四トロ同窓会二次会 2002年2月23日〜25日

誰でも歓迎!何でも自由に投稿してください。投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」その他に掲載する場合もありますのでご了承ください。
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ところで 投稿者:TAMO2  投稿日: 2月25日(月)23時07分20秒

 いずみさんとすえいどんさんの対話から、こういうことでよろしいでしょうか(笑)
・感情的恫喝が全国委名の文章で出されたということは、革共同中核派がカルトであり、
 論理ではなく感情でモノゴトをなすレベルの「共産主義者」集団である、と。
(2ちゃんねるレベルのお気楽な書き込み、すいません。ただ、前進2043号、かつては
少しとはいえ好意を寄せていたところ(爆)だけに、余計に腹立ちます。)

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訂正 投稿者:TAMO2  投稿日: 2月25日(月)23時03分28秒

 「変革過程」>>「変革理論」です。これが、かの党派の一番の間違いですが。ていうか、
これがなければ中核派じゃない。

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論理的にも噴飯モノです 投稿者:TAMO2  投稿日: 2月25日(月)23時02分30秒

 特に、マルクス主義の変革過程を「唯#武装#暴力論」に摩り替えているところです。

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脅しか... 投稿者:一同窓生  投稿日: 2月25日(月)22時35分10秒

汚い手を使うやつらだ。身にこびりついてしまった脅し体質なのでしょう。許せない
ですね。いろいろなやり方で小西さんを支えてやりましょう。

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どちらかといえば 投稿者:すえいどん  投稿日: 2月25日(月)20時22分28秒

スタ党的に党内民主主義が抑圧の方ではないでしょうか

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後者の代表格はもちろん日向一派です(T/O) 投稿者:いずみ@インフォシティ  投稿日: 2月25日(月)20時20分03秒

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というか、「個々の感情が単一のものとなる組織」こそカルト 投稿者:いずみ@インフォシティ  投稿日: 2月25日(月)20時15分11秒

 ここであたりまえのことを書かれても…^^;;

 党内民主主義がきちんとしていれば、その「感情」が党内で同じものになるはずがないと思うわけです。個々の感情の相違を組織の中で煮詰めることで、感情論が排された方針が出されるはずですよね。
 だからこそ、党としてそのような表明がなされるのであれば、それはスタ党的に党内民主主義が抑圧されているか、さもなくばまさにカルトとして「本当に単一の感情」になっているかのどちらかでしかない、と言えるのではないでしょうか。

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それはそのとおりです 投稿者:すえいどん  投稿日: 2月25日(月)20時10分05秒

革共同全国委が小西誠を反革命として名指しの攻撃をしたことの当否は、まさに全人民の審判にさらされることとなるでしょう。組織の責任が免罪されるということではありません。ただ、組織がなぜ、そのような愚行に走れるのかということの、検討として、いやしくも共産主義者たるものが、そんな感情にとらわれる筈が無いとはいえないだろうということです。

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組織と個人の混同 投稿者:いずみ@インフォシティ  投稿日: 2月25日(月)19時55分22秒

 すえいどんさんのご意見、組織と個人と混同されてませんでしょうか。
 そら、個人の率直な感情としての「怒り」とかは否定してはいけないでしょう。
 しかし今回の声明は「革共同全国委」名で為されているものであって、そこにそんな感情を持ち込む、というか「感情で反革命規定を行う」などということは絶対に許されないことのはずです。

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鬼薔薇さんへ 投稿者:れんげ  投稿日: 2月25日(月)19時52分12秒

・・・というわけで三次会より引っ越してきました(^^)おりしも、こちらは小西さんの反革命規定が話題になっているようですが、私の主張なぞまさに武装解除を求めるわけだから真っ先にセンメツされそうですね。と、考えると恐ろしくてものが言えなくなる、のが内ゲバ的暴力の悪たるゆえんでしょうか。
「正しい判断」をするものが「力」を持てばいいんだ、というところから、いつになったら抜け出られるんでしょう?

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でも人間のやってることですから 投稿者:すえいどん  投稿日: 2月25日(月)19時45分30秒

森田実の回想録にあったと記憶しますが、58年の党内闘争で、学生細胞が孤立したことについて
は党内に学生に対する「嫉妬」の感情があったことは否めず、しかし、いやしくも共産主義者たるものが、そんな卑しい感情にとらわれるのだろうかと言う先入観で、それがわからなかったと述懐していました。確かに、入党は理想に燃えて為されるわけですが、現実の党生活は人格をスポイルする要素が多いのではないでしょうか。

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でも感情で「単一の革命党」が語るなんて 投稿者:いずみ@インフォシティ  投稿日: 2月25日(月)16時33分28秒

 そんなの論外ですよね。まさに逝ってよし!のレベルでしかない。
 さすがにそうあってはほしくないです…

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小西さんの4大罪状 投稿者:すえいどん  投稿日: 2月25日(月)16時11分24秒

再度読んでみると、小西さんの4大罪状は次のようなもののようです。
 第一に、革共同の内部事情につき真実の一片もない暴露本を商売のネタにしている。
 第二に、対カクマル戦とその先制的内戦戦略について、反対している。
 第三に、革共同に対して、非合法・非公然体制を解けと要求している。
 第四に、「内ゲバ反対」の名で、党と階級に対して武装と武装闘争の路線的放棄を要求している
この程度のことで「階級移行」といわれるのもどうかという感じです。存外、その本音は「やれ内ゲバだ、モラルの荒廃だなどと、こともあろうに革共同に悪罵を投げつけている。きのうまでの小西がありえたのは烈火のような対カクマル戦の勝利のゆえなのである。そのことを真摯に受け止めることもなく、カクマルに屈服し、武装闘争に原則的反対を唱える小西。こうした人物をわれわれは断じて許さない。」という感情的なところにあるのかもしれません(その意味では人間的)。

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補足^^;; 投稿者:いずみ@インフォシティ  投稿日: 2月25日(月)16時05分04秒

>、「このような批判をしておけば、小西の側につく奴は少ないだろう、と判断した」と推論

 この推論、「中核派指導部が正しい政治判断をできる」という前提がなければ成り立ちませんね^^;;

 しかし、もしこの前提が成り立たないとすれば、それは中核派指導部(の一部)が既にカルト化しつつある、ってことになります。ホントにそうなのかなぁ、と^^;;;

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どちらなのか… 投稿者:いずみ@インフォシティ  投稿日: 2月25日(月)15時39分03秒

 うーん、どうなんでしょう。確かにまっぺんさんの言うとーりであってほしいですが…

 ただ、今回のは、小西さんの現路線に対するそれなりの路線批判をした上で、そこに「野田といっしょだからカクマルや権力を利していて反革命」という、取ってつけたよーな規定がなされているところが、白井批判などとは少しだけ違うところなんじゃないでしょうか。
 いずみはそのあたりで、「このような批判をしておけば、小西の側につく奴は少ないだろう、と判断した」と推論したんですよね。

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放置できないとの判断では 投稿者:すえいどん  投稿日: 2月25日(月)15時33分11秒

やはり、これ以上ほうっておくと「メンバーが動揺し組織がもたない」と思ったからではないでしょうか?世間が(この掲示板が「世間」かどうかはわかりませんが)内ゲバはどうかと騒がしいのに、党はこれをどう考えているのかと、当然に末端党員は聞くのでは。疑問をもたないほどカルトに成っているとは思えません。しかし、反党分子を糾弾する昔の赤旗を読んでいるようで、情けないですね。それこそ、小西さんのところの研究会に行って自説を開陳すればいいのに。反党分子と席を同じうせず、でしょうか。

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いずみさんの想像と逆であってほしいなぁ・・・ 投稿者:まっぺん  投稿日: 2月25日(月)14時46分57秒

中核派が小西批判に踏み切ったのは、小西を批判してもだいじょうぶと思ったからなのか、
それとも、これ以上ほうっておくと「メンバーが動揺し組織がもたない」と思ったからなのか。
まっぺんは後者であると思いたいです。
もし後者なら、それは幹部による官僚的統制にもかかわらず、下部の組織メンバーは
まだ大衆運動にたいする開放的な感覚を失っていない証拠だからです。

大衆の息吹を受け入れる健全な意識が個々のメンバーに残っているなら
中核派が完全な「カルト教団」に転落していく前に、なんとかなってほしいもんです。
献身的でまじめなメンバーが、官僚統制の中で意識をすり減らして脱落していくとしたら
個人のためにも、社会的にもおおきな損失でしょう!

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はぁ,歴史のクズカゴですか 投稿者:AIT久我山支部(準)@後衛  投稿日: 2月25日(月)14時35分10秒

 いずみさんのリンクを改めて読みましたが....(絶句)。

 やはり「既存の左翼」ってのは....(再度絶句)

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コトバ足らず 投稿者:AIT久我山支部(準)@後衛  投稿日: 2月25日(月)14時29分12秒

 noizさんに反応して,というのは,肯定的な意味ですよ。

>>いわゆる既存の「左翼」ではない人たちがぼちぼち集まっているようですし。

 というのを評価しつつ,「既存の左翼結集」みたいのは,僕もnoizさんと同じで,多分できないしやらんだろう,ということです。

 ま。だから「既存の左翼」など,ダメなんですけど(その証でしょう)。

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noizさんに反応して 投稿者:AIT久我山支部(準)@後衛  投稿日: 2月25日(月)14時24分21秒

 たとえばの話。
 Labor-Netを改めて眺めると,トンデモな結集軸であることがわかります。
 改めて説明しませんが,「いわゆる」共産党系から,「いわゆる」新左翼
系まで,相当な幅です。無論,あそこにリンク貼ってる同志が,全部仲良し,
とかいうことではないですが,日共系の諸君は,一昔前なら統制処分?もの
でしょう。

>>そら、純粋に規模の面で比較したらトホホ

 これは言いっこなし,といういことにすれば(^_^;;),これからの運動のつ
ながりは,もう「こういう形」でしかあり得ないのではないか,と思います。

 それにもはや,大衆運動がどこかの「直系」党派によって全面的かつ一元的
に指導されてる,なんてことないのは,現場を知っていれば分かるはずです。
その大衆運動相互の横のつながりも(共産党系であっても)かなり自由になっ
て,縛りが緩くなってきています(完全に解けてはいませんが)。
 たとえば,1988年当時,爆発的に広がった反原発運動で,かの「赤旗」が
4月行動はブント系などニセ左翼主導(藁)の集会なので行かないように,と
か「お達し」を出した有名な事件がありますが,こんなこと今となっては考え
られないだろうし。

 労組でも,70年代ならいざ知らず,全労協系はもとより,かの動労千葉だっ
て,内実は「幅広」でしょう。国労闘争団だって,方針によって社民党でも革
同でも分裂してるし(中核派の革同批判も,革同全てがダメ,とは決して言っ
ていない。革同内反対派の存在をちゃんと意識している証です)。

 無論,どこでも「党中央」とか,国労本部とかのようなクソ官僚は腐ってい
るわけですが,それは今に始まったことじゃないし,革マル/その他,とか,
木元/狭間,とかいうのを別世界とすれば,現場レベルでの一致点共闘−ネッ
トワーク−は,それなりに広がりつつあるような気がしますけど。

>>またすぐ「窓口」「本家」「直結」など、大衆運動が枯渇しているだけにい
>>っそう不毛な抗争を生むこと必定。

 したがって,この鬼薔薇氏の感覚って,ちょいと現場の実態から乖離がある
ような気がしますけどね。

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現状のままでの国際的結集 投稿者:noiz  投稿日: 2月25日(月)11時55分56秒

を日本の既存左翼がやるとは思えません (一部を除いて。これはさざなみ・中核・荒派などまで含めて書かれていたことへの反応です)。やるんだったらとうにやってるんじゃないですか? そんな力量もセンスも、残念ながらないと思いますが。

大衆運動が枯渇というけど、少なくとも ATTAC Japan に限って言えば、ここは以前から MAI (多国間投資協定) 反対キャンペーンなどに取り組んできた NGO などが結集してはじめたものです。また、そうしたところはすでに以前から「国際連帯」しているわけで、党派の指導を受ける必要も、またその心配もないと思いますけど。まあ ATTAC の場合は個人加盟で、内部にはその出自を含めまさに「多彩」な人がいるわけで、そうした事情は日本でも変わらないと思います。

そういえば、JCA-NET は APC と「国際連帯」していますね。Labor-Netは Labor-Net で「国際連帯」。「大衆運動」が何もないわけではないと思います。そら、純粋に規模の面で比較したらトホホなのかもしれませんが…

ちなみに NAM は国際「アソシエート」先を慎重に探しているみたいですぞ (笑)。評価はともかくここも新しい動きを見せているのは事実だと思います。いわゆる既存の「左翼」ではない人たちがぼちぼち集まっているようですし。

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で、小西さんが「反革命」規定されたようですが、 投稿者:いずみ  投稿日: 2月25日(月)11時42分54秒

 やっぱり「検証・内ゲバ」が正負両面で利いたとしか思えませんがどうなのでしょうか。
 正の面は言うまでもありませんが、負の面としては、つまり、とりわけここで最近展開されている論が、現在の中核派やその近傍から見て「納得が行かない」と判断された、つまりここで「小西弾劾」を行っても党内大衆の「動揺」が少ないのではないか、と分析したのではないか、という気がするですね…

http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no02/f2043sm.htm#a5_1

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PARCに関しては 投稿者:いずみ  投稿日: 2月25日(月)11時29分19秒

 今、鈴木宗男他絡みで非常に微妙な情勢にあることくらい、ここまでいろいろ展開している鬼薔薇さんなら当然ご存知のはず。あまりに軽率でしょう。

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韓国労働者は 投稿者:黒パン  投稿日: 2月25日(月)09時47分34秒

民主労総、韓国労総主導で明け方にゼネスト突入。

 http://www5.plala.or.jp/cgi-bin/bbs/petit.cgi/mogura/bbs
上記掲示板に深夜からの進歩ネットの速報、ハンギョレ新聞<ネット版>
の記事を翻訳ソフトを使用して貼り付けてあります。
国営基幹産業の民営化反対と週五日労働制がメインの要求。
交渉中に労働者はソウル大や建国大に五千、六千の規模で結集。

 余談ですが、PARCが大衆運動という「整理」の仕方は成立しないのでは?
前に書き込みがあったネットでもリゾーム状でもいいのですが、旧構改や
元○○グループとやらの確執でP×研とかもその後できていますし、そこに
「政治」があるわけですから。象徴的なのはアタックに「結集」しようとす
る人たちの「多彩」さでは。
 PARCを引き合いに出したのが問題ではなく、鬼薔薇さんの状況把握に無理
があるという印象を持ちます。

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ご注意どうも>通行人さま 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 2月25日(月)08時59分37秒

指が滑りました、撤回させていただきます。
 でも....なんだか入ってほしい、という気持ちも(苦笑)。←いいわけ

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↓のPARCは? 投稿者:通行人  投稿日: 2月25日(月)03時41分50秒

 とうりすがりです。もし↓のPARCが大衆運動である『PARC』であれば訂正・撤回すべきべは?間違いであればごめんなさい。

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合同左翼インタナショナル? 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 2月25日(月)00時53分01秒

>まっぺんさま
 おっしゃるその「世界大会議案」、わたしもちょっと拝見してかなり驚きました。「トロツキズム」でなくてもいい第四インターって、形容矛盾じゃない? って。でも、もし本気だとすると、トンデモではなくとってもすばらしいことかもしれないなという気持ちにもなります。つまり、ソ連崩壊・共産党溶解以後の諸マルクス主義左翼グループの国際的総結集構想になりますよね。
 
 そのための条件、少なくともヨーロッパにはあるのかもしれません。イタリアでは共産党解体後にマルクス主義グループが独自結集しているそうですし、ドイツではかつてのSDSから「緑の党」に移行しなかったマルクス主義少数派がおりますね(「緑」にはファシズムの要素があるという批判だったとか)。フランスには、サンディカリズムの伝統を引く流れもございましょう。「トロツキズム」もひとつの潮流として含むこれらグループの総結集を構想しているとすれば、あの議案は「革命的」なことと言えそうに思うのでございます。欧州議会での統一左翼会派の構想ももちろん現実的な展望となりましょう。障害はむしろ「トロツキスト」内部の正統派伝統主義かしら。
 
 ただ、それがヨーロッパ以上の広がりをもって構想できるものなのかどうか、わたしなどには皆目わかりません。ラテンアメリカやスリランカには第四インターの伝統ございますよね。その他のアジア、アフリカ、中近東などではどうでしょう? ここでは、正統トロツキズム伝統主義とは別の困難が大きいかと存じます。たとえばPFLPなどパレスティナのマルクス主義派を考えても。それとベルリンが本拠の「トルコ人共産主義者同盟」その他移民左翼グループの参加もむづかしい問題を呼びましょう。
 
 でも、なんだか「21世紀的」新構想という感じはたしかにいたしますね。
 
 とはいえ、これが日本に波及したらと考えるとぞっといたします。またすぐ「窓口」「本家」「直結」など、大衆運動が枯渇しているだけにいっそう不毛な抗争を生むこと必定。「さざなみ通信」グループから中核派、荒派、「コム」両派からPARCまでの“総結集”をご想像くださいませ。そんななかで「かけはし」グループがお世話役にでもさせられたらお気の毒、昔の全国反戦世話人の比ではございませんでしょ?(鬼笑)

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ぎょうむ連絡と勝手な妄想 投稿者:まっぺん  投稿日: 2月24日(日)17時37分10秒

●ぎょうむれんらく
すでに小西さんから告知のとおり来月3月24日に都内某所で「内ゲバ研究会」を開催します。参加希望者は私までメールください。すでにぞくぞくと参加希望のメールが殺到しております。(合計1通^^;;)

●勝手な妄想
四トロ「かけはし」に連続掲載されたとおり、アラン・クリヴィンヌ(フランス第四インター)とクリス・ハーマン(イギリスSWP)とが意見交換をしています。これは昨年12月の統一書記局派国際情報誌に掲載されたものですが、時期的タイミングとの関係で勘ぐっていることがあります。ひとつは「まもなくブラジルで世界社会フォーラムが開催される」時期であったこと。もうひとつはたぶんそろそろ統一書記局派の第15回世界大会がひられるはずであること。さらに、その世界大会議案書が「かけはし」に毎号載っていましたが、その中に明確に書いてあることは、「トロツキストだけのインターナショナルじゃなくてもいい」という事。

これまで現れた4つのインターナショナルのうち、最初のふたつは労働者階級の大衆的な組織をめざしていましたが、第三インター(コミンテルン)はボリシェヴィキを中心としたものであり、第四インターもそれをうけついだ「党派のインターナショナル」でした。しかし、議案書を読むと、まったくそうしたものと異質な「大衆的インターナショナル」をつくることを目指しているように見えます。もしかして、その手始めにSWPの統合を考えているのかな〜? いずれにしても、ヨーロッパ左翼(たぶんトロツキストだけじゃないと思われるので)が、いま考えている「党と大衆との関係」は日本の左翼が考え、行動してきた地平よりも遙かにすすんでいるように思うんですが、どうでしょう?

http://www.jrcl.net/web/frame0211g.html

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欧州議会の話 投稿者:noiz  投稿日: 2月24日(日)17時36分02秒

確か、フランスからはトロツキスト2派がそれぞれ議員送ってたと思います。
LCRとVOです。ヨーロッパ単位での会派の名称は存じませんが。

ブリュッセルは… 確かにEUの会議がなければあんなに人は集らなかったか
と思われます(笑)>昨年11月

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>花は美しいか 投稿者:まっぺん  投稿日: 2月24日(日)17時04分36秒

そういえば、私がやめる直前の頃だったか、インターの中に一時的に流行した言葉を思い出した(^^)
「たたかうおんなは美しい」・・・これ、あとで「結局美的外見でおんな
の価値を判断するもんだ!」と非難されたんじゃなかったっけ?

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内ゲバと西さんのこと、雑感 投稿者:越貴来 翔  投稿日: 2月24日(日)16時08分02秒

ぼくは64、5年頃、末端のシンパだっただけで、西さんとの面識はありません。
ただ、当時の同盟レフト内では西さんは理論家で原則主義者で、尊敬すべき
人格者だけど・・・という雰囲気で指導者だという感覚はありませんでした
(敬して遠ざけるといえば大げさかもしれませんが)。また西さんも専従ではなかった
ですから、個々の運動の局面に口を挟むこともなかったのだろうと思います。
西さんはもちろん合法主義者でも平和主義者でもありませんが、60年安保時の
ブント流街頭急進主義はその時点ではそれが革命運動の発展にとってプラスにならないと
判断し、批判したのだろうと思いますが、結果的には大衆はブントに流れました。
たしかにこうした西さんの路線がそのごも貫徹していれば60年代後半から70年には
急進的大衆から見放された小サークルにとどまらざるをえなかったと思いますし、
西さんもそれがわかっていたから、そのごの全共闘流急進主義に危惧を抱きながらも
口出ししなかったけれど、労働者本隊主義・生産点重視の観点から、大教組集会の破壊だけ
は看過しえなかったのかなあと勝手に想像しています。
「第4インターナショナル23号」(1977)の座談会に
  織田:(ブントがトロキツズムに行かなかったのは、太田竜をとおしてトロツキーを
     みたからだという観点から)そういう意味では太田竜が西さんのような
     人格でなかったというのは相当響いていると思うよとか
  酒井:西さんについて面白いと思うのはね、あの人は組織でがんばって
     えらくなろうだとか、党のヘゲモニーをとろうとか全然思わない
     人でしょう。
という発言が見られます。
     
さて、ぼく自身は67年春には卒業、就職しました。この年の羽田闘争から
全共闘を経て、浅間山荘事件まで、心情左翼で、急進主義・実力闘争を
わくわくしながら応援していましたが、ぼく自身は角材を持ったり、火炎瓶
を投げたりはできないだろうなあということがいつも心の片隅にありました。
ある日、4トロの関西の専従のSさんにあいました。かれがもう党派は
4トロも含めて体質が変わってしまった。もっとも誠実で良心的な部分は
党派には来ないといって慨嘆していたのを覚えています。それは西さんも
ひそかに思っていたことかもしれません。かれはそのご鬱病になり組織を離れました。

内ゲバないしは内内ゲバについて、スターリニズムを持ち出すこと
は必要なのでしょうか? 自治会権力の維持・奪取のための党派間の
権謀術数、党派内権力の維持・奪取のための激しい攻防というのは
どんな世界にもあります。そして日本の場合、マルクス主義はその暴力化

抑制するのでなく、正当化するために使われてしまったという
べきでないでしょうか。それでもぼくの学生時代の頃にはある程度
どの党派も暴力には抑制的だったと思います(とりあえずわがキャンパス内では
としておきますが)。
その抑制がとれたのはひとつは全共闘の自治会民主主義=ポツダム民主主義
論だろうと思います。このことは功罪ともにあろうかと思いますが、
もっともネガテイブな面がノンポリ右派大衆や民青に対する安易な実力行使
を容認したし、そのことは党派間の武力闘争の恒常化につながったろうと思います。
そして角材の使用が当たり前になったという大衆闘争の状況がが内ゲバの武器の
エスカレートも呼んだのではないでしょうか。
答えにはなっていないと思いますが、とりあえず雑感まで。

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欧州議会=EP 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 2月24日(日)14時44分51秒

>一同窓生さま
>最近のEU議会は各国の議会より上位にあり、各国議会が「死滅」するのではという噂
>を聞いたことがありますが、詳しい人いないかな?

 わたし別に詳しくもないのですけれど、「EU議会」とは言わないのではないでしょうか。EUは「欧州連合」で国家の連合体、EC「欧州共同体」の名称をマーストリヒト条約以後変えたものですね。で、政府に当たるのがEC「欧州委員会」、これは、『共産党宣言』が書かれた地ブリュッセルにございます。欧州議会はEPと略称されるかと存じます。
 
 EPもマーストリヒト以後だいぶ地位が上がったはいえ、各国議会より上位ということはまだないのではないでしょうか。立法機能があるわけでもありませんし。EU法というのは、EC委員会が出す「指令ディレクティブ」を各国議会が批准して発効するのでしたよね、たしか。でも、最近このあたりの事情も大きく変わっているかもしれません。
 
 議員が「国」代表ではなくて会派それぞれまったく全欧横断的というのはEPのユニークなところですね。最大会派は「ソシアリスト」、それから「コンサヴァティヴ」、「キリスト教党」、「グリーン」等々と続いて最小が「ファシスト党」、いずれもマルチナショナルに構成されており、各々会議室を持っております。今は「トロツキスト」も独立会派になっているのですか? だったらお台所みたいな部屋かしら。
 「国」が表に出るのは言葉の問題ですね。なにしろ公用語が9つあって同時通訳がつき、議事録も9ヶ国語で出るので、通訳・翻訳のコストは大変なものとか。即日議事録はそれぞれ喋った原語のまま、各国語版はその後になるそうで、一番早いのがフランス語、次にスペイン語。英語などぐっと後回しなのが「ヨーロッパ」らしいのでしょうか(笑)。

 その議場は独仏国境紛争の血の歴史が積もるアルザスロレーヌ/エルザスロートリンゲンの中心都市ストラスブール/シュトラスブルクにございます。でも議会事務局はここではなくてルクセンブルクに置かれているのですね。ばらばらではいろいろ不便というのでブリュッセルにも第2議場ができましたが、ルクセンブルクの位置はまだまだ重要。欧州裁判所、欧州統計局、欧州議会事務局のほか、戦後ヨーロッパ復興の中心だった欧州石炭鉄鋼共同体と欧州原子力共同体もここですし、それとの関連でしょうか、政府機関ECも安全衛生局はここにございます。いわば戦後欧州統合のふるさとみたいなところでしょうか。それに対してストラスブールは欧州平和の象徴なのでしょう。ルイ・アラゴンの有名な長編抵抗詩「フランスの起床ラッパ」に出てくる美しいカテドラルは、軟質の石材が酸性雨に侵蝕されて補修工事が大変とか。議会のないときは人も少なく静かなたたずまいの街でしょう。
 
 いえ、だいぶ前の観光旅行の知識ですから古い情報でございますよ(笑)。今では通貨がユーロになってしまい、何軒も並んでいた街の両替屋さんはみんな失職でしょうね。

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民主主義のこと・2―補:解放派「滝口テーゼ」に関連して 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 2月24日(日)13時57分09秒

 れんげさんの2月19日付ご発言に対するコメントでございますが、「3次会」での議論の流れに乗るかと思いましたので、あちらへアップさせていただきました。
 すえいどんさんご指摘の「プロレタリア」の定義関連につきましてもいささか関連するところあろうかと存じます。「定義」といえるようなものではなく、「捉え方・考え方」みたいなことをぽちょぽちょと、ですけど。
 関心は、60年代末の闘いの主体は何であったか、新左翼諸派はそれをどう捉えたのか/捉えられなかったのか、にございます。

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re:アラン・クリビーヌの自信 投稿者:dk  投稿日: 2月24日(日)02時27分18秒

ヨーロッパ諸国では、欧州議会の影響力が圧倒的に強くなっているようです。
問題のある判決がでると、欧州人権裁判所に提訴→撤回させるということも生じている。
感じとしては、連邦制への以降状態になりつつあるということでしょうか。

ここからは、フランスを研究している人に聞いたことですが、
フランスでは、直接行動の伝統が強く、もともと議会への信頼が薄く、いきなり
直接行動に打って出る傾向があるとのこと。議会でへんなことが決まりそうになると
いきなり街頭へ飛び出す。そこに欧州議会へプラスして、プレッシャーという傾向が
生じているらしい。
もうイギリス・フランスでは、「悪い法案が通ったら、欧州議会でひっくり返させる」
という状態になりつつある。だから、NGOも労組も、欧州議会にロビーストを送り
込んでいる。欧州議会では、まだ会派は緩やか。だからこそ、ロビーストの働く余地
がある。
本当に、連邦制へと移行するのかも知れません。紆余曲折は有るのでしょうが...

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>花は美しいか 投稿者:葉寺覚明  投稿日: 2月24日(日)02時11分10秒

66年5月ころのさる中共の花屋での会話。

「中国には花なんか買う人はいないモナ!」
「じゃあなんで売っているのカー」
「自力更生してなんでも作れることを示すためアルよ」
「花で飾ったチャイナぎゃる萌え!」
「わが国では女性を美しいとほめるのは厨房アル女性の価値は毛沢東思想
をいかに学習していることにあるアル。毛主席マンセー」
「花はきれいじゃないか(プ!女性も…」
「花に思想が、毛沢東思想があるわけねえだろ!」

#大島康正「花に思想があるか」(東都書房刊)より。

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陳謝m(__)m 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 2月24日(日)01時01分47秒

下の書き込み、ひとつめとふたつめは、一同窓生さんへのレスでございましたのに、申し訳ございません>一同窓生さま、せみまるさま

禁断の「マトコメ」などしたのがいけませんでした。お詫びいたします。

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みっつ>せみまるさま 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 2月23日(土)23時11分48秒

★RE:西・岡谷路線
 『小史』全編拝読いたしました。テキストに落して最初から読み始めたのですが、やめられなくなって結局おしまいまで読んでしまいました。画面の見過ぎで目が痛みます(^^; いけませんねぇ、歳も考えずに....。でも、いろいろ考えさせられました。ご教示にお礼申し上げます。
 
★「ブント」異論
>でもブントの他党派への最大の影響は、1次ブントから多くのメンバーが中核派に合流し
>たこと、このとき内ゲバの根っ子も合流した、と私には思えます。

 シミタケさんのことでしょうか? たしかにあの方、根っからの「武闘派」ではあったようですが、でも、第1次ブント「内ゲバ」根源説というのは初めてうかがいました。わたし第二次ブントの責任は大変大きいと思っておりますけど....。
 
★党―大衆関係
 これは重かつ大なるテーマでございますね。わたし一度これについて書いたのですが、久我山さんから「お前の日本語じゃわからん」と厳しいご批判をいただいてしまって、もう一度書き直すつもりでおります。わたしの視点は、「党派」というのが「党」と「大衆」をワンセットにした形態で、それは諸「党」による「大衆」の分割支配=私物化ではないかというものでございました。機会をあらためますので、その節はよろしくどうぞ。

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一同窓生さん、そう思うでしょう。 投稿者:菊  投稿日: 2月23日(土)17時49分20秒

だから、比べて読むと(急進主義への冷ややかさなどはあっても)イギリスSWPの方が「しっくり」来るんじゃないですか(笑)。今の私は、アラン・クリビーヌの方が感覚的にぴったりくる。

「複数主義的革命潮流」というのは、新時代社、あるいはドグマチストYさんの「苦し紛れ」の訳では??
Yさんはガンコ(原則的)で、Peopleという言葉が出てくると、みんな労働者階級人民と訳すのでしょうと、私は冗談に言っています。統一書記局は潮流ということ(考えてみれば、これもよくわからない言葉ですね)をあまり考えていないのではないでしょうか。それ、なあに、という感じかも。

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アラン・クリビーヌの自信 投稿者:一同窓生  投稿日: 2月23日(土)17時38分09秒

100万票も取ってEU議会に5人も議員を送るとこんなに自信ある発言になるのかという印象ですね。「ヨーロッパ合衆国」の間に「社会主義」を入れて「ヨーロッパ社会主義合衆国」にするのは我々だ、とまでは考えてるかどうか。そこの戦略はよくわかりませんが。

最近のEU議会は各国の議会より上位にあり、各国議会が「死滅」するのではという噂を聞いたことがありますが、詳しい人いないかな?

昔から統一書記局は統一戦線党志向で私は疑問に思ってたのですが、さらにその傾向は強まってるような感じがします。「複数主義的革命潮流の強化」という、よくわからない表現の真意は「トロツキスト以外も含んだ第四インタナショナル」という意味なんでしょうか。

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日本支部とブント主義つづき 投稿者:せみまる  投稿日: 2月23日(土)17時12分07秒

さっきのつづきです。その当時の記憶と重ね合わせてもういちど「ヨーロッパと日本のちがい」について考えると、「党と大衆との関係」の違いにも気付かされます。70年代の日本には「恒常的な反権力意識」がふつーの大衆の中に(程度の差はあれ)存在していたと思うのですが、何らかの運動に参加しようと思ったら「どこかの党派にはいる」のでないとできない状態であったような気がします。初めて三里塚に行った時にも、また明治公園(青白内ゲバ戦の日)に行った時にも感じたのですが、ノンセクトには、運動に占める位置がないのです。党派集団だけが闘いの本体で、そこに属さない一大衆では、闘争にならない。つまり、当時の運動は党派の「代行主義」を前提として築き上げられており、それぞれどの党派も「わが党が大衆を指導する」という決意に燃えていた。そういう意味では当時の理解水準における「レーニン主義」=ボリシェヴィズムが日本の大衆運動を支配していたのではないか?

ところがヨーロッパの運動はどうだったのか? 以前ここでも紹介した68年当時の「ル・モンド」紙記事では、パリのあちこちに闘争組織としての「コミューン」が形成され、党派の別なく共同の闘争が追究されていた。現在のヨーロッパでの闘いを見ると、ますますその感を強くします。反WTO闘争や、反グローバル資本主義を闘うひとびとの運動から「党派」は見えない。選挙の時などでは左翼勢力の得票率として表現されるが、それすら最近では統一戦線としてまとまっています。またアタックの場合、どこの政党にも所属せず選挙にも加わらないことを明文化している。そもそも、その運動は「左翼の運動」とさえ規定できない。それなのに多くの左翼党派がこれに関わっている。つまりロシア革命に見るボリシェヴィキの路線とも大きくへだたった運動の中にヨーロッパ左翼はいるわけです。こうした違いはどこから出てくるのだろうか?

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そらーあたいもプチブルだが(笑) 投稿者:いずみ  投稿日: 2月23日(土)14時19分37秒

 「プチブル的」がマイナスイメージなのは、階級史観的に最も「動揺の度合いも頻度も大きい階級」だからではないんでしょうか。

 また、たとえば「ブルジョア的」とかいう言い回しは階級としてのブルジョアジーについてのイメージングであって、個別具体のブルジョアジーの大多数がそうだ、というわけでもないですよね。

 これらを*前提として*述べるなら、なんつーか、すべてを疑うべき「プロレタリア的」でも、いつでも暴力を辞さない「ブルジョア的」でもないのが「暴力ハンタ〜イ!」なんじゃないんでしょうか。

#無論それが否定されるべきかどうかはまた別問題です

 で、その上で、下のカキコの文脈で使ったのはいささか乱暴だったなと反省しております。
 三里塚闘争だって当該はプチブルの運動だし。(笑)

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そうなんですね。せみまるさん 投稿者:菊  投稿日: 2月23日(土)13時20分25秒

当時(70年代前半)の感覚で、「なぜ、自分が4トロになったか?」というと、「実力闘争で内ゲバ反対だから」。それが本当の過激派だと思っていた(他党派及びノンセクトの人がどう思うかは別にして)。私もせみまるさんと同じでもし当時の4トロが反急進主義だったら、絶対に入らない。

一同窓生さん、
そうですね、定義はハッキリしている(笑)。それからすると、オレはどうみても「プチブル」だ。賃金労働者より、もっともっと不安定で財産もない「プチブル」。

農水省に牛を連れて行って抗議したのは農民連ですね。弟もそこ(つまり、共産党)バリバリの活動家。家ではオヤジと弟で酪農をやっているので、実家の牛を連れて行ったのではないかと思ってます。東京近郊で農民連で酪農家なんて、そう大勢はいない。

彼らは結構、荒っぽい。だって、肉体労働を毎日やってますからね。でも人とのつき合い方が下手なんだな、これが。以前、彼らの直売を少し手伝ったことがあるけど、モジモジしていてお客さんを逃がしてしまう。ともかく、ぼくとつな人が多いのですが。

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西京司への私的感想 投稿者:菊  投稿日: 2月23日(土)12時52分06秒

越貴来さん
私は西京司さんとは直接面識はありませんが、恐らく「実践活動家」ではなかったのだろうと思います。しかし、歴史的に共産党の内部でトロツキズムの観点から、マルクス主義を考えようとしたという「功績」はとても大きいですね。

一方、山西英一さんはまた違います。山西さんも集会での講演と告別式への参加などで面識はないのですが、ドイツファシズムの台頭が原体験にあって、自分が「伝道師」のように必死の思いで伝えたトロツキズムが日本でこんなに受け入れられている。それに無条件に感動する、そんな感じの方でした。教え子が増えたことに喜ぶ教師、英文学者でしたね。

西さんの「悲劇」(山西さんと比べての毀誉褒貶)は、にもかかわらず、実践活動−組織活動に関わらざるを得なかったという点にあるような気がします。例えば、越貴来さんが書き込まれている「実力行動・直接行動」に対する西さんの批判には、私は今でも大きな違和感を感じます。つまり、直接行動に対する感覚の違いというか、当時であれば私も演壇占拠等の実力行動を積極的にやったろうな、ということです。

ここまで書いてきて、西さんに対する自分の見方がどうも、日本支部的色メガネで片寄っているのではないかという気がしてきました。その意味では、西さんの「人となりや生きてきた時代」も、何かのきっかけに再発見することが必要かなという気はしています。越貴来さんは、直接ご存じなのですか?

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日本支部とブント主義 投稿者:せみまる  投稿日: 2月23日(土)12時49分29秒

もと四トロ青年組織経験者として振り返ると、たしかに当時の四トロ路線は「実力闘争主義」であったといえると思います。共青同結成宣言の中にも「荒々しい暴力革命の思想で武装された…」とかいった文があり、みずから「過激派」の名称を誇りをもって使用していました。第四インターの国際的傾向はおおざっぱに言えばパブロ主義(植民地革命に依拠した武装闘争主義)とキャノン主義(組織労働者に依拠した先進国革命主義)とに分類できると思いますが、当時、西京二等のキャノン主義は少数派で、酒井与七や織田進らの「ウルトラ・パブロ主義」が日本支部主流だったといっていいと思います。そして、これは、ブントや中核派の急進主義に影響を受けてのことだったのじゃないでしょうか?自分の個人的感覚から考えると、当時の「あの雰囲気」の中で、もし四トロがキャノン的「反急進主義」だったらたぶん他の党派に行ってたんじゃないかな〜・・・・

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西・岡谷路線 投稿者:一同窓生  投稿日: 2月23日(土)12時20分13秒

この点は「日本革命的共産主義者同盟小史」第5章が詳しいです。(下記URL)

当時の関西地方委員会指導部(西・岡谷)の方針はブント的戦術急進主義への批判が強かった
ようです。簡単に言うと、60年時点での戦いの重点は、安保ではなく三池、街頭ではなく
生産点で、というものだったわけですね。これによって大衆運動でブントに主導権を奪われる
事態となり、関西地方委員会指導部は同盟内での主導権を喪失していいきます。

西路線からの転換は、トロツキズムがブントに影響を与えたように、ブントが第四インターに影響
を与えた最大のものと私は思ってます。その後第四インターは「極東解放革命論」で急進主義
運動に介入していったわけですが、さらにそれへの反省という形で「日本革命的共産主義者同盟
小史」第6章での記述が現在の第四インター系諸組織の考え方に近いでしょうね。当時の言葉で
言えば総評青年協の奪権、つまり労働者階級の多数派への挑戦。

でもブントの他党派への最大の影響は、1次ブントから多くのメンバーが中核派に合流したこと、
このとき内ゲバの根っ子も合流した、と私には思えます。

http://redmole.m78.com/bunko/15/bunko15f.html

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ベトナムの「無法運転」に座布団1枚 投稿者:一同窓生  投稿日: 2月23日(土)12時07分28秒

面白いですね。道を走って渡るとアウトらしいですね。ゆっくり渡ると大丈夫だとか。
でもベトナムにも交通法規はあるんでしょうね。明文化されてなければ慣習法という
ことになりますかな。慣習法でも「法」は「法」か。こりゃまたムズイ。

プロレタリアは賃金労働者で、プチブルは店もちの商人、土地持ちの農民、船持ちの
漁民、などで定義はハッキリしてるんじゃないですか。このあいだの狂牛病問題で
役所に乗り込んだ皆さんはずいぶんと暴力的プチブルでしたよね。

スターリニズムの定義はこう簡単にはいきませんが...

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「実力闘争」と「内ゲバ」 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 2月23日(土)11時54分45秒

>越貴来 翔さま お久しぶりでございます。ご発言興味深く読ませていただきました。
 「第四インター」プロパーの問題と「内ゲバ」絡みのこととが重なって
いるようですので、そこを区別させていただきますね。
 
●「第四インター」関係
>西は76年の「トロツキズム運動の形成」においても60年安保時の
>ブントを街頭極左的、最後通牒的傾向として厳しく批判しています。
>それは暗に70年前後の過激派総体の街頭と学園での実力闘争を
>否定しているように思えました。

 やはりそうなのか、というのが率直な感想でございます。「第四インター」は「新左翼」と違うかどうかがひとしきり話題になりましたが、「暗に」ではなくありていに申せば「第四インター」は「過激派」であることをよしとするか否か、という議論が根底にあるわけですね。それは他派との差異性においてではなく、自派内の問題として正面から取り上げられるよう、僭越ではございますがお薦めしたく思います。創生期の指導者のお名前が出た以上、それは日本トロツキズム運動の歴史総括として、他派にも教訓を含みうるテーマかと存じます。56年砂川闘争以後の全学連運動についての対応、これは資料的に検索可能でございましょう。他所者としても、ご論議関心をもって拝見させていただきたく思います。
 
 関連して興味を引かれましたのは、「羽田闘争にはじまり学園占拠だとかカルチエラタンだとかいう非合法な実力闘争の普遍化」といわれる「非合法」の文言でございます。第四インターでは、大衆運動の戦術の妥当性が「合法」か否かを基準に検討されていたのでしょうか。
 そしてまた、前衛党としての「第四インタナショナル日本支部」は、自らを合法的存在と規定しておられたのでしょうか。ここは、解放派の綱領的文書「解放6号論文」とも照らして、かつての社会党・社青同との組織関連でも重要な点かと思われます。併せて、いわゆる「社民」という蔑称について、どのような位置を取っておられたかも重要でございましょう。わたし、あの蔑称には昔から違和感あるのですけど。
 
●「内ゲバ」関係 
>....とかいう非合法な実力闘争の普遍化はエスカレートした内ゲバの
>蔓延と無関係なのだろうかという率直な疑問が起こります。

 ここは党派内問題ではなく、ここでの共通の議論テーマと存じます。わたし、「無関係」では決してないと考えております。同時に、「内ゲバ」の克服を「実力闘争」の否定に結びつけることは、わたしの「死者」たちへの矜持としても、決していたしません。
 
 その議論はまた別にさせていただくとして、では「内ゲバ」は「実力闘争」から産まれたのかといえば、必ずしもそうではないのですね。「実力闘争」を否定した党派、たとえば革マル派や共産党・民青が、陰惨な内ゲバやリンチや査問にかけてはむしろ本家だったことを想起していただければ十分かと存じます。党派闘争に角材を導入したのが今の革マル派の前身・マル学同でございました。

 ご発言によりひとつ論点が明確になったかと存じます。
 革マル派や共産党・民青に体現されるテロ・リンチ系列の「内ゲバ」と、「実力闘争」の暴力が内部へ向かう系列の「内ゲバ」とを区別する必要があるということでございます。事実過程としては後者もまた前者へ接近し、吸収されていったわけで、そのプロセスこそ厳密に検証すべき重要なポイントとなりましょう。これはあくまでわたしの問題関心でございますけど。
 
 長文、失礼いたしました。m(__)m

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花は美しいか 投稿者:TAMO2  投稿日: 2月23日(土)11時09分56秒

 レーニンは、地主および(成り上がり)貴族の出身ですが、何かの話でそういう話題に巻き込まれたそうです。花が美しいという感性はプチブル的ではないか、というかなりドキュンな論争に。

 その時、彼は「花は美しい、なぜなら私は地主の出だから」と、かなり面白い皮肉を込めて答えたそうです。

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人間的弱みを認めなかったという気がする 投稿者:TAMO2  投稿日: 2月23日(土)11時07分19秒

 印象ですが、いわゆるマルキストの多くは、掲題の傾向を自他共に押し付けていたように
思います。その時の罵り?言葉としてよく使われたのが「プチブル」と。ちなみに、プルードン
か誰かが、マルクスのことを「自分はブルジョアの出身でありながら、他人をプチブルと罵る
卑劣漢」と嫌悪を込めて批判してました(笑)。

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渡辺淳一コラム 投稿者:TAMO2  投稿日: 2月23日(土)11時04分46秒

 法の支配が及ばないとどうなるか、ということで面白い記事を「週刊現代」から見つけました。(2002年3/2号p65より抜粋)ベトナムの「無法運転」を目の当たりにし、それでも彼らは滅多に事故らず、事故っても自力で問題を解決するさまを書いています。そのシメの文章です。

 法律がないと、たしかに無法地帯が広がるが、かわりにみな、法のない分だけ勘がよくなり、みなで法に替わる善悪の感覚というものが育まれる。

 現実には、それで結構やっていけるし、そのほうが問題の解決も早い。

 逆に、法が完備しすぎると、人々はみな法にばかり頼ることになり、法さえ犯していなければ、なにをやってもいい、ということになり、さらには、法を悪用するものまで出てくる。

 してみると、法はあったほうがいいのか、悪いのか。そして、先進国家が誇る、近代法治国家とは何なのか。

 ベトナムのめちゃくちゃな走り方は法を信じているわれわれに、さまざまなことを考えさせてくれる。

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「プチブル的感性」 投稿者:すえいどん  投稿日: 2月23日(土)10時19分28秒

なつかしい。他人をプチブルと罵っていた者がいうのは、天に唾するものですが、これはいったいなんなんでしょうね?思い起せば「サボるな(遊ぶな)」「文句をいうな(方針に従え)」「気合をいれてやれ」程度のことで、この道徳的非難を階級成分に結びつけたところがマルクス主義なのでしょうか。スターリニズムの定義も議論になっていたようですが、「プロレタリア」の方も、定義を明確にしないと議論が混乱すると思います。

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そこら辺は、第四インター「経験者」の領域かなと思います 投稿者:黒パン  投稿日: 2月23日(土)09時21分51秒

 越貴来 翔 さん 
「内ゲバの蔓延と無関係なのだろうかとい
う率直な疑問が起こります」

 無縁であるし、繋がっているとも言えます。

 党派闘争「論」へのアプローチのしかた、
<関わったグループ・セクト・もしくは
「個」>と
「世代」<私は経験主義的な発
想は排除しますが>と
「暴力」への・感性・
の差で、意見が異なるのはこれまでの
この「板」での経緯でしょう。
 <西京司的な発想>に対する「再評価」
は12月からのの<書き込み>で、とっくに通
り越していると思っていましたが?

あなたは、東北大のケース、70年代の
<死に至る>党派闘争への転換という検
証は、どのように受け留めていますか?

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すべてを疑う立場からすると.. 投稿者:一同窓生  投稿日: 2月23日(土)07時47分38秒

>単に「暴力キライだからいや〜ん」というプチブル的感性を半歩すら出ていないような気が
>するのですが…

「暴力キライ」がどうして「プチブル的感性」なのか、どうして「プロレタリア的感性」じゃないのか、けっこうムズイ問題と思われますが。

次元は違いますが、「国家の死滅」、なにげに言ってるけど、「国家が死滅」すると「法」は無くなると思われますが、ホントでしょうか。まさか「法」が残って「国家が死滅」とは言わないでしょう。「国際法」で代行する? これもムズイ問題だと思いますね。

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ものすごい飛躍では? 投稿者:いずみ  投稿日: 2月23日(土)04時50分50秒

 70年安保つーか、全共闘運動つーか、そのセンスにも行動にも路線にも大きな限界があったのはそらそーでしょうけど(少なくとも他の諸党派と似たレベルとしては)、しかしそれを「街頭極左的」とくくってしまうことが、いったいどのような前進性を持ち得るのでしょうか?
 まして、反戦高校生の件でそれを持ち出すに至っては、単に「暴力キライだからいや〜ん」というプチブル的感性を半歩すら出ていないような気がするのですが…

#もちろん、プチブルが、自らのプチブル的感性を一括否定してしまうことはよくないとも思うけど

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内ゲバと違法実力行使と西京司 投稿者:越貴来 翔  投稿日: 2月23日(土)03時38分08秒

えーと、内ゲバとスターリニズムの話題が盛んにでています。
たしかに4トロは「内部ゲバルト反対」をアイデンテイテイ
にしていたことは確かです。でも安田講堂だとか、街頭行動
だとかいう点に関しては、いわゆる<過激派>の一員でした。
そして4トロを除くそうした<過激派>のほとんどが内ゲバ
(対民青も含めて)に手を染めたことも事実ですし、4トロも
「つるや事件」だとか、初期の党派間の殴り合いに対しては
完全に潔白といいきれるかどうか疑問です。
ま、それでもその頃は牧歌的でしたが、羽田闘争にはじまり
学園占拠だとかカルチエラタンだとかいう非合法な実力闘争の
普遍化はエスカレートした内ゲバの蔓延と無関係なのだろうか
という率直な疑問が起こります。
日本4トロの創始者である故・西京司=大屋史郎=沢村義雄は
58年の勤評闘争の過激な実力闘争を厳しく批判したそうですし、
69年の大教組集会に壇上を占拠した反戦高校生に対して西が
影響力をもった関西地方委員会は厳しい批判をしています。
しかし、4トロは<若者の反乱>の時代に流れていき、関西地方
委員会的傾向は急速に影響力を封じられていきました。
西は76年の「トロツキズム運動の形成」においても60年安保時の
ブントを街頭極左的、最後通牒的傾向として厳しく批判しています。
それは暗に70年前後の過激派総体の街頭と学園での実力闘争を
否定しているように思えました。
内ゲバを論ずるのであれば、こういう西京司的な発想と言うか
感性を再評価しなければならないと思うのですが、いかがでしょうか。

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