四トロ同窓会二次会 2002年8月30日〜31日

誰でも歓迎!何でも自由に投稿してください。投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」その他に掲載する場合もありますのでご了承ください。
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既成事実化粉砕闘争 投稿者:いずみ@もばいる  投稿日: 8月31日(土)22時48分11秒

についてここで今議論するのは、元の流れから3重に逸脱してしまうのですが^^;;、成り行き上。

菊さんの解説、非常に合点がいきました。ありがとうございます。

以下、結果論といわれるのは甘受して書かせていただきますと。。。

4.なんですが、これは「一旦の敗北」という現実の重さ、今後のいっそうの厳しさ、というところから出発するなら
(1)一般的な反対運動が一旦の敗北を喫したとしても、その後の運動がさまざまな意味で敵の負荷となる行動を続けることで、突然展望が開ける、あるいは結果的に望む状態に近づけることがありえる。
(2)開港の事実は日々生活する農民にとってそれまでとは比較にならないほど精神的に重圧となり、動揺の原因となる。だからこそ、抵抗戦であることを象徴しかつ具体的成果にもつながる闘争には大きな意義がある。
(3)大衆的実力闘争の陣形を今すぐ大きくふたたび組んで今まで以上の戦果が得られないかもしれない、という情勢分析ならば、(1)は闘いのメインの任務にもなりえる。
ってならないかなぁ、みたいな。

とりわけ(2)なんですが、結果で歴史を語ってはいけないし意味もないのでしょうけど、その後の展開はまさに成田用水による分断、みたいな話にもつながってくわけですよね。。。

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もうひとつ『かけはし』記事から 投稿者:まっぺん  投稿日: 8月31日(土)15時52分36秒

短いコラム『架橋』に「身の毛がよだつ」ような「近未来SFホラー」が載ってます。
住基ネットが本格的に稼働したらどうなるか、じつにリアルで、背スジがさむくなる。
夏の名残りの熱さを吹き飛ばす「怪談」をおたのしみください。
((((((((((((((((((((^^;;)
http://www.jrcl.net/web/frame0831e.html

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「労働者国家無条件擁護」スローガン 投稿者:まっぺん  投稿日: 8月31日(土)15時48分55秒

お取り込み中、別の話題ですんません。(^^)
ここでもなんどか議論されたことですが「労働者国家無条件防衛」スローガンににかかわる論文が『かけはし』最新号に登場しました。だれかが投書で質問したらしい、それへの回答です。それによると組織で意見が一致しているわけではないそうですが、平井純一のこの短い論文は、おおむね現状の四トロ的見解を代表していると思います。スパルタシストの反動性がますますくっきりしてきたんじゃないか?
http://www.jrcl.net/web/frame0831b.html

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マルクス・エンゲルス全集について 投稿者:M.C.浜〜  投稿日: 8月31日(土)15時33分12秒

初めて書き込みします。といっても、ここの一部の方にはすでに知られておりますが(笑)
下の方でつのじさんがお尋ねのマルクス・エンゲルス全集の改ざん問題について、私の手元にある前進社系の出版物に記述があります。
厳密にはマルクス・エンゲルス全集ではなくその中の作品「ドイツ・イデオロギー」の改ざんについてのものですが、当時の事情がよく書かれているので内容を一部紹介すると・・・

1.まず、件の研究所の正しい名称は「マルクス=エンゲルス研究所」で、ロシア革命によって重要なマルクス・エンゲルスの文献が散逸しないよう集めて出版する目的で設立され、レーニンによってリャザノフが所長に任命される。リャザノフはドイツ社会民主党の図書館に勤務経験があって文献に精通しており、この種の仕事を任せるのにもっとも適任な人物だったとのこと。
2.スターリン時代の1931年に、リャザノフがトロツキー派として追放・処刑、後任となったアドラツキーによって以降、改ざんが行われる。このとき、マルクス=エンゲルス全集に納められる予定だった文献は大部分が印刷にかけられる前の状態のままになっており、「スターリン主義者はそのことを利用して改ざんした」。
3.今日、世界各国で読まれているドイツ・イデオロギー(を初めとする全集)は、アドラツキーによって改ざんされたものをベースにしており、それが「完全版」として流通させられてきた。

・・・という事情のようです。

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全力投球できなかった理由 投稿者:菊  投稿日: 8月31日(土)14時48分49秒

当時、既成事実化粉砕闘争に全力投球できなかったのは、
1.たくさん出た逮捕者の人たちの救援、職場復帰闘争がうまく行っていなかった。
→職場や地域に運動の広がりが作り出せず、無力感が広がっていた。
2.財政的な窮迫が組織全体に広がって、組織の動きがとれなくなっていた。
3.今まで経験のなかった「上から下までの一致団結」をやってしまい(そこでいろいろ無理をしたので)、組織的な問題や矛盾があちこちで出てきた。
→政治局は(一度覚えた感覚で)官僚的に押しつけようとするが、メンバーは動かない。週末動員に参加しない。
4.たいまつ燃やしたり、アドバルーンを上げたり、のレベルでは、「既成事実粉砕→廃港」の道筋が全く見えない。
、というような感じではないでしょうか。

個人的な印象では、現地レベルでの4番目が大きかったように思います。ここから突破できる、と実感できたら、もう少し力が入ったでしょう。

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いちおう代弁 投稿者:いずみ@もばいる  投稿日: 8月31日(土)14時11分25秒

>既成事実化粉砕闘争に敵対する

というのは、当時の本家(笑)的な「いかにも」な言い回しで、言葉の意味は単に「組織的に全力をあげてここに力量を投入しなかった。それまで全力を投入し、党派的力量からして運動の高揚を支えてきたといってよいインターが、全力投入をしないということは運動総体にとっての後退じゃないか、そんなんでいいのか」ということです。

まぁ正直、単純にものすごい弾圧で組織的に動きにくかった、というのが大きかったのでは?と外野の外野としては推察してしまうのですけれど。(これは、以前ここでも話題になった、試練派とインターとのもめごとに対する分析でも言えることです)

なお、既成事実化粉砕闘争に「全力を投入した」のは、プロ青、労調委、青闘委(←本家(笑))の3派ということに歴史上はなっています。当時、空港周辺で発生した無数のゲリラ行動にはほとんど犯行声明が出ていません。このあたり、プロパガンダ的・劇場左翼的にゲリラを「利用」する傾向がある中核や日向一派とは違いますね。(別に後者の意義を全否定はしていませんので念のため)

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国際書記局ではないですね。恥ずかしい限り 投稿者:菊  投稿日: 8月31日(土)13時21分06秒

国際書記局→統一書記局の誤り。

>ふと思い出しました。時期は忘れましたが、三里塚の農民はフランスで
空港に反対するラルザックの農民と交流しましたね。
イレギュラーずさん、
10月にそのラルザック農民の活動家で、当時三里塚に来たジョゼ・ボベが日本に来るのですよね。彼はフランスでは今、国民的な英雄らしい。元メンバーの友人でフランスに取材に行ったテレビプロデューサーが言っていました。

雑誌「世界」の9月号にジョゼ・ボベのインタビューがあるのですが、後半難しくてよく理解できない。翻訳のせいではなく、きっとボベが難しいことを言っているんだろうと思います。

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野次馬様 投稿者:部外者  投稿日: 8月31日(土)13時20分39秒

「配慮」ではなく「配慮(^_^;)」としたのは、読解力のトンデモさを暗に含意していたり・・・・、「反省」と言うのはそのことに伴う自らの徒労感関連だったり・・・・
ってなことまで説明させないで下さい。(^_^;)

私は、ハンドル(捨てハンだけど)どおり部外者ですから、国内の第4インター(指導部)内でどのような議論があったかはまったく知りえません。が、例えば戦術レベルで「そこまでやってしまったら組織が持たない」的な判断に基づく異論が指導部内で存在したであろうことは十二分に想像できます(むしろ無い方が不思議)。ただし、そのこと自体は「民主的に討論してみんなで決める」なる今回のテーマとは全然関係ないですね。ま、テーマがだんだんにずれて行くってのは、BBSではよくあることですが。

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党中枢? 投稿者:菊  投稿日: 8月31日(土)12時49分54秒

昔話が出ているので、久しぶりですが。。。。断片的に。

野次馬さん、「党中枢」って、誰を指すのですか?
当時のJRCLでは、そういう言葉は聞いたことがありません。

少なくとも、政治局=PBレベルは、「包囲・突入・占拠」で一致していたでしょう。
危惧の念を持っていたとすれば、全共闘世代以前の古参労働者メンバー。政治局に対しても、多くのメンバーは「あいつがいってることだからなあ」という感じだった。

当時のJRCL-JCYは、そんなに「上位下達」で方針が通るような組織ではない。それが他党派にはない「よさ」でもあったのですが。

組織内の派閥の話が出ていますが、70年代も「旧三多摩社青同・三里塚現闘」グループ、「宮城」グループは集まっていただろうと思います。これは分派ではなく、派閥ですね。
なぜこの2つが集まっていたか?「親分」がいたから。
ある人など、今でも政治組織から会社組織に変わっても、まだ「親分」やっている位です。

日本支部の組織的な最大の不幸は、60年安保世代のそういう「親分」が分裂まで陰に陽に組織の中心にいたことだ、と考えています。

村岡到氏は印象では、非常に権威主義的な上昇志向の強い人でしたから、三多摩社青同グループにとても、よくなじんだのではないでしょうか。

それから、国際書記局が「懸念」したのは、フランス支部が「オルドルヌーボー」(あのルペンの!)と街頭で衝突して、双方とも組織解散命令を受けたことがあったので、そんな風になってしまう戦術はとらない方がよい、ということだったと思います。
方針を強制したわけでは全くない。それに対して、日本支部の中央委員会レベル以上は
皆、反発した。

久我山さん
ケン・ローチの映画、始まりましたね。今日の新聞に広告が出ていた。
チョムスキーのドキュメンタリー映画も、9月11日から公開されるようですが、
どちらも見逃さないようにしなくては。

Windows2000なのにパソコンが夏バテで、ハードディスクのフォーマットからやり直した。
ところが、ATOKのユーザー辞書だけバックアップを取り忘れたので、
ここに書き込む用語がうまく変換されない。全く、イヤになってしまう。

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当り前ではないですか 投稿者:イレギュラーず  投稿日: 8月31日(土)12時47分00秒

>「包囲−突入−占拠」では成田空港を阻止できない
これによって直接廃港を実現するとはいっていなかったでしょう。むしろ、空港を何がなんでも開港させようとする当時の福田自民党政府に「大衆的実力」(あえて言いますが『テロ』とかではないですよ!!)でその政治路線の破産を突きつけることにあったでしょう。だから、「包囲―突入―占拠」は実行しても無駄ということにはなりません。

それと当時の第4インター(『70年代同盟』といわれる)が、どのような展望の下闘っていたか、「図書・資料室」の『日本革命的共産主義者同盟小史』を読んでみてください。

80年代末からのソ連の解体、東欧革命という事実の下で従来の「世界的二重権力論」の限界とその前提の崩壊を目の当たりにしてみると、その展望自身どうだったのかということは今日的には再検討すべきでしょうが、少なくとも現実的に社会主義アジアを手繰り寄せようとする方向性は評価できると思います。例えば当時日韓連帯闘争でもそのような政治的内容で各地で担っていたと思います(綱村要=故横井氏なども)。

ところで、
>第四インターが「労働運動の中に召還」し「現地での既成事実化粉砕闘争に敵対すらする」
とは、どのような事実があったのでしょうか?

野次馬様
>なお、1978年の時点で、国際的には統一書記局多数派は「包囲ー突入−占拠」という戦略・戦術を支持しなかった(非難はしないまでも)という言葉自身は私も聞いたことがあります。その理由ではありません。ただ、当時のヨーロッパでは「工場へ」(不正確ですが)という方針を採っていたと記憶していますが、そうならそれと関係するかと推測します。

ふと思い出しました。時期は忘れましたが、三里塚の農民はフランスで空港に反対するラルザックの農民と交流しましたね。

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野次馬さんへ 投稿者:まっぺん  投稿日: 8月31日(土)12時13分17秒

なんでここで統一書記局のはなしが出てくるのかわかりません。統一書記局は批判的だったというのは終わったあとでぼくも知りましたけど、ここの議論の流れのなかで「組織的一致」とは日本だけの意味であることはわかるのじゃないかと思いますが? それとも四トロ派の三里塚闘争についての組織的指導は日本支部の中央からじゃなく、国際的に指導されていたと思っていますか? 少なくともぼくは一度もそういう認識はして来ませんでした。

なお、ぼくは一度も親同盟には加盟していないので、そちらの内部に「異論があったかどうか」は知りません。あるとすれば、関西派の系統は反急進主義だったので、それはあり得るでしょう。しかし共青同内部では一致していました。

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「同じ机使っている人がいるなんて考えたことなかったから」 投稿者:AIT久我山支部(準)  投稿日: 8月31日(土)11時32分59秒

 しばらく西の方に出稼ぎ(^^;;)に行っていたので、頭がぼよ〜んとしております(ネットも見れなかったし)。で、突如としてテレビドラマネタを(^^;;。 

 で、もうすぐ「プチブル農民の没落=プロレタリア化((C)革命的マルクス主義派)」?を描いた「北の国から」が終わるわけですが、同じようなシリーズドラマに「白線流し」がございます。
 標題はその台詞なんですけどね。う〜ん、「白線流し」ほど革命的?なドラマはあるだろうか(^^;;)

 「オレとおまえじゃ、雇い主と労働者だもんな」
 「あんたたち太陽には、惑星の気持ちなんか分からないんだよ」
 「でも世界が違うなんて思いません。そんなのおかしいでしょう」

 さて、ケン・ローチでも見に行くか。
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まっぺん様 投稿者:野次馬  投稿日: 8月31日(土)08時38分34秒

>具体的なプランはともかく、組織全体では方針について上から下まで固く一致していた。

まっぺんさんもお読みになったという、前記村岡到の回想記事の主題は、三里塚空港「包囲ー突入−占拠」の方針について、当時の党中枢の一部は、「心からは支持はしていなかった」だったと記憶しているのですが?なお、1978年の時点で、国際的には統一書記局多数派は「包囲ー突入−占拠」という戦略・戦術を支持しなかった(非難はしないまでも)ことは、局外にいる私たちにも聞こえてきた話のような気がするのですが?
いずれも、当方の単なる妄想である可能性もあるので、その場合はご容赦下さい。
必要があれば倉庫をひっくりかえして『カオスとロゴス』バックナンバーをさがしてみます。
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うちこわし 投稿者:臨夏  投稿日: 8月31日(土)08時02分46秒

主体氏>
>「成田空港は『支配階級の利益に基づく反階級的な政策』だから人民の力で打ち砕け」
>という菊地さんの主張もなあ・・・ マルクスは敵の機械や工場を粉砕せよ、
>とは言ってないはず。菊地さんがいっているのはマルクス以前の
>機械破壊運動の時代の主張じゃないかなあ?

ラッダイト運動(機械うちこわし)ならば、その機械は自分たちの生産手段やから、
壊してはいかんのではないでしょうか。
純粋に敵の物資なら、壊してもええのでは?
革命や戦争のときも、相手の戦略物資を壊すやないですか。
三里塚のは、全階級斗争=革命とリンクできへんかったんが、敗因と愚考いたします。
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(無題) 投稿者:主体思想学会  投稿日: 8月31日(土)03時17分35秒

>組織全体では方針について上から下まで固く一致していた。

「包囲−突入−占拠」では成田空港を阻止できない、と主張する人が誰もいなかったのですか?
実際、管制塔占拠・破壊をしても開港を阻止できませんでした。これを予見できた人が党内に一人もいなかったのでしょうか?
今の時代においては、一枚岩的な団結は決して誇りになるものではなく、むしろ党内にさまざまな意見があるということが党内民主主義の実証になるのではないかと思います。

ところで、いずみさんの挙げているページには以下の通り書いてあります。
| 第四インターは、確かに、開港阻止決戦を闘ったが、開港後の闘いという、労働者大衆の自
|然発生的高揚の条件がある程度後退した情勢に入ると、「総評内分派闘争−全国陣形」が三里
|塚勝利の鍵であると主張して、労働運動の中に召還し、現地での既成事実化粉砕闘争に敵対す
|らすることになる。
| 即ち、第四インターは、決して、政治闘争の目的意識性に立脚して三里塚闘争を位置づけ
|闘ったわけではない。第四インターにとっての階級闘争の主体は、あくまで労働運動であり、
|三里塚闘争は、労働運動の推進に際して都合の良い、「大義」を立てる旗印としてかつぎ上
|げられていたものに過ぎない。即ち、労働運動=階級闘争という経済主義の観点から見た時、
|三里塚闘争は、“外”にある連帯の対象ではあっても、プロレタリアートが革命路線の下に
|かかわるべき自己の政治的任務として自覚されてはゆかない。従って、三里塚闘争の厳密な
|階級的性格の把握などは必要と感じられなくなり、一般的な「労農連帯」「大義」などで済
|まされてゆくのである。

ここで指摘されている、第四インターが「労働運動の中に召還」し「現地での既成事実化粉砕闘争に敵対すらする」時期に、三里塚現闘団で強姦事件が多発していたというのは偶然ではないように思えます。

しかし、「成田空港は『支配階級の利益に基づく反階級的な政策』だから人民の力で打ち砕け」という菊地さんの主張もなあ・・・ マルクスは敵の機械や工場を粉砕せよ、とは言ってないはず。菊地さんがいっているのはマルクス以前の機械破壊運動の時代の主張じゃないかなあ?

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キミてだれじゃボケ 投稿者:臨夏  投稿日: 8月31日(土)01時23分51秒

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なんでいまごろこんなに 投稿者:サーファー  投稿日: 8月30日(金)20時43分51秒

http://www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=kyousan&vi=998495007&res=69

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君に怒ってるみたいよ 投稿者:サーファー  投稿日: 8月30日(金)20時42分13秒

http://www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=kyousan&vi=998495007&res=65

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部外者様 投稿者:野次馬  投稿日: 8月30日(金)19時41分10秒

>ただ、主体思想学会さんのように読解してしまう人までいらっしゃるとは、
まったく想定外でした。この点、いささか配慮(^_^;)が足りなかったことを
少しだけ反省させていただきます。

この間、ここでの話の流れを見てきた(時々参加してきた)私から見れば、

部外者さんの「想定外」は当然のことであり、
「配慮」が足りないなどということはまったくなく、
「反省」はまったく必要ないように思えます。

疑わしく思われるなら、できるだけ前まで、話の流れをさかのぼって見てください。

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Re>「党是」 投稿者:部外者  投稿日: 8月30日(金)14時03分06秒

#8月30日(金)06時07分03秒 主体思想学会さんwrote
>第四インターの党是は社会主義を目指すということではなかったのでしょうか?
>成田闘争がどうして社会主義革命に発展するのか、その理論的つながりがよく分かりません。

もちろん「包囲−突入−占拠」方針は「党是」そのものではありえません。そんなことは自明の前提とした上で、強調表現のひとつとして「当時の…と言ってもいいくらい」と書いたのです。
ただ、主体思想学会さんのように読解してしまう人までいらっしゃるとは、まったく想定外でした。この点、いささか配慮(^_^;)が足りなかったことを少しだけ反省させていただきます。

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特殊な非合法領域以外の一切を公然と討議するボルシェビキ的原則 投稿者:いずみ 投稿日: 8月30日(金)11時14分54秒

つーのを本家(笑)は掲げてましたが、空港突入の軍事戦術が「特殊な非合法領域」じゃなかったら何が「特殊」になるんだろう?と考えてしまった。

「農民問題」云々についての本家(笑)の見解は、以前既に紹介済みですが、再掲。

http://www.ngy1.1st.ne.jp/~ieg/ieg/archive/mlism/mlism10/rm-sanri.html#1-3

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わかりません。 投稿者:まっぺん  投稿日: 8月30日(金)11時06分25秒

知ってるひと教えてあげてください。
だけど、むしろトロツキー研究所なんかに聞いたほうがいい質問だと思いますよ。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~Trotsky/

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MEL全集 投稿者:つのじ  投稿日: 8月30日(金)11時02分38秒

マルクス=エンゲルス=レーニン研究所の所長リヤザノフが追放されてからは
スターリンの思うがままに改ざんされていると聞いたことがりますが本当でしょうか?

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部外者さん、こんにちは!\(^o^)/ 投稿者:まっぺん  投稿日: 8月30日(金)10時44分35秒

まったくおっしゃるとおりです。当時の第四インターの方針は「空港包囲・突入・占拠」であり、それを強く打ち出していました。「俺たちはカンパニアじゃなく、本当に実行するんだ!」という意気込みにも燃えていました。だから、機動隊の壁やフェンスをどう突破していくのかといった具体的なプランはともかく、組織全体では方針について上から下まで固く一致していた。

だから、主体思想学会さんの疑問はまったく論外です。戦略的「獲得目標」がはっきりしているなら、具体的な戦術内容について、ましてや地下トンネル作戦や装甲トラックなどのような秘密の武器を「民主的に討論してみんなで決める」などという事はありえません。作戦プラン全体は上層部の、それも作戦実行にかかわるほんの一部の人間だけが把握しているべきで、あとの者はそれぞれ自分の分担範囲だけを知っているだけでいいのです。これは軍事的に考えるべき問題です。

※決定に到る民主的討論と、決定したあとの事項についての実行行為とを混同するべきじゃないと思います。

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確かに 投稿者:TAMO2  投稿日: 8月30日(金)08時47分16秒

 「三里塚闘争は農民と言う小所有者のブルジョア的な私有財産を守る運動だから、我々は支援しない」と言う社会主義者もいました。

 だが、もし、古典的マルクス主義の言葉をここで書かせてもらうならば、マルクス=エンゲルスが特に晩年強調したように、農民や、プチブルジョアジーの助力なくして社会主義は成立しません。また、土地の集団化を強制することに、特にエンゲルスは反対しています。

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追記 投稿者:臨夏  投稿日: 8月30日(金)07時15分15秒

反スタの綱領に、「反生産関係一元論」とかないんですか?
>諸氏

ps,一応、主体さんのためにも書くと、
ソフォーズとか人民公社の、農業における集団化路線は、生産手段の集団化さえ
したらええ、という、後でいうところの「生産関係一元論」ですね。
つまり、スターリニズムです。
毛なんかも、「集体か、個人か、どっちなんや!」て部下につめよったり
してました。
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しつこく社会主義 投稿者:臨夏  投稿日: 8月30日(金)07時11分57秒

主体氏>
>ソホーズなり人民公社なりを設立することになったら、
>社会主義者は農民の土地を奪う側になるんじゃないかと思うんですが・・・

それじゃ社会主義じゃないでしょう。
たしかに、実際にあった社会主義は、そんなことしましたし、
日本革革命でも、そうなったかもしれませんが。
しかし、そういってしまっては、なんのため、新左翼が、考えて、実践したのか
わからなくなってしまう。
新左翼も、(人類も)、ただの阿呆と考えないほうがよろしい、
社会主義理解はあいかわらずですね(笑)
わたしのいまいうてることも、「脳内」ですか?
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宮台真司 投稿者:主体思想学会  投稿日: 8月30日(金)06時26分03秒

http://www.bund.org/opinion/1086-4.htm で宮台真司さんがいろいろ語
ってますね。

| グローバライゼーションは冷戦体制の終焉で起こりましたが3つの側面があります。第一は
|「軍事力一極集中化」。第二は「高度情報社会化」。第三は「アメリカン・ウェイ・オブ・ラ
|イフの浸透」。第三を注釈すると、みなさんよくご存じの「マクドナルド的なもの」です。こ
|の3つが緊密に関連しています。

だそうです。経済的側面(新自由主義の全世界的展開)を無視してグローバリゼーションを論じるとはメチャクチャですね。これは講演の記録ですが、聴衆を舐めきっているというか。
それはさておき、気になることを彼はいっています。

| つまりグローバライゼーションの枠組は、帝国主義的侵略に基づく経済覇権と違い、世界中の
|人々が、衛生的で合理的な生活を送るため、効率的な社会を営むため、軍閥的紛争から解放され
|るために、自ら望んで乗っかっている。そこがポイントです。だからこそこの枠組は拒否が難しい。

私にはグローバリゼーションに人々が「自ら望んで乗っかっている」とは思えないのですが、皆さんはどうお考えになりますか? ここらへんに、宮台さんが経済分析=人々をグローバル大競争に駆り立てる構造の分析を無視している矛盾が出ているんじゃないかと感じるのですが、いかがでしょうか?

「かけはし」か「労働者の力」で宮台批評に取り組んでくれないかな・・・

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(無題) 投稿者:主体思想学会  投稿日: 8月30日(金)06時07分03秒

>むしろ当時の「党是」と言ってもいいくらいですから、そのように望
>んでいない人はそもそもこの「党」に結集はしなかった筈。

第四インターの党是は社会主義を目指すということではなかったのでしょうか?
成田闘争がどうして社会主義革命に発展するのか、その理論的つながりがよく分かりません。
成田闘争は農民の土地を守る闘争ですよね。
一方、日本で社会主義革命が成功して、ソホーズなり人民公社なりを設立することになったら、社会主義者は農民の土地を奪う側になるんじゃないかと思うんですが・・・

>主体思想学会さんが書いたURLの「労働者の力」紙にあるように、分派形成などの自由などが
>保障されつつも一枚岩的要素が色濃かったということでしょう。

そのページを読むと、「そもそも同盟規約は六〇年代の日本共産党の規約を参考にしたように、」とびっくりするようなことがさらりと書いてありますね。トロツキストの党の規約がスターリニストの規約を参考にして作られていたとは。

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野次馬様 投稿者:イレギュラーず  投稿日: 8月30日(金)00時09分42秒

>『カオスとロゴス』誌上で、本人が回想的な記事を載せていて・・・
これは、私知りません。が、私にとって「突然」世界革命紙上に登場したことや早稲田大理工学部内で開かれた学班協の学習会?(記憶があいまい)で村岡氏をはじめてみた記憶しかありません。

「党内党」という位置付けをしているのですね、村岡氏は。ただ「稲妻」としての印刷物を見たことはあります。またそれらの中での初出は「世界革命紙」というのはみたことがあります。すみませんが村岡氏についてはわかりません。

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