四トロ同窓会二次会 2001年9月23日〜24日

まじめな議論・主張・あそび・ぐち・何でも!自由に投稿してください。投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」に掲載される場合もあります。
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以下に9.24の紹介が出てます 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日: 9月24日(月)23時54分28秒

http://member.nifty.ne.jp/videopress/20010924.html

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ラディングループの犯行でないとしても 投稿者:菊  投稿日: 9月24日(月)22時58分05秒

ラディンのネットワークがあるのは間違いないようです。前にあげた「世界」99年10月号の論文、そしてアエラの増刊号などによると、彼らのグループはイスラム原理主義者とも違うようです。もともとアフガン内戦に参戦した戦争の専門家のようです。これはアメリカの宣伝ではないと思いますし、彼らの力を甘く見るのは非常に危険だと思います。(昨日のNHKスペシャルの再放送は見ていませんが、これもよく構成された内容だったようです)

金曜日からずっと閉じこもって仕事をしていて「煮詰まってしまった」こともあって、代々木公園の集会に思い切って出かけました。
久しぶりに、よい集会とデモでした。
昔、といっても30年ほど前、ベ平連のデモで銀座をフランスでもしたことを思い出しました。もちろん人数は当時ほど多くはないのですが、といっても1800人とかで、最近のデモとしてはずいぶん多かったのでしょう。参加者も高齢者から中年、若者、子供を乗せたカートを引いている30ソコソコの夫婦や子供まで。一緒に高尾山にハイキングに行ったことのある知り合いの77歳のお母さんがハイキングに行くようなスタイルで娘さんと来ていました。ずいぶんご無沙汰していた人にも何人も会いました。

渋谷にショッピングや遊びに来ている人たちも、プラカードや横断幕を冷たい視線ではなく結構熱心に見ているし、「どう思う?」とか対話ができそうな雰囲気でした。

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テロネットワーク?? 投稿者:黒目  投稿日: 9月24日(月)21時32分16秒

私は今回の事態が、「我々」の言ってきた所の「第三世界人民の闘いの高揚」と断絶したものである、とはそもそも考えてはいません。先に「戦術レベル」を引き上げたのは米帝やんけ、と考えています。で、今回のは、「戦術的ダメさ」、即ち、相手「国」の民衆を殺害する、という形を取ること、そしてその事によって、相手の総力戦体制を喚起してしまうこと、を問題にするべきではないか、と考えています。もっと言えば、ラディンの問題(ラディンが「犯人である」という米帝の宣伝を前提にしてしか語れない、という辺りがキビシイのですが)、彼は、「自分の戦争」の継続が目的であって、アラブ民衆、あるいはイスラム民衆を守ろうとは全然してない、という点が、最も唾棄すべき点ではないか、とゆーふーに考えています。即ち、アラブ諸国を、アメリカとの戦争に「引きずり込む」、これが彼の方針である訳です。
・・・・今、ビラを書いてるんですが、考えまとまんないんですよ(苦笑)

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「もっと」ではなく、「結構」 投稿者:菊  投稿日: 9月24日(月)21時06分39秒

訂正
私は「社会主義の復権」にはもっと懐疑的です。→私は「社会主義の復権」には結構、懐疑的です。

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残念 投稿者:入谷  投稿日: 9月24日(月)20時01分38秒

どうしたのかしら?

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社会主義の復権には自信を持てない 投稿者:菊  投稿日: 9月24日(月)18時56分28秒

瓜月さん、その長谷川というのは朝日の記者です。アエラで「クセのある」記事をいつも書いています。私はあまり好きでないのですが、今回はまともな気がします。アエラの臨時増刊はタイトルこそひどいけれど、分析の視点といい役立ちます。

イレギュラーずさん、
私は「社会主義の復権」にはもっと懐疑的です。どのレベルの人々までそれを認識するかの問題はありますが。きっと、どうしようもない出口の見えない泥沼が繰り広げられるのではないでしょうか。

私が昨日あえて長々とコラムを引用したのは、私たちの今までの常識では理解できない世界がそこに現に展開されているからです。ですから、それが「人類史的危機」ではないかといったのです。

ちょっと飛躍しますが、もし山内昌之氏や引用したコラムが事実とすれば、そうしたテロリストネットワークに対抗するためには、保守派や憲法改正論者までも含めた日本を戦争に動員させない統一行動が求められているのではないかと思うのです。今朝の朝日新聞に三井物産の寺島実郎氏(彼は改憲論者では必ずしもありませんが)が書いているような立場がより全面に押し出される必要があるのではないでしょうか。
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AERA緊急増刊号には 投稿者:瓜月  投稿日: 9月24日(月)15時49分22秒

「怨念根絶にはイスラエル解体しかない」の記事が掲載されています。
著者は「編集部 長谷川 煕」とあるので朝日の記者さんなのでしょう。

「本当にこのテロにサウジアラビア出身の反米主義者ビンラビン氏が関わっているのなら」と断定は避けた上で、シオニズムの誕生、第1次大戦時のバルフォア宣言・フセイン=マクマホン書簡からイスラエル国家の成立まで中東現代史を辿りながら、「考えられる破局回避の道は、血まみれのイスラエルをいったん解体し、アラブ難民も吸収した新しいパレスチナ国家を創り出すことしかない」と結論付けています。

今回のテロ、その根源的な責任を、第1次大戦時の英仏帝国主義と戦後それを引き継いだ米国に求めるレポートを、AERAの様な一般誌が“今の時期”に掲載したことが印象的でした。

私も、暴力の連鎖を断ち切るには「イスラエル国家の解体しか無い」との視点に強く同意します。

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おっちゃん氏、みずからスパイ予備軍と吐露\(^o^)/ 投稿者:まっぺん  投稿日: 9月24日(月)12時29分17秒

(引用)
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おや、「モラル」にはいろいろあって、同じことでも「敵」の場合は許されないが「味方」の場合は許されるというわけですか。それは「モラル」ではなく単なる党派的モノサシではないのかな・・・私の「時と場合による」「是々非々」「おのれからの距離感覚」・・・に限りなく近づいてこられたようで、それはそれでけっこうなことです。
-------------------------------------------------------------------------------------だから「何度も言うように」あなたには「モラル」が分かっていないのですよ。われわれと、国家権力とは「個人情報」「盗聴」などのあり方を巡って対立関係にあるのではないのですか?

国家権力は、一方では法案によって情報や言論を管理しようとし、他方では公安調査庁や内閣調査室、あるいは公安警察など諸機関を使って裏取引きや脅迫、スパイなどを使って情報を集めようとします。この「国家権力の側の諜報活動に協力する」という「モラル」。これはこれでひとつの「モラル」でしょう。

他方では国家権力のそのような策動に反対し、その意図を阻止するために、スパイ活動を拒否し、情報を売らず、さらにはこのような策動に反対する為の集会をひらき宣伝する。これは「われわれの側のモラル」です。これはちっとも「党派的」なせまいものではありません。それとも「中核派Mの情報なら漏洩してもいいが、フロント派Hの情報は漏れたら困る」とでもいうのでしょうか? 私はそうは思いません。どの党派の情報であろうと権力に売った事実は共に闘争する者たち全体にとっての敵なのです。

すくなくともこの問題に関するかぎりは「ふたつのモラル」しかありません。「国家のモラル」につくのか、「市民的自由のモラル」につくのか。宮崎は、その「モラル」というものがそもそも欠けていたために国家の手先に使われた、という事なのですよ。
したがって、繰り返せば「宮崎は情報・言論の自由にとって危険な人物」「野田氏は情報を統制しようとする国家にとって危険人物」という事です。危険の及ぼす先が正反対なのです。

(引用)
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●他人にもらしてはいけないと言われたか、明らかにそう解釈できる情報を、本人に無断で第三者に漏らすかどうかは自分の判断でよい。だから私自身も実際に「右から左へ」情報を「自分の判断と責任で」流している。
●宮崎がやった事などほかでもみんなやっているではないか。組織内部の告発は「組織への裏切り」であり同じ事だ。またジャーナリストが取材した情報を本人に無断で公表するのがいけないというなら汚職やスキャンダルを公表できないではないか。

では、少なくとも上記二点については
「上記のような考え方をする者はほとんど運動サイドにとって『危険人物』と断定できると思いますけどね?」
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まったく、このとおりです。私の考えは1ミリも変わっておりません。まだ理解できませんか?
運動のモラルも理解できないんじゃ、ほんとに運動へのクチだしはやめるべきですね。何にもわかっていないくせにいいわけだけずるずるやって、実際には運動の破壊者になってしまう。そして「自分はちっともわるくないのに、みんなして僕をいぢめるんだよ〜」ってヒガんでも、あとのまつりですよー!(≧▽≦)
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同窓生の某氏にそそのかされて 投稿者:イレギュラーず  投稿日: 9月24日(月)12時13分12秒

書きます。HNを替えます。よろしくお願いします。今朝、「慄然とする思い」メールをもらい返事を書いたら、まっぺんさんの掲示板に転載したほうがいいということで、個人情報をあいまいにして書きます。以下の通りです。

10年前、ソ連の崩壊を目の当たりにして、社会主義は展望を失ったのか、当時A氏(64年日韓条約世代?)― ××では日韓連帯運動の中心的活動家でもありました。彼は、学生時代「農業社会学」をしていたとか― と話したことがありましたが、仮に資本主義が勝利したとしても、地球上の人々を養っていけるのかと。結論は、しばらくは人々は「社会主義に見向きもしなくなる」ということでしたが。

昨日、まっぺんさんがHPにUPしている「図書室」の「ハンガリア革命とトロツキズム」(国際革命文庫 電子テキスト版 TAMO2さん作成)のI・ドイッチャー「現代の共産主義」に対する山西英一氏の「あとがき」を読んでいました。

今、こうしたことを併せて考えると(弁証法的ではないですね〜)、

>ビン・ラディンの視点からは、それはよりよいことなのだ。彼は多分間違っている。
>最終的には西欧が勝つだろう。勝利ということがたとえ何を意味するにせよ。しかし、
>戦争は何年も続くだろう。そして何百万人もが死ぬだろう。彼らだけではない。われ
>われもだ。

こうなるだろうと思います。ただ、悲惨のきわみです。
国民国家という枠組みが問題にされる現代における(つまり、いわゆるグローバル化)、「地球国家」の内戦のようなものだと思います。宗教的装いを持とうと、経済的現実は紛れも無く「西欧の勝利」の上にテロ・ネットワークもあると考えるからです。サウジアラビアが、アメリカに同意するのもこの現実からでしょう。
残念ながら、地球という惑星はオープンシステムではありません。ここを逃れて他の惑星に人類が新たな文明を築くことは今のところ夢物語です。
まっぺんさんのリンク集に「第1インタープラネット」がありますが、現在消滅とのことですが、上記のような意味で、まさに「人類史的な意義」をもっているのでしょう。何年も続く「戦争」を私たちも覚悟しなければならない。われわれのような「年寄り」がもう一度若い人たちの戦いに「はせ参じなければならない」(体も、頭もきついな〜)のかもしれません。

地球規模の民主主義が問われています。1950年代のハンガリアは「反共主義で」ナジ政権が崩壊しました。ソ連も80年代末に同様の理由で資本主義に転換(かなり特殊な形で)しました。今、資本主義もその内部からイデオロギー的にも崩れようとしているのだと思います(アナロジーですが)。たとえ、どのような状況でも「言挙げ」していかなければならないのでしょう。まして、日本のこの状況では。しかし、その先は社会主義の復権なのかどうか・・・ 私はそうあってほしいと思っていますが、自信はない。

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石堂回想録 投稿者:黒パン  投稿日: 9月24日(月)10時04分06秒

 80年代に刊行されたのを平凡社ライブラリィで
上下二巻で刊行。

 上巻は並んでいました。

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反省、その2 投稿者:菊  投稿日: 9月24日(月)09時19分29秒

「同窓生」向けの話です。
今から20年ほど前、ベトナムのカンボジア進行、アフガニスタンへのソ連の侵攻をめぐって、組織の中で大論争になったことがあります。政治的な主張・基軸でいえば、あの2つの侵攻によって日本支部は分解していったように思っています。
正確にいえば、「大論争」というよりも「混乱」といったほうがいいのでしょうか。ここでも過去に当時の「アフガン論争」がとりあげられていたように思いますが、論争の是非はともかく今から振り返ってみれば、「大混乱」は当然だったのかなという気がしています。今でも「同窓生」の方には色々な意見があるとは思いますが。

当時私は論争の渦中にいましたので、そんなことを考えて「過剰反応」気味になってしまいました。大変失礼しました。

まっぺんさん、「かけはし」の最新号、サイトで見ました。高島氏論文、力が入っていて明快ですね。同じ号に「石堂清倫氏追悼」の寄稿があります。これもよかったです。ご紹介ありがとうございました。

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後で、反省しました 投稿者:菊  投稿日: 9月24日(月)08時40分16秒

黒パンさん、おっしゃるとおりで、後で反省しました。おまけに長かったし。

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菊さん、あういうコラムは? 投稿者:黒パン  投稿日: 9月24日(月)08時13分45秒

まず、転載元のURLを貼り付けて、菊さんのコラムに対する簡単な紹介と感想だけにしませんか。
 実在する人なのかわかりませんが、米国在35年だと米国「国民」として同一化した立場でしょう。

 エキセントリックなコラムにしか読めません。

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「りつ然」とする思い 投稿者:菊  投稿日: 9月24日(月)07時03分54秒

昨夜、今までと全く趣きの違うコラム=★【勝者のない戦争 by TamimAnsary】を転載しました。正直いって、「りつ然」とする思いです。このままいったら、「出口のないあり地獄」に世界が転げ落ちるのではないかという「深刻な危機感」を感じています。

直接はソ連のアフガニスタン侵攻から始まっています。その時私はまだ組織活動をやっていましたが、「アフガン侵攻を支持するかどうか」という論争がありました。その論争の是非はともかくとして、侵攻とゲリラ戦の結果がアンサリー氏の書くような現実を生み出しているわけです。

ビンラディンとアフガンネットワークについてはアエラの緊急増刊号に山内昌之氏が「文明の衝突こそ狙い」とする論考を書いていますが、そこには「現在の世界そのものを否定。それが消滅したとしても構わない。それが目的である可能性さえある」と書いています。それとアンサリー氏のコラムは重なるところが多いのですが、そう考えると「戦争に反対する」行動はアメリカ政府や日本政府の軍事路線に反対するというレベルにとどまらず、感覚的ですが「人類史的な意義」を持っているような気さえしています。

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Re.野田氏は「危険人物」かどうか? 投稿者:おっちゃん  投稿日: 9月24日(月)06時38分32秒

おや、「モラル」にはいろいろあって、同じことでも「敵」の場合は許されないが「味方」の場合は許されるというわけですか。それは「モラル」ではなく単なる党派的モノサシではないのかな・・・
私の「時と場合による」「是々非々」「おのれからの距離感覚」・・・に限りなく近づいてこられたようで、それはそれでけっこうなことです。

●他人にもらしてはいけないと言われたか、明らかにそう解釈できる情報を、本人に無断で第三者に漏らすかどうかは自分の判断でよい。だから私自身も実際に「右から左へ」情報を「自分の判断と責任で」流している。
●宮崎がやった事などほかでもみんなやっているではないか。組織内部の告発は「組織への裏切り」であり同じ事だ。またジャーナリストが取材した情報を本人に無断で公表するのがいけないというなら汚職やスキャンダルを公表できないではないか。

では、少なくとも上記二点については

「上記のような考え方をする者はほとんど運動サイドにとって『危険人物』と断定できると思いますけどね?」

とはいちがいには言えないとご理解いただけたということですか?

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人の意見にすぐ「なるほど」とおもってしまう 投稿者:菊  投稿日: 9月24日(月)05時57分50秒

いずみさん、統計的なレベルではきっと、傾向があると思います。私が言いたかったのは、もっと「狭い」意味でのこと。活動家経験者であるからといって、「ひとくくり」にはできないということでした。

黒パンさん、そうですか。なるほど、少年行動隊か。

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ピースマーク 投稿者:入谷  投稿日: 9月24日(月)02時21分39秒

下記のピースサインの話によると1958年からとの事。真偽は不明。
http://www.peaceday.org/pcsign.htm

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2ちゃんねる数学版 投稿者:西沢宏明  投稿日: 9月23日(日)22時20分06秒

>>アフガンに平和を!市民連合 (略称ア平!連) 様 投稿者:kiz  投稿
日: 9月22日(土)17時04分37秒

話は続いていますので,よろしく !!
http://cheese.2ch.net/test/read.cgi?bbs=math&key=1000904959&ls=50

スレを立てながら、しばらく行けなくてすみません。明日の集会が終われば行けると思います。

ところで、反戦デモに登場する鳩の足のデザインのマークって、ベトナム反戦のころからあるんでしょうか?
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続き・その2 投稿者:菊  投稿日: 9月23日(日)21時45分19秒

新しい爆弾は、以前の爆弾が作った瓦礫の山をかき回すだけだろう。それは少なくともタリバンに当たるだろうか? そんなことはありそうもない。今日のアフガニスタンでは、タリバンだけが食糧を持っていて、タリバンだけが交通手段を持っている。彼らはずらかって、どこかに身を隠すだろう。

爆弾はおそらく身体障害の孤児たちに当たるだろう。彼らは速く移動できないし、車椅子さえ持っていない。しかし、カブールを空爆することは、この恐ろしい事件をしでかした犯罪人たちへの真の打撃にはならない。実際にはそういう行為は、タリバンと共同戦線を組むだけのことだ――この間ずっとタリバンがレイプしてきた人々をもう一度レイプするということになる。

では、ほかに何がある? 何ができる? 真のおそれとおののきでもって、こう語ることを許してもらいたい。ビン・ラディンをつかまえる唯一の方法は、地上軍でアフガニスタンに侵攻することだ。「する必要があることをするだけの腹があるかどうか」と人々が話しているとき、彼らが考えているのは、必要なだけの大勢の人間を殺す腹があるかどうか、ということだ。

無辜の人々を殺すことの良心の咎めを克服するだけの腹があるかどうか、ということだ。砂の中に隠しているわれわれの頭を引っ張り出そうではないか。

実際に議論されているのは、何人のアメリカ人が死ぬかということだ。アメリカ人が死ぬのは、ビン・ラディンの隠れ家に向かう途中の戦闘だけではない。死者はそういう人々よりもはるかに多くなる。アフガニスタンに部隊を送り込むためには、パキスタンを通らなければならない。彼らはわれわれを通してくれるだろうか?

そんなことはありそうもないことである。まずパキスタンを征服しなければならないだろう。ほかのイスラム諸国が拱手傍観するだろうか? 私の議論の方向がおわかりだろう。われわれはイスラムと西欧の間の世界戦争を弄んでいる。そして、よく考えてもらいたい。それこそがビン・ラディンの計画なのだ。それこそ、彼がまさに望んでいることなのだ。

それが彼がこの惨劇を仕組んだ理由だ。彼の演説や声明文を読んでみるがいい。すべてのことはそこに書かれている。彼は、イスラムが西欧をうち負かすだろうと本気で信じている。それは滑稽に見えるかもしれないが、彼は、世界をイスラムと西欧の二極に分解できれば、10億もの兵士を手に入れられる、と考えている。もし西欧がそれらの国々でホロコーストを行なえば、そこには失うべきものを何も持たない10億の民が生まれる。

ビン・ラディンの視点からは、それはよりよいことなのだ。彼は多分間違っている。最終的には西欧が勝つだろう。勝利ということが、たとえ何を意味するにせよ。しかし、戦争は何年も続くだろう。そして何百万人もが死ぬだろう。彼らだけではない。われわれもだ。そんな腹を持っているのは誰だ?

 ビン・ラディンだ。
 ほかには誰が持っている?

(これは、海外から送られてきた文章です。翻訳、Hideo N.)
 英文は http://www.yorozubp.com/0109/010919.htm

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アフガニスタンスト出身でサンフランシスコ在住の作家・コラムニ、タミム・アラムニ、タミム・ア氏のコラム( 投稿者:菊  投稿日: 9月23日(日)21時44分13秒

★【勝者のない戦争 by Tamim Ansary】 
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アフガニスタン出身でサンフランシスコ在住の作家・コラムニ、タミム・
アラムニ、タミム・ア氏のコラムがメール上で共感を得ているそうです。
出所は不明であるため、筆者の許可なく転載します。翻訳はHideoNさんです。
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多くの人たちが、「アフガニスタンを爆撃して石器時代にまで戻してやれ」と語っているのを私は耳にしてきている。ロン・オーウェンは今日のKGOトークラジオで、これは無辜の人々、今回の残虐行為に何の関係もない人々を殺害することになる、ということを認めた。だが、「われわれは戦争中なんだ。

付随的な被害はしようがない。ほかに何ができるというんだ?」 その数分後、テレビによく出るある先生が、問題は、われわれが「しなければならないことをするだけの腹があるかどうかだ」と議論しているのを聞いた。

 そして私は、アフガニスタン出身なので、とくに厳しい形で提起されているこれらの問題を考えてみた。私はアメリカ合衆国に35年間住んでいるが、アフガニスタンで起こっていることをたえず注視してきた。

そこで私は、聞く耳を持つすべての人々に、私の立場からはすべてがどのように見えるかということをお話ししたいと思う。私はタリバンとオサマ・ビン・ラディンを憎む者として語る。この連中がニューヨークの惨劇の責任者だということは、私の心の中ではまったく疑いないところである。

かの怪物連中に対して何かがなされなければならないということに私は同意するしかし、タリバンとビン・ラディンはアフガニスタンではない。彼らはアフガニスタン政府でさえない。

タリバンは、1997年にアフガニスタンを支配した、無知蒙昧な精神異常者たちのカルトである。ビン・ラディンはある計画を持っている政治的犯罪者である

タリバンというのはナチだと思ってもらいたい。ビン・ラディンはヒトラーである。そしてアフガニスタン国民は強制収容所のユダヤ人だと思ってもらいたい。こんなことを言うのは、アフガン国民が今回の残虐行為と無関係だから、というだけではない。

彼らは加害者による最初の犠牲者だったからである。誰かがアフガニスタンにやってきて、タリバンを連れ出し、彼らの国に作られた国際的暴力団の巣窟を一掃してくれたら、彼らは大喜びするだろう。

アフガン人はなぜ決起してタリバンを倒さないのか、と言う人々がいる。その答えは、彼らが飢え、疲労困憊し、傷つき、無力で、苦しんでいるから、というものだ。数年前、国連はアフガニスタンには50万人の身体障害の孤児がいると推定した。この国には経済はない、食糧がない。何百万人という未亡人がいる。

そしてタリバンは、これらの未亡人を生きたまま巨大墓地に埋葬している。大地のあちこちには地雷が埋設されている。農場はソビエト軍によってすべて破壊された。これらが、アフガン人がタリバンを倒さなかったいくつかの理由である。

アフガニスタンを爆撃して石器時代に戻してやれ、という議題に戻ろう。困ったことは、そんなことはもうとっくになされてしまっていることだ。ソビエト軍がすでにやってくれた。

アフガン人を苦しめてやれ? 彼らはもう苦しんでいる。

彼らの家を平らにつぶしてやれ? もうそうなっている。

彼らの学校を瓦礫の山にしてやれ? もうそうなっている。

彼らの病院を根こそぎ破壊しろ? もうそうなっている。

インフラを破壊しろ? 医療と保健衛生から切り離してやれ? もう遅すぎる。

だって、ほかの誰かがもうそういうことすべてをやってしまったのだから。

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菊さん 投稿者:黒パン  投稿日: 9月23日(日)20時38分53秒

 CDの写真は三里塚少年行動隊のです。

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野田氏は「危険人物」かどうか? 投稿者:まっぺん  投稿日: 9月23日(日)19時40分20秒

おっちゃんの質問にお答えしましょう。

「焚火派宮崎専用板」でも申し上げましたが、なによりも問題なのは「モラル」ですよ。「モラル」といっても学校で習うような「横断歩道をわたりましょう」とか「おとしよりをたいせつに」とか言ったものじゃありません。たとえ思想や組織がちがっていても、同じ目的をもって行動する団体や個人が、お互いに踏み越えてはいけない線です。今回の場合でいうなら、我々はみな「国家権力がおこなおうとしている情報の統制、表現・言論の自由の制限」に反対して闘っているのです。「盗聴法反対」運動も同じ位置にあるものです。

野田氏はわれわれの表現や報道の自由を制限しようとする国家機関のひとつである「公安調査庁」に勤務していたわけですね。だから、そこに勤務し、われわれの周辺をスパイしたり情報を探っていた限りでは「敵方」の人間です。しかし理由はどうあれ、今ではそこをはなれ、むしろ公安調査庁が集めた不当な情報を公開することによって、公調が組織ぐるみでどんなに不正を働いているか、市民の権利を蹂躙しているかを暴いているのです。ですからその告発はわれわれの「モラル」に合致するものであり、今後もどんどん情報を暴いて「国家がおこなおうとしている悪事」を告発していってもらいたいと思います。「表現・言論・報道の自由」をめざして国家(政府)と闘う者にとって「野田は味方、宮崎は敵」です。「どっちにつくか」はすなわち「われわれにつくか、政府につくか」という事です。

おっちゃんは「野田の言葉のほうが宮崎のことばより正しい」けど「宮崎のほうに味方する」んですよね?(笑)

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かけはしの情報 投稿者:まっぺん  投稿日: 9月23日(日)19時17分08秒

わが「本家」(^^)「かけはし」の今週号はなかなか豊富で面白いです。「同時多発テロ」関連のニュースがいろいろあるので参考にしてください。

■戦争協力に反対して2つの行動(2面)・・9・17東京の集会報告もあります。
■テロは労働者を殺した・・・・・・・・・・アメリカトロツキストの声明
■各労組が受けた被害リスト(3面)
■読書案内『タリバン』(4面)・・・・・・タリバンとはどんな思想・組織なのかを紹介。
■アルジェリアの大衆反乱
■テロ反対−アメリカとイスラエル左翼から(6−7面)

■韓国−社会党の出発(8面)・・・・・・・
これは注目です\(^o^)/! ついに社会主義政党が韓国に生まれた!
「資本主義にも朝鮮労働者党にも反対!」だそうです。
「ハンギョレ21」からの情報です。

http://www.jrcl.net/

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ちょっと異論なんですね 投稿者:いずみ  投稿日: 9月23日(日)16時26分02秒

>おっしゃられるように世代論で括るのが間違っているように、一般化はできないと思います。やってきたことを自分なりに、どう総括するか(反省するか)が問題だと思います。

 どうなんでしょう。「傾向」としては、世代的なものは確かにあるし、活動経験者が非経験者よりもノウハウを得ているというのも事実じゃないでしょうか。
 「男」とか「女」と言った場合に確実にそれぞれに一定の傾向があるのと同じことです。
 当然、それはある種の単純な切り口で切った場合に、統計的に多数派があるよ、という以上の意味は一切ありませんけども。

 ただ、今は運動が小さい上にいろいろな意味で「変遷期」ぽいところがある(と思う)ので、そういう傾向よりも、個性やミクロな状況による誤差の方がずっと大きく現れるのではないか、よって傾向を語ることにさして意味がない、ということだと思うのです。

#というわけで國貞がのさばる。

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ザーカイさん、黙して語らず。。ですが。 投稿者:菊  投稿日: 9月23日(日)14時47分29秒

しかし、「黙秘権」というのは、ギリギリの所で「個人の尊厳」を守る最良の戦術でした。それは人間の歴史の中での生み出された「英知」なのでしょうね、きっと。

いずみさん、おっしゃられるように世代論で括るのが間違っているように、一般化はできないと思います。やってきたことを自分なりに、どう総括するか(反省するか)が問題だと思います。反省しようと思うかどうかが、感受性・感性でしょうか。

いやあ、ここ2回ほどの書き込みは、この50時間ぐらい締切に追われて、ドップリ漬かり込んでいる「社員のキャリアデベロップメントの世界」の言葉で、すっかり「反民衆的」だ(笑)。

まずい、まずい。

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結論 投稿者:ザーカイ  投稿日: 9月23日(日)14時17分05秒

的には害毒を振り撒く=国貞
害毒を振り撒く=個人の資質の問題
よって国貞には個人の資質に問題があるということのようですね。>菊さん

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結局はいろんな意味で個別の問題の部分が大きいかなと 投稿者:いずみ  投稿日: 9月23日(日)14時08分59秒

 「活動家」時代のノウハウが活かせるのかどうかも含めて、単なる個別の問題の気もしますねぇ。
 ノウハウそのものも、「セクト主義的傾向」「エリート主義的傾向」を排除して全員の意識に依存しようという心意気も、結局は個々の感受性とかに依存するんじゃないかしらん。

 あと、主に若い人を相手にする場合に旧来のノウハウが使えなくなりつつあるような気もします。(こういう心情が自然に出てくるじぶんはもうリッパな年寄りだなぁ…)

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題名が誤解を生むかも。。きちんと書くと 投稿者:菊  投稿日: 9月23日(日)09時56分03秒

「いずみさん、向いていないんじゃないでしょうか。」ではなくて、「運動家に向いていない人もいる。(向き不向きでいうと)きっと向いていないのではないでしょうか」でしょうか。 「害毒をふりまいているかどうか」の価値判断はここではしない

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いずみさん、向いていないんじゃないでしょうか。 投稿者:菊  投稿日: 9月23
日(日)08時52分56秒

友人と活動家の一連の活動について、今風に「業務プロセス」に分解してみたことがあります(笑)。あまりにもバカバカしいので、その分解した要素の詳細解説は省きますが、一言でいえばよくもあんなに「複雑で判断力が要求される業務」をひとりひとりがやろうとしていたか。あるいは遂行することを求められていたか。

おまけに、参加の「モチベーション」(今風に言えば)は千差万別。ですから、いろいろな人が来ていろいろに去っていく、という側面もあろうと思います。

これ以上いうと、業務遂行力ではなく、個人個人の資質を問題にすることになるので、やめますが。。。

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ではなぜ國貞は害毒ばかり振り撒いているのですか?(T/O) 投稿者:いずみ  投稿日: 9月23日(日)07時06分33秒

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黎さん、言葉足らずですみませんが。 投稿者:菊  投稿日: 9月23日(日)06時52分41秒

「金曜日」の記事は、「高圧線」だったかな。何回かでていましたね。名前が愛称で呼んでいた和だったので多分、と思っていました。相変わらずですか。うーーん。それは意味が深そうですね。独特のペースですからね、彼も。福島の人は、隣県の人と違って、「エラそう」な感じはなかったという印象がありますが。大衆運動のセンスが良かったですね。隣県はそうでもなかった。

21世紀的といったのは、「現代」的という意味。その「梅香里」という韓国の射爆場反対運動も孤立して闘っていたのが、最近ではぐーと広がりを持ったそうです。そのポイントのひとつが「自然との共生」だったとか。すみませんが、まだ私自身はこの映画を見ていない(10月6日に見る予定)なので、詳しいことはそれからにします。

「元・現」の人たちの動き方については、よくわかります。それは多くの「元・現」が運動の敗北や孤立について、それぞれに総括しているからだと思います。ちなみに、私も住んでいる地域で、延べ40−50人が集まるボランティアスペースを仲間たちとやっていますが、中心となる5−6人はすべて「元・現」。1年ほど前も争議支援でパクラれた現役もいます。「同窓生」は私とウチのカミサンだけですが。

その人たちの会議では、外からはうまく行っていると評価の高いそこの運営について、「いつまでやれるのか」「どういう閉め方」をするかが、必ず議論になります。それはいつの間にか、みんな離れていって、最期まで担っていた人だけが辛い思いをして、人間関係もズタズタになった昔の経験を繰り返したくないという共通の認識があります、集まってくる人たちへの対応や切り回し、そこには昔の経験が生きています。その意味で、多くの「元」の人たちが、「社会活動・社会運動」に少しでも加われば、世の中大分変わると思っています。ここで今私が言っている「元・現」は、トロツキスト系に限りません。すべての党派・無党派問わずということです。

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Re.おっちゃん氏の考えを代弁するとね 投稿者:おっちゃん  投稿日: 9月23日(日)04時48分43秒

まっぺんさん

>・・・という事らしいですよ。そうでしょ? どこかに解釈のちがいがありますか? おっちゃん様\(^o^)

なかなかうまくまとめられましたね。

部分的な言い回しにはまっぺん式の装飾がほどこされていますが、私の主張に対する
決定的な誤解やためにする歪曲はないようです。

>私の感触では上記のような考え方をする者はほとんど運動サイドにとって「危険人物」と断定できると思いますけどね? どうでしょうか?

あぶない橋を渡る、という点では「危険人物」に違いないでしょうね。
私はそういうことを推奨しているのではありませんよ。普通はやらないほうがいい。
そういう手法でやれる言論人も限られていると思うのです。
私の場合、宮崎学や野田氏がそれに該当します。よって野田氏もどんどん頑張ればよい。
「モラル」や「道徳」を背負った正義感で「野田氏を運動圏から追放しよう!」なんて
のが登場したらば、たぶん私は同じことを言う。

で、まっぺんさんに聞きますが野田氏は「危険人物」ではないのですか?(これには是非こたえてほしいなぁ・・・)

同じ穴のムジナ、キツネとタヌキの化かし合い・・・お互いそれを笑いながら、存在を
認めあってよいのではないですか?

「時と場合による」「是々非々」「おのれからの距離感覚」・・・そういうものである
人間に対する批評あるいは批判が成立して欲しいものです。私のささやかな願いであります。

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>菊さん・そうです「和」氏です 投稿者:黎  投稿日: 9月23日(日)01時10分20秒

彼の居住地でも携帯鉄塔問題があり、様々な取り組みによって、
建設済みの鉄塔からの送信を阻止し続けています。
「金曜日」の記事は知りませんが、ドコモに訴えられて係争中です。
ネコに鰹節。まっぺんさんにおっちゃん。黒目さんに比ヤング。といったところですね。
「アサツユ」という反原発の個人通信を主幹していて、
原発や電磁波の地域の市民運動では無くてはならない存在です。
たぶん菊さんの知っている彼と、良くも悪くも変わっていません。
まあ、「元気に活躍中」はその通です。

「21世紀的」とは、記事も映画も見ていませんのでよく解りません。
もう少し書いてくれると良かったのですが。
私は、運動の評価というより
農民との会話で三里塚の農民を思い出したと言うレベルでしか書いていません。
それに、
書き込み自体は、菊さんや電人Mさんの「元」の人たちの書き込みへの問
題意識で書いています。

労働運動や市民運動で結集する多くの人たちは、強烈な自己主張をすることが常です。
非妥協的な
(非妥協的・教条的な対決をしたがるのはむしろ非主義者で、決して主義者系ではありません)
バラバラの主張を整理し、一つにまとめる能力を発揮するのは元・現の主義者系の人たちです。
積み重ねられる敗北にうちひしがれている人たちに、もちまえの諦めの悪さで、
「またやろうや」と声をかけるのも元・現の主義者系の人たちです。運動内での献身的な努力とあわせ、
そのような活動家を輩出した新左翼を否定的に総括する姿勢に疑問があります。
特に、軍事主義的な極個人的な経験と総括を一般化して新左翼を語る電人Mさんは噴飯物です。

私は、様々な誤りを経てもなお、
トロキツキズムは色あせてはいないと思っています。

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