四トロ同窓会二次会 2002年4月26日〜30日

誰でも歓迎!何でも自由に投稿してください。投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」その他に掲載する場合もありますのでご了承ください。
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皇室にかんする見解 投稿者:反共精神  投稿日: 4月30日(火)23時44分39秒

私は明確に改憲派ですね。憲法第一条から第八条までを撤廃してでもつけくわえるべき条文は、

「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保存しまた携帯する権利は、これを侵してはならない。」

というものである。自分の身は国家ではなく自分自身の意志で守らねばならない。また、自分が危険に直面した時にどのように行動するかの決定も国家ではなく個人で決定すべきである。義務教育も廃止すべきである。どのように子供を教育するかを決めるのは親と子供である。

私は小学生のころ、日の丸も君が代も天皇陛下のためにあると教えられた。純粋な私は天皇陛下に素朴な敬愛をいだいていたものだ。そして、郷土社会、国家のために尽くすように教えられた。しかし、私が修学旅行で広島に行ったとき、平和の鐘というものを見た。そこにある世界地図には国境が書かれていなかった。私は子供ながらも、国家が戦争を起こし、国家が人を殺し、国家が人間の自由を封殺し、国家が人を搾取すると直感した。

私が青年になった時、アダム・スミスという人が、商人は世界の市民であり、自由貿易によって国々はやがて一つの国家の異なる地域となると言ったことに感銘をうけた。それ以来、私は最小国家論に魅せられ、国家権力からの自由を希求するようになった。

天皇陛下は日本国の「象徴」とされている。公立学校で注入される天皇への尊敬の念の深化は、日本という国家へのアイデンティティーへの同化の過程である。皇室という日本の「文化」は、従順な「国民」の精神に入り込み、国家への服従と奉仕が国家の安泰と平和という形で個人の幸福へ貢献するという「思考回路」をうめこむのである。このマインドコントロールは「義務」という名のもとに「強制」されており、これを拒否するものは「不登校児」というレッテルをはられる。

「バトル・ロワイアル」という映画があった。これはR15指定されているが、実はけっこういい映画だと思う。最初は学校というシステムに反抗的な生徒たちであったが、自衛隊に脅かされると、従順になり、死にたくないばかりに権力の思惑のまま殺し合いを始めた。しかし、実は、権力への従順を拒んで殺し合いをせず、お互いに解決方法を見つけ出そうと努力すれば、皆が自分たちの危機を脱することができる方法を共有できたのである。自分たちの「生き残りたい」という利己的な欲求は、「権力への不従順」といった簡単な方法によって、「協力」という平和的な方法へと転化させることができたのである。

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八富成斎場への行き方 投稿者:まっぺん  投稿日: 4月30日(火)19時37分23秒

岩沢のじいさんのお通夜は2日午後6時、告別式は3日正午、両方とも八富成斎場だそうです。
場所は成田駅から三里塚を通るバス通り(県道成田松尾線)の途中ですが、
バスの本数は少ないため成田駅からタクシーを乗り合わせていくのがいいと思います。
1200〜1300円だと思います。
(以上、メールから転載しました)

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ご冥福をお祈りもうしあげます 投稿者:まっぺん  投稿日: 4月30日(火)12時09分15秒

一昨年、じっちゃん宅を訪問した時、じっちゃんは涙を流して喜んでぼくらを迎えてくれました。
その時、じっちゃんはちょっとなまった言葉で「エンター」「第四エンター」と何度も口にし、
第四インターへの愛着をせいいっぱい表現していました。
「ああ、じっちゃんは四トロふぁんの同志だなぁ〜」とその時思った。
「四トロふぁんクラブ初代名誉会長」と呼んじゃおうかな。
あとで「トロツキーTシャツ」を郵送しました。

カゲキハの学生さん達が(たぶん私も含まれる)カクメイ用語をふりまわして三里塚闘争支援をしていた時
じっちゃんは、はるかに現実的な政治路線と、それに規定される作戦とを提起していました。
ほとんど知られているのでかくすべきでもないかも知れませんが「某作戦」は岩沢のじっちゃんの提案によるものです。
そして、それは多くの「無敵の戦士たち」によって実行され成功しました。

またひとり三里塚から「名物」が消えていった。さびしいなぁ。
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故岩沢吉井さんの通夜・告別式の場所 投稿者:新時代社  投稿日: 4月30日(火)11時40分09秒

29日、反対同盟の岩沢のじいさんこと岩沢吉井さんがなくなりました。
享年92歳。通夜は2日午後6時から。
告別式は3日正午から。八富成斎場(八街・成田・富里の共同斎場/成田
駅から三里塚交差点へ向かう途中)。弔電などは
千葉県印旛郡富里市七栄531−30
岩沢 源太郎 様
電話 0476−93−2327です。

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反対同盟の岩沢のじいさんこと岩沢吉井さんがなくなりました 投稿者:新時代社 投稿日: 4月30日(火)08時34分13秒

本日29日、反対同盟の岩沢のじいさんこと岩沢吉井さんがなくなりました。
享年92歳。

通夜は2日午後6時から。
告別式は3日正午から。

おそらく八富成斎場(八街・成田・富里の共同斎場/成田駅から三里塚交差点
へ向かう途中)だと思いますが確認して再度お知らせします。

弔電などは

千葉県印旛郡富里市七栄531−30
岩沢 源太郎 様
電話 0476−93−2327です。

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ヒロヒトの独白禄なるものを読んで、さすが「文学者」!と思ったよ 投稿者:noiz 投稿日: 4月30日(火)06時23分20秒

>自らエスタブリッシュメントの基軸として主体的に振舞った
これ、機関説の本義からはズレがあると思うのですが。つまり能動的に機能する天皇の権力は機関というより、「親政」としての特長として数えられるべきものでもあるとはいえないでしょうか。もちろん、それだけで機関か「親政」かを単純に決めるのも困難な話だとは思いますが。

さて、戦後史学のすべてが「意志も主体性もない操り人形であったかのように描」いてきたわけではありません。特に「操り人形」評価を真っ向から否定し、能動的な天皇であったヒロヒトの責任をえぐりだす山田朗氏の業績は特筆すべきかもしれません。

ex.
「昭和天皇の戦争指導−太平洋戦争中の統帥部による上奏と天皇の「御下問」の検討−」
東京都立大学人文学部『人文学報』第216号、1990年3月

「アジア太平洋戦争の開戦と昭和天皇―研究の課題と展望―」
東京学芸大学史学会編『史海』、第39号、1992年6月

「満洲事変と昭和天皇」
駿台史学会『駿台史学』第108号、1999年12月

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道具と利用と権力意志 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 4月30日(火)00時06分53秒

>TAMO2さま
 システムとしての天皇制が「エスタブリッシュメントの道具」なのはそのとおりと存じます。より正確には「道具」というより「機関」。この「天皇機関説」は明治憲法の正統解釈であり、軍部から敵視された美濃部博士も、2.26に連座した「大魔王」北一輝も、そして昭和天皇その人もまた同じ見解に立っていたといわれます。歴代天皇が「自らを支えてくれた「(実質)象徴天皇制」の護持を、誠実に遂行しただけ」なのも当然でございました。
 
 昭和天皇が特異なのは、それを「誠実に遂行」するための意志と能力を自ら発揮したことでございましょう。それが必要だったのでございます。「自らを支えてくれ」るはずのシステムそのものが危機に瀕していたためにほかなりません。実に昭和天皇こそ「危機に立つ天皇」と申すべく、その役割をみごとに果たした点において、卓越した権力者と評価すべきとわたし思うのですね。昭和天皇は、外にある「エスタブリッシュメント」に操られる受身の存在ではなく、自らエスタブリッシュメントの基軸として主体的に振舞ったと申すべきではないでしょうか。
 
 戦後進歩派史学はこのような見方を決していたしません。天皇は、意志も主体性もない操り人形であったかのように描かれます(故井上清氏などマルクス主義史学もこの点は変わりません)。昭和天皇の意志と主体性を正面からとりあげたのは、歴史が専門ではない親日派アメリカ人ディビッド・バーガミニの『天皇の陰謀』でございました。戦後進歩派史学の嫡流ながら家永三郎さんは、誠実な歴史家としてこの素人の著作の視点に注目していたと仄聞いたします。
 
 2.26反乱に対する昭和天皇の怒りのすさまじさは、侍従武官長本庄繁が書き遺した日記の公表部分が伝えております。せめて天皇を思う彼らの心情だけは理解してやって欲しいとすがる侍従武官長に対して天皇の答えは、自分が頼みとする重臣たちを殺害しておいて何の心情か、ただ私利私欲に発したことではないといえるにすぎぬ、という峻厳なものでございました。「某宮様」の影もまた、皇族すら操ろうとする軍人の傲慢な野心と映ったことでしょう。防衛庁戦史室にある「本庄日記」の全文公開が待たれるところでございます。
 
 こうした権力者としての意志と主体性は、天皇「個人」だけのものであったはずもなく、木戸内大臣や近衛など宮中グループと外務官僚とそして天皇裕仁自身との共同意志でございました。「このまま戦争してたら革命が起きちゃう!」という近衛奏上文から御前会議「御聖断」への(デリケートな)シナリオを、裕仁は「天皇」として演じ切りました。そしてこの共同意志が、「(軍の専横に同調しなかった)平和の人=天皇」という戦後神話をこしらえます。「元首」から「象徴」へ、「現人神」から「人間」へというメタモルフォーゼが、「極東軍事裁判」を奇禍として一切の責任を「軍部」に押し付け「国体」を「護持」したのでした。戦後進歩派史学もこの「歴史」に大きな責任を有しているとわたし考えます[*]。
 
>昭和天皇にとっては、野心などあったのだろうか。

 私的な野心なら「なかった」と申せましょう。けれども「権力者」としての意志は明確かつ断固として「あった」と存じます。それを「野心」と呼ぶなら呼んでもあながち不当ではないかもわかりません。
 
[*] いわゆる「皇国史観」は「戦後民主主義」と必ずしも衝突いたしません。これは近現代史よりも古代天皇制の理解において顕在化すること、古田武彦さんの業績に知ることができると存じます。正統史学界から「異端」として無視され続けてきた古田史学をまともに論争対象としたのも家永三郎さんでした。「良質のブルジョア文化が必要だ」というレーニンの感慨、切実な響きを帯びております。

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ステレオタイプ的 投稿者:アラブ復興車界党  投稿日: 4月29日(月)23時25分17秒

発想を吟味することなく書きこんで不必要に不快な感情を与えたことをお詫びします。 ある意味、ソ連の政策を他の国・別潮流まで含めた左翼の大多数の意見と同視して書く(例えば、ソ連のアフガン侵略を世界の他の潮流まで含んだ左翼一般の主張と同一視する。)のと同様であったことはわかりました。
 小泉内閣の「反動政策」を無条件で「政権以外の右」一般も小泉らと同意見であると(調査なり、確認したわけでもないのに=これが恐らく葉寺さんのいう相関性を示せということでしょうか?)吟味せずに書きこんだことは確かに不適当でした。

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間違い訂正 投稿者:TAMO2  投稿日: 4月29日(月)21時51分00秒

2つ下です。
>その限り(エスタブリッシュメントの道具として)において
(以下続く)
権力の座にいた(実質上は???)わけで、一定責任はあるかも知れませんが。でも、かつての共産主義者のように、天皇をロマノフのように見るのには、かなり無理があるのでは、と。

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「右」の意味が違うのでは?と思う 投稿者:TAMO2  投稿日: 4月29日(月)21時49分31秒

 葉寺さん、アラブ復興車界党さん、こんばんは。最近余り右な人との交流もなく、そのセンスもなくなってきている小生ごときがまぜっかえすようで心苦しいのですが、少しでも足しになればありがたく思います。

 まず、葉寺さんのお怒りは尤もだと思います。これは、まっぺんさんのご指摘にあるとおりで、小生が繰り返すことではありません。

 葉寺さんの右翼としての立場は小生には明確ではないので、アレコレ論じることに意味があるかどうか自信がないですが、一まず書くべきこと、というよりは書いておきたいことを書きます。

 まず、アラブ復興車界党さんのおっしゃる「右」は、小泉とかに代表されるレベルでの、政府自民党タカ派的な意味での「右」であると思います。確かに、その文脈で捉えますと「徹底した改革(小生の友人たちは「社会主義革命しかない」と言いますが(笑)や55年体制の打破を右から云々」が「陳腐」であると思います。政治的には細川政権あたりから言われていることですから。

 だが、葉寺さんは、多分もっと違った意味での、幾分か観念的(言葉が悪いとすれば、イデア(理想)的な)なもっと少数派の右翼であると思います。とすれば、その右翼が「陳腐」な現政権に和するような意味での−−結局は金融資本を護持し、場合によってはアメリカに日本の富を売り渡す(買い叩かせる)−−「右からの突破」を主張するとは思えません。そりゃ、今のエスタブリッシュメントと同じことを言う右翼と思われては、腹も立つと思います。我々の多くが、左翼=ヨヨギと思われたら腹も立つように。

 自分でも若干の混同があると思いますが、赦してください。また、イデ闘で共産趣味同好の士を失うのは嫌ですので、余り深入りしたくない、というのが正直な気持ちです(逃げてすいません。)

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だんとんさんに登場願いたいところですが 投稿者:TAMO2  投稿日: 4月29日(月)21時32分41秒

 葉寺さんの問題提起とは別に。

 天皇問題、これはデリケートですね。小生は、歴史を鑑みるに 明治以降の天皇は日本のエスタブリッシュメントに利用されている、との感を拭えませんね。まぁ、「形ばかりの支配者」を水戸学派にインスパイアされた者たちによって政権の座(明治の元勲は「玉《ぎょく》」と呼んでいましたね)につき、その限り(エスタブリッシュメントの道具として)において

 鬼薔薇さんが挙げられていることについて、小生が昭和天皇に関連して聞いたことを書きますと、2・26事件:最初政党政治の腐敗が極に達し、それに対する決起を昭和天皇は同情をもって迎えたが、背後に某宮様(笑)にいるという話(すなわち、宮廷クーデターだ!)が耳に入るとともに、彼の考える「国体護持」の観点から青年将校を鎮圧する立場に立った。昭和天皇にとっては、野心などあったのだろうか。あるとすれば、同情>鎮圧ということに説明がつかない。

 彼(ら)は、自らを支えてくれた「(実質)象徴天皇制」の護持を、誠実に遂行しただけである、と思います。

 2・26を巡る話は、だんとんさんが詳しいのですが。(最近見かけないです。)

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訂正 投稿者:葉寺覚明  投稿日: 4月29日(月)12時25分59秒

>自分の主張を共有化させようとするという作業は、

を「自分の主張を共有化、少なくとも理解してもらおうとするという作業は、」に訂正します。

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正確に伝わっていない… 投稿者:葉寺覚明  投稿日: 4月29日(月)12時18分41秒

そもそも、たいして情報を書いていない当該記事を見て、「昭和天皇個人の人格すら尊重
しているとは思えないこの陳腐な使いまわし資料館」とかいうふうに否定的に思う人よりも、
ごく普通に、「一個人を偲ぶ記念館」というふうに、単純に思う人のほうがどう贔屓目に
考えても、少なくとも現時点では多数に決まっているわけであって、それをただああいった
挑発的な言辞で「陳腐」の一言で済ませているわけですから、こんなものは「サヨ氏ね」
とか書いているのとまったく同レベルでしかありません。

よって、「陳腐」云々を共有している人以外の人を、不快にさせる効果しかありません。
ましてや、「自分がはまっているいにしえのヒーロー・アイドル=当然一方通行=に
後代の人にもオタク的にのめりこんでほしい。 まあ、ひみつのアッコちゃんや仮面
ライダーシリーズのように世代を超えてるのもありますが、それは非実在であること
が言うまでもない前提ですので。 私の個人的感覚では実在の人物でそれを望もうと
する人たちは・・・。」は文字通りの意味で、私見でしかありません。もしかしたら、
共有化させることは、戸田「ロドス」以上に無理があるように思われます。

また、私は、「徹底した改革や55年体制打破を右から訴えている」と「陳腐」云々との
相関性を聞いているのに、帰って来るレスと来たら、「徹底した改革や55年体制打破を
右から訴えている」の表現方法を「右派」などと変えただけのシロモノでしかないので、
まったく答えになっていないわけです。論理的ではありません。

つまり、当該書きこみはまったく建設的でないどころか、有害でしかありません。

ましてや、複数の人間との対話があることが前提である「場」において、何らかの
政治的な発言をしている以上、自分の主張を共有化させようとするという作業は、
当然求められるはずであるし、それをしようともしない発言は、ただのマスター
ベーションでしかありませんから、そんなものを評価しようとは、私には思えません。
まして、「天皇制」云々は極度にデリケートな問題です。そのあたりの配慮などを、
あの書きこみに見出すことは、私にはまったく不可能です。

まあ、こういったシーンになると荒らしたりしたわけでもウヨな言辞を吐いたわけでも
ないのに「ウヨは対話不能なんだから無視するか叩き出せ」とかほざく人が出てきたり
してヤレヤレなオチになったりすることもあったりして、個人的にはそうゆうおバカな
人が出てきたら…とか思っていましたが、そうはならなかったのでほっとしております。

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昭和記念公園 投稿者:黒目  投稿日: 4月29日(月)00時19分49秒

昭和天皇記念館建設予定地の立川の昭和記念公園は、まさに俺らは「天皇賛美公園」と呼んでいたりするのですが、立川から米軍が撤収し、自衛隊が移駐した際に、広大な跡地が残った訳です。で、国や市は、この土地を「平和利用する」と称し、で、出てきたものがこの天皇公園であった、という経緯があります。
で、この立川基地は、首都有事の際の戦略拠点という位置付けがあり、広域防災基地という名目で、第4機動隊やら食糧庁備蓄倉庫やら国土庁、消防庁などが集中されており、国土庁の一室は「第2首相官邸」という位置付けがあると言われております。
んで、有事の際には立川に10日間で56000人の部隊を集結させる事ができるとされており、天皇公園はその為に確保されている土地である訳です。
まさに、国土庁の縄張りであるわけですな。扇国土交通相がこの記念館の建設を発表する、ってのはこういう話です。リンクは立川テント村。

http://www4.ocn.ne.jp/~tentmura/

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肉滅びてなお生きる昭和天皇 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 4月29日(月)00時15分17秒

 アラブ復興車界党さんのご発言にはじまる議論、興味深く拝見してまいりました。「昭和天皇記念館」構想や“ワタシにも創れます”ふう「女帝」大臣の行動はわたしも愚劣と感じますし、「改革」という名の「破壊」アジテーションと対比してそのアナクロニズムも失笑もののように見えます。けれども、「新たな戦前」という今の雰囲気を考えますと笑ってすむことでもないように思います。「記念」の対象とされる「昭和天皇」という存在をどう考るかが肝要ではないでしょうか。アラブ復興車界党さんはこの点どうお考えでいらっしゃいますか? そこを語られたなら、またお話の発展もあろうかと思うのですけど。
 
 わたし、昭和天皇は日本近現代史のなかで唯一「帝王」と呼ぶに値する権力者であったと考えております。そのような彼の存在を「歴史化」する作業はまだ終っておりません。「権力者」とは自らの意志をもって行動したことを意味いたします。その点、「利用された」というまっぺんさんの見方とはかなり異なります。

 「大東亜戦争」と後に命名されるかの大戦を始めたのは陸軍の出先部隊で、開戦のイニシアティブが天皇にあったとは思えません。けれども開戦へ向かう過程での2.26未遂クーデタで逡巡する軍指導部を前に自ら近衛師団を率いて鎮圧すると叫んだ裕仁、始めておきながら終らせ方を見失った軍部を相手に自ら「終戦」の“聖断”を下した裕仁、「国体護持」を自己目的に「天皇」の地位すら勘案した裕仁、それは「統帥権」をも超えた権力者として一貫した行動であったと存じます。この行動は「終戦」から「復興」へと貫かれます。占領者マッカーサーと並んで冴えない姿を敢えてカメラに晒した裕仁、後継者の教育を外国人女性の手にに委ね、戦後復興を「巡行」で激励し、「理工系ブーム」の時期には「科学者」となり、次いで「マイホーム」時代になれば民間から妃を娶った皇太子の家族形成に「慈愛深きマイホーム・パパ」を演じた裕仁。「国体」はそのような彼野の行動によって「護持」されたのでございました。
 
 この権力者としての自己規定・自己規律は、死に至るまで貫かれます。危篤状態で続いた「お下血」報道は、常識的に見ればガンに侵されたひとりの老人の肛部をカメラに晒す「非人間的」な内容ではございました。常識的に、と申しますのは、天皇を普通の「人間」として考えればということにほかなりません。けれども天皇は決して「人間」ではございません。「人間」でないからこそ「国民の象徴」たりうるのです。そしてあの「お下血」報道が宮城前「ご記帳」という戦前まがいのキャンペーンを地ならししたのでございました。

 “天皇が死んだあとになってもう一回それを「再利用」しようとしている、これは「天皇であるかどうか」以前に「死者への冒涜」でもあると思います”というまっぺんさんのお言葉ですが、利用可能な限り何度でも再利用されることを裕仁は意志していたと存じます。「再利用」のもくろみが出てくることは、この社会がまだ彼に利用価値を残していることを意味いたしましょう。その意味で昭和天皇は未だ死しておりません。“天皇であるかどうか以前”ではなく、明確に「昭和*天皇*」なのでございます。その存在から一切の利用価値を失わせることこそ先に申しました「歴史化」にほかなりません。そのような「歴史化」が果たされた暁、ようやく裕仁はその肉体を追って大地に還ることになるのでございましょう。
 
 残念ながらわたしたち、未だその手前に位置しております。それは「民衆の戦争責任」というべきことがらかもわかりません。この「戦争責任」を引き受けるためにも、権力者は権力者としてまともに評価することが不可欠ではないでしょうか。それによって逆に照らし出されるのがわたしたち自身であろうと存じます。かの大戦に、また軍部や特高の弾圧に散った命もまた、わたしたちの現在を見据えているようの思えるのでございます。昭和天皇裕仁も戦争の死者たちも、未だ安らかに眠ることを許されていない昭和史ではございます。今の天皇の息子の妃が外務省筋の女性であることは、「国体護持」の回路の今に至る脈絡を示しておりましょう。わたしたちの前にあるのは、戦争の危機というより権力の危機であり、その危機乗り切りのために「戦争」さえ「利用」される状況のように思われるのでございます。

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いやあ、まっぺんさん助かりました。 投稿者:アラブ復興車界党  投稿日: 4月28日(日)21時28分39秒

 実は「葉寺覚明という人は一体私に何をもとめているのだ?」、「相関性の説明? マスコミから55年体制の革新者・破壊者としてもてはやされ、自分でもそう自称している(小泉政権の政策)として提出されている、と説明したら別の意味だったらしい。 一体何を指しているのだろう。」状態でしたから、帰宅途中「さあて、帰ったらレスせにゃいかんが、かみあう話ができるかどうか?」という有様でしたから。 ああ、そういう意味かとようやく、理解ができました。
 ただ、確かに書きこみした時点で「右派の人間は大多数がこの昭和天皇個人の人格すら尊重しているとは思えないこの陳腐な使いまわし資料館に賛成なんだろう。 しょうがない連中だな。」という偏見を持っていたのは事実なのでその点についてはお詫びします。
 それと、若干加えさせていただければ教科書の話と併記させたのは「国立資料館」という箔がついていますから「社会科見学」などで「重宝」されないかと懸念しています。(おいおい、陳腐で精神的支えにならないと書いたのと矛盾しないか? 「新世代」の精神的支柱にあまりならないとしても歴史認識で先に固定観念を入れられはしないか。)
 もっとも、これを建設した一番の動機は案外公共土木事業を増やすことと、管理・運営を自民党の票田団体にやらせて仕事(ポスト)を与えるといったところかもしれませんが。
 まあ、正統に書けば昭和天皇が亡くなって、彼への片思いを抱いている人もその思いを再生産する機会が失われて「呪縛」が弱くなっているので「再生産」の場を与えようということでしょうか。
 最後に、皮肉でなしに葉寺覚明さんがレスしてくれたおかげで、この件が注目を浴び、知る人が多くなったことについてはお礼を言います。

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それが天皇制なのでは 投稿者:H.H  投稿日: 4月28日(日)20時30分06秒

まっぺんさま

「昭和天皇のリサイクル反対」とのことですが、支配階級のうえに君臨し、「国民」統合の象徴として支配階級に利用される、それこそが天皇制の存在意義ではないでしょうか。

戦術的には「リサイクル反対」というスローガンもなくはないでしょうが、この制度自体がなくならない限りは、つねに支配階級に利用、リサイクルされるためにある、と考えています。

みどりの日反対! メーデを休日に!

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うっかりすると、に賛成 投稿者:すえいどん  投稿日: 4月28日(日)18時30分58秒

「うっかりすると、われわれもちょうど逆のがわから『右翼はみんな××である』という偏見を持ってしまいがちです。」ということで考えました。連合といえば、唾棄すべき資本の手先と言うのが大方の印象ではないかと思うのですが、「証言・連合の形成」(1994年刊、発行者宮田義二、非売品)というのを読んだら、戦線統一派のアクティブの方々の方が、結果として社会党・総評ブロックを食いつぶした統一戦線派の方々よりも能力的・人格的に勝っているのではないかというのが素朴な印象です。統一戦線側がなぜ戦線統一側に負けたかは、いまの国労がその敗北を縮小再生産していることで察しられます。内ゲバの議論もありますが、70年代以降、労働運動において(社民やスターリニストが悪いということでは片付かない)粛々たる敗北が続いたことの総括もあわせ必要なのではないかなというのが感想です。前掲書で松崎明が言っています「従来の国労のやり方で酒と金で労働運動が何とかなったり、酒と金で票(選挙)が何とかなったりという、こんなものが革新だとしたらおかしい」。多分ほんとのことでしょう。
蛇足ですが、面白いフレーズが。「これは意見が一致しないだろうということで、みなの意見が一致した。」

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扇国土交通相の昭和天皇再利用計画 投稿者:まっぺん  投稿日: 4月28日(日)15時49分18秒

わたしは「思想的に」はアラブ復興車界党さんのほうに近いと思いますが、あの書き方は「右翼」側のひとの意見に対する偏見を感じます。たとえば「サヨクはみんな朝日新聞が大好き」といったような右からの陳腐な偏見をわれわれは笑いますが、うっかりすると、われわれもちょうど逆のがわから「右翼はみんな××である」という偏見を持ってしまいがちです。
葉寺さん、一本!\(^o^)

ついでに、件の話題についてのまっぺんの意見です。
そんな計画があるとは知らなかったけど、そりゃ、右翼の側の人も怒るべき事態じゃないかなー? 過去の戦争に際して、「英雄」はみんな「神様」に祭り上げられ、さらに戦争を鼓舞するために利用された歴史がありますが、昭和天皇は戦前と戦後とで、日本政府の都合によって二重に利用されたと言えるでしょう。

戦前、日本軍部は明治憲法における天皇の統帥権の絶対性を逆用して戦争を勝手におこした事実。私は天皇に戦争責任はあると思いますが、当時の軍部が天皇を利用したのもまた事実と思っています。そして、戦後「平和日本」の建設にあたって、それをあたらしい「天皇制」のもとにおき、まるで「天皇によって平和がもたらされた」かのように歴史を偽造しようとしています。国民が自分の足で立ち、自分の手で平和国家建設にむかうのではなく、「天皇の権威」を利用して国家コントロールの余地を残しておくための、いわば「道具」として天皇を利用して来た。そして天皇が死んだあとになってもう一回それを「再利用」しようとしている、これは「天皇であるかどうか」以前に「死者への冒涜」でもあると思います。「昭和天皇のリサイクル」にはんたい!

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つーか 投稿者:葉寺覚明  投稿日: 4月28日(日)01時02分01秒

自分の発言に責任も取れない人が「戦争責任」とかほざいたら、マジで軽蔑するでしょう。

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>自分たちは改革者だと 投稿者:葉寺覚明  投稿日: 4月28日(日)00時54分28秒

だからさ。ひとのことを「陳腐」とか書いたわけでしょ? 当然、反発も予想していたはず。

「建設的な議論の場」云々以前に、そういう人には、せめて自分の発言にくらいは責任をもって
欲しいとは思いますがね。それが出来なければ、私は「放言」「便所の落書き」と思うだけです。
仮に私がアンチ昭和天皇であったとしても、ああいった書きこみは、不快だと思うでしょう。
私は戸田某に対し、まったく同種の不快感をあらわにしたのですが。残念でなりません。

ところで。相関性についての説明がまったく無いのはどうしてでしょうか。貴殿のレスは、
オウム返しでしかありませんから、没論理なうえに答えになっていないものです。

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自分たちは改革者だと 投稿者:アラブ復興車界党  投稿日: 4月28日(日)00時12分39秒

自分たちが言い、マスコミも停滞した55年体制の改革者だと持ち上げまくっている人たち(確かに既存の革新勢力というのは現状を保守する以上の展望が直近にないとしても)がやりたいことがこれか(自分がはまっているいにしえのヒーロー・アイドル=当然一方通行=に後代の人にもオタク的にのめりこんでほしい。 まあ、ひみつのアッコちゃんや仮面ライダーシリーズのように世代を超えてるのもありますが、それは非実在であることが言うまでもない前提ですので。 私の個人的感覚では実在の人物でそれを望もうとする人たちは・・・。)・・・。 と考えたわけで。 個人的感慨をそのまま書いただけと言われればそれはとおりです。 昭和天皇に思いを抱いている人たちから見れば不快であり、その人が反論したとしても確かに「カラオケ合戦」以上の結果は招かないであろうというのは葉寺覚明さんの言うのが当たってはいましょう。
 しかし、そこまで「建設的な議論の場」となるよう配慮して書くことが求められるとわたしには気軽には書き込めませんわ。(開き直り的言いぐさかもしれませんが。)

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「表現力」以前の問題だと思いますが… 投稿者:葉寺覚明  投稿日: 4月27日(土)23時25分49秒

「かなりいる」ことを知っているなら、もう少し考えたほうがいいと思うんですけど。
件の書きこみは、論敵とか嫌いな芸能人に「キモイ」とか書いているのと同じなんですよ。
「かなりいる」人たちのことを挑発しているだけでなく、無内容かつ非論理的なわけですから、
「左右罵倒合戦」の火種としか思えません。しかも、きわめて不毛な。

ましてや、「徹底した改革や55年体制打破を右から訴えている」ことと、昭和天皇の「像」
「イメージ」云々にかんする「陳腐さ」といった、まったく異なる性質の問題が、どのような
相関性を有しているのか? 言及もしていないことが、私には不思議でなりません。

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国労指導部 投稿者:アラブ復興車界党  投稿日: 4月27日(土)22時46分20秒

確かに客観的に見て路線が破産したわけなのですが、今でも統制処分検討中で新聞インタビューで闘う闘争団について、「除名ありきではない」と強気の姿勢を崩さないわけですから・・・。
 むしろ、今後「四党合意が破綻して解雇者すべてが救われなくなったのは「闘う闘争団」のせいだ。」として暴走して刃を闘争団に向ける可能性すらあります。

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いや、私の表現力はこの程度なもので 投稿者:アラブ復興車界党  投稿日: 4月27日(土)22時38分31秒

 「立派な人格の平和主義者で植物学を愛された親しみ深い陛下」的な内容の記念館に記事を見る限りはなるわけなのでしょう。 (現物がここにないが、「例の教科書」の最終コラムもそういうお話だったと記憶しています。) 同時代的に生きたわけではないが、彼のそういうイメージが形作られたのは敗戦直後の全国巡業のときが初発と理解しています。(そして、最も盛んに流されたのも。)
 そのときの宣伝そのままの個人追悼資料館を今になって作ろうというのが私には陳腐に思えたのです。 まあ、昭和天皇に一方通行的片思い(威厳有る大元帥であれ、植物学を愛好する平和主義者の像であれ。)を今もしている人はかなりいるのでしょうが。(ノリとしてはアニメやゲームのおたくの登場人物に対する思い入れとあまり変わらないと思うので、感じとしてわかる気もするのですが。)

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>昭和天皇記念館 投稿者:葉寺覚明  投稿日: 4月27日(土)22時19分42秒

>こんな「陳腐な」ものが精神的支柱になるのかね? 

どこがどう「陳腐な」のか書いていないので、書いているご本人以外には理解不能だね。
その意味で、実にまた「陳腐な」書きこみですこと(嗤)

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久我山同志!情報サンキュです(^^) 投稿者:まっぺん  投稿日: 4月27日(土)17時52分14秒

こんなにあからさまに「期待してもムダだ!」ってむこうが言ってるのに、
国労執行部は何考えてんだか?

>>この対応が4党合意から丸2年を経過する本年5月30日までに国労執行部に
>>おいてなされない場合は、与党としては、4党合意から離脱せざるをえない。

なるほど。国労執行部はもはや行き場がなくなるわけだ。

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「与党」が4党合意で最後通告 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日: 4月27日(土)14時52分08秒

>>組合員に対しては与党・政府から解決案が出るが如く喧伝して彼らの
>>期待感を煽っている。このような国労執行部の対応は、単に自らの延
>>命策を図るものであり、与党3党と社会民主党の誠意及び組合員とそ
>>の家族の信頼を裏切り、関係者のこれまでの努力を無にする行為であ
>>ると断じざるを得ない。

 誠意かどうかはともかく,全く「そのとおり」としか言いようがない
(苦笑)。

http://www.h2.dion.ne.jp/~tosodan/saisinjouhou2/3yotouseimei.htm

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すみません 投稿者:かめさん  投稿日: 4月27日(土)13時56分20秒

過去ログ読んで出直します。

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ついにコドモダッテ議員が有事に触れた 投稿者:黒パン  投稿日: 4月27日(土)12時47分15秒

 三法案、国会提出の閣議決定後10日めにして、ついにサイト内で言及。
しかし、トップ・ページでのコンテンツ・アップではなく、掲示板内で
知人の選挙応援演説で、この件で触れるという「予告」編。情けない。

ついでに下の「かめさん」の書き込みに言及

「あー、団結とかいうとアナキストの人もいやがるのかな。」

アナキズムに言及する書き込みをして来た一人としての意見。
 
 俗情的な言葉を使う書き込みで「低次元」化しないでいただきたいものです。
「いやがる」というレベルではありません。「いやだ好きだ」という
レベルでアナの側から他の問題でも、この掲示板上で議論がありましたか?

 書き込みを定期的にして、ご自分の「思想・信条」外に言及するならば
過去ログを一通り読み、その延長上で触れてください。

 団結や連帯という言葉を前面に出し、
「個」を圧して「組織」優先にした場合「運動」を維持することが
自己目的化する傾向があるわけで、そこが問われると思います。

 たとえ、大きな課題・相手の力が強くても、
別個に反撃することはいくらでも可能です。
時に合流して共同の闘いも。
そういう事を認めないのは国貞ぐらいでしょうが。

 ここの掲示板で触れていたかどうか、アナキズム系の組織論に関しては
農村青年社の組織や「一時的自立ゾーン」、七人の侍・(C)久我山さんが
いくつかの掲示板では話題になっています。

http://www.ocv.ne.jp/~kameda/EAAC1931-1940.html
1931年の項に「農青」の件に触れています。

http://flag.blackened.net/apfj/anti_war/
一時的自立ゾーンでスタートしています。

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団結 投稿者:noiz  投稿日: 4月27日(土)11時53分59秒

ぼく個人は団結を嫌がりません (^^;;

エホバの証人は、「反対運動」はしないですね。
あらゆる「地上」「この世」の動きにはコミットしないでひたすら救済を待つ。
徴兵は信仰をためされるから個人として拒否するわけです。

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右翼の勝利ではない!(選挙の分析) 投稿者:まっぺん  投稿日: 4月27日(土)10時51分15秒

フランスアタックの分析では、この結果を「右傾化」とか「右翼と極右の競争」とは見ていないようです。前回(1995年)の時と比較すると左翼・極左全体への投票はほとんど増減がなく、右翼・極右全体への投票はむしろ200万票減少しています。

内訳を見ると、「政権党」の得票数が右翼側も左翼側(社会・共産・緑)も減っており、左右両陣営の政権党が採用してきた「新自由主義政策」への反対票であると言っています。極右2候補は合計で100万票増大し、革命派3候補は140万票増大し、棄権も前回の21%から28%に増え、無効票も100万票増大しているという結果からの分析です。

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大統領選挙結果についてのフランス・アタックの声明 投稿者:まっぺん  投稿日: 4月27日(土)10時33分32秒

翻訳文をメールでもらいました。長いので三次会の方に掲載します。

http://www60.tcup.com/6038/mappen.html

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Re:青葉城址さん、読んでますか? 投稿者:青葉城址  投稿日: 4月27日(土)01時22分00秒

まっぺん様、
一応は読んでいます。
お誘いいただきありがとうございました。
が、諸般の事情で参加は困難だと思います。

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兵役拒否の話ですが 投稿者:かめさん  投稿日: 4月27日(土)00時39分44秒

しかし、エホバの証人の人たちって、(私の知ってる限りの話でしかありませんが)自分自身は戦争に参加しませんというのは貫くけど、他人が戦争することに反対して運動したりはしないみたいですね。地上での政治にはかかわらないわけですし。「おれはイヤだけど、他の奴がやるか、やらないかは知らない」ということなのでしょうか。どうなんでしょう? Aさんが拒否したらかわりにBさんがやらされるようになるのは自明のことであって、AさんもBさんもCさんも………団結して拒否するところまで持っていかない限り、戦争をとめる力にはならないでしょうね。あー、団結とかいうとアナキストの人もいやがるのかな。

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昭和天皇記念館 投稿者:アラブ復興車界党  投稿日: 4月26日(金)23時51分35秒

を設置するのだそうな。 徹底した改革や55年体制打破を右から訴えている人は、こんな「陳腐な」ものが精神的支柱になるのかね? 例の「新しい教科書」もラストが「昭和天皇のお人柄」コラムだったような気がするが?

http://www.yomiuri.co.jp/04/20020423ic11.htm

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フランス大統領選挙について 投稿者:まっぺん  投稿日: 4月26日(金)17時43分08秒

フランスLCRの声明が「かけはし」サイトに出てます。(一部引用)

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街頭でも選挙でも、労働者の最悪の敵、ル・ペンへの道を阻止しなければ
ならない。
LCRは、五月五日にル・ペンが可能なかぎり最小の票しか得られないようにするために立ち上がる。
われわれは、ル・ペンに反対するためにシラクに投票する有権者に対して理解を示すが、シラクが極右勢力
のこの新たな台頭に対する防壁であるとは思わない。
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ってことは第二回投票「ボイコット」の呼びかけなのかな?

http://www.jrcl.net/web/frame0430a.html

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そういえばブンブン君 投稿者:まっぺん  投稿日: 4月26日(金)17時33分33秒

さっき資料あさりのために『週刊金曜日』バックナンバーに目を通してたんですが
昨年11月にブンブン君のことが掲載されてたんですねー。知らなかった。

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じ・ん・せ〜いが〜♪もう〜始まってる〜♪ 投稿者:佐藤悟志/青狼会  投稿
日: 4月26日(金)10時46分17秒

佐藤の家族への嫌がらせの手紙を画像で公開しました。 2002.04.26

http://www.tk3.speed.co.jp/wolves/jigyoudan.html

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エホバの証人信徒の「拒否者」 投稿者:黒パン  投稿日: 4月26日(金)10時09分37秒

 韓国での良心的兵役拒否で刑務所に囚われている人たちは99%エホバの証人の信徒です。
 この数年は1500人が常時服役していると思います。刑の満期で出所者もいれば、新たに確定するという、年間「拒否者」が600人以上現れるので、ひんぱんな「入れかわり」だと思います。
 総信徒数は調べていませんが、常時1000名以上の公判が続き、保釈が認められるようになったのは最近なのでほとんどは未決拘置所に入れられたままです。1500人と1000人の獄中生活も含めて教団が仮に組織的に支援していたとしても微々たるものではないかと思います。
 90年代は複数の抗命罪で5年以上の刑もあったようですが、現在は軍事裁判でも二年半から三年<一度入隊した後、銃をとれという命令に叛き軍隊内での裁判>最初から徴兵を拒否した場合は一般の裁判所で一年半から二年半の判決が今年になり続いています。
 一年半未満の刑の場合は再度徴兵の対象になるので裁判としては最良の選択です。

 ちなみに台湾は代替え制度が2000年の7月から施行されていますが、それまではエホバの信徒で十数年という実刑を受けてきた信徒がいたと思います。
 彼等自身のスタンスで韓国社会で孤立していた中で、韓国の民主的弁護士が自分たちの問題として「代替え服務制」獲得を当面の目標としつつ関わっています。
<関わりの時期は不明>
 仏教徒として初めて拒否者となった呉太陽さんも彼等のことを気にかけています。与党民主党の一人の国会議員が代替え服務制度の「立法化」を昨に夏目指した時も同僚議員から選挙の支持者<韓国はキリスト教徒が多数派>から見ると、エホバは異端ということで、うまく党内での議論をすすめられなかったようです。
 しかし、一ヶ月前の7人の党内大統領「候補」にアンケートをとったところ4人が代替え服務制の必要を認めていたようです。
 エホバの証人の側が、どのように近年の情勢の変化を受け止めているかはわかりませんが、徴兵制の討論会があると参加しているようです。

 現、徴兵拒否の裁判のレベルが今後の裁判に大きな影響を及ぼします。少なくとも、裁判レベルでの情報交換は韓国内の民主的な立場での徴兵拒否に関わろうとする部分には必要であるし、現に関わっていると思います。

 ブンブン君は呉さんの仏教者という事にも抵抗があり、三月に私が呉さんと会うまでは距離を置いていました。会ったらいい関係で議論をしていました。
 
 私の掲示板には日本のエホバの証人の何人かはアクセスしています。彼等にとって自分たちの内部ルート以外に「韓国の徴兵拒否」の情報が入るからだと思います。
 一人が個人として運営している「エホバの証人に誘う・ホーム・ページ」を紹介した時は、私は掲示板運営者として書き込みのガイド・ラインを示し徴兵拒否問題をネグレクトした「宗教問題」の書き込みは一切、拒否をすると通告しました。

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ちょっと説明不足だったかな 投稿者:noiz  投稿日: 4月26日(金)09時58分48秒

繰り返しますが、そういうことです。
エホバの証人の教団の問題はともかくとして、
もちろん反戦・反軍の運動は支持できるものだと思っています。
(なんかエラソーな書き方ですが)

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良心的兵役拒否の評価 投稿者:小西 まこと  投稿日: 4月26日(金)00時38分14秒

皆さま、お久しぶりです。清水丈夫批判の本を書いていて、ごぶさたしてしまいました。「内ゲバ」研究会の報告等、ありがとうございます。

ものみの塔の評価が議論されていますが、ま、全体としては、noizさんの判断に賛成なのですが、少しだけ意見があります。
先日、『良心的兵役拒否の潮流』で紹介されている石井マツエさん(本年91歳、広島県で存命)の息子さんから手紙がありました。この方は、年齢からいって60年ころの学生運動の経験者のようですが(現在、同会員)、ある程度客観的にものみの塔を見ているようです。
今年3月には、韓国の刑務所にいる兵役拒否者を訪ねて来たとのことで、韓国の闘いの支援を訴えていました。
個々の会員では、それなりに考えている人もいるようです。

さて、この韓国の良心的兵役拒否を含めて、ものみの塔の兵役拒否をどう評価するかですが、教団内部に大きな問題があるとはいえ、平和運動という意味ではある程度の評価はできるのではないでしょうか。実際、韓国では毎年600名の信者が兵役拒否しているようですし(この辺は黒パンさんが詳しい)、今まででも1万人の拒否者(投獄者)が出ているようです。

問題は日本のものみの塔ですね。日本の只今の現状では兵役拒否はないわけですから、これを自衛隊内での「軍務拒否」あるいは、有事徴用下(有事立法が成立した場合のことですが)の「軍務拒否」「戦争拒否」という闘いとしてやれるかどうかです。
これはまだ分かりませんが、もし、こういう闘いをやれるなら、僕は、平和運動として「共闘」出来ると思います。

まー、キリスト者の平和主義は、ある意味では、「共産主義者」の反戦論よりも「信頼」出来る場合がありますからね。残念ですが。

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