四トロ同窓会二次会 2001年10月29日〜31日

まじめな議論・主張・あそび・ぐち・何でも!自由に投稿してください。投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」に掲載される場合もあります。 ------------------------------------------------------------------------
生まれました。 投稿者:入谷  投稿日:10月31日(水)23時45分13秒

10月30日に男の子が無事生まれました。
さて名前はまだ決まってません。
(ザーカイさん、鈍風さん、菊さん、その節はレスありがとうございました。)  
密かに11月7日(ロシア革命記念日にしてトロツキーの誕生日)に生まれた場合は
縁起が良いという名前、「玲恩」(レオン)を強行しようと思ってましたが
どうしようかしら。期限は2週間。

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すげえのみっけ(労通サイトより) 投稿者:TAMO2  投稿日:10月31日(水)23時19分10秒

 はっきり言って、日本のグラムシ主義者(一部)の馬脚が出たようで。

いや、グラムシ主義者の多くは。。。
 投稿日 2001年10月31日(水)23時17分 ペンネーム TAMO2 削除

 ブルジョア体制を補完するシステム(市民社会)を撃て、とアジったグラムシ
を、まさに日和見主義の権化として崇拝している連中ですから。さもありなん。

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驚き 桃の木 山椒の木
 投稿日 2001年10月30日(火)23時46分 ペンネーム 管理人ラム 削除

この間の日曜日に、ある勉強会に参加したところ、そのメンバーの一人が「東京の
方のグラムシ研究会がとんでもないことをホームページで主張している」と言って
いました。「とんでもないこと」の内容とは、アメリカによる対アフガン「報復
戦争」(私に言わせれば、中央アジアの石油狙いの侵略戦争)を全面的に支持する
内容です。以下、そのサイトよりの引用を掲載します。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ikawag/

−−−<以下、引用>−−−−
日頃「自分は教条主義左翼を乗り越えた」と称し、コミンテルン批判、ス
ターリン主義批判を「常識」とする「柔軟な」左翼「知識人」たちは、今
回のテロ事件において、自らの内なる「反米主義」を甦らせることで、旧
左翼へのオルタナティブとして推していたはずの社会民主主義をも放擲し
てしまっている。
彼らの「先祖帰り現象」の病根は凄まじい。
新しい社会民主主義のチャンピオンたる英国ブレア政権は、無条件で米国
を支援している。この現実を、「知識人」たちはいったい何と見るのか?
全世界一体となったテロリストとの闘いを「米国の報復戦争」と矮小化し
たうえで「反対」することは、意識すると否とを問わず、側面・背面から
テロリストを支援する通敵行為であると断じざるを得ない。
確かに、自由民主主義に抗する全体主義思潮として、共産主義とイスラム
原理主義には親近性がある。
しかし、イスラム原理主義がもしまかり間違って自由民主主義に勝利して
しまった暁には、次に殲滅の対象となるのは共産主義であることを彼らは
知るべきであろう。彼らはイスラム原理主義を「敵の敵は味方」と考えて
いるかもしれないが、イスラム原理主義の側は共産主義を「味方」とは考
えていないのである。
その点、くれぐれも勘違いなきよう、能天気な共産主義グループないし周
辺の人びとに警告しておく!

<引用、終わり>

共産主義者たるグラムシ支持者が、今度のアメリカ帝国主義による空爆テロを
擁護するとは、おかしなものです。・・・驚き、桃の木、山椒の木

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まっぺんさま&AITさま&北さま ほかみなさま 投稿者:リガスリオト  投稿日:10月31日(水)23時02分52秒

皆様の善意と誠意は疑ってませんが・・・

しかしながら、皆様の「ご回答」は率直に言って妥当でない、といわざるを得ません。
これは、私が職場の困難を適切に説明していないことに主な理由があります。
確かに、あの程度のことで甘ったれるなというのは、あの書き方では必然でしょう。
しかし、本当にヤバイことは、書けないのです。あたりまえですが。
(案外、皆さんここらへんのことはご存知ないのだな〜〜というのも感じました。ヨソの話はたまに新聞とかにも出てるのですけど)

そういえば、私の(文字通りの)隣の人は、40代後半の人(ワタクシ的に
はオヤヂに分類される)ですが、先日まで精神病で休職・入院していました。
休職・入院していただくまでも大変でしたし、復職してきてからも大変ですよ。事実上、仕事はできませんしね。
これは事情が事情ですから、いろいろ配慮はしてもらえるのですが。
(精神病だからクビにしろ、というつもりはありません)

ネット上で真の困難を説明できるはずもないのに、グチをこぼしたのはまずかった。
しかし、「首切り反対」というスローガンに賛同できないという気持ちは変わりません。
クビになるのがふさわしい奴というのは確実に存在している!
(念のため、精神病の人ではありません。そういうことをいいたいのではない)

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横追加レス失礼 投稿者:アラブ復興車界党  投稿日:10月31日(水)20時43分46秒

>ダム開発が不要になって彼らが働かなくても・・・いえるのじゃないでしょうか?
不必要なダムを作るために熱心に働くより、環境と資源と財政(子・孫のクレジットカードで買い物をする。)に打撃を与えないだけ、比較にならないほどマシです。(きっぱり)

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働くのがすきであれどーあれ・・・ 投稿者:まっぺん  投稿日:10月31日(水)19時51分39秒

リガスリオトさんに言おうとして、チャンスを逸していた事なんですが、この際言ってしまいます。

「水資源公団」のはなしが出たので、それで行きましょう。「そこで働いている職員のためにもダムの開発をつづけなくちゃならない」という考え方は「働かざる者喰うべからず」の思想ですね。つまり、彼らの給料は彼らの労働と引き替えでなければもらえない、という事です。しかし、「労働」の側からではなく「生産物」の側から見たらどうでしょうか? ダムの開発が不必要なら開発をやめちゃえばいいんですよ。それは何かの「生産物の減少」=分配の減少をきたすものなんでしょうか? ダム開発をやろうとやるまいと「食料生産」「建築」「衣料生産」そのほか生活に必要な分野の生産に支障はないでしょう? だから、ダム開発が不必要になって彼らが働かなくても給料を支払ったところで、社会的には何の影響もないといえるのじゃないでしょうか?

もちろん、「働いても働かなくても給料が出る」のでは不公平です。そこで、社会的労働全体を見直し、他にもいろいろある「不必要な労働」をやめてしまい、社会的労働全体を再配分する事ができたら、平均労働時間は劇的に少なくなるんじゃないでしょうか? 現在、失業率が5・3%と過去最悪になっています。「失業者」に計上されていない潜在的失業者も加えれば、おそらく7〜8%になるでしょう。こんなに失業者が多いのに、食料は、少なくとも日本に住む人々が充分に食べていけるだけ生産されています。それどころか大量にあまっています。全国のコンビニから「賞味期限」を過ぎた食品が毎日容赦なく捨てられています。レストランや食堂から出る大量の残飯のやま!各家庭の冷蔵庫やゴミ箱から吐き出される残飯! これらの総計は日本が毎年海外に食料援助しているのと同量になるそうです。

こんなに食料があまっているのに「失業している」という理由で食事ができない人々が380万人以上もいるんです。これっておかしいと思いませんか? 全国の各企業があと5%従業員を増やせば、たちどころに「失業問題」は解決するはずなんです。しかし、それはできない。なぜですか?
 それは「利益」というワナが各企業を縛っているからです。このシスムを改善し「利益を追究する」のではなく「必要なものを必要なだけ生産する」システムができれば、労働者の平均労働時間は劇的に減少するでしょう。おそらく4時間とか5時間労働で充分になるでしょう。「合理化」が「労働者を減らして賃金の支払いを少なくする手段」として用いられたのと反対に「労働者の労働時間を短縮する」手段として使われたなら、もっともっと労働時間は減っていきます。

現在の生産技術があれば、労働時間を減らして衣、食、住、娯楽、保健、医療、旅行などのサービスを各人が充分に受けることは可能です。それを妨げているのがグローバリズム資本主義である、と私は思っています。70年代左翼の路線や戦術については反省すべき点は多々ありますが、「将来どのような社会が望ましいか」という意味で、私は社会主義を捨てることはできません。

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ひ〜ひ〜(x_x) 投稿者:いずみ  投稿日:10月31日(水)17時31分49秒

 いずみは、働くのは大キライなんですが…(苦笑)

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ひつこいようだけど。 投稿者:北(仙台)  投稿日:10月31日(水)13時37分48秒

このごろ、ホームレスの人たちへの支援活動を始めて思うのだけれど
当たり前のことだけど、やっぱり労働者(人間)の喜びは、「働く」ことだよ。
だれがその人間的な喜びを奪い取っているのか?
だれも好きこのんでホームレスになっているわけじゃない。

こういっちゃ総反発を喰らうが、どんな仕事でも役に立たない仕事はないのとちゃう?
そのなかでダメになってゆく奴は、仲間を信じない奴さ。
これは労働者同志だけじゃなくてね、管理者は管理者や資本を信じない奴(これがダメオヤジか・・)

仕事とはそんなものだろう・・一生懸命働いて、それの労働の対価を得る。
その働く喜びと、その対価が真の評価になるように労働運動があり、社会運動がある。
一生懸命働かないで、仲間も信用せずに、愚痴ばっかりいってる奴は、歳老いても若くても
それこそ、ダメオヤジじゃないか?
(まだ、僕らの年代をダメオヤジ呼ばわりされたことに根に思っているかぁ・・笑)

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↓おっと 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日:10月31日(水)11時53分07秒

 
 間にまっぺんさんのが入っちゃいました(^_^;;)。
「あんた」は言うまでもなく,リガスリオトさんのことです。

 あ。まっぺんさん。僕は全然「怒っていません」から。慈愛に満ちあふれた
気分です(^_^;;)。

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読んで分かるものなら 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日:10月31日(水)11時51分07秒

 あんたのいう「ダメおやじ」と「サヨク」が,あんたの暮らしぶりにどう影響与えたか。全然分かっていないようだから,以下のところにあるnoizさんの素晴らしい分析を読んでみな。
(昨日〜今日にかけての発言)

 ということで,ここを読む全ての皆様にもお勧めです(^_^;;)。
http://www.netsuper.ne.jp/taniguchi/bbs/bbs.cgi?room=punk

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リガスリオトさんへ 投稿者:まっぺん  投稿日:10月31日(水)11時49分47秒

リガスリオトさん、もっと頭を柔軟にしたらいかがでしょうか?何よりも自分の問題なのですから。
あなたがどうしようもないジレンマに突き当たって、ここでいわば「グチ」をこぼしたわけですが、それに対していろいろな人がいろいろな角度から「回答」あるいは「回答のためのヒントになりそうな提案」をしています。しかし、あなたの方からは何も戻ってこない。だれかの意見に「同意しろ」とはいいません。しかし、せっかくそれなりの議論がすすんでるんですから、ただ拒否するだけでは納得いきません。久我山さんが怒るのも無理はありません。そのままではあなたが批判する無能オヤジに、あなた自身が変身してゆくのではありませんか?
ただ、あなたの次の言葉は70年代左翼のなれの果てとして自嘲的に受け止めます。

>というか、一般ピープルが理解できる論理や言葉を作る努力を怠り、
>手前勝手なリクツばかり主張してきたから、サヨク政治運動や労働
>運動は「超低迷」に陥ったんだと思いますが。いかがですか?

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誠実に答えたんだから,誠実に考えなさい(2)  投稿者:AIT久我山支部(準) 投稿日:10月31日(水)11時27分04秒

>>ソレはソレ、コレはコレ、という印象もうけます。

 だからなんだい。そのとおりだよ。じゃ,なんであんたはここに居るんだ?独り言を言いたいのなら,勝手にその辺の路上でやっていてくれ。あんたが言うことに,忙しいのに時間を割いて,みんな誠実に答えたんじゃないのか。
 随分とエラソウじゃないか。もう「ダメおやじ」のクビを切る経営者にでもなった積もりかね(苦笑)。

 あんたは結局,みんなが誠実に答えたことにまともに向き合おうとしていない。考えようともしていない。自分の幼児的(これを称して小児「病」的,か)直截的な感情の吐露だけをして欲求不満のはけ口をみつけている。まさに,あんたは「ダメおやじ」以上の「ダメおやじ」だ。
 意見の違いは違いだ。当たり前だろう。誰もオレの意見に黙って従え,なんて言っちゃいない。でも,そういった「姿勢」がナンセンスだ,とみんな言っているんじゃないか。それがわからないのか。

 おれが経営者なら,あんたみたいな無責任な若者?を真先に『クビ』にするよ。中高年はどんなに(あんたが言うところの)「ダメ」でも「経験」があるからね。ヒトは機械じゃないんだ。仕事ってのはそういった経験がひょんなところで生かされるのさ。営業でも総務でも。だから,高給払ってもいて貰った方がいい場合もある(ちなみに,日本のアホ企業は,そういった金で買えず補充もできない貴重な人的資源を,野放図なリストラでどんどん外に放り出している。仮に景気が回復したとしても,日本の企業は空っぽだぜ。タイとかベトナムの企業・経営が日本の経験豊かな中高年をどんどん採用しているのを知っているか?景気が回復したら,彼らの経験が生かされ,ニッポンの企業は競争に負けるよ。確実に。)
 あんたは経験もなければ,ノウハウもない(ごめんよ推測だ。でも当たってるだろう,多分)。人と折衝して前に物事を進めることもできない,かといって「若者」なのに柔軟性もない。それでいて,グチばっかで無責任だ(これも半分くらい推測だけど,当たってるだろ?)。そんなやつ,どこの組織が雇うって。それこそ「リストラ」だよ。「ダメおやじ」になる前にね。

 一度,監督官庁の担当者のところに行って頭を下げてきたまえ。僕はどうしたらいいでしょうか,ってね。「ダメおやじ」のクビを切って下さい,そしたら僕,もっと仕事ができますってな。
 きっと,「じゃ,企画書の100本でも書いてきてください」って言われるだろう。あんたの今やっているのは,それだよ。
 (おっと,このオチはこの間の「白線流し」を見ていないとわからないよな(苦笑))。

 あんたは,あんたの隣の人(誰でもいいよ)と,ハラを割って話したことはあるか?その人と単なる愚痴のこぼしあいではない,共同の作業をしようと思ったことはあるか?自分で何か「これは上の圧力に抗してやりとげた」という仕事はあるか(運動じゃないぞ,「仕事で」だぞ)。

 あんまり,仕事とヒトをなめない方がいいぞ。

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誠実に答えたんだから,誠実に考えなさい(1) 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日:10月31日(水)11時26分12秒

>>世間から相手にされてないのはサヨクだよ〜〜ん 

 ということなので言い方を元に(^_^;;)戻しますが(^_^;;)。

 リガスリオトさん,あんたの言う「世間」って何だ?「一般ピープル」ってなんだ?
 そんなやつ,どこにいる?そんなもの,安全なところにいるマスコミだの,未だに社用で呑みまくっている代理店の連中の作った「雰囲気」だ(それも目的意識的に作ったね)。

 フツーの(あんたのようにどっかの特殊法人の,正職員の,サラリーマン)誰もが不安に怯えてるんじゃないか。年金は貰えるのか,保険はどうなる,ローンを払い終わる前にリストラされるんじゃないか。これ以上契景気が悪くなったら。年寄りの介護は,子供の教育費用は,自分が病気にあったら。
 その「不安」の源泉は何なんだ?それが分からないから,不安なんだろ,みんな。分かっていたら不安じゃなくなるんだから。
 カルト宗教や殺人事件が多くなるのも当たり前だよな。

 今の一番の問題は,そういったセーフティネットがことごとく破壊されてるのに,その修復の目処が立っていないこと,修復の方向性が全然見えない(というか,意図的に見えないように操作されている)からだ。だから,漠然とした不安なんだよ。

 それをうち破る方策は何なのか。それをここの場では,それなりに社会での実践のある連中が集まって議論をしているわけだ。問題を解明しようとしているんだよ。課題をみつけようとしているんだ。 
 昔みたいに,敵味方が明確に見える時代じゃないから,難しいこともあるだろう。ただ,このモヤモヤした不安は,隣のやつの悪いところをあげつらって,自分が何もしないことでは変わらない,ってことだけは分かっているつもりなんじゃないか。というか,そうではない,ってみんなあんたに言っているんじゃないのか?
 一緒に考えようって言ってきたんじゃないのか。
 その上での「政策」議論なんだよ。
 いったい,これのどこが(あんたの侮蔑用語であるところの)「サヨク」
なわけ?
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あのねえ、、、、 投稿者:TAMO2  投稿日:10月31日(水)08時40分07秒

 日常の課題の中にこそ、革命の萌芽が含まれているのだよ。それに無自覚だったらどうし
ようもないけど。

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ま、ずっと読んでいると・・・ 投稿者:北(仙台)  投稿日:10月31日(水)07時23分12秒

労働者を分断されている状況も自覚できないのは、よくわかった。

どちらが、特権に居座っている人間かが良くわかるよね。
民間の労働組合もない中小企業にいって勉強し直したら?以上(キッパリ

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世間から相手にされてないのはサヨクだよ〜〜ん 投稿者:リガスリオト  投稿日:10月31日(水)02時31分24秒

私は相手にしなくてもいいけど、世間は相手にしないといかんと思いますがね。どーでしょーか?
世間の一般ピープルが理解できない、サヨクの内輪の論理(「中高年の首切り反対」とかね)にしがみついて、それが「通じる」人たちだけで細々とやっていこうというのなら止めはしませんが。
そういうことがやりたいんでしょーか?

というか、一般ピープルが理解できる論理や言葉を作る努力を怠り、手前勝手なリクツばかり主張してきたから、サヨク政治運動や労働運動は「超低迷」に陥ったんだと思いますが。いかがですか?

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TAMO2さま 投稿者:リガスリオト  投稿日:10月31日(水)01時57分37秒

TAMO2さまのおっしゃっていることは、弾圧が迫っているのにそれに気がつかない、という危険のことだと思います。
政治闘争レベルの「可能性」に対して「革命的警戒心」を常に持て、ということは了解しますが、それと「年金制度がどうなるか」といった政策論レベルでの「可能性」とは性質が異なっているのではないでしょうか。政治闘争では何が起こるかわからないし、場合によっては組織の存続にもかかわるので常に備えが必要だとしても、政策論争でそれと同等の備えをする必要はないのではないでしょうか。

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ひとりごと 投稿者:協賛しゅみ゛者  投稿日:10月31日(水)01時54分07秒

NETの世界ってのは、仲介の役割を果たしてくれるのは言語だけですよね。
その言語が通じない、となればもうどうしようもないわけです。

となれば「相手にせず」というのも現実的な方策かと愚考するしだいであります。

「相手にせず」ってのも、

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AITさま&ザーカイさま&いずみさま 投稿者:リガスリオト  投稿日:10月31日(水)01時44分01秒

AITさま

 AITさまのおっしゃることはまことにもっともと思いますが、ソレはソレ、コレはコレ、という印象もうけます。

ザーカイさま

 結局、ザーカイさまの書きこみをいくら読んでも、「なぜ中高年の首切りに反対しなければならないのか」という論拠を見つけることができません。やっぱりダメ中高年は見捨てるしかない、ということでよろしいでしょうか?

いずみさま

 おっしゃる通り、いずみさまは、ご自身が知覚する現実から逃げられないので、サヨク運動を続けておられるのだろうと了解しました。でも、その「現実」自体が、いずみさまの脳内で主観的に再構成されたものである(一定程度現実を反映しているにせよ)ようにみえる、ということです。

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土日のトロツキストさん、まっぺんさんに触発されて(1) 投稿者:菊  投稿日:10月30日(火)21時50分34秒

私はまっぺんさんの掲示板に書き込もうと思った時から、昔の記憶を引き出して整理、歴史に残しておきたいと思いました。80年代はあまりいい思い出(組織については)がなかったものだから、書かずにいました。これをきっかけに、もう少し書くことができればと思っています。

さて、そうなんです。土日のトロツキストさんが書かれた85年頃から89年頃までの組織の状況や分裂については、全く知りません。というか、意識的に「遮断」していました。ですから、土日のトロツキストさんが書かれたことを読んで「へえ、そうだったの」と思うばかりです。

じゃあ、その頃私は何をやっていたか?たしか85年頃から私の友人(いつか書いた韓国人留学生)の国外強制退去問題に関わった、2−3年を過ごしました。そのなかで私が遭遇し、実感したのは、市民運動のなかの「党派組織と変わらない不毛さ」でした。詳しいことは省きますが、「これはだめ」と思い、個人的な人間関係だけは残したものの、ビジネスの世界への転身に必死になっていきました。89年というのは、本格的にビジネスを始めた年です。

土日のトロツキストさん、ありがとうございます。「分裂」と個人史が少し重なって見えてきました。

そこで本題ですが、いくつか同意できる点と異論があります。
1.人脈的(親分・子分的)組織運営
2.分派闘争の推移
3.日本型意識構造
4.女性差別問題
論点を上の4つにまとめて、少し書いてみたいと思います。

1.人脈的組織運営
私も以前、3者合同の問題と考えていました。しかし、今は所詮そんなモノだろうと思うようになりました。当時の水準を考えると、どこの党派でも似たようなものではないでしょうか。大同小異。では問題は何か?そこに合同以来の組織に参加したメンバーと政治局・指導部の主体的な責任の問題があると思うのです。70年代前半私が組織に参加した時には、党建設という目標はほとんど言われていませんでした。それが組織が拡大する中で、色気というか、「やれるんじゃないか」という考えが出てきたのだろうと思います。党建設を強く主張したのは、織田進氏です。彼はおそらく機関紙を週刊から日刊化し、印刷所を作り、地区に専従を配置し、それを中央委員会と政治局が統制していく(そして自分がその中心に座る)という「共産党的組織建設」を考えていた。しかし、これは実は76−7年頃には壁にぶつかった。自らの経営手腕も含めた印刷所経営の失敗です。しかしこの責任を取らなかった。金銭的な責任をメンバーに分散して転化することによって、ごまかした。
一方、労働者に根ざした実践的な組織を作ろうと考えていたのは、宮城とその出身者、人格的には今野求氏に代表されると思います。これは74年戸村選挙をはじめとする大衆運動、官公労労働者の組織化の中で、組織拡大として結実していくように見えた。しかしこれも壁にぶつかります。しかも彼は少なくとも私たちが見えるところで、大衆運動・統一戦線活動を先頭に立ってやっていなかった。何か「陰謀」的に「子飼い」に指示してやっていた。宮城の昔のメンバーに聞いてもそう言う印象を持っています。これは「社会党・民同」の派閥的(親分・子分的)やり方そのものではないかと思います。「お前にだけ話すんだけどね。。。」というやり方です。
第3は、酒井与七の「ジャコバンかジロンドか」で結集した、全共闘上りの急進的学生グループです。これは全く統一性がなく、その急進的な感性はともかく、織田グループ、今野グループに吸収されていった。あるいはその時々で、揺れ動いていたように思います。

ここで私がいいたいのは、3派合同の結果、日本支部内に凝縮されたのは「戦後共産党的手法」と「戦後労働組合運動的手法」ではなかったかということなのです。そう考えると、日本支部は戦後左翼そのものの弱点を見事に体現していたといえるのではないでしょうか。
その上に、主体的な責任、つまり私自身の問題(そうした構造とどう関わっていたのか。どう自覚していたのか無自覚だったのか)があると考えています。

【まずは今回は(1)だけです。少し時間をおいてまた書きます】

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仕事が一段落したので・・・ 投稿者:まっぺん  投稿日:10月30日(火)20時43分09秒

土日のトロツキストさん、菊さん、なつかしい(てゆうか、苦しい時期の思い出ばなし)ありがとうございました。
分派闘争の推移についての私の記憶は、ほぼ土日のトロツキストさんと一致します。私は(たぶん)81年にやめたんだと思います。だから、分派闘争や女性差別問題の時にはすでに外部にいて、「シンパ」的な立場からPD派の学習会に参加していました。私の記憶ではPD派が分派としては解散を決めたのは、その主張の行き着いた結果なわけですが、L派(現新時代社)に合流した、という表現は正しくないと思います。さしあたって統一した党組織の重要性を求めない、という範囲で、旧PD派の人々は、いっしょに活動できるものと個別に協力関係を結んで活動する、という程度の事だと思います。だから、首都圏や関西のPD派のひとは新時代社に合流したんでしょう。しかし東北にいればP派といっしょにやってたんじゃないかなー?

また「新時代社に合流」といっても、上記の理由から旧L派の過去の行動や組織文書を承認したわけではないのだ、と思います。PD派を特徴づける草の根主義(あらたなオルタナティブの模索)という意識は、今から考えてももっとも先駆的で現状にマッチしているんじゃないでしょうか? 今日では「レーニン主義」についての見直しが言われています。それは「レーニンを否定する」という意味ではないけど、党組織論について、もっと柔軟に対応していくべきじゃないか、という事です。インターネットの発達・普及はますます、これを促進しているように思いますね。

余談ですが、菊さんがあげたイニシャルのひと、ほとんど検討がつきます。SさんもPD派でしたが、先日偶然にも某テレビで元気な姿を拝見しました。

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トロツキズム入門を公開! 投稿者:まっぺん  投稿日:10月30日(火)14時43分52秒

TAMO2さん、ありがとうございました。
今、国際革命文庫10『トロツキズム門』を公開しました。
http://redmole.m78.com/bunko/bunko00.html

http://redmole.m78.com/bunko/10/bunko10f.html
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まっぺんさん、ありがとうございます。 投稿者:北(仙台)  投稿日:10月30日(火)12時47分00秒

リンクしていただきありがとうございます。
おかげさまで、まっぺん板経由のアクセスが一段と多くなってきました。
中には、バックドアを捜す連中までね!(藁

TAMO2さん・・・「迂回の弁証法」んでげすね。

http://mehyang.digitoybox.com/

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リガスリオトさま 投稿者:TAMO2  投稿日:10月30日(火)08時44分28秒

 じゃ、職場で何ができるか、が難しいのはお互いにそうだと思います。ここにおられる
「サヨクな活動」をしておられる方もそうでしょう。その場合は、「迂回の弁証法」にし
たがって、外堀を埋める活動(地域活動、市民運動)なんかがよろしいかと。

 ネットワーカーとしてサヨク菌をばら撒く小生みたいなのもありか、と。

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可能性を限定した奴らの末路 投稿者:TAMO2  投稿日:10月30日(火)08時36分36秒

>しかし、運動を組み立てるためには、「可能性」を限定することが必要ではないでしょうか?
 リガスリオトさんには、「メンシェヴィキ」をキーワードとして、通俗的なものでもいいから
「ロシア革命」に関する書物を読むことをお勧めします。あるいは、カウツキーの自伝とか。

 運動前から可能性を限定することは、結果自分を裏切ることになることがよーーーーく分かり
ますよ。

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恐るべき無知 投稿者:いずみ  投稿日:10月30日(火)02時03分44秒

 ここまでくると恥ずかしいものだよ、チミ。

>サヨク運動の現状を見れば、現実の世界から逃げ出して主観の世界に逃げ込みたい気持ちはわからんでもないです。

 あのね、今「サヨク運動」やってられるってことは、全く逆なのよ。
 現実から逃げられないから「サヨク」的なセンスの行動をしてるんだけど。

>つまり、最初から意見が同じ者しか参加できない運動になってしまう

 まさに「オマエモナー」。
 あなたははじめから「サヨク」を排除する論理を前提に組み立ててるじゃないですかい。

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一番のヒントは 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日:10月30日(火)01時57分50秒

矢沢え〜ちゃんの「Are You Happy」にあるかもしれません。(おわり)

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リガスリオトさんへ 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日:10月30日(火)01時53分40秒

 ザーカイさんに反論している間に,自分に何が出来るのか,出来ないのか。
自分は何をやろうとしているのか。
 何を目指そうとしているのか。出来ない分,とりあえず,どこまでやろうとしているのか。

 色々考えてみましょう。

 とりあえず,あなたに言えることはコレで全てです。

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面倒なんでストレートに 投稿者:ザーカイ@小市民モード  投稿日:10月30日(火)01時39分16秒

んだから,君の職場ではどうか知らないよ,そんなの自分で考えな。だいたい君自身がどれだけ社内で役に立っているわけ?中高年の奴らが造ってきたレールの上にいるだけなんじゃない?
職場の文句や改革を叫ぶことで「自分はちがう」と思いたいのかい?
だいたい誰がダメオヤジとチミが称する人と助け合えっていったよ。

若年層が不当に扱われているなら若年層の同僚とともに抗議すればいいでしょうが。
それが助け合いでしょ。利害の一致から始まる連帯。中高年には対抗となるが。

建て前じゃなく,改革やろうと思うなら一人きりじゃできない。でも最初は一人でしょ?
自分の職の不安と、職の非社会性をぼやいたってしょうがないでしょ。そういうのはダメオヤジの典型的な例ですよ。赤提灯でもいっていっぱしのダメオヤジになれる様愚痴こぼして訓練でもしたら。
>今リストラ対象になっている中高年労働者たちは、今までどれだけ他人を「助けて」きたのでし
>ょうか?
そういうきみはどうなの?どれだけ同僚を助けてきた?権利のために闘った?同じ問いが君の後輩から向けられているんじゃない?労働運動や左翼することだけが相互扶助とは思わない。
しかし、君自身が問われているんだよ。ま、いいか、こうやって相手するからいい気になるんだろうな。新聞に載っている「建て前論の改革」にはもう飽き飽きなんでバイバイ。自分の書いてきたことよく噛み締めておきな,君の論では職場は廃止されるべきだし,リストラも国民の利益になるし,君は首切り反対は後ろ向きと考えるわけなんだから、出口なしだね。同情しますよ。ご愁傷様。

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助け合い? 投稿者:リガスリオト  投稿日:10月30日(火)00時39分00秒

ザーカイさま

「助け合い」とおっしゃいますが、率直なところ「ダメオヤジ」連中が私をどう「助け」てくれるのか、想像がつきません。
仮に、私がリストラ対象になったとして、ダメオヤジ連中が何か「助けて」くれるとは思えない。
今リストラ対象になっている中高年労働者たちは、今までどれだけ他人を「助けて」きたのでしょうか?
「自分は他人を助ける気はないが、自分が困ったら他人に助けてもらうつもりだ」というのは、「助け合い」とはいえないのではないでしょうか。

いくら美しい言葉でも、建前論では人は動かせないのではないか、本音で人を動かせる論理を打ち出さないといけないのではないかと思うのです。「首切り反対」というのは、当事者以外の人の心に響かない、空虚なスローガンになってしまっているのではないでしょうか。

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「可能性」と運動 投稿者:リガスリオト  投稿日:10月30日(火)00時03分59秒

いずみさま

将来にはいろいろな「可能性」があるでしょう。
しかし、運動を組み立てるためには、「可能性」を限定することが必要ではないでしょうか?
年金の支給開始年齢が再度引き上げられる(あるいは、年金制度自体が停止される)可能性は、無いとはいいません。しかし、年金の支給開始年齢は引き上げられたばかりですから、当面は再度引き上げ等の可能性は低いと見るのが妥当ではないでしょうか?

サヨク運動の現状を見れば、現実の世界から逃げ出して主観の世界に逃げ込みたい気持ちはわからんでもないです。しかし、それをやっていたら運動全体が主観的なものになる(つまり、最初から意見が同じ者しか参加できない運動になってしまう)危険な落とし穴ではありませんか。

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>リガスリオトさん 投稿者:ザーカイ@小市民モード  投稿日:10月30日(火)00時02分24秒

「改革は必要」ですか(^^)
なんだかスパルタシストの「戦争阻止は労働者革命で!」の陳腐さと似たものを感じます。あ、これは共産趣味者的話題。
その「改革」(スパルタシストでは労働者革命)の中身なしにそういえてしまえることに、薄ら寒いものを感じちゃいます。
ま,何らかの改革は必要でしょうね,このままで言いわきゃ〜〜〜ない。
ほとんどAIT久我山さんがいってくれているから,オマケみたいなことしかかけないです。

>ただ、こういう職場を目の当たりにしていると、「首切り反対」というスローガンはあまりにも
>後ろ向きに感じます。やはり「改革」は必要です。「改革」をすべて否定するようなスローガン
>からは、将来への展望と魅力が感じられません。
このまえ某声のでかい人(ワラ)に誘われていってきた労組の集会で、金子勝(慶大教授)も「権利だから守ってくれ」ではなく自らが闘っている事に「公」的なメッセージが含まれていなければならないといっていましたよ。つまり資本のやり放題で家庭や地域共同体が破壊され,それと並行して若者の動機なき殺人などが増えている。どうやって労働者が手を取り合い、市民社会が壊れていくことを阻止できるかを訴えないといけない。というようなこといってました。

 そういう意味では前向きな話が必要なんでしょう。「こういう社会をつくるんだ」という目標が。
 しかし、いまや労働運動は超低迷で、「首切り反対」というマイナスを生みださない運動するレベルです。でもこの運動自体さえできないようでは前向きなことを言っても絵に書いた餅。資本、経営が責任をとらずすべてが労働者にしわ寄せされている。こういうことを許さない力を得て初めて見えてくるんじゃない?

 わたしはあまり長期的展望みたいなものは観ないことにしています。私の身の回りでの労働運動というのは、目の前で踏みにじられる権利や労働者の「誇り」みたいなものをしらみつぶしに反撃すること。「合理」化で10歩後退するところを3歩ぐらいに留めることです。
「社会的に必要とされていない」と言う仕事をしている君の職場と同じくは語れないが、目の前にある不公平などから声をあげ反撃するために同僚とどう手をつなぐか?こういうことを模索することって重要なことじゃないかな?
 これって例えば争議で負けても、競争激化、失業率アップで荒んだ世の中に光明を見出す一つなんじゃないかな〜〜。

協力し合うとか,助け合うってことがいま全然ないでしょ?足の引っ張り合いばかり。
これって人間の共食いでしょ?こんなこと許されちゃ〜未来なんかに夢もてないよ。
いまの戦争だって人間の共食いですよ。

ま,具体的なことはサジェっションできない。俺もどういう未来があるのか知らないよ。

 労働運動で言えば,景気や相場と同じでいつまでも低迷しているとばかり考えていない。
人がやることだから群集心理次第。運動が高揚した時に、労働者が自信を
持ち未来の夢が語られるんじゃないかな〜〜。今は夢見る「場」さえなくなることを阻止するだけでも,いい先行投資だと思うな。
 マジで大恐慌の時はどれだけ地域社会や会社などにネットワークをもっているかが重要だよ。
米不足の時も日頃商店街の米屋で米買っている人は米を手に入れることができ、スーパーや量販店で買っていた人は中々手に入れられなかったことあったでしょ?相互扶助なしで、金で解決する時ばかりじゃないですよ。
ハイパーインフレになれば金なんて紙っきれ同然なんだから。

労組は単なる運動団体ではなく、相互扶助組織でもあるんですよ。

ま、知的なことは書けないんでこの辺で(^^)

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職場を変える? 投稿者:リガスリオト  投稿日:10月29日(月)23時47分41秒

AITさま

まず職場を変えるために努力するべきだというご意見、私も当初そう思っておりました。
しかし、職場で何かを決めても本省(霞ヶ関)の役人の気に入らなければあっさり撤回されるし、さらに本省(霞ヶ関)の役人の決めたことですら政治家の一言でころりとひっくり返ってしまうご時世に、職場を変える努力に対する確信が持てなくなっています。
職場で一歩前進しても、国レベルの財界人と御用経済学者と御用文化人が集まったなんちゃら会議でドカンと後退させられてしまう。
特に、小泉政権になってからは、われわれには、何が国民の利益なのか理解できない状態です。
われわれの従来の意識では、どう考えても「小泉改革」が国民の利益になるとは思えないのに、国民の皆様は「小泉改革」を強く支持なさっている。
環境を守る・平和を守る・人権を守るという大目的のためにわれわれの職場が貢献できることは(可能性としては)たくさんあります。
しかし、ごく一握りのサヨクの方々を除く大多数の国民の皆様は、環境を守る・平和を守る・人権を守るといったことを希望しているのか。
環境や平和や人権を守る気があるのなら、なぜ小泉政権など支持するのか。
つい数年前なら大揉めしそうな悪法が、たいした反発もなくスルスルと成立してしまう。
われわれが環境・平和・人権を守るために働くんだ、とがんばればがんばるほど、国民の皆様から遊離して、「職場おとり潰し」の危険を増やすだけではないか。
国民の利益のために働いて弾圧されるのならともかく、国民に見放された状態で潰されるのではたまったものではない。

所詮、世の中は金儲けが全てだよ、という、自分たちの存在意義(非営利)を否定するような考え方が職場に蔓延してきている。その考え方に対抗しようにも、力の源泉が何もない。

まさにグチですな。

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リンク集にいれました(^^) 投稿者:まっぺん  投稿日:10月29日(月)16時16分58秒

梅香里反基地闘争の映画サイトをリンク集に加えました。そこに北さんの
「仙台上映実行委」サイトもリンクしました。

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賃金問題・私見 投稿者:ハンドル未定  投稿日:10月29日(月)15時28分13秒

査定や能力給を認めるつもりはありませんが、急カーブの年功序列型賃金は見直すべきだと考えています。
若年層が低賃金で働かされ、その見返りとして中高年層はそれなりの賃金を保証されるというのがいままでの賃金体系だったと思います。通常、20代と50代とでは2、3倍、あるいはそれ以上の年収差になっているのではないでしょうか。
1社に留まり、男ひとりが家族を養うことを前提に、妻の存在、子どもの成長、進学などにあわせた「生活給」的な発想が労資ともにあったからこその賃金体系です。

現在起きている悲劇の一端は、若年時代に低賃金で働かされても、一定の年代になれば「能力」以上の賃金を保証されているはずだったのに、その恩恵にあずかる前に、中高年が退職勧奨を受け、関連会社への転籍を迫られているということです。
中高年が高賃金になっているのは若年時代の分の「後払い賃金」を加味しているからであって、定年まで勤め上げればつじつまがあっていたにもかかわらず、その関係性を壊してしまいました。

しかし資本の要求とは別に、労働者の意識の変化によって雇用が流動化するのは避けられないことであり、一生同じ企業に勤めることを前提にした年功序列型の急カーブの賃金体系は、「後払い賃金」の恩恵にあずかれない可能性のある若年層にはまったく不利な制度になりつつあります。また、高賃金を保証できないという理由で中高年層が退職に追いやられるのも理不尽なことです。

で、私が思うのは、これからの賃金体系は、基本給部分を大きく取り、年齢給、経験給的な部分をなるべく低くして、なだらかな賃金カーブにすることで、若年層が本来の労働に見合った賃金を得るようにすること、中高年になってから「後払い賃金」を受け取るという仕組みをなくすこと、ではないかと思っています。(かなりの移行期間が必要ですが)

同時に、生活給の要求は、女性は家庭に留まるべきという発想と表裏であり、非婚者、非婚家族の存在は捨て置かれるきらいがあったのではないでしょうか。同じ理由で配偶者控除も廃止すべきだと考えています。

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ホームページ案内 投稿者:北(仙台)  投稿日:10月29日(月)09時34分16秒

うちは、「原理原則」なんてありませんが、個々が自律的に係わっている反戦ページで〜す。
なんちゃって・・・

以前から字が小さく、読みづらいとの批判がありましたので、
フレーム化を行って、ページ構成を一新しました。(コンテンツは余り変化なし)
また、掲示板も新設しました。どうぞ一度、ご訪問を!

また、だめオヤジなることばに「素直に」反応してしまう、だめオヤジぶりを
過去スレを読みながら反省しております。(嘲

http://mehyang.digitoybox.com/

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ホームページ案内 投稿者:水と炎の竜  投稿日:10月29日(月)05時57分33秒

原理原則をはっきりさせ、問題解決策を提示するホームページです。どうぞ、ご覧ください。

http://www5c.biglobe.ne.jp/~purple0/ex00-2.html

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『改革』の主人公は,あなたなのです。リガスリオトさん。(2)  投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日:10月29日(月)01時23分28秒

翻って,特殊法人の「労働」です。「社会的無用労働」は確かに多いでし
ょう。すぐおおごとをやろうとしたって,「経営権」との衝突は避けられな
いし無理に決まっています。
 そこまでいかないにしても,あなたの立場でできることは本当にないのか
を考えてみては如何ですか。
 仕事の上ではどうですか?仕事をカネの面だけで捉えていませんか?また,
本当に「ダメおやじ」は「ダメおやじ」でしかないんですか?彼らだって,
ダテに年を食ってるわけじゃありません。若い頃に上司と対立して,今は干
されている(だから仕事をしない)骨のある(あった)おやじはいませんか。
自分の仕事を,職場を,そういう人たちとのネットワークを少しずつ創るこ
とで,本来の「水資源」を守るようなものにシフトできる余地はありませんか。
 特殊法人は,非営利というお題目があるだけに,「お題目の作り方」によ
っては民間企業よりも遙かに「社会的有用労働」に転化しうる要素がいっぱ
いあるはずです(個別事例は出せませんが,私の周辺にも実例はいっぱいあ
ります)。監督官庁を引きずりこんだっていい。役人に手柄とお題目を与え
れば,下手すればどっさり予算が付くことだってありますよ。そういう知恵
は,考えれば出てくるものではないですか。

 労働組合がなければつくればいいじゃないですか。労働組合は,大企業の
御用労組なんかは見限られて当然ですが,本来は相当な力を持てるものです
し,ルーカスまでいかなくともそれに近い質の交渉を行う力を持てるもので
す。御用労組しかない,というならその御用労組をかえるために「加入」し
て中から一定程度変えることだって,決して不可能ではありません(無論,
簡単じゃないですが)。

 結局のところ,飲み屋のグチはグチだけでしかないのです。
 どんな職場・仕事であっても,そこで働く者がいなければ,仕事は回りま
せん。働く者が,職場の,会社の主人公なのです。
 だからこそ,労働者のスト権は,本来大きな力を持つものなのですが,も
っと包括的に考えれば,労働者自らが自らの存在の全的な過程を奪還するた
めにこそ,経営に力で対抗するだけでなく,「仕事を自らに奪い返す」こと
が必要なのです。それは,誰のためでもない,そこで働く「あなた」のため
のものです。

 ということで,そのようにして仕事を作り出せる余地があるのであれば,
どんな職場でも潰れていい職場などありません。もとより私は,コイズミの
「構造改革」なるものは,3重に否定しています(それは時間があったら,
いずれ書きます)が,上記の理由から,働く者の裁量権を狭め,職場を競争
させ暗くしているような現在の全ての政策には,特に反対します。
 ということで,あなたの問いには「3」と答えておきましょう。

>>ただ、こういう職場を目の当たりにしていると、「首切り反対」というス
>>ローガンはあまりにも後ろ向きに感じます。やはり「改革」は必要です。
>>「改革」をすべて否定するようなスローガンからは、将来への展望と魅力
>>が感じられません。

 あなたの職場の『改革』をやるのは,コイズミなんかではない。あなたな
のです。

 (上記議論に参考になると思われる文献)

  1)H・ウエインライトほか『ルーカスプラン』緑風出版
  2)内山節『労働の哲学−労働過程史の方法−』田畑書店
  3)イェーリング『権利のための闘争』岩波文庫

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『改革』の主人公は,あなたなのです。リガスリオトさん。(1) 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日:10月29日(月)01時22分13秒

ということで(^_^;;),書き表現を改めて話しましょうか。

 労働とは何か。仕事とは何か。実は,あなたのレスには大変な検討課題が
含まれているように思うのですが,何せ時間も労力も知識もない人間ですし,
もとより,ここにはその方面の専門家が多数居るので,当面手の届く範囲で
の話のみにて(時間の余裕が出来て考えられたら,また)。

 リガスリオトさん。一体労働とはなんでしょうか?
もちろん「賃労働と資本」を持ち出すでもなく,資本主義における労働とは,
それ自体が疎外されたものであるのかもしれません。あなたがいうところの
「あなたの労働」がまさにそれでしょう。

 では,我々は,それをただ受動的に受け入れ,生活をするためだけに嫌々
働くということが与件なのでしょうか?

 国労闘争団の一員は,「リストラだの解雇だの,そんなことが正当だな
んて日本国憲法のどこに書いてあるんだ?」と語りました。そのとおり。日
本国の私たちは(国籍がどーのこーのという話はさておき),仕事をし,健康
で文化的な生活を送ることが「権利」として定められているのです。
 ちゃんと仕事をして,生きがいのある生活を送ることは,何も国からの
おこぼれでも何でもなく,我々の「権利」なのです。
 それは,クビになることがおかしい,ということのみならず,ひどい労
働条件やおかしい仕事の内容であれば,そこの人間が主体的に環境を変えて
いく「権利」があることを意味してもいます。そのために,労働3権が活用
されるべきことはいうまでもありません。

 **ちなみに労働基準法は,(改正後の現物は手元にありませんが)「この法
  律は最低の労働基準を定める」と書いてあります。労使双方,労働条件改
  善のために努力をしなくてはならない,とも書いてあります。労働基準法
  をクリアしているからOK,ということではないのです。そのためには,
  我々もまた,不断の努力が必要になるのです。

 もちろん,現実の労働がそんなものである保証はどこにもありません。「権
利」とは,黙って与えられるものでも何でもないからです。権利とは,勝ち取
るものです。
 結局のところ,どんな実態であるにしても,そこの職場にいる者が,その職場
を改善するしかないのです。

 我々は奴隷ではない。人間なのです。
 おかしいこと,不条理なことがあり,それを自覚してガマンできないのであれ
ば,何はともあれ,それを主体的に変えていく努力こそが必要なのではないでし
ょうか。

 というと,書生論のように聞こえるでしょう。どうやって?という声がきこえ
てきそうです。当たり前です。そんな簡単に処方箋が書けるわけではありません。
 しかし,幾つかの手がかりはあります。

 1970年代のイギリスで,「ルーカスプラン」というのが話題になりました。
軍需産業の労働者達が,軍需ではなく平和のための仕事を!という運動を起こし,
経営者側に具体策を突きつけていった運動です。
 この本は今手元にないので詳しくは書けないのですが,ただ単に,言われるがま
まに仕事をし,賃金を貰い,生活と趣味に励む,という「受動的なモデル」からは
ほど遠い働く者の主体的な姿があります。こういうのは,昔の社会主義者は,資本
主義に取り込まれる,といって否定したものですが,労働者が労働過程を自らのも
のとしていく,という主体形成の上ではとんでもない大きな成果があったものと考
えています。運動自体は敗北していくのですが,こういった「労働者が労働を自主
的に管理していく」運動は,倒産企業の労働争議や(この掲示板にもいらっしゃい
ます),最近の福祉における有償ボランティアに至るまで,実に幅広い広がりを見
せています。無論,大企業の企業内労組でも,部分的に取り組まれている事例はあ
ります。
 要は,単に「クビを守れ」だけでなく,「こういう仕事をさせろ」「こういう仕
事なら,こういうものをつくれば社会的にもより喜ばれる」といった主体的な提案
が求められているわけです。
 論者によって言い方は違いますが,「社会的有用労働」といった用語でそれは表
現されることが多いようです。

                 (つづく)
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80年代JRCL分派闘争(2) 投稿者:土日のトロツキスト  投稿日:10月29日(月)00時34分28秒

 最近の「かけはし」論文で、高島氏は、日本の反グローバル運動の陥没を書かれていますが、この原因は、本質的には上記の西欧とは異なる日本型意識構造にあるのではないか。と思います。またイスラム社会にはイスラム社会独自の社会文化があり、これを超えて国際主義を唱えるのはほんとうに難しいことではないか。資本や通貨が容易に国境を越えるのに(最近では労働力市場も)、言語、食、宗教などの諸文化が頑迷に地域性を持ち続けるのと同様に一筋縄ではいかない問題があると考えます。

まっぺんさん、みなさん長々と申し訳ありませいでした。
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80年代JRCL分派闘争(1) 投稿者:土日のトロツキスト  投稿日:10月29日(月)00時31分18秒

またまた話の途中ですみません。

菊さん

 どうもありがとうございます。
いろいろ思い出したくもないこともあったのかもしれません。恐縮です。私自身もソ連・東欧圏の崩壊と資本主義の復活、そこでのマルクス主義派の運動的理論的無力を目のあたりにし、基本的にはレーニン・トロツキー型の社会主義革命理論と運動は終焉した。と思いました。したがってコミンテルン、第四インター型の国際共産主義組織形態も歴史的役割を終えたと考えました。
 もちろん、共産主義運動・急進主義運動を担った人々の経験や理論的営為は、将来の社会変革運動へ生かされていくと言う意味では無駄であったわけではありません。今日の日本や世界の民衆運動の中心にはこうした人々がいるわけですから。

 その意味で、JRCLは女性たちの手で解体されたのだから(もちろん私も解体されたのだけど)、自分の中では”もういいか”と思っていたのですが、1年ほど前、このサイトや朝倉さんのサイトを知り、分派をめぐる公式文書がネット上で公開され、さらには趣味者系のサイトでも事実関係を求める書き込みがありました。また新左翼運動を振りかえる書物も出版されました。
 日本トロツキズム運動の正負とりまぜ、歴史に残していくことは次の世代の遺産となると思うのです。旧JRCL諸組織も、歴史的内部文書をネット上に公開してほしいと思っています。TAMO2さんとまっぺんさんの国際革命文庫の電子化はこの点で本当に貴重ですね。

 菊さんの回想は基本的には分派の前哨期の話でしたね。
私の理解からすると、80年代のJRCL分派は基本的に3派プラス2グループからなっていました。間違いがあれば訂正してください。85年ごろに1、レーニン主義派(L派-主流派)2、プロレタリア派(P派)、3プロレタリア民主主義派(PD派)が結成、前2者が大きなもので属人的に言えば1が酒井氏を中心とする中央委員会多数派、2が、織田氏と今野氏の連合軍で旧三多摩社青同、宮城地区の人々、3が菊さんの話によれば極少数の”草の根”派の分派形成。主要な論点は、主流派の”日本労働者階級が歴史的に敗亡したので、組織機構を防衛して長征に旅立つ”という階級敗北論・レーニン主義組織論の強調に対して2が労働者階級に対する最後通牒主義と反発、とくに労働情報からの召還方針が問題に。3は自らが草の根になって、地域運動に参加組織しようと提言。さらに4、女性たちが女性解放グループを形成。これは分派ではなく、組織内に女性グループをつくり女性差別の克服を計ろうとした。87年ごろ女性グループが独自の同盟財政管理などを主張、これを1、2ともに承認したことから、この承認はレーニン主義を放棄し党内党を承認することだとして2内のT氏、横井氏らが批判、脱盟し独自組織を宣言、後にMELTとなる。これに先立ち今野氏がJRCLから離脱しており、革マル派『解放』には「今野のもとに馳せ参じた」と書かれた。
 89年にL派がP派の合意なしに第14回大会を強行、同盟員の再登録を行う。P派は全国協議会を同時期に結成。PD派は14回大会は成立していないと批判。翌年の世界大会で第四インターナショナルは、両派ともに支部非承認。女性解放グループのみを認める。というのでよかったのでしょうか?
 機関紙を3グループが発行。ネット上では「かけはし」「労働者の力」が読める。
今では、酒井氏や織田氏の論文はめったに掲載されない。

PD派は89年にも声明を出していますから、菊さんがいなくなってからも続いていたのですね。

この間自前の運動にこだわり続け継続された方々、特に男たちの分派闘争に対して最終的に引導を渡した女性解放グループの方々には心から敬意を表したいと思います。

 さて、私の無責任な感想ですが、菊さんも書かれた人脈的な分派という日本的(社民的=旧民同的)な党内闘争の闘われ方に一つの本質があると思います。60年代の3者合同なるものが便宜的で本質的なものでなかったこと。また同じように人脈的に分かれるなら”党建設”などとは言わなければよかったのに。と外在的に思います。
 なによりも、分派闘争が、情勢認識や革命戦略の分岐として全面的に展開されるのではかった点が、残念ですが。むしろ時代のほうが、こうした革命戦略やレーニン主義党を実は必要としていなかったのだろうとも思います。革共同両派や日向派に典型的なカルト的あるいは官僚的な上意下達システムと任務に忠実な下部同盟員からなる日本型組織ではなく、自立した諸個人のネットワークとして組織を構築していくことから始める必要があったのかもしれない。こうした過程で女性差別問題などは不断に問うことも可能だったのだろうと思います。

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キミは何も考えてないなぁ… 投稿者:いずみ  投稿日:10月29日(月)00時13分32秒

>リストラ=のたれ死にということもないのではないでしょうか。
>少なくとも、現在の中高年労働者は、60才になれば月に20万円以上の年金(厚生年金)がもらえるわけですし。

 そんな事情がもうすぐ消えてなくなってしまうかもしれない、なんて可能性は考えないのかい?
 「リアルな未来像」を、現在のみの平板な把握だけで語ろうとするキミの貧しい感性が浮き彫りにされただけカモね♪

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