております。再度
申しあげれば文革やカンボジア(まっぺんの仰るように農本主義は間違い
と言う論調には?なのですが。。。)はやはり旧来のロシア型から脱却し
ようと、右往左往しながらも革命があったと思うのですよね。(これで又、もとの論争になって
しまう可能性があるのですがおいといてもらって。。。)そういう処を皆さんにご教授願いたい
ってのがわたしの勝手なお願いであったのです。私事で非常に恐縮なのですがホント75年以降、
視ざる聞かざるの隠遁生活(逮捕されたらイヤだという気が小ささと山奥
生活をしていた為極端に情報がない生活)をつい最近まで、おくって参り
ましたので外の方々が知っている事すら知らなかった状態なので(例えば
太田竜が変節したとか、大森君が右転向したとか、日向一派がパラ・チェ
ンしたとかRGが消滅していたとか。。。)まあいえば小野田さん状態でして。。。
そこの処をお汲み取りになってお教え願えればと思います。H.Hさん
>資本主義社会の発展を追及してから、そののちに社会主義へと向かう政策をすればよかった。。。
の件がありますがこれは何をいわんとしているのか何度か読み返したのですが分かりません
お教え願えれば幸いです。果たして順進史観的に捉えて資本主義−社会主義のプロセスを
踏まなければならないといっておられるのでしょうか?(そんな風な方とも思いませんが。。。)
色々と分からない事、多々ありますのでお教え願えれば幸いです。取りあえずレスします。

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香港映画当日券は110席あるそうです 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 3日(金)09時57分29秒

「千言萬語」は渋谷東急で12時40分開場。いってきます

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re:香港映画に中国第四インター 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 3日(金)09時16分48秒

神田節さん、いらっしゃい。貴重な情報sりがとうございます。
でも、残念! 香港映画祭サイトのぞいてみたらすでに売り切れになってますね。
当日券でもはいれるんだろうか? 見たいなー^^;;)

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外野の無責任な意見 投稿者:いずみ  投稿日:11月 3日(金)03時35分52秒

今回のこの論争(ってまだ継続中ですが(^^;;))、外野的つーか
「日本共産主義運動の特異な鬼っ子」たる本家(笑)を尊敬する(^^;;)いずみとしては
非常に興味深かったです。

やっぱり、それこそ「荒岱介=ジャニー喜多川」と規定するのと同じくらい
現状においては論理化がまったくできてない、直感的なものにすぎないのですが、
要するに「純トロらしさ」という匂いが一方からプンプンします。
これに、いずみはけっこう鼻をつまみたくなることがすっごくあります。
とはいいつつ、そこで展開されている主張そのものに反対するわけでは
必ずしもありませんが(^o^)

もちろんそれは、例えば旧あかいしのみなさんの意見にも、
それぞれの匂いがすっごくします。

同じく、いずみには東大黒とか旧青共同(準)とかの匂いが、
誰かさんには広島カープの匂いが(爆笑)していることでしょう。(爆)

ほんとにすまぬのですが、
そのあたりを味わえるところが、マル共連などとは全然違う、
こういうまじめ議論系掲示板の、たまらなく魅力的なところなのです。い
ずみ的には。

#すまぬ酔っ払いな勝手な意見で^^;;

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あなたには秘められていないのですか?(その2)  投稿者:H.H  投稿日:11月3日(金)02時01分27秒

(つづき)

さて、はなしは社会主義の建設に戻りますが、まだ社会主義社会が建設されていない社会を、過渡期とよびます。この過渡期における社会主義を目指す政権の任務は、きわめて単純です。それは民主主義に基づいた経済計画の立案と遂行、そして市場による評価を素直に受け取り、それに基づいて計画を随時改革していくこと。その際に資本主義によって発展してきた技術や生産力を利用して、世界市場とのつながりを立ちきらずかつ国家的に独占する(それはもちろん前述の民主主義的監督をうける)ということです。きっとまだまだ言い足りない施策はあるでしょうが、最も基本的なことは、それと同時に世界的な階級闘争とのつながりを維持・発展させて行くということです。
って、これだけだらだら書きましたが、一言で言うと「世界革命」です。

しかし、前述のように、そのような施策がスムースに行かないケースが、ほとんどでした。ロシアしかり、中国しかり、ベトナムしかり、カンボジアしかり、しかししかりのオンパレードです。
それは、生産力の破壊や帝国主義の包囲などによるものです。
それを打破しようとして「戦時共産主義」を」取り入れたのがロシアのソヴィエト政権でした。「戦時共産主義」の目標は単純でした。生産力の回復と反革命の粉砕です。生産力の回復については、強制をともなう労働がありました。また反革命の粉砕は戦争の遂行でした。このような「戦時共産主義」の時代を経る必要がありました。それを拒否するということは、徹底的な反革命の虐殺と帝政時代よりもさらに反動的な社会の確立を受け入れるということです(この辺は大分以前に議論になりましたね)。

さて、話を「戦時共産主義」に戻しますが、「戦時共産主義」によって勝ち取られた一定の安定の上に、はじめて社会主義への建設に向けたさまざまな施策(前述「世界革命」の施策)が可能となります。ソヴィエトでも、初期革命中国でも、社会主義建設への過渡期の際には、歴史的に築き上げてきた資本主義の成果を利用しています。プロレタリアートがまさにそれですよね。それ以外にも、学問、技術などなどすべて、資本主義の時代に発展してきたものです。

社会主義へと向かう時代にはそれをさらに発展させていく、一言で言えば生産力を解放していく時代でもあります。しかしポル・ポトはその決定的時期に生産力の砦を徹底的に粉砕してしまいました。それは「戦時共産主義」でもなんでもありません。ソヴィエトの「戦時共産主義」次の時代へ向かうステップであったのに対し(途中で、多くのボリシェビキはそのまま共産主義社会へと突入できると考えましたが、きわめて深刻な犠牲の上にこの誤りに気がつきます)、ポル・ポトの施策はそれ自体が「共産主義社会」だったのですから。

自分から資本主義の歴史的獲得物をぶっ壊したのが、ポル・ポト政権であり、文革中国でした。マルクス主義の理論的・実践的伝統が、残念ながらスターリン主義によって、ぶった切られていました。この伝統を非力ではあったと思いますが、なんとか世界的な階級闘争の中でつむいでいこうとしていたのが、当時のまっぺんさんたちではなかったのかと思います。

なお、「改革・開放」中国は「資本主義を獲得する」のではなく「資本主義に獲得されてしまった」のですが、それはまたべつな議論になります。

って、こういういわば「仏」の人たちにとっては当たり前の理論と実践の経験が、まったく継承されていないというのは痛感していますが、ここで僕なんかが解説しているようでは21世紀は暗いですね。いや待てよ、もしかしたら明るいのかな。

いっぱい理論や実践の本は出ています。それを読むか読まないかはそれぞれ各人の自由ですが、ぜひ読んでみてください、色眼鏡なしでね。

言い足りないこと、言い過ぎな事など、一杯あると思います。また納得できないことも。
でも、すくなくともポル・ポトの殺戮は「虐殺」で間違いだったということについては、共通の認識を持てていますよね。意見の違いがある中にも、互いに同じ認識に立っていることってのはたくさんあるようです。

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3日(金)映画! 投稿者:神田節  投稿日:11月 3日(金)01時59分06秒

 東京国際映画祭の協賛企画である『香港映画祭』ですが、いよいよ今日3日(金)が最後の日となります。
 
3日(祝)12:40開場
『千言萬語』
1999台湾電影金馬奨(最優秀作品賞、監督賞、主演女優賞、美術賞、衣装賞)
 監督は許鞍華。 主演は李康生、李女麗珍、黄秋生。

 で、なぜこの映画を紹介するかと言うと、香港における第4インター
(トロツキズム)の展開が描かれているからですよ。社会運動が描かれて
いるとはパンフにあったけど、見てすごくびっくりしました!

http://www.excite.co.jp/event/hongkong/

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あなたには秘められていないのですか?(その1) 投稿者:H.H  投稿日:11月 3日(金)01時57分36秒

猛獣文士さま

えっと、すいません。いろいろと援護射撃(というか主砲になってますね)がありまして、それらにつていはいまさら繰り返すことはないと思うので、直接わたし宛のレスについてのみお答えしたいと思います。

>カンボジアで虐殺が行なわれて、それを否定的に評価しなければならないことは、現在の時点ではだれも認めるところです。

おお、そうですか。それは安心しました。

>しかし、それについて、自分流の解釈をつけるときは、それなりの解説が必要ではないでしょうか。「帝国主義との対峙がなく、社会主義の確立とも無縁である」というのは、何を根拠にしていっているのですか。社会主義の確立について、絶対的な実例としての規範がない以上、失敗成功は別にしろ、社会主義の確立のために試行であったのではないですか。それとも、あなたの頭脳や本棚の中には、そのような規範が秘められているのですか。そうならば、是非、世間に公表して、人類の進歩に貢献することをお勧めします。

ということで、特にわたしの主張が間違っているということではないようなので、安心しました。では、根拠を。そのまえに、別にわたしの頭の中だけや本棚にだけ「そのような規範」が秘められているわけではありません(今のところ少なくともまっぺんさんの頭の中にも秘められているようです)が、人類のために公開して欲しいというのであれば、つたない文章ですが公開します。って、猛獣文士さんには何らかの「規範」って無いんですか? 「試行錯誤」もそれなりの根拠があってのことだと思いますが。

さて。すくなくとも、社会主義社会を建設しようとするのであれば、社会主義とは何か、あるいは共産主義とは何かということの回答はあるのではないかと思います。それすらも「試行」でしか実体がつかめないということであれば、それは「試行」によって虐殺(←この表現はOKですね)された人たちは浮かばれません。多分これについての回答はあるという前提で続けますね。

社会主義社会とは資本主義のとりでの上に築かれるもの、資本主義の生産力のさらなる発展(というのも資本主義社会は、すでに有り余る生産力を効率よく発揮できないから・・・戦争、環境破壊などなど)のために、ということですよね。
そのための努力をする、というのが社会主義を目指すということですが、ことはそう簡単ではありません。

たとえば革命ロシアでは「資本主義のとりでの上に」といっても、内戦によって完全にその砦が破壊されていましたし、中国なんかはもっとひどいことに徹底的に帝国主義諸国の略奪のあとからの社会主義建設でした。

「スタートが間違っていた。まずは一旦資本主義社会の発展を追及してから、そののちに社会主義へと向かう政策をすればよかった」という批判もあります。しかしそれに忠実に従った毛沢東の中国派、あっという間に資本主義の建設をやめて、社会主義へと向かい、あっという間に社会主義社会が「建設」されてしまいましたが、これ(←社会主義社会の完成)がまったくのデタラメであったことは、中国実権派(毛沢東時代は毛沢東派でケ小平時代はケ小平派で、いまは江沢民派)の人意外には周知の事実だと思います。

(つづく)

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アルバ通販ページ完全復活かな 投稿者:Lime Light  投稿日:11月 2日(木)19時43分33秒

↓のアルバのページは完全に復活したみたいですね。

先日地震見舞いで実家に帰ったら、非常食と称してこくろうラーメンが山
積みになっていて笑ってしまいましたが(^_^)

うちでも、給料が出たら注文ですね

#JRCL「黙認」FCでよいのでは>まっぺんさん

http://www.alba-inc.co.jp/

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批判の観点は大切ですね。 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 2日(木)17時44分56秒

西 学さん、いらっしゃい。批判の観点=どういう立場から批判をするか、というのは非常に大事なことだと思います。たしかに「トンデモ」な勢力には毛沢東主義が多いと思いますが、その事によって自動的に「毛沢東主義がいけない」という事にはなりません。延安根拠地からの長征を達成し、ほとんど農民だけを主体とする解放軍によって中国を植民地から解放した偉大な業績は永久に評価されると思います。
多くの思想家と多くの革命家たちによって現実世界は変革されてきました。それぞれ誤りも先駆性ももつ多くの人々によって築き上げられてきた業績に学ぶとともに、その誤りを「味方のうちのあやまり」としてとらえる視点は失うべきではない、とまっぺんは思います。先日公開した「内ゲバ」論文中の「連合赤軍とわれわれの立場」は「極めて犯罪的なあやまりを犯した同志への批判」として批判しています。主観的ではあれ「人民の解放」をめざした者への批判論文としてはこうありたい。日本共産党の場合は彼らを「対外盲従分子」と呼びすて、「自分達とは関係ない人たち」という立場で非難している。それでは批判内容は必然的に没階級的にならざるを得ないし、自らの教訓にもなりえなず、本当の批判にはならないと思います。
「連合赤軍と我々の立場」↓

http://www1.neweb.ne.jp/wa/redmole/web/bunko/07/bunko077.html

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後知恵ではなくある程度「予知」できたのでは? 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 2日(木)17時12分03秒

なるほど、了解しました。「ポルポト派」に対してではなく「ポルポト支持・ベトナム糾弾派」の人たちに対して、という事ですね。それならば、私がすでに展開した批判について検討してもらいたいと思います。

まだポルポト支配の全貌が明らかになる前に、ベトナム・カンボジア国境地帯で紛争が起こっていました。そして、すでにその時点で、政治的・本質的対立点として「カンボジア=一国孤立主義」と「ベトナム=インドシナ国際主義」との争いである事は明らかになっていたと思います。もちろんカンボジア=親中国派、ベトナム=親ソ連派という図式も適応されていたと思います。この時点で「反帝国際主義」の立場をとるのかどうか、が試されていたのではないでしょうか? もちろん、その際「民族自決権」は重要な問題であり無視できません。しかし、それを考慮にいれてなお、ベトナム軍の進攻は正しいと我々は判断したのです。

以前から国境地帯で小競り合いがあったのは明かなので、ベトナム軍の進撃はポルポト軍にとっては決して「不意打ち」とは言えなかったはずですが、ポルポト軍はほとんどなすすべもないままタイ国境まで追いつめられてしまいました。これはなぜでしょうか 単に「ベトナム軍のほうが強かった」からでしょうか? またベトナム支配下のカンボジアで「現地住民の抵抗」などというものは聞かれませんでした。これは「ベトナムによる報道管制」が原因なのでしょうか? ベトナム軍進攻後かなり早い時期に外国からの特派員が現地に入り込み、現地の状況をいろいろ伝えてきています。したがって、こうした事実をつないでいけば、ポルポトの犯罪行為が国際的に認定されるよりもはるか以前に、我々はだれでもベトナムとカンボジアと、どちらを支持するべきかがわかったのではないでしょうか?

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では、何人程度までなら許されるのでしょう? 投稿者:西 学  投稿日:11月 2日(木)16時50分23秒

 かなり嫌みな表題になってしまいました。
 まっぺんさんにしては、かなりおかしな論理の立て方だと思ったもので。
 100万だろうが1人だろうが悪いものは悪いのでは?

 田舎の赤爺先輩が提起しているのは、検証の必要性だと思っております。
 本来、文革(紅衛兵)にしてもクメールルージュにしてもはたまた「連合
赤軍」にしても彼らが目指していたものは、権威的存在を否定した禁欲的平
等思想の原始的な画一的共産主義のはずです。それが毛沢東なりポルポトな
り「永田氏や森氏」などの権威に依存する集団に成り下がったか?
 当時のいわゆる中国派の人々は、4人組の横暴やポルポト一派の虐殺や同
志粛清が発覚した途端、ほとんどまともな総括をせずにだんまりを決め込ん
だ訳ですし(緑の党ような連中は別として)、日共などはブル・マス真っ青
の大虐殺キャンペーンで、まともな検証がなされていないと思われます。
 みなさんにお願いしたいことは、後知恵的な虐殺非難にとどまるのではな
く、例えば「本来外敵に向くべき力がなぜ内に向いてしまったか」とか「反
権威を目指していた集団が権威に依存する集団」転落したかなどもう少し踏
み込んだ検証をお願いできればとおもいます。
 このことは、ポルポトや連合赤軍などいわゆる中国派に多く見られた傾向
ですが、浅田光輝氏の著書によれば「本来外敵に向くべき力がなぜ内に向い
てしまう」傾向は中国派以外のセクトの人達にも見られた傾向とのことです
ので(いわゆる反動教官には目もくれず、全共闘に好意的と見られる教官を
スケープゴートとしてつるし上げる等)、ここにお集まりの非中国派の人達
が検証しても悪くはないと思います。
 それから、「覇権主義」とはブルジョア用語ではないですよ。

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「後知恵」と「程度」は別のことです。 投稿者:猛獣文士  投稿日:11月 2日(木)15時03分02秒

ポルポト派を擁護する気持ちは私にはありません。文化大革命についてならば、そのかぎりでは
ありませんが、ストレートな擁護ではなく、多少曲がりくねった議論が必要になると思います。
その議論を行なうことについては、拒絶するつもりはありませんが、体力と時間を要するものである
と考えています。

ポルポト派の失敗の全貌が明らかになる前に、ポルポト派を支持していた勢力がいたとして、
後になってそれを否定せざるを得ないとしても、その人たちは観察を誤ったにすぎません。
人を見る目がなかったことについて、非難されなければならないかもしれませんが、それを
ポルポト派の行為と同一視するのは無理な話です。その段階では情報が少なく、もっと前の
段階ではポルポト派が決定的に誤りを犯すことは将来の可能性でしかなかったわけです。その
段階で、このグループをどう評価するかは簡単な問題ではありません。結果が出てから、
したり顔で解説をすることが、後知恵だといっているのです。
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「後知恵」といえる程度だろうか? 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 2日(木)14時28分25秒

猛獣文士さん、いらっしゃい。私はH.Hさんの主旨にまったく異論はありません。
猛獣文士さんの主旨は「試行錯誤的努力について、結果だけから判断するのはまちがい」という事だろうと思います。論旨としてはうなずけますが、それは程度によるのではないでしょうか?「社会主義」とはどういう社会をめざしているのでしょうか?ひとにぎりの特権階級を廃して「みんながしあわせになろう」という社会であるはずです。その過程で困難もあるでしょう。しかし、いくらなんでも100万人以上も殺害する事がはたして「社会主義」の目的に合致した行為でしょうか? このような大量殺戮をともなった行為が「人類解放の事業」と呼べるはずがありません。
おそらくH.Hさんの主張は、スターリンの大量殺戮に対してそれを糾弾し続けたすべてのトロツキスト(と、そのファンも*^^*)に共通の思いだろうと思います。

なお、私はすでに「後知恵」ではない立場からの批判を行っていますけどね。

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後知恵で事実を解説するのは不愉快 投稿者:猛獣文士  投稿日:11月 2日(木)14時12分23秒

H.H 殿

> そのとおりです。帝国主義の侵略との関係でどうであったのか、という立場は必要です。しかし、だからといってポル・ポト派の行なった殺戮は、まっ
> たく帝国主義との対峙とも関係はありませんし、社会主義の確立とも無縁の虐殺行為です。

カンボジアで虐殺が行なわれて、それを否定的に評価しなければならないことは、現在の時点ではだれも認めるところです。
しかし、それについて、自分流の解釈をつけるときは、それなりの解説が必要ではないでしょうか。「帝国主義との対峙がなく、
社会主義の確立とも無縁である」というのは、何を根拠にしていっているのですか。社会主義の確立について、絶対的な実例
としての規範がない以上、失敗成功は別にしろ、社会主義の確立のために試行であったのではないですか。それとも、あなた
の頭脳や本棚の中には、そのような規範が秘められているのですか。そうならば、是非、世間に公表して、人類の進歩に貢献
することをお勧めします。

http://www.246.ne.jp/~konan/zenrin

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>真の社会主義国・朝鮮民主主義人民共和区に  投稿者:chunta  投稿日:11月 2日(木)10時50分04秒

こういうことを本気で書いている人がいるのであれば
その人たちには、北朝鮮の出版物を本気で
読むことをお勧めしたいですね。
キムイルソンの自伝でもなんでもよいので
読んでみるとよく分かると思うのですが。
それにしてもよど号グループや塩見氏以外で
いまだにこのようなことを主張する方がおられるとは。

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「もぐら新聞」広告発送! 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 2日(木)07時37分46秒

適当に勝手に送らせてもらいました。届かなかった人でほしいひとはご連絡ください。

noizさん、情報どうもありがとうございました。プロフィンテルンという
のがよくわからないですが、そういえば昔インターの先輩に「これ読
め!」といわれた新時代社発行のパンフにもありました。結局読まなかっ
た。あー、ややこしくなってくる〜(^^;;)
やっぱり、かなりバッサリ切り落として書かないとだめだなー。単純に第
一インター〜第四インターの紹介になってしまいそうです。

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訂正 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日:11月 2日(木)01時10分57秒

 
 区に → 国

 もし、旧カンボジアや北朝鮮が社会主義国だったら、おいらは帝国主義者で十分さっっ!

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真の社会主義国・朝鮮民主主義人民共和区に 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿
日:11月 2日(木)01時09分24秒

 ..とついこの間も書いてた毛派の方がいらっしゃいました。

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虐殺です 投稿者:H.H  投稿日:11月 1日(水)23時14分20秒

田舎の赤爺さま

>唯、私が思うにカンボジアのポル・
>ポトの行った虐殺行為のみに焦点を合わせて批判するのはブルジョワジーと同じ立場に
>陥ってしまう恐れがあるんだと云う事は踏まえておかなければならないと思います。

そのとおりです。帝国主義の侵略との関係でどうであったのか、という立場は必要です。しかし、だからといってポル・ポト派の行なった殺戮は、まったく帝国主義との対峙とも関係はありませんし、社会主義の確立とも無縁の虐殺行為です。

>少なくとも、文化大革命と言う形でスターリン主義の克服という命題を真剣に考えたの
>は事実なのですから。。。このことは今以降の世界中の運動にとって常についてまわる
>問題でブルジョアジーを打倒するのと同じ程、重要なかつ克服しなければならない事だ
>と思います。

主語が毛沢東なのかポル・ポトなのかはわかりませんが、それなら中核や革マル派の主張や行為もおなじく「スターリン主義の克服」ということで、考慮してあげなければならないのでしょうか?
文革は権力闘争です。一時的に勝利した毛沢東は、べつにスターリニズムの克服を目指したわけではありません。毛沢東の対「走資派」(←この規定が正しいかどうかはさておいて、毛沢東がそう考えていたということは事実)という構造だけを考えても、毛沢東は完全にスターリン派です。ポル・ポト派はもっとそういえるでしょう。「対ソ連」=「対スターリン派」ではない、ということです。

とはいっても、当時、インターでもかなり気分的に文革に傾いていたのは、さまざまな文献からも読み取ることはできます。

ただ、スターリニズムが完全に自壊した、あるいは自壊しつつあり、また自壊した地域での復活があるなかで、オルタナティヴをもとめる左翼は、スターリニズムとの完全な決別が必要です。あれやこれやでいいわけをして、スターリニズムの犯罪性をあいまいにしてはならないというのが、青二才の考えです。

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インターについて少し 投稿者:noiz  投稿日:11月 1日(水)20時59分58秒

ぼくもアナキズム系の「第四インター」というのは初耳です.
『発達史』は,ひょっとしたら以下のあたりの経緯を指して言っているのかもしれません.

1921年7月のプロティンテルンの結成には,当初はアナルコサンジカリストも参加
していましたが,自分たちの政策が通らないので残留派と脱退派とに分裂.脱退した
グループは21年10月にドイツ・デュッセルドルフで会議を開いて,翌22年末に
ベルリンで革命的サンディカリスト会議を開催することを決定します.
(当初の残留派の大部分も結局,22年中にはプロフィンテルンから離れます)
22年の予定通り開催された革命的サンディカリスト会議はそのまま革命的サンディカリストの
インターナショナルの結成大会となります.第一インター以来の「国際労働者協会 (AIT, IWA, ILA)」
という名称も使用しましたが,こちらの名前の方が知られていると思います (いや誰も知らない ^^;;)

確かにこの流れは,トロツキスト分裂以前のコミュニストのインターの「次に」結成されたもの
としては「第四番目」と言えるかもしれません.でも従来はアナのインターは数えられてこなかったし,
当事者たちも四番目ではなく第一インターの継承をうたっていました.今,「国際労働者協会」が
自己の歴史をどう捉えているかは,前にも書きましたが不勉強で分からないです (汗)

まっぺんさんコピーは明日送ります.遅くなりました.

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公認とりけし・・・(^^;;;) 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 1日(水)20時23分19秒

というより、はじめから「公認」というわけではない、ということです。パンフのすみっこに、
なにげに書いておいた言葉が新時代社の人たちの不評をかってしまいました。
たしかに企業やスポーツ団体などとはちがうのだから左翼に「公認」の語は不似合いです。

だから、レッドモール党が過去の組織関連のブツを売ることについては(ある程度までは)
「お目こぼし」というか「黙認」なのであって「公認」ではない、ということですね。

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アフガン・・・ 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 1日(水)18時23分02秒

NANA$\(パチ★プロ同盟) さん、いらっしゃい(^^)
そういえば、アフガン論争というのもありましたね。あれについては国際
的にも議論がまとまらなかったんじゃなかったかな?
日本でもソ連支持派と反対派と意見がわかれてたと思います。まっぺんは正直いってよくわからなかったです。

問題をさぐっていくためのキーワードはふたつあると思います。「民族自決権」と「労働者国家防衛」と。
そのふたつの立場に立ちながら現実問題をどう考えて行くのか? ということでしょう。

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ァあInternational今、何処? 投稿者:NANA$\(パチ★プロ同盟)  投稿日:11月 1日(水)17時29分18秒

自分は当時からインタナショナルの歴史やら1910年代のレーニン・ローザ・カウツキー・
トロッキーらの論争について無頓着だったし手元に資料も残ってません。なぜ
か借りた『レーニン トロツキー スターリン』(B.ウルフ)くらいか?一方70年代後半からのイン
ドシナ・アフガン情勢については当時いろんな党派の影響を受けつつベトナム支
持・ソ連の進攻容認の立場だったのを思い返します。でもそこがあの時の
インターにとってもひとつの分岐だったんだと今になって思ったりするん
ですよー。

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文化大革命はスターリン主義克服か? 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 1日(水)13時11分31秒

田舎の赤爺さん、ごぶさたです。\(^o^)

たしかに「ポルポト派による虐殺」のみに焦点を合わせて論じるのは、没階級的な「人道主義」でしかなく、反共主義者にとっても「共産主義の実態」として宣伝するのに格好の材料となります。問題の本質は、社会主義政権をどのように維持・発展させるべきか、という戦略的な課題であると思われます。ポルポト派の戦略は「一国社会主義」をどこまでも押し進め、自給自足経済をおこなおうとしたのではないでしょうか? そしてその経済は「農本主義」です。こうした方法はアルバニア、ビルマ、北朝鮮に近いでしょうが、みっつとも失敗例と考えていいでしょう。対するにベトナムはインドシナ三国の団結のなかにしか社会主義的発展はない、という点ではるかに国際主義であったと思います。これをブルジョア用語では「ベトナム覇権主義」と呼びますが、それこそ一国主義的な観点からの批判ではないでしょうか。

なお、中国では文化大革命によっていろんな潮流が生まれ(トロツキスト的潮流もあったらしい)「百花斉放」状態でしたが、毛沢東の意図は、結局そうした分派的流れを全部弾圧し、きわめて官僚的で権力志向の強い部分だけを残しただけであって、あれを「スターリン主義の克服」というのは・・・・かなり違うんじゃないでしょうか? むしろあの文化大革命の結果のこったのは、スターリンよりもスターリン主義的な指導部と地方幹部だけだったと思います。

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(無題) 投稿者:田舎の赤爺  投稿日:11月 1日(水)11時35分59秒

ご無沙汰しております!先日は私的な事で煩わしてしまって申し訳ありませんでした。
インドシナ情勢に関してですが、確かに当時、ベトナムとカンボジア・ラオスといった
形で、すなわち、ソ連派と中国派といったかたちで色分けされ夫々の党派の立脚する立
場から日本でも意見が分かれていたと思いますが、唯、私が思うにカンボジアのポル・
ポトの行った虐殺行為のみに焦点を合わせて批判するのはブルジョワジーと同じ立場に
陥ってしまう恐れがあるんだと云う事は踏まえておかなければならないと思います。
少なくとも、文化大革命と言う形でスターリン主義の克服という命題を真剣に考えたの
は事実なのですから。。。このことは今以降の世界中の運動にとって常についてまわる
問題でブルジョアジーを打倒するのと同じ程、重要なかつ克服しなければならない事だ
と思います。

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アナキスト系第四インター? 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 1日(水)09時59分10秒

へー!! それは初耳です。その後、「アナ系第四インター」はどうなったんでしょう?
今、インターナショナルの歴史を書いていますが、紙面の関係上、ほんとに簡単に書くことしかできません。第二半とか第五を書く余裕もないかもしれませんね。とりあえず第匹イソター同志ほか、何人かへ「赤色もぐら新聞」の予告チラシをお送りします。

>今なぜベトナムか

そうでした!H・Hさん、あのパンフまだ持ってるんですか。なつかしいですね。
あの時期の事は当時運動に参加していた人でないと理解できないかもしれませんね。ベトナム・カンボジアが武装解放勢力によって解放されるのは1975年4月〜5月のことでした。そのころまでまだまっぺんは「赤色クメール」とか呼ばれていたカンボジア解放勢力が実質にはどんな政治性を持っているのか知りませんでした。というよりも、ベトナム指導部も含めてわれわれの間ではその指導部の性格分析というものはあまりおこなわれず、むしろアメリカ帝国主義との関係で世界的政治関係を分析し、その戦いの先進性を確信し支援していったのだといえるでしょう。我々がつくった大衆組織が「ベトナム・インドシナ連帯委員会」という名称であったのも、この戦いが個別の国の闘争ではなく国境を越えてインドシナ半島全体の問題としてとらえるべきであるという我々の問題意識を表現しています。

だから、ベトナム軍によるカンボジア進攻が行われた時、内部ではこの進攻に反対する声も少数は存在しましたが上から下まで圧倒的に「ベトナム支持」でした。カンボジアのセクト主義的な対応は「インドシナ社会主義連邦にとって反動的である」というのが我々の主張でした。まだポルポト支配の実態が明らかになる前です。しかし、国際的にも日本国内でも「ベトナム糾弾」派の声の方が強く、かつてベトナム反戦闘争を闘っていた多くの人たちまでがベトナム糾弾派となってしまった。あのパンフはそういう「逆風に抗して」宣伝するためにつくられたものです。また、そのために「ベトナム訪問団」を組織したのです。当時「ベトナム支持」派は日本共産党を別にすれば新左翼系では圧倒的に少数派でしたね、第四インターは。

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