四トロ同窓会二次会 2002年5月23日〜25日

誰でも歓迎!何でも自由に投稿してください。投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」その他に掲載する場合もありますのでご了承ください。
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いまだにしつこくスターリン主義の定義について 投稿者:かめさん@勉強不足  投稿日: 5月25日(土)21時34分42秒

 自信ないんですけどね。
 「スターリン主義とはスターリンが権力を握ってからの(握ってゆくに従って成立した)ソ連の政治体制とそのイデオロギー(@)をいう(定義A)」というのはわかります。で、このスターリン主義(定義A)には一国社会主義とか、党と国家の一体化とか、「民主主義的手続きを踏みにじって自己の主張を強引に押しつけ、それによって他者を支配する」とか、平和共存政策・二段階革命論とかの特徴がある、というのもそうなんでしょう。そして、このスターリン主義(定義A)が世界に伝播していったというのも、そうでしょう。

 しかし、つぎのようなスターリン主義は、このスターリン主義(定義A)とおなじもの(同じ一つの定義でくくっていいもの)なのかどうか?
 が素朴に疑問なんです。
A「解放派の場合、そのあとの総括については『三多摩社青同闘争史』ではふれていません。もしも、居直り的総括をしたとするなら、彼らもまた、「体質としてスターリニズムを獲得しつつあった」と総括しなければならないでしょう」(せみまるさんのレス)というときのスターリニズム
B「第四インター日本支部崩壊も―組織内部の全部か、あるいは指導的な一部分かもしれませんが、そうした「スターリニズム」的思考へと転落したから起こったことであると思います」(せみまるさんのレス)というときのスターリニズム
C中核派の革マル派へのテロリズム
D革マル派の中核派へのテロリズム
ESENKI派のファシストの佐藤さんへのテロリズムはスターリン主義体質というときのスターリン主義

 @からEまで全部悪いことであるとても、全部が定義Aにあてはまるというふうにいえるんでしょうか? @からEまで全部があてはまるようなスターリン主義の定義は「スターリン主義とは、共産主義運動などのなかにある、悪い乱暴な傾向の総称である(定義B)」とでもいうしかなくなってしまいませんか? 定義Bだと、あれもこれもスターリン主義だと言えて便利ですが、定義が拡張されたぶん、意味も拡散してしまいます。したがって、「スターリン主義は、とても多様なので、その特徴、属性、好ましい対処の仕方などについては一概に論ずることはとても困難である」ということになってしまいませんか? 

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住基ネット(国民総背番号制)8月5日を許さない実行委員会へご参加下さい! 投稿者:いずみ  投稿日: 5月25日(土)19時09分40秒

 今年8月5日、ついに住民基本台帳ネットワーク(国民総背番号制)が本格稼働します。現実に、私たち一人ひとりに対して11桁の番号が割り振られるのです。この日以降、私たちの社会は、一人ひとりが名前や顔を持つ人間としてではなく、「番号」として扱われ、管理される時代へ突入していくことになります。
 人間に固有番号を付けることもさることながら、住基ネットには、システム、セキュリティ、コストパフォーマンスなど、この間具体的な運用の面からも様々な問題が指摘されています。現実に、多くの自治体職員から「準備が間に合わない」という声が上げられていますし、東京都内の自治体をネットワークで結ぶ結合テストでは、2つの区が参加できなかったことも明らかになっています。準備不足、技術的問題から、住基ネットに「みずほ銀行」と同じ問題が発生する危険性も指摘されています。
 来年8月からは、住民に対するICカードの配布も始まります。カードが様々な情報管理・監視システムと結びつけば、私たちの生活は丸裸にされ、超監視国家が現実のものとなります。
 BSE(牛海綿状脳症)緊急対策として導入が決まっている「家畜個体識別システム」では、全国すべての家畜に10桁の識別番号が割り振られます。私たちは牛同様、番号で識別され、どこにも逃げられず、「情報」という名の檻の中に閉じこめられた家畜同然に扱われようとしています。絶対に住基ネットの稼働をくい止めなければなりません。
 8月5日実施をくい止めるために、私たちは下記のような運動を計画し、そのための実行委員会の発足を呼びかけます。第一回目の会議を6月5日に開催します。あらゆる思想・信条を超えて、「住基ネット8月5日を許さない」1点で集まることができる広範なグループにお集まり頂くことを期待しています。ぜひとも、会議にご参加頂きますよう、お願いします。

■(仮)住基ネット8月5日を許さない実行委員会 発足会議
 6月5日 18時30分から 場所 文京区民センター2A集会室

■運動の概要
○6月 実行委員会発足発表と集会開催の告知、8月5日実施を許さないアピールのための国会院内集会
○6月19日 個人情報保護法案との関連を問う集会 文京区民センター3A集会室
○7月20日 「住基ネット8月5日を許さない」大集会の開催。労働スクエア東京

■連絡先
住基ネット8月5日を許さない実行委員会準備会
*日本消費者連盟(吉村)
TEL03-3711-7766 FAX03-3715-9378 report@jca.apc.org
*プライバシー・アクション(白石)
TEL090-2302-4908
*破れ!住基ネット・市民行動(宮崎)
m-toshio@mve.biglobe.ne.jp

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黒パンさんへ 投稿者:赤い山女魚@静共闘  投稿日: 5月25日(土)17時54分39秒

あなたから回答していただいてない点が多々あります。よろしくお願いします。

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基本的なことだが 投稿者:反共精神改め@ハンドルネーム未定  投稿日: 5月25日(土)17時22分13秒

マル経の基本用語について今まで誤解してきた可能性があるので確認したいことがあります。たとえば一個のダイヤモンド=100000リットルの水といったときに、「一個のダイヤモンドの交換価値は100000リットルの水である」また「100000リットルの水の交換価値は一個のダイヤモンドである」とは言いますが、「一個のダイヤモンドの交換価値と100000リットルの交換価値は等しい」といった言い方はされるのでしょうか?「交換価値は価値の現象形態である」と書かれていたので、今まで、「一個のダイヤモンドの交換価値と100000リットルの交換価値は等しい」といった書き方もできるかと思っていたが間違えていた可能性があります。

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黒目さん、マジっすか? 投稿者:TAMO2  投稿日: 5月25日(土)16時49分49秒

 時間がないので、余りかけませんけど、ヨヨギの先生がそう言っていたとすると、それは
露骨にメンシェヴィズムです。レーニンを根底から否定するものです。

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日本左翼をはるかに乗り越えて進む欧州左翼 投稿者:せみまる  投稿日: 5月25日(土)12時35分00秒

『かけはし』最新号から。第三回ヨーロッパ反資本主義左翼会議の報告です。前に報道されたのより詳しく会議内容をかたっています。そこでは日本左翼にはおよびもつかない進んだ観点からの討議がなされているようです。一部を転載。(以下引用)

 今日の世界では、急進主義左翼の諸党のイニシアティブは物事の第一義ではない。なぜなら、現在運動の活動家層のバイタリティと政治的創意性をもたらしているのは資本主義的グローバリゼーションに反対する「新しい」運動だからである。
 歴史は、これは一つの段階に過ぎないことを教えている。将来、運動内部の弁証法がどのように進むのかが明らかになるだろう。それまでの間に、われわれは会議の進展と限界を明確に評価することができる。参加してくる各組織は、独自の分析とプロジェクトを持っており、共同作業をするには絶対的な一致は必要ではない。しかし、会議を継続することが必要である。その理由は本質的には次の通りである。

(引用ここまで)あとは自分で読んでください。ヨーロッパ左翼が「前衛党」問題をどう考えているかもわかってきます。なお、最近の選挙でオランダ社会党(旧毛沢東主義)が10議席を獲得したそうです。

http://www.jrcl.net/web/frame0523c.html

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民主主義の未成熟?説明 投稿者:すえいどん  投稿日: 5月25日(土)11時21分42秒

〉はなはだ疑問です。民主主義の成熟の問題でしょうか。
これも、何をもって「民主主義」というのか?それが「共産主義」とどう
いう関係になるのか?が明らかでないと議論が混乱しますが・・・・

説明不足でした。こういう反論があるのではないかという趣旨です。
「日本の民主主義は十分成熟してますよ。成熟してないのは左翼でしょう。意見の相違で殺しあっているのは左翼だけですよ。日本の民主主義の未成熟じゃなくて、日本の左翼が思想的に間違っているということじゃないですか。それも民主主義の未成熟のせいですか・・・・」
小西さんの「民主主義の未成熟というのは、党内(分派禁止)、党外(唯一前衛党論ないし一国一前衛党論による複数政党を認めない)における異論・反対論を暴力によって潰す・粛清や内ゲバ、つまり、言論の自由というブルジョア民主主義のレベルさえも獲得できていないことを言っています。本来の共産主義はこうしたブルジョア民主主義を徹底化し乗り越え(止揚)し、言論の自由を含めて真の民主主義を実現すべきものであった筈です。」という論も、「党内」問題(団体自治)と「社会全体」問題(政治制度)の区別をしないと、議論が混乱します。本来の共産主義「社会全体」がブルジョア民主主義を徹底化し乗り越え(止揚)し、言論の自由を含めて真の民主主義を実現すべきものであった筈というのはそのとおりでしょうが、「党内民主主義」は党の目的により定まるもので、「共産主義社会のあり方」論とは次元を異にするように思います。宗教団体であれば、党内(分派禁止)、党外(唯一前衛党論ないし一国一前衛党論による複数政党を認めない)における異論を許さないのは疑問の余地はありません(暴力行使は別ですが、折伏というのもありましたね)。ブルジョア民主主義のレベルさえも獲得できていないという批判は信教の自由で跳ね返せます。「団体自治」の中味はブルジョア民主主義とは無関係に決められるはずです。だから、内ゲバにおいても「党内民主主義の欠如」(手続論)ではなく「正しい意思決定が出来なかったのはなぜか」(結果論)こそが問題なのではありませんか。ワイマール共和国はナチス権力を生んだわけですから、「党内民主主義」にもとづき内ゲバ路線が採用されることもありえないわけではありません。

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すえいどんさんの(1)について 投稿者:せみまる  投稿日: 5月25日(土)10時52分34秒

これは「権力を握った党派の支配」にもとづくものと理解することによって「国家」だけに限定されるべきものではないと理解しています。三次会のほうに提出した「ふたつの反内ゲバ声明の比較」の最初にでてくる「内ゲバの定義」についてお読みください。「革共同両派への提言」では「内ゲバ」を単に「物理的暴力」に限定し「死者を出した内ゲバ」とそれに準ずる事態にしか適用していませんが、84年の「声明」のほうは、「排他的なイデオロギー支配」および「暴力を背景とした脅迫」にまで言及しています。具体的にいえば「早稲田大学における革マル派の一元支配」の例を「内ゲバ」と考えるのがどうか、ということで、これは他にもいくつかのセクトとそのセクトが支配する大学や労組・団体などにもあてはまる事態であると思います。つまり国家だけでなく、ある政党が民主主義的ではない排他的方法によって単独で支配し、それを暴力、およびそれを背景とする脅迫によって維持していく傾向を「内ゲバ主義」と呼び、スターリンによって共産主義運動内部に意識的に持ち込まれたものと理解しています。

http://www60.tcup.com/6038/mappen.html

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感想など>>民主主義の発展段階問題 投稿者:黒目  投稿日: 5月25日(土)01時53分56秒

しかしそれって、小西さんが所属しておられた中核派的なるものとは、かなり逆の方向を向いた話だと思うのですが、その辺の整合性なり、転回点なりはどういったところであったのか、大変興味あります。

もう一点、これは俺はガッコの授業で代々木系のセンセが言っていた事を思い出して書くのですが、まあつまり、日共による「民主主義の発展段階」てな話であると理解しているのですが。
天安門事件の評価をめぐってなのですが、中国や、あるいはロシアは、民主主義が十分に発展しない状態で、社会主義革命を行ってしまった。だから、中国やロシアの社会主義は「野蛮な社会主義」なのであり、ああいう結果を生んだ。したがって、社会主義革命のためには民主主義が十分に発達することが必要なのだ、という。

この当時は私もあんまり文明開化していませんでしたので(w)、「これは日本共産党的には、日本共産党は安全だ、という宣伝の為のプロパガンダの為に開発されたイデオロギーにすぎない」とか言っちゃってのアレでしたが(苦笑
んでまあ、ここでの疑問は、十分に民主主義が発展した状態で、その上に社会主義革命をやる必要なんかあるのか、と。革命は階級矛盾がバクハツして人民が立ち上がって起こるもんであって、十分に民主主義が発達したら、階級矛盾をかなりの程度、緩和しちゃうので、別にそれでええやん、という話なのではないか、とか思ったりした訳ですが。

んで、さらにひでえ事には、革命をやろうという主体の側の「民主主義の発展段階」が、世間一般の段階よりもはるかに遅れた状態であり、それをまず解決しなければならない、という・・・・・

「革命主体の民主主義革命」>>「社会主義革命」という二段階革命説、というのが思いうかびましたが(苦笑

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民主主義の問題 投稿者:小西 まこと  投稿日: 5月25日(土)00時21分53秒

〉はなはだ疑問です。民主主義の成熟の問題でしょうか。
これも、何をもって「民主主義」というのか?それが「共産主義」とどういう関係になるのか?が明らかでないと議論が混乱しますが・・・・

すえいどんさんへ。
民主主義と共産主義の関係(プロレタリア民主主義の問題を含めて)については、すでにこの掲示板の中で書いていますので過去ログを参照してください。民主主義の未成熟というのは、党内(分派禁止)、党外(唯一前衛党論ないし一国一前衛党論による複数政党を認めない)における異論・反対論を暴力によって潰す・粛清や内ゲバ、つまり、「言論の自由」というブルジョア民主主義のレベルさえも獲得できていないことを言っています。
本来の共産主義はこうしたブルジョア民主主義を徹底化し乗り越え(止揚)し、言論の自由を含めて真の民主主義を実現すべきものであった筈です。

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民主主義の未成熟? 投稿者:すえいどん  投稿日: 5月24日(金)21時24分09秒

小西さんの民主主義未成熟原因論「スターリン時代も戦後の日本も、民主主義の未成熟ということがその根本原因にあるように思います。整理すれば、内ゲバは近代的民主主義が未成熟であった(レーニン・トロツキーなどの西洋的知識人と違い、特にスターリンに)ソ連共産党内部で発生し、それがその党と国家を支配する政策にまで高められ(唯一前衛党論・分派禁止)、これがコミンテルンを通じて各国共産党に輸出されたが、とりわけ、民主主義が未成熟であった戦後の日本を始めとする諸国へ広がった」というのは、はなはだ疑問です。民主主義の成熟の問題でしょうか。
これも、何をもって「民主主義」というのか?それが「共産主義」とどういう関係になるのか?が明らかでないと議論が混乱しますが・・・・

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本日6時30分、明治公園へ! 投稿者:まっぺん  投稿日: 5月24日(金)11時23分17秒

明治公園の他にも各地で集会があります。
東京地区の方、もし行けたら「市民団体A」の場所で会いましょう!・・・(うぅ、しごとがぁ)

STOP!有事法制 5.24大集会
日時:5月24日(金) 18時30分〜
場所:明治公園
呼びかけ:陸・海・空・港湾労組20団体、平和をつくり出す宗教者ネット、
平和を実現するキリスト者ネット
連絡先:航空安全会議 専用窓口 TEL 03-5772-7138 FAX 
03-5772-7139 mail:stop-yuji@muh.biglobe.ne.jp

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終点を考えずにバスに乗ってみる(^^) 投稿者:せみまる  投稿日: 5月24日(金)10時50分14秒

黒目さんとぼくとの「すれちがった対話」ではじまり、そこに、他の人たちからいろいろな意見が出始めてきているわけですが、はじめから「こういう結論の方向をめざそう」とか考える必要はないでしょう。ここはなにか「公式の会議場」でもないし、、ただの雑談の部屋です。

でも、「内ゲバ研究会」の出席者であったGiyaさんや小西さんの意見もあり、他にも見ている人もいるかもしれません。だからここでの議論の内容は「研究会」に反映する可能性はおおいにあると思います。まぁ、何でも思ったことをしゃべってみましょう\(^o^)/ 読者しょくん!よろしくおねがいします。

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んで、そもそも何の話をしてたんだっけ、とゆ〜 投稿者:黒目  投稿日: 5月23日(木)23時21分06秒

これは「内ゲバ研究会」の報告に反応して書き出してるのですが、これで研究された結果、「内ゲバに対する『正しい』態度」とか「内ゲバを止める術」とかが発明発見されたり、というような事は最初から期待はされていない、と思います。そんなんがあるんやったら、誰かがやってる、ちゅーねん、と。
んで、フタは開きはじめたばかりであり、行うべきは、内ゲバという現象の調査、分析である、と思うのです。
んでまあ、「スターリン主義の結果」てな「えらい簡単な結論」へと向かって収束してしまうのは、つまらん話であるな、と思っているのです。

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いろいろ。 投稿者:黒目  投稿日: 5月23日(木)23時09分48秒

小西さんのスターリン主義の規定、これは国家権力を握った上で、スターリン主義が発生する、というアレですよね。
昔、先輩と話してたのですが、「左翼は体制化すると腐敗するんだ」てな話で。アナ入った先輩なんですが、んで、「日本の左翼、体制になってないけど、こんなに腐敗してるじゃねーか。先制的腐敗戦略とかそんなんか」てな・・・。
まあ、この腐敗、あるいは疎外について、スターリン首相が「主義」でやったこともありますし、現象として発生した事柄もある。それをひっくるめて、スターリンの名を冠しているわけでありまして、まあ、せみまるさんから俺に対して「外見が類似する現象を同じものと見なそうとしている」という批判がありましたが、そもそもコミンテルン直系の国際共産主義運動以外のものに「スターリン主義」を見出そうとする事が、そもそも「外見が類似する現象」を「スターリン主義と呼ぼう」という前提にほかならないのでありんす。

んで、H・Hさんからもスターリン主義の定義が提示されましたが、「スターリン主義」なる語の定義が、実に多様なものであり、この語を厳密に定義することなく、何らかの事を「それはスターリン主義だ」などとして結論とする事は、党派性の表明ぐらいにはなるかも知れませんが、論理的には無意味であると思います。

んで、すえいどんさんから、「内ゲバ」の定義が提示されました。
ここで、「内ゲバ」なる語をめぐっても、同じような多様な定義が存在することに思い至るわけです。まあ、端的な話、「奴らの暴力は反革命テロルであり、我々の暴力は革命的暴力である」てな立場が、現実に存在するわけですね。
んで、すえいどんさんの整理の(2)の微妙さが、こお。(苦笑
また、(1)のアレに抵触するのですが、
ロシア革命の過程での党派闘争、また、その後のクロンシュタットやマフノとボルシェビキの闘争は、内ゲバと同じ現象であるのだろうか、と思ったりして。

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整理の試み・補足 投稿者:すえいどん  投稿日: 5月23日(木)21時38分50秒

(1)の権力というのは、国家権力です。亜国家なんて概念もありますが、何をもって亜国家のレベルかという議論を誘発するので、国家に限定。
(2)革マルの「革命的暴力とは何か?」は念頭になし。また、大衆や同志であったが、敵への転化により暴力行使を許す局面など、そもそもないといってもいい気がしますが、内戦情況の通敵者とか、考えられないわけではない。しかし、60年代以降の大衆運動の場面で、そういう情況は全くないとも言えそう。そうであれば、60年代以降の党派闘争における暴力は全否定され、論理としてはすっきりする。ただ、そのすっきりした論理で、あの情況でああするより外なかったとの[実感」を説得できるか?

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↓主語は「スターリン主義」です 投稿者:H.H  投稿日: 5月23日(木)19時11分30秒

すいません。下記「日和見主義の一表現」の主語は「スターリン主義」です。

スターリン主義がどのような形態で運動内部を支配していくのか、はそれぞれの社会の歴史や運動の到達点などにもよるとおもいます。
敗北を喫した際に、冷静に総括できるのか、がスターリン主義への岐路の一歩ではないかとも思います。冷静な総括には、民主的討論は必要です。それができない組織は、危ない、というのが勝手な感想です。

敗北を総括できず、どのような表現方法でそれを覆い隠すのか(きたのか)を分析することも悪くはないと思いますが・・・。

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日和見主義の一表現 投稿者:H.H  投稿日: 5月23日(木)18時50分27秒

だとも、思うのです、世界革命(あるいは運動の)。

(・・・すいません横槍ですが)

ソ連邦のスターリン主義の台頭はまさに世界革命の敗北の一表現であり、革命運動の最も右の表現でもあったのではないでしょうか。

日本左翼の内ゲバも、やはり(革命)運動の敗北の一表現だとも思うのですが。

第二次中国革命が敗北したとき、反対派の一人は、いまこそスターリンへの攻撃を強めるべきだ、チャンスだ、といったところ、トロツキーは、中国革命の敗北がもたらす世界的な運動の停滞と右傾化(保守化)を侮ることはできない、と慎重な態度をとったと、『わが生涯』にあったのを見て、なるほどね、と思った記憶があります。

べつにそれがスターリン主義の全てをあらわすとは思いませんが。

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すえいどんさんの整理に関して 投稿者:黒目  投稿日: 5月23日(木)18時21分00秒

(1)の権力というのは、国家と=という場合でしょうか。
亜国家なんて概念もありますが。
また、(2)て、革マルの「革命的暴力とは何か?」なんじゃないか?

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re:整理の試み 投稿者:せみまる  投稿日: 5月23日(木)18時13分39秒

えっと・・・「青葉城内ゲバ戦」についての個人的意見は先日の「内ゲバ研究会」に提出してあるんですが、まだ成り行き上、ここには出さなくていいかと思い、出してません。いずれ三次会のほうに出します。

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整理の試み 投稿者:すえいどん  投稿日: 5月23日(木)17時56分39秒

 ここでいうスターリニズムを、唯一前衛党に背く者は階級敵であり、暴力的に粉砕してよいという思想であると定義すれば、きわめて広範囲に暴力行使が許されることとなり、スターリニズムがまさに内ゲバの根源のようにも思えますが、しかし、疑問は残ります。
 ここでいう内ゲバを、以下のようなものとして定義したらどうか?
(1)権力をもたない.左翼各党派間、党派内で、理論、行動の相違、あるいは主導権争いなどから振るわれる暴力、実力行使を言う。
 権力をもった党派がやるのは粛清・弾圧(思想的根源は同じとしても事象として区別すべき)
(2)政治的暴力、実力行使は普遍的に存するが、左翼各党派は人間の解放をその目的とするから、大衆や同志への実力行使は、本来的にはありえないもので、例外的情況(大衆や同志の敵への転化)においてのみ許されると観念される。
(3)許されない場合の実力行使が内ゲバであると定義する。
この[許す][許されない]の区別の基準は「思想」と[情況の判断]で動くものであるからまずもって[許す][許されない]の区別の基準の共通了解が作れるかどうかで、次に、その基準のもとでの情況の判断の妥当性はどうかということになるのでは。
  かの青葉城址ケースで言えば、実力行使一切いけないなら、そもそもありえず。解放派の戒厳令を突破し大衆的に登場することが必要(正しい)。解放派に対し多少の実力行使をしても倫理的に許される(邪魔する解放派が悪い)というなら、あり。
あるいは、倫理的にはマイナスだが、全体として政治的評価すればプラスだからやるべし。
というようなことになるのでは・・・。
その判断が妥当かどうかがいま問題になっているわけですが、内なるスターリニズムに由来する方針だったという総括にはならないような気がします。

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んだからぁ、せみまるさん 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日: 5月23日(木)16時14分00秒

 整理(定義づけ)してから書かないと、また行き違いや混乱が発生すると思いますよ。

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あ、そのまえにひとこと 投稿者:せみまる  投稿日: 5月23日(木)14時34分09秒

小西さん、投稿ありがとうございます〜(^^)

ヨーロッパで内ゲバは少なかったわけではないと思います。スターリンは国内の粛正だけでなく国際的にも、各国共産党を足がかりにして暗殺団やスパイを送り込み、要注意人物な政敵を抹殺しました。トロツキーの息子達や支援者などがつぎつぎと「ナゾの死」をとげています。毒殺もあり、行方不明もあり、「自殺」もあり、「あるとき河に浮いていた」なんてのもあります。またトロツキストグループが大衆集会に参加したところ集団的なリンチを受けてたたき出されたというのもあります。

高島論文の論旨は、「ヨーロッパの新左翼は内ゲバがなかったが、日本の新左翼は内ゲバが横行していた」ということです。

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ついついいっぱい書いちゃうので・・・ 投稿者:せみまる  投稿日: 5月23日(木)14時15分58秒

また少しやすみます(^^)

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黒目さんー蝉丸さんの論争への感想A 投稿者:小西 まこと  投稿日: 5月23日
(木)14時11分10秒

さて、@のようなスターリン主義の規定、つまり官僚的独裁主義からすれば、一国一前衛党論ー唯一前衛党論と分派禁止規定、すなわち内外にわたるスターリン主義の粛清とゲバルトが不可避であることになります。それは国際共産主義運動においてもコミンテルンの官僚的独裁と粛清、その指導下にある各国共産党内部でも粛清とテロル・内ゲバが横行したと言うことになります。
本題に戻しますと、内ゲバは、この官僚的独裁主義のなかから、つまり、人権や自由という真の民主主義を欠如したことから必然的に生じたと言うことです。
では、黒目さんが言われるように、スターリン主義とは全く別個の思想である解放派はなぜ、内ゲバを行っているのか、と言うことです。これはまず第一に、日本における内ゲバの歴史が証明します。つまり、内ゲバの「元祖」・革マル派への対抗上、生じたと言うことです。学生運動上の両派の覇権争いが生じさせたと。これは、解放派などの非スターリン主義勢力だけでなく、学生運動上、革マル派と覇権を争い、そして、内ゲバに対する明確な思想を確立していなければどの勢力でも起こり得たでしょう。第二には、この内ゲバの恒常化の中で解放派、特に狭間派は、ご承知のようにレーニン主義に回帰し、「スターリン主義的なレーニン主義」(ここは意味深)を主張し始めたという事です。内ゲバに勝ち抜くために、レーニン主義を取り入れたと言うことでしょう。
そこで、黒目さんへの反論を言いますと(黒目さんは問題点を指摘していますが)、内ゲバの根源はスターリン主義にあるが、やはり戦後のヨーロッパなどで内ゲバが少なかったのは、大藪さんが言うように(新左翼運動の光と影)、「日本的集団主義」にその問題があると思います。言い換えれば、これは当時のロシアのスターリン自身をも含めて「アジア的集団主義」の呪縛を越えられなかったと言うことでしょう。つまり、スターリン時代も戦後の日本も、民主主義の未成熟ということがその根本原因にあるように思います。
整理すれば、内ゲバは近代的民主主義が未成熟であった(レーニン・トロツキーなどの西洋的知識人と違い、特にスターリンに)ソ連共産党内部で発生し、それがその党と国家を支配する政策にまで高められ(唯一前衛党論・分派禁止)、これがコミンテルンを通じて各国共産党に「輸出」されたが、とりわけ、民主主義が未成熟であった戦後の日本を始めとする諸国へ広がった、と言うことではないでしょうか?
皆さまの反論をぜひともお願いします。

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

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ひよりんさんへ 投稿者:せみまる  投稿日: 5月23日(木)14時10分32秒

「特徴」はまさに特徴です。スターリン主義の特徴のひとつは、民主主義的手続きを踏みにじって自己の主張を強引に押しつけ、それによって他者を支配するところにあります。これは形態としてはいろいろな形で表現されるでしょう。たとえば・・・

(1)極端に非民主的な方法での選挙や決議。
(2)誰もが認めるひと(例えばレーニン)の言葉などを断片的に巧妙に組み合わせて自分の主張に権威を持たせる
(3)ウソやデマによって反対派をワナにかけて失脚させる。
(4)暴力や、それを背景とした脅迫によって反対意見を屈服させる。
(5)反対者の肉体を抹殺することによって、反対意見そのものを抹殺させる。

・・・等々、いろいろあるわけです。上にあげた5つ以外にもいろいろあるでしょう。内ゲバもその手段のひとつです。これらの手段をひとつひとつ挙げて「スターリン主義と認定する」ことが必要なのでしょうか? 方法としてはそうではないと思います。スターリンはあらゆる方法を駆使して政敵を抹殺し、自分の政策を推し進めていったわけですが、そうした「手段の認定」ではなく「手段の背後」にある労働者民主主義の抹殺を「スターリンの犯罪」=「スターリン主義体質」として告発していくべきだと思います。

だから「明らかにスターリン主義の系譜にある組織が内ゲバをしなかった」というような「現象」をあげる分析の仕方ではスターリン主義の問題を論じたことにはならないと思うのです。いや、そもそも、「スターリン主義の系譜にある」から「スターリン主義者だ」という断定自体がまちがっていると思います。

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すえいどんさんの分類は有効だと思います。 投稿者:せみまる  投稿日: 5月23日(木)13時44分04秒

明らかに「スターリン主義に反対している」反スタ主義の革共同両派には「スターリン主義」体質が根付いていると思います。それは、この両派の理論的根幹をなす「黒田理論」がスターリン主義的特質を持っているからだ、と理解してます。すえいどんさんの「2」に当たりますね。これは「スターリン主義体質」と言っていいと思います。因みに「1」は「スターリン主義体質」とは言えないでしょう。「3」は・・・・わからんなぁ。実例をもとに考えてみないと。

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感想 投稿者:すえいどん  投稿日: 5月23日(木)13時34分13秒

整理の方法(試案)に1票。なお、「体質としてスターリニズム」という概念は避けた方がいいのではと思います。
1「(スターリニズムに反対といいながら)スターリニズムと同じことをやっている」
2「(スターリニズムに反対といいながら)スターリニズムと同じ思想である」
3「(スターリニズムに反対といいながら)スターリニズムのカルチャーに毒されている」
これらは別物と思われます。「体質としてスターリニズム」という概念で一括すると、かえって議論が混乱するのでは。1は暴力的党派闘争一般、2はスターリニズムの定義で決まる。3は1と2の中間、たとえば戦旗?解放?

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黒目さんー蝉丸さんの論争への感想@ 投稿者:小西 まこと  投稿日: 5月23日(木)13時29分37秒

いやー、熱い議論が続いていますが、お久しぶりです。時間がないため、この論争に感想を述べます。
まず、スターリン主義とは、以前のここでの論争にもありましたように、いまだに解明されていない問題であり、ソ連・東欧崩壊と言う状況の中でこれから解明しなければならないものだと思います。そこでまずは中核派のスターリン主義の規定ですが、彼らは「スターリン主義とは、資本主義から社会主義への過渡期の時代における共産主義運動の疎外態(民族共産主義)であり、その特徴は一国社会主義と平和共存政策、二段階革命路線にある」と言っています。これは前進社発行の『勝利に向かっての試練』のなかに正確に述べられていますが、今は概略でご勘弁を。
そこで、僕はこの中核派のスターリン主義の規定では不十分である、ソ連・東欧崩壊の起因をも考慮すれば、スターリン主義が共産主義運動の疎外態であることは異議はないが、やはり、スターリン主義を特徴づけた一国社会主義論と平和共存政策・二段階革命論だけの規定では不十分であるばかりか、誤謬である、おもっています。つまり、確かにスターリン主義はトロツキーが言うように一国社会主義の主張をもって自らの権力を確立しますが、その後に出現した事態は、この一国社会主義論を媒介に行われた「党と国家にわたる中央集権的・官僚的独裁主義」であったと思います(党と国家の癒着・一体化論も重要)。
したがって、スターリン主義を規定する場合、この「党と国家を貫く官僚的独裁主義」という認識がもつとも大事ではないかと思うわけです。もちろん、最初に述べましたように、スターリン主義の問題は、これから解明すべき問題ですから、皆さまね大いに議論を闘わせてください。

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せみまるさんへ 投稿者:ひよりん  投稿日: 5月23日(木)13時01分01秒

せっかく時間をかけて答えて頂いたのですが、私が言いたいのはそういうことではなくて、せみまるさんの文章の中の私が引用した部分をを見るかぎり、「の特徴は」と「ならば」を同義語として用いているのに、他の部分では「の特徴は」が「ならば」の意味で用いられていない、といいたかったのです。「の特徴は」が、もし「多くの場合こうである」「〜はこのように行動する傾向がある」「する可能性が高い」などの意味で用いられているのなら「ならば」と同義とはいえませんよね。だから「特徴」の意味をはっきりさせてほしかったのです。
初等論理学や数学は理解しているつもりです。

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追加 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日: 5月23日(木)12時35分02秒

 以下の方法は、簡潔にやらないと意味がありませんので。
というか、簡潔にやるためには、論点を明確にしないといけないので、これまた整理を促すことになるんですけどね。

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整理の方法(試案) 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日: 5月23日(木)12時30分50秒

 2度目のコメントですが、やはり黒目さんとせみまるさんは、肝心のところで見解が一致していません。黒目さんのいうとおり、議論の前提となる「定義」を明確にすべきです。
 でないと、時間の浪費とは言いませんが、不必要に「不一致点」が拡大するような気がします。
 以下、かつての苦い経験(^^;;から得た、ささやかな方法ですが、参考になれば。

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 定義を箇条書きにする。(簡潔に)

   1)ここでいう内ゲバとは、以下のようなものである。

  (1)......
  (2)........

   2)ここでいうスターリニズムとは、以下のようなものである。

  (1)......
  (2)........

   3)但し、以下のような場合においては、さらに検討が必要である。

  (1)......
  (2)........

   
   4)以上の定義に従うと、以下の事象は、それぞれスターリニズム、内ゲバ
     と考えられる。

  (1)......
  (2)........

   5)しかし、以下のような場合は、境界領域にあり、今後検討が必要である。

   (1)......
   (2)........  

    6) 5)による今後検討すべき課題とは、以下のようである。

   (1)......
   (2)........  

  

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>つーか 投稿者:せみまる  投稿日: 5月23日(木)12時21分09秒

彼らの内ゲバは感情的な怒りによってその場で引き起こされたものですが、問題は、彼ら自身がそれをどのように総括するかによってちがうと思います。SENKI派の場合は、まさに「それゆえに許されることなのだ」と居直っている。しかし、解放派の場合、そのあとの総括については『三多摩社青同闘争史』ではふれていません。もしも、居直り的総括をしたとするなら、彼らもまた、「体質としてスターリニズムを獲得しつつあった」と総括しなければならないでしょう。

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国労本部の独断で行なわれたものであり組合員に対する背信行為であると指摘せざるを得ません。 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日: 5月23日(木)12時18分48秒

いやはや、ですな。

http://www.h2.dion.ne.jp/~tosodan/saisinjouhou2/karisyobun.htm

http://www.h2.dion.ne.jp/~tosodan/saisinjouhou2/karisyobunseimei.htm

http://www.h2.dion.ne.jp/~tosodan/saisinjouhou2/karisyobunkossi.htm

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つーか 投稿者:黒目  投稿日: 5月23日(木)12時02分23秒

>彼らの内ゲバは感情的な怒りによってその場で引き起こされたものであり、
なんて免罪の仕方は、SENKIの「ロフトプラスワンの血気」と同じ論法だと思いますが?

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すみませんが、全然理解できません。 投稿者:黒目  投稿日: 5月23日(木)11時56分39秒

とりあえず、「スターリン主義」というもの、「内ゲバ」というものを定義してもらえませんか?
スターリン主義ではないところの内ゲバというものが存在する、あるいは
「スターリン主義的であってもスターリニズムではない」ところのものが存在する、てな話ですか?

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次に具体的な事例での説明 投稿者:せみまる  投稿日: 5月23日(木)11時45分56秒

わたしは昔発行された『三多摩社青同闘争史』好きなんですが、この中で、解放派の内ゲバ事件が出てきます。

当時の社青同東京地本の三つの主要勢力のうちトロツキストと解放派は統一戦線を結び、協会派に対抗していました。そして、東京地本大会会場で協会派がおこなった挑発に解放派は激怒し、会場を出てゆく協会派に対してすさまじい暴力をふるいます。ひとりに百発ずつの「ゲンコツのトンネル」を協会派全員がくぐらされたのです。この事件が契機となって、解放派は社青同から追放されるんですが、とばっちりをうけてトロツキストも追い出されてしまいます。

この事件は「内ゲバ」と認定できるでしょう。ではこの時点で解放派は「スターリニストになった」と断定できるのでしょうか? 彼らの内ゲバは感情的な怒りによってその場で引き起こされたものであり、労働者民主主義を踏み外すものであり、スターリン主義的なやり方です。しかし、それをもって彼らを「スターリニスト」と呼ぶ事はできないでしょう。

現在、解放派の系譜からいくつかに分かれていますが、全協の人々をのぞく二つのセクトはお互いに相手を「反革命」とののしり、自分たちにしか通用しない「革命用語」によって、彼らの主観的な「革命闘争」を推進しています。どう見ても彼らには民主主義のかけらもありません。自分たちだけが正しく、大衆は、自分たちに従うべきであって、それに反対する人々はすべて「反革命」。こういう状況に陥った彼らの思考方法はまちがいなく「スターリン主義者」のものです。

このふたつの違いを認識するべきです。たんに「外面的に現れた特徴」だけで「スターリン主義かどうか」を論じるのはまちがいだと言っているのです。

http://redmole.m78.com/bunko/14/bunko14f.html

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ひよりんさんへ 投稿者:せみまる  投稿日: 5月23日(木)11時25分17秒

はじめまして、ひよりんさん。かんたんな数学的レトリックですよ、これは。「スターリニストならば内ゲバをする」というのであれば「内ゲバ」は「スターリニストである」ための「必要条件」ということになります。言い換えれば「スターリニストと認定されるには内ゲバをしなければならない」という事になっちゃいます。こんな馬鹿なはなしはありませんね。

黒目さんのわたしへの反論は以上のような誤解に基づいておこなわれているものです。だから「なんでもかんでも内ゲバをするならスターリニストか!」というような、反論にもならない反論が出てくる。つまり、私の論をちゃんと理解しないまま「架空のせみまる」に対して反論しているのだという事です。

例をかえて説明しましょう。ちょうど今わたしはカゼひいてセキがひどいんですが、黒目さんも寝込んでいたようですね。お互いに気をつけましょう・・・・

「カゼの症状はセキやハナミズや高熱である」とします。では「これらの条件がそろわないとカゼではない」んでしょうか?それとも、それらのうち一つでも症状があれば「カゼ」と認定されるんでしょうか? そのどちらでもありませんね。場合によってはまったく症状が出ていなくても、病院で調べてもらったら「カゼだった」なんてことだってあるはずです。しかし、カゼによって身体はおかされている。まあ、たいがいはひとつやふたつの症状は出ているもんですけどね。しかしそれらの症状が出ているからといって「カゼ」とは言い切れません。たとえば、花粉症やほかのアレルギーが原因でカゼと同じ症状が出るひとだっているはずです。つまり、外部に現れる症状は、その病気の特徴を示していますが、その反対側から見てその症状を理由に「カゼ」と断定するのは、あたっている場合もありますが、かならずしも正解とはかぎりません。

問題は、そうした「症状」にこだわって、その先の分析をしないことです。黒目さんはここに目をむけようとしていません。重要なのは「カゼ」という「病気の本体」を分析することであって、たんに「症状」を云々することではありません。それと同じように「スターリニズム」とは単にいろいろな「特徴のよせあつめ」ではありません。スターリンによって作り上げられた政治的体系であり、それが共産主義運動を70年ものあいだ蝕みつづけていたという事実に目を向けなければならない、と言っているのです。

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スターリン主義の定義、「特徴」の意味 投稿者:ひよりん  投稿日: 5月23日(木)00時12分09秒

はじめまして
せみまるさんの次の表現が引っかかっていました。

前回も繰り返したことですが、「スターリニストの特徴は内ゲバだ」とい
う命題と「内ゲバをおこなうものはみなスターリニストだ」という命題と
はイコールではありません。「ライオンの特徴はキバがあること」でも
「キバがあるのはみなライオン」ではありません。きわめて単純な数学の
証明の問題です。

ライオンの例は、「ある真である命題の逆は真とは限らない」ことを言おうとしているので、この中の「の特徴は」という部分は「ならば」と同義ですね。であるなら、スターリニストの例でも「の特徴は」の部分は「ならば」と道義でなければなりません。つまり「スターリニストならば内ゲバをする」、これなら定義としては不十分であっても、かなり明確な命題になります。しかし、他の部分を読むと、せみまるさんは「スターリニストならば内ゲバをする」とは思っていないようです。「特徴」という言葉の意味が不明確です。この辺りをはっきりさせていただくと、読みやすくなり、ありがたいです。

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