四トロ同窓会二次会 2000年12月14日〜20日

まじめな議論・主張・あそび・ぐち・何でも!自由に投稿してください。
投稿内容は「赤色土竜新聞」に掲載される事もあります。

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Abram (Abraham) Leon 投稿者:for communism@on travel  投稿日:12月20日(水)18時50分49秒

Abram Leon's theory of "people-class" is fundamentally wrong. His
research was not well-informed, and besed on the anti-Semitic
literature from the Christian historians.
Abram Leon is one of our martyred heroes, but that does not mean
his theory was right.

『世界的二重権力論』 is a Pabloite nonsense which is identical to
that of Sam Marcy's Stalinist sect (Global Class War
Tendency/Workers World Party).

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『過渡期世界論』と『世界的二重権力論』 投稿者:まっぺん  投稿日:12月20日(水)11時12分01秒

『過渡期世界論』と『世界的二重権力論』はそんなに似ていますかねー?
『過渡期世界論』は赤軍派というより、もともとブントの世界情勢認識だったと記憶しています。そしてそれはトロツキーの『過渡的綱領』と『世界的二重権力論』から組み立てたもので、似ているのじゃなく「模倣」と解釈しています。しかし、トロツキストは『世界的二重権力論』から「国際根拠地論」とか「前段階武装蜂起」などという戦略を立ててはいません。つまり、赤軍派の国際情勢認識は本質としてはトロツキズムの理解の上に成り立ったものではなかったがゆえに「似て非なるもの」であり、そこから導きだされた戦略・戦術が全然違うという事ではないでしょうか?
 したがって“彼らの破産”と“われらの破産”とは全く次元が違うものです。

『世界的二重権力論』は何も酒井与七独自の認識ではありません。第四インター派全体の共通認識をベースとして組み立てられたものです。かなり「パブロ」がはいっていると思いますが、ソ連・東欧の労働者国家圏の成立によって形成された国際的情勢にもとずく戦略です。したがってその「破産」もソ連・東欧の崩壊という現実世界での二重権力状況の破産によるもので、赤軍派の場合とは同列には語られないと思います。

パレスチナのトロツキストが日本赤軍に対してどういう感触をもっているか? まっぺんにもわかりません。興味ありますねぇ(^^) アブラハム・レオンという人が何冊か本を出していますが、今度読んでみます。新時代社に聞けばわかるかな?

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ドングリの背比べ 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日:12月20日(水)09時03分48秒

みなさん、どうも。
 とても私のようなヤクザ者が入れる議論じゃあないんですが..(苦笑)

>> しかし、愉快なものです。 私のように毛沢東派の肩をもつもの(毛派とまでは言えないと思
>>います。 なぜなら、「スターリン死後資本主義が復活した」などには「フルシチョフが問題で
>>なく、既にスターリンが問題なのだ」という批判を持っていますし、スターリンとトロツキーで
>>は後者に同情的ですし、永続革命論は支持します。)はトロツキーとスターリンの類似性を見て
>>くっつけたがり、H.Hさんやマンデルは毛沢東とスターリンに類似性を見てくっつけたがる。
>>「彼らも、スターリン主義超克を目指す点では仲間であるが、より真実に近いのは当方であ
>>る。」(笑)といったところでしょうか。

 アナルコサンジカリストの立場(本当か?)からすると、どいつもこいつもみんな同じだってことになりましょうか。あ、ザーカイさんのノリとは違いますが..。
 程度問題、みたいな..。
 
 また、毛=農村を根拠地にしたからスタよりも農業よりだ、云々てのも、H.Hさんの言うとおり、実際の政策ではトンデモなわけですし。でもそういう幻想は結構あるんだよね、今でも(農業関係者には、保守派も含めて毛シンパは多いんだなあ)。

 この点に関しては(「農工」とスタの関係を中心とした切片)、いずれ時間をかけてマフノから学びたいと思います。クロンシュタットに関しては資料もあるし、ここでも断片的ながら小生も議論に参加できましたが、マフノに関しては日本語の文献が殆ど全くない、という恐ろしさがありますが。
 スペインの件も着手してないし。あ、スペイン語勉強しなきゃ(爆)

 あ、すんません。茶々入れみたいで。勉強しますm(_ _)m。

 どーでもいいが、ちゃんとあるAITのサイト!!(久我山支部じゃないよ)

  http://www.iwa-ait.com/

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スターリニストと毛派スターリニスト? 投稿者:アラブ復興社会党  投稿日:12月20日(水)00時58分39秒

 E・マンデルはタイトルのようなことを言っていましたね。(毛沢東の件については明日以降にでも) ただ、トロツキストの逆鱗にふれるかもしれませんが(いわゆる歴史的限界というやつだと思いますし、スターリン派と同視するつもりはありませんが。)、ネップの維持に失敗した結果、国民多数派であった農民を敵に回したことが警察国家を作らざるをえなくなった一因であることは疑い無いと思っています。(お勧めの文献はまた読みたいと思っています。)このことでスターリン派(新たな支配階級となろうとしていた層を代表。「官僚」か「新たな支配階級」かはいったんおきます。)と合同反対派(一応はソ連の工業労働者の利害を代表しようとしたとしておきましょう。)はある点までは「農村から収奪して工業を建設する(「プロレタリアの数的増大には結びつき労働者階級の強化に役立つようには見えた。」)」点で同盟を結び得たのです。
 ただし、農村からの収奪だけでは不充分で工業労働者自身からも収奪を強化しようという提案が出た時点で両者の妥協が崩れたのです。
 なお、毛沢東の実践がある時期まではソ連に似ているのは当然でしょう。(ソ連の経済協力、摸倣をしていたのですから)
 しかし、愉快なものです。私のように毛沢東派の肩をもつもの(毛派とまでは言えないと思います。なぜなら、「スターリン死後資本主義が復活した」などには「フルシチョフが問題でなく、既にスターリンが問題なのだ」という批判を持っていますし、スターリンとトロツキーでは後者に同情的ですし、永続革命論は支持します。)はトロツキーとスターリンの類似性を見てくっつけたがり、H.Hさんやマンデルは毛沢東とスターリンに類似性を見てくっつけたがる。
 「彼らも、スターリン主義超克を目指す点では仲間であるが、より真実に近いのは当方である。」(笑)といったところでしょうか。

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革命中国は農民からの収奪を拒否したのか? 投稿者:H.H  投稿日:12月20日(水)00時16分53秒

アラブ復興社会党さま

中国に関する論争に横槍を入れるようで悪いのですが、

>「スターリニスト・トロツキストに共通だった農民搾取による社会主義的原蓄積
>(程度・方法に差が有るにせよ農民から収奪して工業建設に使う)」を拒否した
>実践を試みたことでしょう。(工業から出る余剰を農業へ投入) 

の根拠はなんでしょうか?
53年11月に食料、49年には経済作物を完全に統制下におきます。
それにより農業作物を使った加工品を扱う手工業者が原料不足で一掃されます。
公定価格で農作物を買い取り加工して付加価値をつけ都市労働者に販売して収益を重工業にまわすというシステムを作ります。
56年には自作農を合作社へと編成します。これは生産過程の統制です。
合作社で生産されたものはまず政府への供出分、つぎに合作社の必要な分、そして残った部分を労働に応じて分配しました。合作社はすぐに人民公社へと発展します。分配、価格政策、労働蓄積という方法で、農村から収奪をおこないます。
なお、手工業も合作社に、また私営企業も政府資金を導入して混合企業になっていきます。
一定の資本主義的要素を存続させるという新民主主義経済は、当初67年頃までに完成させるよていでしたが、毛沢東の『大衆運動路線』によって成功した農業合作社を契機にして、56年に終了してしまいます。
合作社から人民公社へと発展した農村では59年から61年にかけて大凶作がおこり1,500万にものぼる死者が出ています。農業労働力を他の公共事業に動員して農業労働力が低下したこと、未熟練農業労働者による生産、旱魃、生産物が統制によって都市へと流れたことによって起こった悲劇でした。
大凶作の間、農業投資、政府による買いつけ価格を引き上げます。しかし、62年以降は引き下げに転じて74年に初めて61年水準にもどります。

文革期を通じて農村のシステムは変わりません。都市への移住が規制され、大変な状況の中で生活をせざるを得ない農民のうっぷんは、文革の終了とその後の政策に大きな影響を与えるとともに、ものすごいスピードでプロレタリアートになりつつある現在の中国農民の苦境(出稼ぎ労働者として都市で労働をするが、非常に限定された権利しかない)を作り出す客観的要因の一つにもなります。

このように、農業政策だけを見ても、革命中国とスターリンの政策は、そのジグザグ性からみても非常に似通っています。もちろんジグザクにはそれなりの理由があります(帝国主義の包囲と間接的な攻撃=朝鮮戦争、ベトナム戦争への対抗する必要)。しかしそれを考えても、あまりに主体的な責任が大きすぎるというのが僕の感想です。

スターリンとトロツキーの違いが「程度」の差であったかどうか。論じ出すとながくなるので、またどこかで論じたいと思いますが、「トロツキー研究」のNO・3「ネップと社会主義」はそれに適切に答えうるものだとおもいますので、もし時間があればご一読を。
ぼくはむしろスターリンと毛沢東のほうに方法としての類似性を感じます。

なお、毛沢東あるいは革命中国が農民の絶大な支持を受けていたということは、そう間違ってはいないと思いますが、だからといって幻想で類推されては、中国の農民がかわいそうです。

なお、中国トロツキストが今後の中国の変化にあまり役に立たない、というザーカイさんの見解ですが、そういう判断は中国の労働者がのぞむ変化に1000%役に立ちません。

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(無題) 投稿者:さやか  投稿日:12月20日(水)00時04分48秒

チョットしたプレゼントって結構難しいんです。
あれこれ悩んでも「これでイイかな?」って、考えちゃいます。
例えば、貝殻ストラップに占い結果を乗せてみてはどうでしょうか?
こぼれますよ、笑顔の始まり。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~cloud-1/
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まっぺんの死の苦悶と「もぐら新聞」の任務2 投稿者:まっぺん  投稿日:12月19日(火)21時43分19秒

●第二号改訂版発行について
現在4〜7ページに「共産趣味」「労組」「党派」「フェミニズム」「お役立ちリンク集」を収録してある。これらについてもう一度点検し、その記述内容に間違いがないかどうか検討する。「趣味者」「フェミニズム」サイトの全てには掲載許可をメールにて求める。明らかに不許可の返信があったものは載せないが返信のないものは載せる。
読者同志諸君にひろくよびかけて、点検作業をおねがいする。ついてはその資料として、希望者には無料で現第二号を送付する。ということは無料で受け取った者には4〜7ページについて、ちゃんと読み、意見を言う義務が生ずる、という風に理解してもらいたい。今年中にその作業を終了し、来年早々に印刷にはいる。

●「もぐら新聞」は営利行為であるか?
「人のURLを収集してそれを商売に使っているのではないか」という批判を頂いた。「もぐら新聞」を印刷し有料で配布する行為は「利益があるかないか」にかかわらずすでに「商業活動」である。それは事実であり弁解の余地はない。しかし、どのくらいの規模で行っているかを明らかにし、実際にほとんど利益にならないどころか、借金によって資金を作っている事を表明して理解してもらいたい、と思う。
最初、コピーで100部くらいつくれば十分と思い、編集・執筆にとりかかった。しかし、興がのって我ながら面白くなり、デザインの推敲も何度も重ねてできあがった版下は、すでにコピーや簡易印刷に不向きなデザインとなってしまっていた。やむなくフィルム製版・面付け刷版・印刷・折り・製本の工程を通す本格的印刷になってしまった。こういう印刷は1000部を最低部数とする。たとえば500部にしても値段はほとんど変わらない。したがって、創刊号・第二号とも1000部ずつ印刷した。20万弱かかってしまった。第二号の刷り直しと製本のやりかえによってあと数万はかかるものと予想される。
直売りならば200円であるが、売店を通すと60円は小売店の利益となるので140円。したがって、「もぐら新聞」の利益が見込まれるのは各々900部以上を売り上げた時となる。これはほとんど絶望的な数字と見ている。5年〜10年くらいで完売か?と考えている。ということで、5年くらいは20万くらいの借金状態であろうと予測しているので、それで何卒ご理解をいただきたい。

う〜ん・・・なんか「政治党派のレジュメ」っぽく仕上がったな。(^^)
そういうわけで、よろしくお願いします。希望者には送付します。

日本赤軍議論はちょっとまっててね。

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まっぺんの死の苦悶と「もぐら新聞」の任務 投稿者:まっぺん  投稿日:12月19日(火)21時41分08秒

●現代社会に絶望する青年世代
革命情勢がはるか遠のき、ソビエト政権は崩壊し全世界左翼運動も後退した現代社会。圧倒的な優位にある資本主義世界の中でアメリカ帝国主義の一元的支配のもと、ますます強化されるブルジョアジーによる階級的収奪・弾圧。社民、及び社民化を深める共産党勢力。このような、出口のない閉塞状況のなかで、現代の青年世代は政治的に解体されたまま放置され、希望を失って絶望的な犯罪行為や目新しい新興宗教などに救いをもとめる。

●「もぐら新聞」発行の目的
かつて青年であった時代、すくなくとも「おもしろい活動」に青春を燃焼したわれわれのような経験を現代の青年はほとんど体験できない。のみならず、その実体を知ることもない。「もぐら新聞」の第一の目的は、この「過去のおもしろかった活動」を青年世代に知らしむる事にある。
第二には、その活動の目標であった「社会主義」「共産主義」について、ブルジョア・マスコミによる反共的デマを排除し、いくつかある「未来の希望のひとつ」として普及させることを目的とする。

●「共産趣味世界」を普及することの意味
単に「共産主義の希望」を伝えるだけならば自分が所属した党派の宣伝を一方的にすればよいかもしれない。それはそれで意味のある事だと個人的には思う。しかし、いかなる思想にも優れた点も欠点もあるのであり、また、同じ思想でもさまざまな観点から違った見方ができることも又事実である。「共産趣味世界」には様々な党派経験者も、非経験者も、また反共産主義的な見地からの参加者もいて、さまざまな角度からの情報が提供される。真実を知ろうとすれば、これほど有意義な世界はないし、ここに関わってゆくことによって社会の本当の姿が見えてくると信じる。理想を求める者にはそれなりの理想も見えてくるであろう。したがって、「もぐら新聞」はぜひ「共産趣味世界」を紹介しなければならないと考える。

●発行のスタンス
まっぺんは「四トロふぁん」であるから四トロに好意的に書くであろう。しかし、それは節度をもっておこなうべきである。党派的立場をそのまま受け入れるのではなく客観的記述を重視する。
創刊号=「共産主義とはなにか」「社会主義とはなにか」を分かりやすく説明する。「インターナショナルの歴史」を第一インターから第四インターまで簡単に紹介する。
第二号=「共産趣味とはなにか」を分かりやすく説明し、主なサイトを紹介する。いろいろな意味での「左翼のおもしろさ」をぜひ理解してもらいたいと願う。
第三号=まだ全く構想の段階であるが、「三里塚闘争」について書くつもり。ただし、反対同盟の分裂以降についてはたいへん書きにくい。どうするかは未定。「ワンパック野菜」「実験村」などの運動についてはぜひ紹介したいと思う。

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中東の第4インター派は? 投稿者:黒目  投稿日:12月19日(火)21時28分32秒

まっぺんさん、こんばんわ。
某所でごそごそさせてもらっている、黒目です。おじゃまします。
ええとですね、アラブ諸国の第4インター派やイスラエルのマツペンは日本赤軍や、その闘争をどのように評価している/いたのか、お教え願いますでしょうか。
俺のかなり乏しい知識では、マツペンは「ユダヤ人の立場からパレスチナ解放闘争に連帯する」という立場だったと認識しています。そのような組織がパレスチナ側から高く評価されている日本赤軍の行動を、日本支部と同様にばっさりと切り捨てているとは考えにくいのですが。

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『過渡期世界論』=『世界的二重権力論』 投稿者:土日のトロツキスト  投稿日:12月19日(火)20時40分17秒

>赤軍派の「国際根拠地・前段階武装蜂起」革命戦略は

この前に塩見『過渡期世界論』をぜひ加えて置いてください。
酒井『世界的二重権力論』と驚くほどよくにていますから。
この意味で彼らが"破産"したのは、JRCLが"破産"したのと全く相同です。

>なぜそこに根づいてパレスチナ赤軍の建設をつづけないんでしょうか?

JRCLは沖縄人民をなぜ見捨てたのか?
JRCLは三里塚農民をなぜ見捨てたのか?
という批判と同じではありませんか。

パレスチナ和平協定(沖縄返還/成田円卓会議)以降、拠点が崩壊・強制
送還(団結小屋取り壊し)されたならば、やむを得ず撤退という選択を
JRCLを含め新左翼諸党派は行って来ましたよね。(個人的には、地域にこ
だわり”草の根”になるのが正しい選択だと思いますが)

いまだに、まっぺんさんの日本赤軍批判がよくわかりません。
まっぺんさんは当時の日本赤軍の路線を批判されているのですか?
現在の彼らの総括が間違っているとお考えですか?
それとも『かけはし』のように全部まとめて『有害無益』と考えられているのですか?

私は先に述べましたように、日本赤軍を含めて全ての新左翼運動は『こちら側』
だと思います。スターリニズムや日本型社民とは異なる新しい社会運動の構築
をめざすならば、まずここに根拠をおき、建設的な相互批判をめざすべきだと思っています。

赤軍派諸グループの闘いは、その誤りも含め実に多くの教訓を残していると思います。
重信さんや、足立さんらの仲間が帰ってきたのだから、ぜひ暖かく迎えていただき
たいと思います。

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赤軍派批判 投稿者:まっぺん  投稿日:12月19日(火)18時07分13秒

>世界革命の環が、パレスチナや中南米にあり、そこでの革命戦争を勝利させることが第一義だという情勢分析にたてば、まず、その戦争に参加することは間違いだとは思いません。

についてですが、まったく支持します。30年〜20年前、まっぺんが現役であった時代にも「世界帝国主義の弱い環を全世界人民が集中的に攻撃する」という国際的戦略が語られていたと思います。60年代後半における世界帝国主義の弱い環は間違いなくベトナムでした。全世界の青年たちが決起し、自国帝国主義にせまる事ができたのは「ベトナム人民支援」を共通の国際的責務として連帯できたからだと思います。「もしもベトナム義勇軍が派遣されることになったら、オレは応募するぞ!」と知り合いの共産党員などは言っていました。相模原戦車阻止をはじめとする全国の反基地・反戦闘争をたたかった我々にとっての「セクトを超えた共通項」はまさに「ベトナム連帯」でした。それは街頭にも職場にも持ち込まれ、労働運動の中にもかかげられました。

ではパレスチナ闘争連帯のために我々は何をするべきなんでしょうか?赤軍派にならってハイジャックや大使館占拠やテルアビブのような闘争を大衆的に提起するべきなんでしょうか? いや、そもそも、そのような闘争を赤軍派は大衆的に提起したのでしょうか? 3・26「空港包囲・突入・占拠」を四トロが大衆的に提起し、実際にセクトを超えた数千の部隊が本気でそれをめざしたのとくらべれば、赤軍派の路線は明らかに「少数の突出したコマンドーによる特殊な闘争」です。全世界のたたかう人民はパレスチナ人民には連帯しても、赤軍派のこのような戦術には国際的な何らの展望も見いだしてはいなかったのではないでしょうか?

赤軍派の路線については、すでに「革命的掲示板」において議論していますが、まっぺんがやっっっと把握した、あの難解な『国際根拠地論』によれば、革命の根拠地を中東に築くことであり、それと共に「前段階武装蜂起」を起こすことが意図されていたようです。つまり、大衆的なパレスチナ支援が目的というよりも、赤軍派「革命戦略」の構築を目的として中東へ行ったのだという面を見落とすべきではないと思います。では、この路線はどうなったのか? 赤軍派の口からなんらの総括も聞かれません。あるいはこれから展開されるのかも知れませんから注目しましょう。しかし客観的に見て現在も「前段階武装蜂起」がおこなわれず、「国際根拠地」であったはずのパレスチナから日本に拠点を移そうという気配がうかがわれるという事は、赤軍派の「国際根拠地・前段階武装蜂起」革命戦略は破産した、といってもいいのではないでしょうか。

つまり赤軍派を評価する時、「パレスチナ支援連帯」の面から好意的に評価しようとする傾向があると思いますが、それとは別に「革命戦略」としての彼らの方針との関係でとらえる事はわすれるべきではありません。また、パレスチナとの関係について評価しようとするなら、なぜそこに根づいてパレスチナ赤軍の建設をつづけないんでしょうか? 第四インター派はレバノン、イスラエル、トルコ等、中東において戦いを今も続けています。

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megabbs 投稿者:弐ch編者  投稿日:12月19日(火)17時37分59秒

政治思想(学)掲示板
http://www.megabbs.com/sisou/index.html
政治掲示板
http://www.megabbs.com/seiji/index.html
経済掲示板
http://www.megabbs.com/keizai/index.html
共産趣味掲示板
http://www.megabbs.com/kyousan/index.html

このような掲示板が100近くある掲示板サイトmegabbs!
http://www.megabbs.com

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業務連絡 投稿者:黎  投稿日:12月19日(火)08時32分29秒

>ライタアケスさん

お礼の連絡先をお知らせください。
物資カンパありがとうございました。

あれは、私の「持」病には非常に役に立ちます。
寒さは大敵ですからね。

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中国共産党は都市労働者を見捨てたか? 投稿者:土日のトロツキスト  投稿日:12月18日(月)23時03分27秒

まっぺんさん、ご批判ありがとうございます。
本来は土日だけのトロツキストなのですが、月曜日も来てしまいました。

>運動を総評傘下の労働運動に持ち込むべきだったのに

この路線(『全人民の急進化』-政府権力闘争)の誤りが、赤軍派がそう
であったように、第四インターも新左翼運動の後退に一役買ったと思う根
拠です。つまり新左翼運動の深化というよりはその清算に向かうことによ
って組織内部に社民的弱さを再生産していったと思います。これが女性差
別問題の路線的背景の一つだと考えます。

>それが「国際主義」というものなのでしょうか?

私はそういう場合もあると思います。例えば太田竜の『辺境最深部に向か
って退却せよ』という考えも、戦略として成立していたと思います。

世界革命の環が、パレスチナや中南米にあり、そこでの革命戦争を勝利さ
せることが第一義だという情勢分析にたてば、まず、その戦争に参加する
ことは間違いだとは思いません。スペイン戦争の国際義勇軍やゲバラらの
例もありますね。中国共産党の『農村が都市を包囲する』戦略も都市労働
者を見捨てる路線になるのでしょうか。(同じ中国だとは言わないでくだ
さいね。国境は重要ではないはず)

例えば当時の総評労働運動の本工主義や、排外主義が『一度解体されなけ
れば』革命的な運動足り得ないという情勢分析をした場合、そこに入り込
むよりは、外から解体・再組織化する道を選ぶことは十分あります。そ
の、外が国境を越えた外国だっていいと思います。

>なお、第四インター派によるパレスチナでの戦いは
>イスラエル「革命的マルクス主義者同盟」をはじめ
>中東各地で続けられています。
>また、その主張は幾つか柘植書房から出版されています。

日本赤軍批判の当事者であるJRCLはこれらの諸支部とは異なる主体だと思
います。
ベトナム指導部などの評価や三里塚闘争の戦術をめぐってJRCLと統一書記
局には対立も多かったはずです。パレスチナに関してはこれら諸支部にお
まかせなのでしょうか?

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そうだと思いますが>国際主義 投稿者:いずみ  投稿日:12月18日(月)20時32分51秒

なんで日本人民に特別に責任持たなくちゃいけないのか
全然わかりませんが。

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日本赤軍はなぜ日本人民を見捨てたのか? 投稿者:まっぺん  投稿日:12月18日
(月)19時59分37秒

土日のトロツキストさん、こんにちは。
指摘される「ブルジョアマスコミ」への配慮は
もう少ししてもいいんじゃないかなー、って思いましたけど、
まっぺんは大筋において『かけはし』記事を支持できます。

あの記事の主張はきわめて単純明快です。
「左翼の戦術急進主義は機動隊側の武装の向上によっていきづまってしまった。
その時にどちらへ向かうべきだったのか?
運動を総評傘下の労働運動に持ち込むべきだったのに
戦術のさらなるエスカレートによって突破しようとした。それが連合赤軍や日本赤軍であった」
・・・・・・・・・・・・・・・と言っているわけでしょう?

第四インターがパレスチナの戦いについてどう考えてきたのかの前に
なぜ日本赤軍は日本でのたたかいを放棄してパレスチナへ向かったのでしょうか?
日本の闘争が苦しくなったときに日本人民を捨て去ってパレスチナへ逃れ、
向こうで都合が悪くなったら今度はパレスチナ人民をすてて日本にもどって来たのではありませんか?
それが「国際主義」というものなのでしょうか?
「革命のコマンドー」はそのように都合によって居場所を変えることができるかもしれませんが
人民の大部分は、その土地からのがれることはできません。
自分が今いる場所で戦いをつづけていくしかないのです。

なお、第四インター派によるパレスチナでの戦いは
イスラエル「革命的マルクス主義者同盟」をはじめ
中東各地で続けられています。
また、その主張は幾つか柘植書房から出版されています。

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『かけはし』重信記事を読んで。 投稿者:土日のトロツキスト  投稿日:12月16日(土)20時09分37秒

おじゃまさせていただきます。
感想文ですみません。が一言。
この記事読んで、とっても嫌な気分になりました。

1.なぜ重信さんや支援者に対するフレームアップ的弾圧をまず糾弾しないのか?
2.新左翼運動の衰退は赤軍派のせいなのか?
3.パレスチナ闘争を外在的に評論してよいのか?
4.トロツキーは果たして『反テロ』主義なのか?
という諸点で疑問に思います。

 私はかつてインターで活動してましたが、第四インターの『新左翼中間主義』
批判を聞くたびに、社民の立場から新左翼を批判するなよ。と常々感じてました。
特にテロリズム批判に対しては、その論理内容の一般的大枠は支持できるもの
の、ブルジョアマスコミに同調するかのような言葉遣いや論調を見るたびに
落ちこんでいました。

 別に私が、新左翼・全共闘運動に心を動かされたというだけではなく、
新左翼運動を担った世代が創り出した、思想、運動、活動家の量どれをとっても
きわめて重要であり、それ以降の新しい(いま風にいえばオルタナティブ)
流れを形成する上で鍵となり続けているのではないでしょうか。フェミニズム、
共生の思想、反差別、反原発の担い手や思想はトロツキズムの延長ではなく
『新左翼中間主義』内外から産み落とされた事実は否定できないと考えます。
 
 赤軍派を中心とする建軍路線は確かに新左翼運動の負の側面であると思います。
今日では彼ら自身この限界を彼らなりに総括をしています。新左翼運動の衰退
は、彼らのみの責任ではなく、第四インターを含めた全ての党派や活動家に
あると考えます。彼らの当時の路線にではなく、彼らの現在の総括に対して同
志的に批判を加えて論争を創りだすことが必要ではないでしょうか。かつて女
性差別問題がインター内で表面化したときに連合赤軍の永田洋子氏の著作に接
しました。彼女の総括は、軍事主義や内ゲバのアリ地獄に傾斜していく過程を、
ある種の必然を持って描き出しており、新左翼主義の限界を内在的に克服する
上での貴重な証言であると考えました。その負の特徴の多くはJRCLも持ってい
たのではないでしょうか。

 別に個人的に足立正生のファンだから、というわけではないのですが、日本赤軍
は赤軍派諸グループのなかで最も評価できると思います。国際根拠地論は多分、
過激なボサダス主義なのだろうと思います。彼らと太田竜の間で『映画批評』で
エール交換がなされていたと記憶しています。軍事主義を清算したプロ革派、
金日成主義にオルグされてしまった田宮グループと総じて民族主義的二段階革命論
に軌道修正してしまった赤軍諸派の中で、パレスチナ人民とともに国際帝国
主義と最後まで戦い抜く姿勢を見せたのは彼らだけだと思います。むろん彼ら
は『軍』=義勇兵に過ぎなかったわけですが。
 
 岡本公三氏らの戦いは、確かに日本国内で反過激派キャンペーンの口実を与えました。
が、パレスチナ人民のイスラエル・国際帝国主義への反攻の契機を作ったという
点では正しく評価されなければならないと思います。日本人の『人道主義』を物差し
に彼らに悪罵を投げつけるのは止めるべきではないでしょうか。『有害無益』という
言葉遣いには心底落ち込みます。
 同時に日本赤軍のパレスチナに対する関わりを批判するならば、まず自らが日本の
パレスチナ連帯闘争をどう組織したのか、あるいはどのようなパレスチナ革命路線を
提起してきたのかという検証を併せて行うのが最低限の礼儀であると思います。

 最後にトロツキーの引用について。私はトロツキーは『反テロ』主義者ではないと
考えています。昔、『世界革命』紙に『ゲリラやテロは百害あって一利なし』という
記事がありました。この理論的背景はトロツキーにあるのだろうか、と疑問に思って
トロツキー文庫の『共産主義とテロリズム』を読んだ記憶があります。内容は全く
逆でした。「帝国主義や社民はボルシェビキをテロリズムと呼ぶが、赤色テロルは
必要だ」という論調ではなかったかと記憶しています。過去の革命家の発言は必ず
情勢と文脈の中においてなされており、一部をとり出した安易な原則化は『有害無益』
だと考えます。「私はマルクス主義者ではない」とマルクスが言ったことを思いだします。

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そば,補足です。 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日:12月15日(金)22時52分51秒

 闘争団の人と,電話で以下のようなやりとりがありました(^^)

「ご注文ありがとうございます」
「状況が厳しいんで,ここのところ,仕事場の近くですぐ声かけるとこがないもんですから,直接注文しました。こっちも気になってまして」
「インターネットでご覧になったんですか?」
「ええ,状況が厳しいし,なんとかしたいけどって人も居て,なんというかこういう情報は積極的に教え合うって感じでしょうか。僕も,たまに集会にいったり,こんなことでしかお役に立てないんすけど。情報だけは仕入れてます。」
「...それは...。本当に,本当にありがとうございます。本当に励みになります。ありがとうございます」

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どうもご協力ありがとうございます。 投稿者:アラブ復興社会党  投稿日:12月
15日(金)22時30分48秒

 ささやかながら、お役にたててよかった。

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国労そばを食べよう! 投稿者:まっぺん  投稿日:12月15日(金)22時18分33秒

AIT久我山支部(準)さん、どうも思い出させてくれてありがと\(^o^)
とりあえず「あげ」しときます。
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手延べ年越そば 投稿者:アラブ復興社会党  投稿日:12月10日(日)20時10分34秒

     手延べ半生そば(250g・2把・四人前)麺つゆ、きざみのり、わさびのセットで化粧箱入り
    ○ 定価3割引きの1千円(1箱)
    ○ 送料・・・10箱から無料。1〜9箱道内500円、その他750円。 郵便振替用紙を送り ます。
    ○ 閉めきり12月20日まで
    ○ 申しこみ 国労名寄闘争団。 電話01654−(3)ー0515
                    FAX01654−(3)−1991

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そば注文しました 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日:12月15日(金)22時10分23秒

 アラブ復興社会党さん,その節は国労そば情報どうも。

 仕事場でそこそこ判ってくれそうな人に声をかけ,まとめて注文しました。インターネットでみました,って言ったら,闘争団の人は驚きながら,喜んでくれました。

 では。

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もぐら新聞第2号販売中止します 投稿者:まっぺん  投稿日:12月15日(金)21時58分39秒

もぐら新聞第2号にはリンク集に問題があり、発行するべきではないとの判断により販売を停止しました。
すでに模索舎、タコシェにも連絡いたしました。
まっぺんの配慮のたりなさによりご迷惑をおかけした方々にお詫び申し上げます。
なお、第2号については2〜3頁「共産趣味ってなあに?」、8頁「トロツキー赤軍のうた」および付録ポスター、「もぐら戦士図解」などは問題がないと思われるので改訂版を早急に出したいと思います。・・・・・・
さて、4〜7頁にはなに書こうかな?

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RE:中国政府にどう対処するか?  投稿者:ザーカイ  投稿日:12月15日(金)00時59分22秒

>アラブ復興党さんへ
確かに今この場で中国が倒されるとしたら、それは帝国主義諸国の手によってでしょう。
しかし、リアルにそのようなことがなされるでしょうか?少なくとも元の切り下げを阻止することだけで精一杯でしょ?基本的に軍事行動によってなど考えられません。中国が混乱すれば、世界管理がしにくくなるだけです。帝国主義にとっては中国の人権抑圧は市場を開かせるカードであり、他方で5億の民があふれ出ることを防いでいます。
いまや中国はすでに帝国主義の世界管理の補完物でしかありません。

それだけに打倒する事は難しく、打倒されてしまったら…と心配する以前の話です。
このままほおっておいても開発独裁は市場をますます開き、帝国主義の食い物になります。WTOに加盟したがる中国なのだから。
今はまだ中国国内に政権の座を変わりえる主体は見当たりません。いまは帝国主義の人権外交政策を追い風にしてでも人権抑圧と闘い、その過程で次の政権を握る主体を形成すべきです。その時、中国トロツキストが民衆の付託を得るか、それともエリツインのような共産党くずれがなるか、それとも漢民族主義者かそれはわかりません。しかし、先の大戦以前のような植民地政策をとることは考えられない今、中国国家を打倒してもしなくても同様に経済的には食い物にされます。

私はむしろ積極的に打倒を呼びかけ、革命(社会主義とは限らない)主体形成に協力することを勧めます。
それほど中国内が「労働者国家」の片鱗を持ちえるていたなら、社会主義を掲げる主体ができるかも知れない(期待薄)。その主体形成過程で、どこまで社会主義者が活躍するかは民衆が決めることでしょう。私の予想では中国トロツキストにはその目はない!理由はすでに既述済み。

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「赤色土竜新聞」は 投稿者:広田薫  投稿日:12月15日(金)00時39分19秒

カッコいいですね。
 昔の「世界革命」はあまりのすばらしさに感動しました。500円は高いけど。
 ちなみに浩二さんは共産党に親近感とは言い難いですよ? 政策レベルでは、右傾化共産党に近いけど。とりあえず、マルキストでも共産主義者でもないのはたしかです。あのひともそこらじゅうに書いてるなー。
 ところで、「北方領土と共産主義」の織田進氏はたしか「労働者の力」ですよね? いまは北方領土についてどう主張しているんでしょう。「かけはし」は、「返還反対」といい、結果論としての「ロシアへの帰属」を肯定しているような言い分ですよね。私も個人的には日帝へ帰属するよりはロシアに帰属したままの方がマシだと思いますが。返還が起これば民族意識がより高揚しかねないですし。
 そういえば、中核派「前進」では、北方領土について「あえていえばアイヌ人民のものだ」というような主張をしてました。

>ザーカイさん

 お誘いくださってうれしのですが、予定日は生憎と私用が入ってますので参加できません。また機会があれば声をかけてください。

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トルコでも原発建設計画を中止 投稿者:アラブ復興社会党  投稿日:12月14日(木)23時51分56秒

 「ドイツの政策に刺激を受けた」ことや「度重なる大地震で安全性に不安が感じられ反対運動が起きたこと」が原因だそうです。

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中国政府にどう対処するか? 投稿者:アラブ復興社会党  投稿日:12月14日(木)23時28分10秒

 この国の指導部が開発独裁の政府と識別不可能になっていること自体はザーカイさんと意見を同じくします。 そして、まっぺんさんの書かれていた工場が資本主義的方法で運営しきれていない状態なのだから中国共産党の指導部だけを変えれば良いというのは感覚的にしっくりきません。(その国の「民族資本家」が適切に資本主義的な方法で運営し、それが国体にまで反映されている発展途上国なんて有るの?)
 では、単純に打倒対象(国内で弾圧を受けている人にとっては当然そうだとしても)とすべきなのか? 恐らく現中国指導部が打倒されれば、「帝国主義列強」の草刈場となり中国人自身が自分の国の主人として経済・歴史を作っていくという可能性すら実質的に失われるだろう。(恐らくインドネシアやマレーシアのような国になる?) そして、「共産党政権が倒れた(実質的にその名に値するかは別にして)。」として、各国世論の反動化をソ連崩壊時と同様に招くだろう。
 後者はともかく、前者のことを考えたら私は安易に打倒対象といえない。 ただ、それは社会主義擁護のためというような「夢」のあるものでなく、「帝国主義本国と発展途上国ブジョワジーが対立しているときは後者に批判的支持をしなければならない。(トロツキーもイタリアのエチオピア侵略でこのような見解を述べていたと思います。)」 「民族が自力で歴史を発展させる可能性を奪うから」という理由です。 つまりは、湾岸戦争の最中にはフセイン政権に対して批判的ながらも支持しなければならないという程度の夢のない理由からですが。 なお、法輪功幹部がノーベル平和賞候補に上がっているそうです。 信教の自由は尊重されるべきなので、中国政府の弾圧は不当とは思いますが、米・欧側の中国揺さぶりの一環であることは疑いがないでしょう。(12・13朝日にノミネート記事)
 なお、中国・毛沢東の功績は農民を組織して革命を勝利させたことのほかに、「スターリニスト・トロツキストに共通だった農民搾取による社会主義的原蓄積(程度・方法に差が有るにせよ農民から収奪して工業建設に使う)」を拒否した実践を試みたことでしょう。(工業から出る余剰を農業へ投入) そして、発展途上国で革命を起こした場合はこちらの方が相対的に優れた路線であったと思うのです。(そして、「社会主義を目指す勢力」を強化しながら他国の革命を待つ。) さらに、ネップは本当に「一歩後退の戦術」だったのか? 社会主義を目指すとすれば資本主義的生産力をつけるために必要だったというより、労農同盟を維持するために必要だったのではないか? スターリン独裁はこの同盟を壊してしまったため国民の多数派だった農民を従わせるために警察国家を作る必要が起きたことが重要な一因ではなかったか? スターリン派の勝利の理由は確かに西欧革命の敗北が重要要因ではあろうが、国内要因としてはネップを維持することに失敗したのもその理由ではなかったか? 

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「過渡的綱領」発信! 投稿者:まっぺん  投稿日:12月14日(木)20時46分18秒

第四インターナショナル創立大会で採択された「過渡的綱領」(国際革命文庫第一巻)を今、発信しました。読んでください。1938年当時の国際的情勢にむけた非常に具体的なスローガンが書かれています。読者の感想をもとめます。

なお、「日本赤軍」記事への“評論”がさっそくザーカイさんから寄せられました。でもどうせなら、そんな客観的な「感想文」=評論じゃなくて「批判」のほうがおもしろいと思うがなー。そして批判はぜひ「かけはし」へダイレクトに浴びせてもらうと、なお面白い論争になるんじゃないかと思います。

http://www1.neweb.ne.jp/wa/redmole/web/bunko/bunko00.html

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Re: 「かけはし」に日本赤軍記事!  投稿者:ザーカイ  投稿日:12月14日(木)20時26分39秒

●読書感想文

 まっぺんさん紹介の記事を読んだ。同じく社会運動をするもの(ACT編集長とは友好的な仲なのだろう)へもきちんと批判(またも署名記事だが)を浴びせるあたりは4トロらしく原則的だと思った。また対応にタイムリーさが欠けるものの、今の事件(話題)と、それの与えた影響にふれつつ、そもそものことの経緯から、日本赤軍の問題点を炙り出そうという意気込みも、真面目な4トロらしい。

 果たしてその意気込みにかなう記事足りえたか?

 第1に批判された発言元の「闘う市民運動のメディアである「ACT」編集長の小寺山康雄さん」はトロツキストなのだろうか?

 というのも最後のトロツキーの「テロ批判」から逆算して書かれたとしか思えない構成(繰り返すが内容の賛否は別)で、ご丁寧に最後に種明かしまでしている。
トロツキストではない人が読んでも、基本的には

「あ、そう・・・・・・・・」

ではないだろうか?(暴力反対の市民派や社民には受けると思う。作者の意向とは全く別次元で)

 これでは「『かけはし』はトロツキストサークルの週刊紙です」といっているだけではないだろうか?どうだろう?

 第2に、小寺山発言批判はあくまでダシで、日本赤軍らに見られる「テロ」を批判したいのが本旨だと思うが、「トロツキストではないと団体がトロツキーの批判せし所業を行なった。だからダメ」という基本構成の文が、日本赤軍や4トロの階級闘争戦略に収斂されない「大衆のラディカリズム」、そして「破綻」によって各地に散らばったそれへのシンパシーを留めるまたは方向修正する力を持ち得るのか?(もっとも修正が求められているところ自体もお寒い事情なのだが)

党派に属した経験がないのでその辺の党派文化に疎いのだが、フツーそういうものなのか?
 
 私には、かの記事は極めて内向きでサークル内の規範を糾すだけのもののように読める。
私はてっきり、党機関紙の類は党外者の視線を意識して、自分たちの主張を示し、支持を得ようとする営為努力が主なものと思っていたのだ。

「全く党外者の視線を感じていない」とは言わぬものの、随分と内向化しているのをみて、改めて4トロのみにとどまらない左派の厳しい内輪事情を見せつけられた気がした。

<結論>
 個人的には行間からにじみ出ている作者の「意気込み」と、「借りてきた」論拠とが縮小再生産
的で、「ライブ」なものが出て来ていないと思う。「第三者の視線」をヴィヴィットに感じ、それをも取り込んで外へと広がっていくダイナミズムはそこに存在していない。(この点では一部趣味者のほうが先をいっているのでは?)
 アリバイ的で予定調和的とも言えるかもしれない。ココに私は強く危険性を感じずにいられない。それは今回は言及しない。似たようなものをどこかの党新聞で読んだことがあるように思う。
 世紀末の軽いデジャヴーか?

 なお、俎上にのせたネタ自体が趣味者を除けば、すでに異形さも鮮度もないトピックだという点は、作者に同情し、割り引いて考えるべきと思っている。

 資本主義的アトミズムによって霧散化した個々の「どこにも還元できないプラスティックゴミのような暴力衝動」はむしろ日本赤軍などの「組織された」内ゲバ、「テロ」の「恐怖」を乗り越えているということなのか?(これは余談)

#たぶん「厳しい内輪事情」も内ゲバ・「テロ」批判に収斂されるのだろうと思いつつ、筆を置く。
嗚呼、ウロボロスやあにや・・・・・

以上、冬の読書感想文でした。

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「かけはし」に日本赤軍記事! 投稿者:まっぺん  投稿日:12月14日(木)16時50分26秒

『「日本赤軍」重信房子逮捕について
極左冒険主義的テロは人民にとって有害無益な暴挙である』

・・・↓を見て下さい。

http://www.jrcl.net/web/pk617.html

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四トロ同窓会の童貞処女の皆様へ 投稿者:kitty  投稿日:12月14日(木)16時02分34秒

とりあえずHPできたから来いや、この妄想野郎どもがよ(爆笑)

http://freebbs.fargaia.com/html/kittyguy.html

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パブロ主義はねぇ 投稿者:まっぺん  投稿日:12月14日(木)11時56分27秒

第二次大戦後、しかも中国革命直後、朝鮮戦争中1951年。日本でも共産党極左闘争、人民広場事件などがおこりました。まだアメリカしか核戦力を持っていない時代で、アメリカのタカ派などはソ連・中国に核爆弾を落とせと本気で主張するものもいた当時、「第三次世界大戦の危機」は本当に真剣に考えられていたようです。そのような中で開催された第四インターナショナル第三回世界大会で、当時の指導者であったパブロが提唱したのは「世界戦争の危機に対して、各国支部が小さな宣伝集団の段階にとどまっている現状では間に合わない」から「各国で社民や共産党に加入し、そこに結集している労働者に影響力を行使せよ」という事です。だからこの時代の加入戦術はかなり緊迫した意識にもとづいておこなわれたと言えます。

結局そのような「世界戦争」は起こらなかったわけですが、その後も長期的加入戦術に切り替えて影響力を強化し、各国支部が形成されていきました。なお、展望がはずれた結果、インターナショナルはほぼまっぷたつに別れ、やがて第7回大会で再統一した時パブロは、どちらかというと植民地革命への強い傾斜の結果、第四インターから去っていきました。
「国際革命文庫」の「第四インターナショナル小史」より

http://www1.neweb.ne.jp/wa/redmole/web/bunko/bunko00.html

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アイランダーさんへ 投稿者:右翼推進會  投稿日:12月14日(木)01時40分18秒

そのとうりです!勝手にどちらの領土かと決めても、解決には結びつかない!先住民の意思が尊重されない限り、争い、悲しみ、苦しみを生むばかりではないでしょうか?そんな事で領土を愛した祖先が喜ぶでしょうか?お互いが納得した結果を出さない事には、いつまでたっても解決しない!同じ人間なんだから、腹割って話せば理解し合えると、解決すると私は思います

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アイランダーさんへ 投稿者:右翼推進會  投稿日:12月14日(木)01時38分22秒

そのとうりです!勝手にどちらの領土かと決めても、解決には結びつかない!先住民の意思が尊重されない限り、争い、悲しみ、苦しみを生むばかりではないでしょうか?そんな事で領土を愛した祖先が喜ぶでしょうか?お互いが納得した結果を出さない事には、いつまでたっても解決しない!同じ人間なんだから、腹割って話せば理解し合えると、解決すると私は思います

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ロシアのもの!? 投稿者:アイランダ−  投稿日:12月14日(木)00時27分21秒

 “日本帝国主義に渡さない為に、ロシアの、、”云々については決して認める事はできません。
私は、遥か以前からそこに「先住民族」としての、アイヌ民族、北方諸民族が生きてきた事実を認める事から始めようと言いたいのです。その事を、基本に考えていくべきでは?、と。
 その事は、常に、「埒外」に置かれてきた沖縄の状況とも、根は同じ事なのです。これまで、沖縄の問題が沖縄の主体を念頭に入れた外交が1度でもあったのですか?自分達の過去・現実・未来がいつも自分達の及ばない所で決定されていく。その事が、沖縄の現実的悲劇なのではないのでしょうか?私は、反ロシアという立場で「日本固有の領土」と言う事には、組しませんが、反帝国主義とゆう旗印の下、ロシアに、と言う立場についても断固として反対します。そこには、先住民族としての「生」、「意思」を踏みにじる“論理”としてしか映らないからです。
 前回の書き込みでも書いたように、北方諸民族を中心に、旧島人、ロシア人が対等に生きられる、という柱を立てない限り真の解決はあり得ないでしょう。結局、政治(家)の“思惑”を超えていく柱は何なのか?というところで「悩み合って」いくべきだと思います。  

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