四トロ同窓会二次会 2002年11月7日〜10日

誰でも歓迎!何でも自由に投稿してください。投稿内容は過去ログに保存します。「赤色土竜新聞」その他に掲載する場合もありますのでご了承ください。
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テロの定義 投稿者:黒目  投稿日:11月10日(日)21時45分25秒

=アメリカ合衆国国家に認可されていない軍事行動の総称

・・・・と元を読まずに書いてみる(w

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(無題) 投稿者:お砂場  投稿日:11月10日(日)21時32分24秒

菊さんお薦めのサイト、「ブナの林便り」の今日のニュースに「テロの定義」募集広告ありました。元海兵隊員で津田の政治学の先生だったダグラス・ラミスさんが募集してます。賞金出るみたい。

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まあ、はっきりいって 投稿者:黒目  投稿日:11月10日(日)20時27分15秒

大衆運動を全然形成できてきていないのが、文化運動に見えてしまう要因ではないかと(w
欧米とかだとやはり状況は異なると思うんですが。
んでまあ、ボルシェビキズムを相対化する視座を提供する触媒の役割を果たせば、アナキズムという思潮の歴史的役割としては十分なのではないか、と思っています。

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アナどれない無政府主義 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月10日(日)19時48分23秒

noizuさん、詳しい説明ありがとう。!印刷!しときました。

マルクス主義者ーマルくずれには、やっぱり理解しにくい構造になっているような。マルだと、ある課題に対して、すぐどうゆう組織を作って戦うかと考えてしまう。私なんか、組織に弱い=なるべく分裂しないで、よく論議してみんなでやりたい、という方なので。それが政治だと思うので。マルくずれから言うと、失礼ながら、アナキズムは政治運動というより、文化運動にみえてしまうのです。
まあ、マルクス・レーニン主義の見直しのなかで、アナーキズムなどの良いところを取り入れて・・・誰かが・・いいものつくってくれればいいな・と・思う・・・今日この頃
ちなみに、カミさんは大杉がだーーいすきです。私は金子文子が普通にすきです。
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「日朝問題」と<歴史認識>シンポジウム 投稿者:猛獣文士  投稿日:11月10日(日)17時34分59秒

私もいきました(菊さんの書き込みで知りました)。

在日朝鮮人の金石範さんの説明は、大変、心情的に理解できるものでした。

植民地支配の責任をとらず、あるいは、在日朝鮮人に対する理不尽な扱いの責任もとらないまま、気の遠くなるような長い時間、知らぬ顔をしていたあげく、拉致問題が発覚するや狂ったように朝鮮非難にあけくれる日本に対する絶望的な気持ちというか、そんな気持ちを私は他人事でなく理解できるような気がました。

日韓条約での日本の立場は、植民地支配を「合法」とするもので、この条約は、後に日本がさまざまな戦後補償を請求されたときに、これを「解決済み」として拒絶する根拠となった条約だそうです。

理不尽な行為を「合法」という概念で正当化する日本側の立場を聞いたとき、南京大虐殺で、日本軍が中国軍の投降者を殺害したのは「合法」だなどという議論を思い出しました。これらは同一線上の発想ではないでしょうか。

菊さん、
また、このような集いがあったら紹介してください。

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ちょっとだけ 投稿者:noiz  投稿日:11月10日(日)16時26分02秒

あまりアナアナ言うのが気がひけるので少しだけ。

アナキズムに全体性はありません(笑)。ただ傾向性として前衛批判・全体主義批判という○○に対する反対、ということはあげられるのではないでしょうか。あとはバラバラですよ。一口に社会主義とか共産主義といっても色んな潮流があるのと同じことです。

理論的に簡単にやっつけるならば、

プルードン=アソシアシオンの自由連合主義、相互主義
バクーニン=即時武装蜂起&一揆主義、少数精鋭主義、集産主義
クロポトキン=無政府共産主義、反革命的祖国防衛戦争支持 (ワラ
個人主義=ばらばらなので理論的にまとめることは不可能?
アナルコ・サンジカリズム=サンジカ(労働組合)による自治管理
アウトノミア・アウトノーメ=自律主義、これはアナだけではなくマルキストのなかにも同様の潮流が輩出しましたが…
綱領主義アナキズム=アナキストも綱領を持たねば革命はできないとする、一方では「おまいらボルじゃん」と言われる一派 (w

などなど、といったところでしょうか。評議会主義や自治管理社会主義とも問題意識を共有する潮流もあるようです。

アナキズムはこうであらねばならないと思っていれば思っているほど、「他人のアナキズム」に対して難くせをつける傾向がややもとすれば出てくるのではないでしょうか。最初から我とは異なる潮流だと思っていればいいのに、肩身が狭いのか寒いのか知らないけど、てんでばらばらなはずなのに無理にまとまろうとして破産を繰り返してきたのが、ニホンで言えば、アナキスト連盟の歴史と言えると思います(ちみに戦前は他人のアナキズムが気に入らねえとゲバくりかえして凋落してます。アナキスト運動であれば内ゲバとは無縁という主張があるとするならばそれは謬論というべきでしょう)。

連合する必要性も内実もないのに、ガワだけつくってえばろうとするような権威主義的な根性は消えてなくなっちまえ! アナキズムだけでなくどんなところでも言えることですが (w

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うーん、 投稿者:noiz  投稿日:11月10日(日)15時52分22秒

Thoughtline は寡聞にして知りません。もしかして DOS で同名のソフトウェアがありませんでしたっけ?

レヴィのハッカーズは確かに面白いと思います。マニア的にさらに興味深いのが Jargon File ですかね ^^

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黒目さん、了解です 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月10日(日)14時10分40秒

黒目さんの考え方や雰囲気が、かの若者とすごく似ているように感じられたので。80年代頃から左翼がどうしようもなくなって、アナキズムの見直しやいろんなことの捉え返しが始まったんでしょうね。吉川勇一さんが書いていた、あの10・8でゲバ棒ももたず佐藤阻止のために、首都高速に寝転んだ「反戦行動委員会」はアナーキストだったのでしょうか・・。黒目さん生まれてないか・

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自衛隊の対テロ作戦 投稿者:小西まこと  投稿日:11月10日(日)13時12分04秒

 自衛隊と警察の対テロ治安出動共同訓練が始まるようですが、9・11事件以前から、ここ数年、この共同態勢は強化されています。70年安保以来、再び自衛隊の治安出動態勢が相当強化されているのですが、左翼も、マスコミも関心は今ひとつです。
 今年3月に、この現段階の内容を分析した本を書きました。参考に。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/shakai.htm

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あ、それは俺じゃないですね 投稿者:黒目  投稿日:11月10日(日)13時02分28秒

俺がいたのは若いのは俺だけだったのです(w
というか、ある学校のある戦線の名前を名乗って出席していた、という構造でした。

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黒目さん 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月10日(日)12時44分44秒

「そんなこと、どうでもいいじゃん」と言われるかもしれませんが・・・
アナログおやじは気になるので、最後にこれだけー
その市民運動は結局、オバさんジイさんたちと、若手に分裂しました。もちろん、20歳のさわやかな青年も私も後者でした。(私も今よりは若かった)その過程で、私は優柔不断でひとり「分裂はよくない」とか言っていたものだから、「事務所、金、名簿」の残務処理を離婚調停人のようにやらされた。という経過でしたが・・・違いますか・・・
若者「インターって、分裂したとき内ゲバなかったって本当ですか」
私「オレその前にやめちゃったから、でも体質的にそれはないとおもう
よ、個人的に感情的になって二三発殴った奴はいるかもしれねえけど」
こんな会話をよくしてました。

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ピョンヤン共同宣言 投稿者:Muu  投稿日:11月10日(日)12時16分45秒

民族中心主義は厄介な問題ですね。民族をどう捉えるかによって、大きく意見が異なることが想像に難くありません。

あと、菊さんはご自身は「ピョンヤン共同宣言」について、どのようなご感想をお持ちですか?

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スタンダード 投稿者:Muu  投稿日:11月10日(日)12時11分12秒

そうですね、私たちもともすれば自分のなかのスタンダード(価値観)で相手を判断することが多く見られます。自分たちのスタンダードに振り返らないところに、問題があると思います。
豪華な駅は、日本にも散見します。暗い車内に対して、明るく広告で溢れた欲望の広告塔のような車内がいいのでしょうか・・・などと、れんげさんのレス一つからでも、色々なことが疑問に思えます。折角、色々な場を実際に見ることのできる立場の人々が、そのような映像の使い方しか出来ないのは残念なことですね。
ところで れんげさんナホトカ以外に他の都市、たとえばレーニン廟は見に行かれたのですか?
素朴な疑問、あれってホンモノですか?

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昨晩のシンポジウムで 投稿者:菊  投稿日:11月10日(日)12時06分41秒

先日案内した「日朝問題」と<歴史認識>シンポジウムに行ってきました。何人かの論者がそれぞれの視点から報告したのですが、共通していたテーマはピョンヤン共同宣言への評価と拉致事件に対するメディアと日本国民の対応についてでした。

れんげさんの書き込みに関連していうと、興味深かったのが高橋哲哉さんが紹介した、1911年(日韓併合の翌年。昭和期に国家主義が日本中を覆った時期ではない)に河上肇が書いた「日本独特の国家主義」という論文についてでした。高橋さんによると、「日本人の眼中、心中、脳中、国家をおいて他になし。・・・国家を越える何ものも夢想せず」と川上は書いているそうです。「自民族中心主義」をどう克服していくのか、歴史的に問われている課題です。

ピョンヤン共同宣言については、65年の日韓条約方式で行うことに対する批判が集中しました。それはこの掲示板でもあまり触れられていなかった問題なので、改めて書くことにします。

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さっきTBSで 投稿者:れんげ  投稿日:11月10日(日)11時50分31秒

北朝鮮の取材映像を流してました。一瞬だけ、私が行ったときの同行者が映ってたような。
たぶんTBSの社員も、あのときまざっていたのでしょう。
豪華な地下鉄駅とか、暗い車内とか、核シェルター用にも造ってあるとか。切符売り場の窓口がひとつしかないとか。そんなのモスクワや北京の地下鉄に乗ったことのある人なら、なじみのことでしょう。
出演者たちがそれらを見て、嫌味を言っているのに、腹が立ちました。
旧東側の社会の様子なんか眼中にない、というか、全然知りませんね。これだけ多くの日本人が外国に行って見てきている時代だというのに。私がはじめて出た外国は、85年のソ連・ナホトカでしたが、当時はまだ「ソ連を見てきた」という報告には価値がありました。今ではロシアを旅してきたなんて話は珍しくありません。
どうして、単純に日本との比較だけで評価するのでしょう。というか無意識に自分たちの社会がスタンダードになっているのですね。

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菊さんへ 投稿者:Muu  投稿日:11月10日(日)11時22分13秒

いえいえ、「カッコウはコンピュータに卵を産む」はネットワーク捜査ものとして、私も面白かったですよ。ただ、当事者(主人公ストール氏)の怒りに感情移入ができなかったのです。
ところで「ハッカーズ」はお読みになりましたか?
あれは、人々とPCの黎明期の関わりを知る上で、是非ともお勧めです。
誰でも引き込まれると思いますよ。

「ソフトライン Thoughtline」については現代思想1989年6月号に奥出 直人氏が「コンピュータ上のソクラテス」という記事が紹介していました。レスを記述しているときに、ブレーンストーミングされた内容を整理してくれる、この「ソフトライン」というプログラムのことを思い出したのです。

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何か、本格的な議論でとても、ついていけないが。 投稿者:菊  投稿日:11月10日(日)10時53分39秒

Muuさん、クリフォード・ストールを早とちりで紹介した責任があるので、一言。

私は「カッコウはコンピュータに卵を産む」は、とても面白く読みました。ただ私の場合、ここに書いているように、政治活動という「前世」がありますから、飯のタネとなった「現世」も「前世」と無縁でないのだ、という個人的感慨からです。

それにひきかえ、「インターネットはからっぽの洞窟」は全然面白くなかった。読んでいてのわくわく感もなかった。自分にとってはすでに知っていることが多かったかもしれない。

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C・ストール 投稿者:Muu  投稿日:11月10日(日)03時45分43秒

私は『インターネットはからっぽの洞窟』も同じく『カッコウはコンピュータに卵を産む』共に馴染めませんでした。なんだか硬直化した倫理観、いえ正義観といいましょうか、その価値観を前提に語っていて、多様な可能性をまるで否定しているようにも感じました。
彼が『カッコウはコンピュータに卵を産む』の記述のように、あれほど執拗にハッカーを追う執念はどこからくるのかなどと、思わず考えてしまいます。
私からみてC・ストール氏はハッカーと本来指すべきPCの可能性を夢見た人々の、アンチ的存在にも思えてなりません。
ところでnoizさんは技術にお詳しいそうですね。RFCが無ければこれほど発展しなかったというのは確かですね。如何にコンセプトが素晴らしくても、それを実現する技術が伴っていなければ意味をなさないことも理解できます。私は個人的にどうしても技術よりコンセプトに目が行ってしまします。もともと技術者ではないからだと思いますが・・・。
ちょっと、質問です。「ソフトライン Thoughtline」について、かなり昔に興味があったのですが、今はどうなったのでしょうか?
日本ではそれに代わる研究やソフトウエアなどが存在するのでしょうか?
発想支援システムで、結構面白い開発だと思ったのですが。
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The Internet の発展形態 投稿者:noiz  投稿日:11月10日(日)03時17分36秒

かつて(1992)神戸で開催された INET92 において、MIT の David Clark
の発言にインターネットの発展形態の特性がよく現れていると思います。
それはそのままネットワーク技術者たちの流儀だったと言われているし、今でもそうでしょう。

"We reject kings, presidents and voting; we believe in rough consensus and running code"

「私たちは王、大統領、投票を拒絶する。私たちは大まかなコンセンサスと現実に動いているコード(プログラムのコード)に信を置く。」

この言葉は、インターネット(の技術世界)が自律・分散・協働の世界であると言われることの、一つの根拠となっていると思います。

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う〜む 投稿者:黒目  投稿日:11月10日(日)03時10分24秒

確かに俺は80年代末に20才ぐらいで、ある市民運動の会議に出席していましたが・・(w
まあ、あの頃はそういうタイプは結構、あちこちに居ましたけどね。
アナのマルクス主義への批判というのは、単純に、「マルクス派の方針では結局の所、国家を強化し、永続化するものである」という批判、これが全くそのままその通りになったじゃねーか、という話です。後は、「権力」というもんを中心的な課題として据え付ける考え方ですね。
で、その他の部分については、「ひとりひとり違う」と言えば聞こえはいいですが、実態的には「てんで勝手な事いっている」という状態だったのではないか。プルードン以来の伝統で、なにやら「来るべき新世界」の構想を延々と書くという作風がある訳ですが、あんなん、「ガリバー旅行記」なんであって。そもそも「どのような社会を形成するか」なんてのはその時の民衆が考えて形成するもんで、「過去の偉人」の作文の通りの社会を建設する、なんてのはすんげえ権威主義ではないのか、と(w)。まあ、19世紀の人々のユートピアイメージを見るという事では面白い読み物ではあるのですが。
で、俺はその辺で投げちゃったので、アナキズムの理論なり全体性なりとかはnoizさんの方が圧倒的に詳しいので、ひとつよろしく、と押しつけてしまいます。(w

で、宗教性という話ですが、前提として、マルクス主義の宗教性というのんがある。
党への帰依、党の理論への帰依により、人はマルクス主義者になり、信仰体系を受け入れる、という構造が永きにわたって存在したと思います。
で、この構造こそが党独裁という結果を肯定させてきた。
ここで、アナキズムというのはマルクス主義の一神教に対して、多神教の構造を提示することで批判してきたと思うのです。ここで、マルクス主義が生み出してきた害悪を批判する視座を、たしかにアナキズムは持った。しかし、所詮は宗教、主義への「帰依」という構造はそのままであり、党という本山を持たないだけの話、隠し念仏として秘教的に受け継がれるうちに、アナルコキャピタリズムといった異端も生まれ、てな塩梅ではないかと思います。
んで、まあ、俺としては、「信仰捨てろ」と。「自分で考えて自分で行動しろ」てな塩梅の運動の方向へと向かった訳です。これは結局、全共闘の頃からノンセクが普通にやってきた事である訳ですが。

で、「非暴力」ですが、やってる人たちは「主義」だ、と言いますけどね。
俺には「戦術」にしか見えないです(苦笑
まあ、戦術としては非常に有効だと思いますし、ええ事やってはるし、いい人多いし(w
文句をつける筋合いは全く持ちませんが。

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The Internet 投稿者:noiz  投稿日:11月10日(日)03時00分02秒

The Internet は、RFC がなければこれほどまでに発展していなかったと思っています。結局、DARPA/ARPAnet 時代に、実際にネットワーク技術が公開されていったのは、この「コメントを求む(Request For Comments)」というやり方(コメントを求める当の対象として国防総省予算のもとにつくった「技術」についての文書を公開してしまう)があみ出されたおかげだと言っても過言ではないと思います。誰もがコメントを付けることのできるという(つまりそれはリソースの公開が前提になっている)、「情報の公開と共有」の実践の雛形がつくられた時点で今日のインターネットの発展の基盤が与えられたわけですが、そうした精神がのちにIETF や IRTF といったインターネット技術の標準を策定するための組織にも受け継がれていった歴史はやはり看過することはできないでしょう。

「インターネットはからっぽな洞窟」という名文句であるとともに迷文句である言葉を残した Cliff Stoll が批判する内容は、ある意味で見当外れであるように思われます。彼が批判したものはインターネットという環境を媒介にした情報資源の質、あるいは環境の利用法についてであって、環境そのものへの批判とはなりえない問題のたてかたから出てきたものであったからです。Cliff は「クラッカー」(彼自身は hacker という言葉を使用しているようですが、言葉本来の意味を尊重して言い換えてきおます)との追跡劇をひくなかで、インターネットはコミュニティである、しかしそこには「本当に役立つ情報はめったにお目にかからない」と断じていますが、彼が「めったにお目にかからない」と断じた舞台はそもそもインターネットという技術環境そのものというよりも、その環境を基盤にして成立している各種のコミュニティ(それはたとえばウェブ掲示板であり、電子メールであり、メーリングリストであり、ニュースグループである etc)でした。また、「めったにお目にかからない」という判断は彼の価値観によるものであって一般性を持った立論にはとうていなりえないものであることも指摘しなければならないでしょう。

「インターネットはからっぽの洞窟」というよりはむしろ、「インターネットが提供する技術を利用する情報コミュニティは何でもござれのるつぼ」と表現すべきではないかなーと思っています。どんなものが有用かという基準が人によって異なるのは当然のことですから。(※「ハイパーテキスト」はウェブサイトの爆発的な普及を用意したとても重要な概念であり実装となったわけですが、それはインターネット・コンテンツを構成する一部であり全部ではありません。そもそもそれは HTTP というプロトコルが前述したやり方を通じてつくられていなければ誕生しなかった。)

脱線したので戻しますが、インターネットという技術の発展の基礎には「公開と共有」という作法があったわけですが、あえて特定の個人に象徴させるなら、その作法を研究の現場に持ち込み多くの技術者に支持されたJohn Postel(故人)もまた、インターネットとともに語られるべき存在としては欠かせない人物の一人であると思います。(RFCというアイディアを考案し最初にそれを書いたのは Steve Clocker であり、その即席編集者となったのが John です)

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はてなさんへ 投稿者:Muu  投稿日:11月10日(日)02時34分11秒

因みに私が言いたいのは「米国も軍事縮小しろ」ということです。
あれだけ、強大になる必要性は無いでしょう。
あれじゃ、他国に対する軍事的煽りです。
>いまだに明治憲法が継続していたのでは?
維持されているかもしれないし、とっくに日本の国民の経済的・人権的要
因で反発が起こり崩壊しているかもしれませんよ。
また、アメリカの攻撃が無くても、タリバン政権が今後どうなったかわかりませんよ。

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黒目さん 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月10日(日)01時41分21秒

80年代末の数年間、ある市民運動に参加していたのですが、同席していた20歳位のアナを研究していた若者が、もしかしたら黒目さんではと思いつつ少し書いてみます。
私は、インターを離れてから日本近代史の学習をひとりで細々と始めました。(古典の学習でないところが私)もともと、自由民権運動や田中正造に興味は持っていたのですが。断片的で大雑把な結論的感想は
共産党=救いようがなくどうしようもない、結成からコミュンテルンの強引な指令で、あとは誰が「お墨付き」をもらうかに終始。
それに比べて
アナキズム=幸徳、菅野、古河、内山、大杉、野枝、金子文子、石川三四郎、とにかく魅力的な人たち、アナが主導した大正労働運動、「総連合分裂」はアナが正しいのではとおもいます。それと、最後まで田中正造と鉱毒事件に付き添ったアナキスト
でも、全体が分からない、流れが分からない。結局理論も捉えどころがない。それで、20歳の若者に聞くと「アナキズムはひとりひとり違うんじゃないかな」ということで
そこで私はとまっています。
黒目さんが言っていた、宗教化というのはよく分かります。石川なんかそれが著しいですね。
マル批判以上のものがない、これも理解できます。
マルクス主義に対するアナの批判は正しい。−これは理論上のことでしょうか。

結局、私の結論は「魅力的だけどよくわからない。」ということです。全然、かみあわないかもしれませんが。あと「非暴力直接行動」は「主義」でしょうか。
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イラク攻撃 投稿者:はてな  投稿日:11月10日(日)00時55分53秒

アメリカ帝国主義性悪説の立場に立てば、攻撃反対なんだろうが。
先のアフガン攻撃の事後評価はどうなっているか?
他国への独善的判断に基づく攻撃は、一般には許されないが。
現時点にいたり、アフガン国民は、タリバン政権の継続の方が良かった、
と思っているのだろうか?

自国日本に置き換えると、先の大戦で米国の攻撃で軍国主義政権が一応
崩壊した。もしも崩壊していなければ、(仮定の話だが)いまだに明治憲法が
継続していたのでは?

大戦で日本国民は、大きな犠牲を払ったが、その代償として、
不十分ながらも戦後の自由と民主主義を得た。

アフガン攻撃、今後のイラク攻撃について感じた事です。

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これはちょっとすさまじい事態ですね 投稿者:黒目  投稿日:11月10日(日)00時03分30秒

>自衛隊・警察共同訓練

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ジョゼ・ボベさん、テレビに出てました(^^) 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 9日(土)20時47分58秒

一昨日だったかな?BSチャンネルで、集会の模様を紹介し、ジョゼ・ボベ氏の主張内容もかなり好意的に紹介し
インタビューもやってましたよ。NHKにしちゃめずらしい。
でも三里塚に行って横堀団結小屋にのぼったことまでは報道してなかったな(^^)
http://www.jrcl.net/web/frame118e.html
http://www.jrcl.net/web/frame118k.html
http://www.jrcl.net/web/frame118g.html

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対イラク国連安保理決議 投稿者:Muu  投稿日:11月 9日(土)17時43分08秒

しかし、アメリカのような強引な国がある以上、この時代で「民主主義」なんて、限界だらけな空文句と感じます。民主主義を唱えるなら、まずイラクに武装解除を求める前に自分の国から武装解除しろよ、と思います。(昨今の多数決絶対-「民主主義」の悪弊を感じる私です)

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いろいろ雑多なこと 投稿者:イレギュラーず  投稿日:11月 9日(土)16時59分10秒

「もの食う人々」ですね。あと「自動起床装置」でしたか?

新時代社のHPに、ジョゼ・ボベさんの集会報告が載ってますね。昔の同窓生の名前も出ていました。
ジョゼさんの不当判決で日本での日程が大幅に変更になり、仙台での集会がキャンセルに・・・
報告を見ると、さまざまな取り組み方があったようですね。

ネットといえば、今月「IT革命と労働運動」ということで佐々木力氏が、仙台に来るようです。電通労組主催、宮城全労協後援です。

それにしても、「クローズアップ現代」にボベさんが出たことだありました。ビデオに撮っていたはずですが、何かの時に消してしまった・・・。
再放送されないかな。

どなたか、東アジア反日武装戦線関連のことをチラッと書かれたと思いますが、荒井まり子さんの「子猫チビンケとジシバリの花」でしたか、昔読みました。

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11月18日に治安出動訓練 投稿者:LPG  投稿日:11月 9日(土)16時58分06秒

   18日共同図上訓練 自衛隊と道警 工作員上陸を想定

防衛庁と警察庁は八日、治安出動を想定した自衛隊北部方面隊と道警の共同図上訓練を、18日に道警本部で行うと発表した。自衛隊、警察の共同訓練は戦後初めて。

武装工作員など警察の対処能力を超える事態に備え、治安出動した際の両組織の連携や連絡のあり方を探る。両庁は来年以降、他の都府県でも図上訓練を実施し、これを終えた地域では、共同実働訓練にも踏み出す方針だ。

図上訓練は北部方面隊、道警からそれぞれ防衛部長、警備部長ら約二十人ずつ参加、十八日ほぼ丸一日かけて行う。「機関銃、ロケット砲など強力な武器を持つ武装工作員らが道内の某地点に上陸した」というシナリオに基づき、武器の状態や人数の把握といった初期段階から、住民保護、重要施設警備、工作員鎮圧など最終段階まで、時間経過に応じて、両組織の役割分担や相互連携を検討する。

防衛庁、警察庁ともに詳しい訓練の内容については「防衛と警備に関する機密だ」として説明を避けている。自衛隊の治安出動は自衛隊法七十八条などで規定され、警察で対応できない緊急事態に内閣総理大臣の命令で出動できる。 (11月8日 北海道新聞朝刊より)

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ハイパーテキスト 投稿者:Muu  投稿日:11月 9日(土)16時35分48秒

『カッコウはコンピュータに卵を産む』のハッカー追跡の当事者であり著者でもある、クリフォード・ストール氏は『インターネットはからっぽの洞窟』でインターネット批判していましたが、今はどうなんでしょう。やはり、インターネットを含めネットは便利ですよね。
(インターネットが普及する前は、パソコン通信と呼ばれる、アングラも含めローカルネットワークが数多く存在しました。)
私にとってインターネットは1963年にネルソンが提唱した『ハイパーテキスト』構想の実現に、近い存在に思えます。「ハイパーテキスト」は簡単に言うと文書から順列を取り除いたもので、言葉など縦横無尽なリンクという結合によりに、人々が必要な情報を効率よく入手できるシステム構想です。
(もともとヴァネバー・ブッシュの『われわれが思考するごとく』に触発されたようです)
彼はまた、1974年の著書『コンビュークリブ』で個人が所有するPCによって、知識や情報の全世界的な共有化により、一部、特権的階層の知的情報手に入れることにより個人の解放を示唆したものです。

とはいえ、私がコンピュータリブということを初めて知った書籍『ハッカーズ 』スティーブン・レビー著がPCの生誕を知る上で、理系でなくとも物語としても面白くお勧めです。

もう一つ
黒目さんの心の奥には、もしかして「パンク-ロック」=「体制への反骨」の精神があるのですか?それならば、なんとなく黒目さんの掲示板とかに対する姿勢も理解できます。
>80年代末に物心付いた世代としては
想像していたより若そうなのでビックリしました。
(60年安保や六全協、世代なのかとふと思ったこともありました・・・少なくとも私より若い・・・ショック(>_<))
SEX PISTOLSのシド・ビシャスがDRUGのオーバードーズで死にましたが、ところで、運動なされている方は、お酒やタバコ、DRUGなのどに対してどのようにお考えなのかなとよく思います。
まぁ、人それぞれとは思いますけど・・・。
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パンクではじまるアナキスト(笑) 投稿者:noiz  投稿日:11月 9日(土)14時38分43秒

けっこう多いのではないかと思います。最近ではめっきりすくなくなってしまったけど、CRASS、CONFLICTといったアナキズムを主張するアナーコ・パンクスには随分(勝手に)お世話になりました (笑)。

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なるほどー 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月 9日(土)13時57分55秒

「閉じたネットをつなぐ=開く」ということですねー
よーく、わかりました。(キクさんのは、ちとむずかしかった)
さらに、表題がインターネットとインターの(あか)メットをかけてるなんて、
さすがですーーーいずみさん
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The Internet 投稿者:いずみ  投稿日:11月 9日(土)13時27分01秒

インターネットはインターネットなので、それ以上略しようがないです。。。
語源としてはもちろん、個別の「ネット」を超えて「ネットどうしをつなぐもの」ということです。大雑把に言えば、大学や研究所にあった、閉じたネットを、組織・物理的敷地の枠を超えてつないだ、ということです。ダイヤルアップが個人普及した後にインターネットに接続している人にとってはこの語源はまったく意味不明ではありますけど。。。

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「ネット」じゃないですか?>略語 投稿者:黒目  投稿日:11月 9日(土)11時16分58秒

以前、「インターネットをする人」の意で「インターネッター」という語を開発したのですが、全く拡がらず。(w

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敵の武器であり、われわれの武器でもある 投稿者:菊  投稿日:11月 9日(土)11時14分31秒

「インターネットなんて、何の役に立つの?」という声が出るたびに繰り返している説明で、条件反射みたいに出てしまうのです。早とちりは、どうもすみません。

まあ、飯のタネでは「敵の武器」の面しか考えていないので、その欲求不満をどこかで解消したいということでもあるのですが。

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菊さん 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月 9日(土)11時03分54秒

詳しい説明ありがとうございます。
でも,フフフ・・、私の聞きたかったのは、「インターネット」とか長いカタカナ書くの大変だから、「IN」とかでいいのかなと・・・・話はむずかしい・・・
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「キューポラのある街」、続 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月 9日(土)10時55分21秒

年寄は、断続的におもいだす。
早船ちよさんの一番書きたかったことは、思春期の自我の確立=心と身体の成長でした。その中で、「初潮をだいじなものとして、どうしても描きたかった。」と言ってました。60年頃の話ですから、児童文学で性の問題を取り上げてセンセーショナルだったようですが、思春期のこどもをもつ母親たちに「よく書いてくれた。」と言われたそうです。
映画では、ジュンが土手を走っていて、急におなかが痛くなりしゃがみこむ、・・・あとおぼえていない・・・ビデオをかりてくるか・・・

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ワタクシの場合はSEX PISTOLSで(w 投稿者:黒目  投稿日:11月 9日(土)10時44分11秒

「ああ、アナーキストになりたいなあ」てな歌があったもんで・・・楽しそうだなと(w
でまあ、俺はアナキズムから基本的なところで大きな影響を受けているのは受けていますが、現在は「なんとか主義」を全部捨てて、ただの戦争反対主義者、天皇制反対主義者、という立場です。
80年代末に物心付いた世代としては、「マルクス主義という問題をどう考えるか?」というのんがありまして、で、アナキズムが100年前からやってきた批判が、全面的に正しいじゃないか、という事で、えれえ影響受けた訳です。
しかしながら、アナキズムにマルクス主義批判以上のなんかがあるか、というと、なかなかキビシイと言わざるをえんとか、ある部分においてはマルクス主義よりも宗教化がイチジルシイとか、そおゆうのんにまともに取り組みつつアナキストであり続ける事の意味があるのか、というと、「ない」という結論が・・・(w
民衆的立場で戦争に反対するとうとこだけがあったら、あえて偏狭な「主義」とかに入り込んでいく理由なんかどこにもないのではないか、と今は思っています。

というか、俺の誰にでもすぐに論争ふっかけていく態度って、ネット的には結構、忌み嫌われてると思うんですけどね(苦笑
まあ、これは間寛平みたいな感じで「ワシは止まると死ぬんじゃ!」みたいな塩梅で。

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らんそのへい 投稿者:菊  投稿日:11月 9日(土)10時38分52秒

そうですね。平和ボケさん、思い出しました。
松下さんたちは裁判に負けた時に裁判所から飛び出してきて判決を伝える垂れ幕で、「あはは、負けた、負けた」と書いたのでしたよね。あの垂れ幕は今や官許になっているのに、裁判所はその内容に怒って垂れ幕を取り上げようとした。権威に対する根底的な挑戦を感じたのでしょう。そういう感覚が大切なのだろうと思います。公判廷で乱闘ではねえ、ましてやヘソ出しレベルではあまりにもセンスがなさ過ぎる。

インターネットはもともと、60年代末のソ連の核攻撃に備えたアメリカ国防総省の「分散ネットワーク研究」が起源です。つまり、核攻撃でどこかの都市が壊滅しても生き残れるように、ネットワークとネットワークをつないだ。ですから、最初はDARPA(国防高等研究計画局)NETといった。その後学術用になって、D(Defence)がとれてARPA・NETになり、ネットワークのネットワークという意味で、Inter−Netになった。

「カッコウはコンピュータに卵を産む」(草思社)という90年代半ばのアメリカのカリフォルニア大学にいた研究者が書いたハッカーを追跡した本があります。そのなかにはARPA・NETの研究者の中のSWPのメンバーや反戦活動家のことを記述した部分があります。ARPA・NET時代になると、研究の中心がシリコンバレーだったこともあって、ヒッピーの流れをくむ反戦活動家的な人も多かったようですね。

今でもシリコンバレー地域であるバークレーを地盤にして、バーバラ・リーさんは当選していますし、この間見たチョムスキーのパロアルト(シリコンバレーの中心でインターネットの世界的拠点)での講演ビデオには、若い人から年配者まで大勢の人が映っていました。↓この団体です。
http://www.peaceandjustice.org/
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そうだ、「狼煙をみよ」だ。 投稿者:菊  投稿日:11月 9日(土)10時11分02秒

アラブ復興車界党さん、ありがとうございます。

「久さん伝」もよいですね。松下さんの小説を読んでいると、歴史の中に埋もれた人の声や息づかいがそのまま伝わってくるようです。

「私兵特攻」はポツダム宣言受諾後に特攻攻撃をさせた宇垣纏司令官と特攻隊の隊長だった中津留中尉にスポットをあてた小説(敗戦を知った宇垣が兵を私的に道連れにして、自決特攻をさせた。その意味での「私兵」)ですが、最近城山三郎さんが同じ問題をテーマに小説を書いています。まだ読んでいないのですが、読み比べてみたいと思っているところです。

お砂場さん、
時代というか、青年期を迎えた時期の時代状況や環境は非常に大きいと思います。息子は70年代半ば以降の生まれですが、小さい時に三里塚や集会に連れて行かれたり、ひとりで留守番をしていた時の記憶があって社会運動に理解は示すものの、当時の話は「いい加減にしてくれ」となります。話をしていても、社会と自分、社会的存在の中の個人というようになかなかなりません。個人対個人にどうしても、なってしまう。とらえ方が「私的」なんですね。

しかし、生まれ育った時代にすべてを帰結させてしまうのも間違いだと思います。聞きに行ったことはないのですが、辺見庸さんの講演会には若い人がとても多いと聞きました。彼はアフガニスタンでアメリカ軍が投下したクラスター爆弾の破片を参加者に触れさせながら、現在の問題を語り、そこから歴史にさかのぼるようです。

そうした実体験から始めて、自分なりの考え方(究極的には思想)を打ち固めていくことが必要だと思います。そう考えると、私たちが20代の頃(今から30年近く昔ですが)の方が今よりも、物事を一面的に決めつけたり、勝手な思いこみをしたりすることが多かったようにも思えます。今の方が、実際の経験にもとづいて多面的に捉えることができるのではないでしょうか。

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インターネットって 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月 9日(土)09時43分06秒

略語は何でしょう。インターネットってすぐ調べられんですね。「松下竜一・全仕事」、解説は、いろんな運動もしてる山口泉さんという小説家でした。解説は、いつも相当手厳しくて、松下さんの弱さをついています。松下さんは、その批判を楽しんでいるふうもある。私は、その弱さが好きだったりしています。一番はやっぱり「豆腐屋の四季」ですね。短歌はよくわからないけど。あと「豊前環境権裁判」は楽しそうな運動ですね。当時、「そんな裁判勝てるわけない、負けたら悪い判例を残す。」−−これを、法律専門用語で「濫訴」=「らんそ」というらしい−−まわりの批判をものともせず、10人位で「本人訴訟」に踏み切り「われら、らんその会、」として型破りな裁判をはじめる。弁護士がいないから、「司法の常識的な運営」は無視、内容は忘れてしまいましたが、例えて言えば、「法廷で歌や踊りもやってしまう」というようなもので、相手側弁護士はもとより、裁判官もまきこんでしまう。こんな感じでした。当然、裁判は負けるわけですが、今では、「環境権」なんて、当たり前になっていますね。
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松下竜一氏の著書 投稿者:アラブ復興車界党  投稿日:11月 9日(土)08時56分33秒

>菊さん
「狼煙をみよ」だったはず。

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(無題) 投稿者:お砂場  投稿日:11月 9日(土)07時31分25秒

黒目さんてアナーキストなのですか?あの大杉栄さんとかのかな。
プルードンではじまったあれですか?世界史に載ってたけど。
みんななんでそうきちんと思想を持つようになったんだろう?問題意識の違いかな、環境かな、頭かな。70年代生まれだからとかは理由にならないですね。

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松下竜一、好きだなあ 投稿者:菊  投稿日:11月 9日(土)06時41分09秒

以前から単行本で結構読んでいたのですが、河出書房から「作品集」が出て、子ども向けの部分以外は全部読みました。

特に印象に残っているのは「砦に拠る」「私兵特攻」、東アジア反日武装戦線関連(タイトルを忘れた。ホントに物忘れが多い)、そして「豆腐屋の四季」でしょうか。
東アジア反日武装戦線の人たちを描いた小説は、とても純粋な(当時の私たちと同じような−ちょっと恥ずかしいですね)青年たちが爆弾闘争に入り込んでいく状況がよくわかります。私は短歌が好きなので、「豆腐屋の四季」もいい。

とてもやさしいですね。人に対しても、文章も。ああいう文章が書けたらいいなあ、と物書きの端くれとしていつも考えているのですが−−−とても無理のようです。

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わーアイドル登場 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月 9日(土)01時53分41秒

黒目さん、アナーキストなんですか、心情的にはあこがれます。おいおい、おせ−てください。
いまは、ぼーっとしてるので、ひとつだけ

私、松下竜一すきなんですが、全集の解説してる人ー名前が出てこないーが書いていたんですが、
「昭和天皇が死んだ日に、菅野すがの墓に一本ずつ赤いバラ供える」ということをやったって本当でしょうか。行きたかった、見たかったな
ー・・・それぞれが、ひとりずつ、天皇が死んだことを確認して、一本のバラをもって・・・
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ブランキー堺とかそおゆう・・・・ 投稿者:黒目  投稿日:11月 9日(土)01時23分52秒

三次会は単にものすげえヒマな奴同士の話になっちゃってる結果、異常に早いだけなんじゃないかと思います。(w

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横井さんのこと、のようなこと 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月 9日(土)01時13分42秒

横井「中核なんか、前進と歴選しか読んでないんじゃないか。」
私「うー、党宣言と、賃労働と資本はいちおう・・・」
横井「ちゃんと自分で学習しなきゃな・・・」
・・・・・・歴選=「歴史選択としての70年闘争」北小路敏・当時の中核派の「毛語録」?のようなもの・・相当売れた・・・

横井さんはヤジも理論的?だった。
たしかプロ青の発言に「おまえらなーブランキストなんだよ!」・・私、隣のやつに「ブランキストってなに」・・、隣のやつ「わからん!」・・・、みうちに分かるヤジじゃないとねー

ある地区で先輩に、レーニンとトロツキーの違いを聞くと、私とおなじタイプのFさんは「レーニンが横井で・・、トロツキーが国富かな
あ・・・、レーニンは内心、あのメガネのインテリチックなトロツキーがきらいだったんじゃねえかなー・・・」

かくして、私は、横井の教えにそむいて、経験主義者になりました。

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ふうーー 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月 9日(土)00時02分02秒

今晩、まっぺんさんへの荷作りをして肩がこって、頭がまわりません。22kgもありました。

れんげさん、TAMO2さんの書き込み、面白いですね、れんげさんが撮ったビデオみたいな。私の知人の話では、個人旅行なら、案内人にソデノシタがきいて多少は公式的でない所も見られたようです。日本人や日本の左翼には、にがてなことですが。
・・・電気のはなしも、日本とくらべて、なんて、バカですよね。

まっぺんさん、掲示板に参加する初心者の心得を、おせーてください。二次会と三次会の違いは?
私、ひそかに黒目さんにシンパシー持っているんですがーすぐファンになるー三次会のスピードには、はいりきれません。まっぺんさんの「論文」もなくなっているようです。
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社会主義国の電力事情 投稿者:れんげ  投稿日:11月 8日(金)23時35分25秒

朝早くから人々が動き出し、夜は早くから暗くなる(電気を消す)のは、どの社会主義国でも同様でした。ただ、ピョンヤンやケソンでは街灯まで消していましたから、電力事情が逼迫していたのは事実でしょう。ロシアからの安いエネルギー供給が絶たれてしまったのですから。
ピョンヤンの巨大な建築群は、確かに「見せる」ためのものではなくて、ソ連の街づくりにならっただけのことでしょう。豪華な地下鉄も同様です。旧社会主義国に共通する風景を知らずに、「だから北朝鮮は・・・」と言いはじめるのは誤解・偏見を広めると思います。

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それから、とくダネ(フジTV)で気になったこと 投稿者:TAMO2  投稿日:11月8日(金)23時04分01秒

 北朝鮮の家が、夜9時になったら電気を皆消すさまを見て、「電力事情逼迫云々」と言って
いましたが、例えば中国なんかでも同様のことが行なわれています。蘇州では、外国人の宿泊
するホテルや、一部街灯、夜も動く工場などの一部を除き、夜9時には殆ど真っ暗でした。大
体、先進国を除いては、電気は高価なエネルギーです。節約するのは当然です。

 日本が異常なほど、無制限に電気を消費できるだけかと・・・・。

 小さなことですが、イメージ宣伝かな、と。

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友人の北朝鮮訪問の感想 投稿者:TAMO2  投稿日:11月 8日(金)22時59分09秒

1996年頃に訪問した友人の感想です。ご参考まで。

−−−−−−−−−

幾点かかいつまみますが、概して案外と普通の国と大差ない印象です。
しかしながら、私ら夫婦2人に対し、ドライバー含め現地人3人がガイドとして同行しました。

@電力不足のため平壌市内の街灯が全部消えていて(95'か96'から)、
首都とは思えないほど夜は暗いです。ただし、重大な犯罪はほとんどないとのことです。
また、車が妙に少ないです。歩いている人が多いようです。
”平壌は外国人向けに立派に作った街並みのため、人の気配や生活感がまるでない。”といった情報は、恐らく西側の意図的な大嘘です。
ただし、社会主義国家独特の街並みではあります。つまり、建物に色気はまるでありません。
ちょっと気のきいた建物はどれも外国人が泊まるようなホテルでした。

Aあるていどコースが設定されているようで、色々予定外のことも聞いてみましたが、
ハッキリ断らないのですが、なんやかんやで結果的に拒否されます。

B平壌を出る日に雪のため大幅に飛行機の出発が遅れました。
なにやら女性の空港職員が拡声器で話しているので、何らかの情報と思い、
近くの在日朝鮮人旅行者に訳してもらったところ、
『偉大な指導者は、こういうときは冷静になれ、と言っている。』とのことでした。

C学校訪問しました。たかが私達如き物への歓待ぶりに驚きました。

とりあえず一般的な旅行者的情報を書きました。
また思いついたら報告します。

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北朝鮮訪問 投稿者:れんげ  投稿日:11月 8日(金)22時47分25秒

菊さんに紹介していただいた訪問記を読みました。
http://www.asahi.com/column/aic/Wed/d_sunayama/20021030.html
冷静な観察力でよく書かれていると思います。最近の洪水のような北朝鮮批判のなかでは、あたりまえの人間としての生活・生き方の共通点を紹介することも大切なことだなあと自戒いたしました。ピョンヤンで見かけた風景は、砂山さんの書いているとおり、ごくごく普通のものです。
入国時に印刷物などの持ち込みを禁止されたとありますが、私たちのときは持ち物の検査などはいっさいありませんでした。集団行動を守っているかぎりでは、カメラ・ビデオなど撮影の制限も驚くほどありません。開城(ケソン)から板門店までバスで向かったのですが、私はその間ビデオを撮りっぱなしにしていました。ずっとバスの窓越しに、ケソンの街を出るところから、対戦車障害物の列や鉄条網を越え、丘の上の監視哨所までビデオにおさめて撮っていたのですが、何も言われませんでした。(気づかれなかっただけ?でも、ビデオカメラを持った日本人がうじゃうじゃ乗っているバスですから、想定しないことではないでしょう)
砂山さんの記述にあるピョンヤンからケソンまでの高速道路を、私たちも行きました。3時間ほどの行程だったと思いましたが、私にとってショックだったのは、その間すれ違った対向車が4〜5台くらいしかなかったことです。これはどういうことだろう。首都と第二の大都市を結ぶ交通幹線を走る車が、ほとんどない、ということです。
また、林や森がまったくありません。みわたす限り、地平線まで、走っても走っても、森らしきものが見えない。山はみんなハゲ山です。それが3時間。そのことを気にしたり、説明した本などあれば、どなたか教えていただきたいのですが・・・また「異常な」面に立ち戻ってしまいました^^;)
市民との交流の話ですが、ひとつだけ。
とにかく勝手に接触することはできませんでしたが、ホテルの土産物売り場を物色していると、現地の人らしい何人か(ホテルの従業員でも旅行の随行員でもない)もその場にいました。言葉はわからないのですが、しきりにビデオテープを指さして薦めているようでした。「民族と運命」という題の30巻ぐらいあるシリーズです。素直にしたがって一本購入して持ち帰りました。これがなかなか良かったのですね。北朝鮮と日本に跨る母娘の愛憎のドラマだったのですが、人間の心の襞や機微など、繊細に描き込んだ秀作でした。こういう作品を作れる人々が北朝鮮にはいるんだな、ということが確認できたことが、またそれを外国人の私たちに薦める市井の人がいるんだな、ということを発見できたことがあの時の旅の最大の収穫だったでしょうか。
まだまだたくさんありますが、とりあえず。
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日帝まんが 投稿者:臨夏  投稿日:11月 8日(金)22時28分08秒

『南京ロードに花吹雪!』なんかどうでしょう。
タイトルが好きなもんで、よう、とある街(上海ではない(笑))の南京路で、
花を吹雪かせたものです(^^)
作者忘れたなあ〜、花ゆめ系、森脇ますみやった??
戦前の上海で、新聞記者とか特務とか上海人ジゴロ青年が絡むおはなし。

『イエロー!』もどうでしょう、かわぐち海自です。
これも戦前の上海で、特務とか中共ゲリラとかが絡む。
戦後篇もあったな。

『虹トロ』は大好きです。
(旧新京市=)現長春市は、帝冠建築の宝庫で、この街とこのまんがをネタに、
日本帝国趣味サイトでも立ち上げようかと思てやめた(笑)
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安彦作品というだけでゴメン 投稿者:イレギュラーず  投稿日:11月 8日(金)17時56分42秒

菊さん。「虹色のトロツキー」・・・
そうです。でも、これを歴史・思想書の類で読む人はいないでしょうね・・・
もしいたら、それこそ大変だ・・・ ついでに「紺碧の艦隊」とかも。何せ、日本軍とナチス軍の激突なんですから。

ストーリーは松岡正剛氏の↓で詳しく

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0430.html

ところで、今日の「ザ・ワイド」。おっと!いきなりこれまでと違うかき方
舛添氏の場合によったら、北部朝鮮への「核攻撃辞さず」?の発言。かれは、北朝鮮の全面降伏のみを念頭においているという印象でした。

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トロツキーの漫画 投稿者:菊  投稿日:11月 8日(金)17時02分48秒

現代書館の「フォービギナーズシリーズ」から出ていたのですが、残念ながら版元に品切れのようですね。イギリス支部の指導的活動家タリク・アリ(チョムスキーのZネットにもよくでているようです)が書いて、語学の天才(しゃべってないことまで付け足して、演説にしてしまう)Mさんの翻訳です。図書館にはあるかもしれないですね。良くできていたという印象があります。

あとは漫画ではないのですが、東大教授のトロツキスト佐々木力さんの「生きているトロツキイ」(東大出版会)でしょうか。

新時代社の写真集トロツキーは非常によかったですね。歴史の勉強にもなる。ロバート・キャパが注目されるきっかけとなった「トロツキーのコペンハーゲン演説」(トロツキーの大衆的な最後の演説)の写真もあるし、非常に興味深い写真が多い。でも、これは手に入らないだろうなあ。

「虹色のトロツキー」は全く違う内容ですよね。私は読んでいませんが。確か満州に「王道楽土」を築く話。石原完爾とか。そこにトロツキーを呼んで、反ソ連包囲網を作るだったか、、、。違うかもしれません。

現代書館「トロツキー」
http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN4-7684-0007-8.htm
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まっぺんさん、それはわかります。 投稿者:菊  投稿日:11月 8日(金)14時19分59秒

そういうやりとりであるなら、よくわかります。
確かに、電話でのやりとりのような具体的条件を加味して、判断しなければならないという点では意見は分かれることでしょう。

今朝の新聞に出ていたのですが、「お父さんや兄弟が自分たちを捜し、待ち続けてくれたことを考えたら、私たちが子どもに会いたいのはちっぽけなことだと思います」と記者会見で語った拉致被害者の方がいます。

なるほどな、と思いました。この人たちの考え方は日本に来る前も来てからも、何も変わっていないのではないでしょうか。つまり、自分たちの個人的な利害は常にちっぽけなんですね。北でも日本でも、自分たちの個人利害を超えるものがいつもあって、そこに意識は収斂していく。そういう考え方をしてきた。この人たちは、日本の同年代の人たちよりも、はるかに「私ではなく、公」「滅私奉公」的な価値観を持っているように思います。これは日本でも大いに受け入れられると思います。

そうではないだろう、と私はいいたいのです。個人的利害や気持ちをもっと、大切にしろと。そうでない限り、永遠に国家や社会に翻弄されてしまう。

拉致被害者が帰ってくるまでは「マインドコントロール」がいわれ、そのあとは「洗脳」をいかに解くかということが、メディアでもいわれた。拉致被害者があまりに人間的だったので、オウムや統一教会で問題にされるマインドコントロールではきつ過ぎる。昔の親韓派や韓国ロビイスト・民社党、はては統一教会にまでつながる現代コリア一統が、死語になった「洗脳」という古めかしい言葉を持ち出して、何も知らないメディアの連中が使ってきた。

しかし、親を立て、自分を無にして生きる「古き良き日本の醇風美俗的価値観」だということがわかったとすれば、それも必要なくなる。ですから、「洗脳」という言葉も、これからは使われなくなるのではないでしょうか。

「洗脳−新しい思想を繰り返し教え込んで、それまでの思想を改めさせること。第二次大戦後の一時期、中国の思想改造を brain washing と評したものの訳語か」と広辞苑にはありますから、佐藤勝己あたりが言い出したのかもしれませんね。

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11月3日は「まんがの日」だったんですね 投稿者:イレギュラーず  投稿日:11月 8日(金)10時54分23秒

コーヒーブレイクついでに。

数日前、何で見たか忘れてしまいましたが、「日本海で米軍艦が沈没した場合の引き上げを自衛隊が行う訓練をする」とか「した」とか、みた気がした(多分新聞だと思うのですが)ので、新聞を捜しましたが見つからず、代わりにこんなの見つけました。

第5回アジアMANGAサミット開催に関して
日韓「両国であす『まんがの日』」「韓国での裁判日本からの闘争支援」というものです。韓国の漫画家、李賢世(イ・ヒョンセ)さんのことだそうです。この方はよくは知りませんが、日本でも作品「純姫(スニ)」が翻訳されているそうです。そういえば、昔それらしきものを見た気だするのですが。現在も上告審が続いているということですが、その後、はるかに過激な表現が当り前にも関わらず、それ以降一人の漫画家も摘発されていないということです。

ちなみに3日は「手塚治虫氏の誕生日」なんだそうですね。それにしてもマイナーな「論争」として「鉄腕アトムVS鉄人28号」。極内輪の話でしょうけど。

「虹色のトロツキー」は「中公文庫版」も出ているそうです。

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おお!すごくなつかしい話が・・・ 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 8日(金)09時55分48秒

平和ボケさん、イレビュラーずさん、どうもありがとう。「徐勝さんらの釈放を要求する青年会議」は私が学生インターに加盟して最初に入った運動で、横井さんにはそこでずいぶんお世話になりました。その後「架橋」はそれほど長く続かなかったですね。それはインターの組織的再編とともに、大衆運動も再編されたからです。われわれの運動は、もうひとつの運動=ベトナムインドシナ連帯委員会と合同して「アジア青年会議」となり、機関紙も「闘うアジア」として創刊されました。われわれは「労働者国家無条件防衛」ではあったけど「共和国支持」ではなかったのはおっしゃるとおりです。

なお、いつだったか、総連系と民団系の両者合同で青年集会があり、そこへ参加した記憶があります。また総連系の集会へも参加し、そこで横井さんの主張を総連系の責任者がたいへんほめて「あなたはトロツキストではないですねー」と。横井さん「いや、トロツキストですけど」、総連の人「いや、そんな事はないです」っていう事があった。彼らにとって「トロツキスト」というのは「権力の手先」とイコールな悪口なわけで説明しようがなかったとか。

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やはり、コーヒーブレイク 投稿者:Muu  投稿日:11月 8日(金)09時27分49秒

「虹色のトロツキー」って潮出版ですよね。ちょっとビックリ。
そういえば、あのドラえもんで有名な藤子不二雄Aも「劇画 毛沢東伝」「劇画毛沢東伝・革命への長征 」「冷血の記録<三光>」という漫画本があります。(有名かな?)毛沢東と中国に思い入れあるのですね。それもまたビックリしますね。
>Muuさん、元気ですね。
私もお砂場さんと同じく深夜、仕事中だったもので今は朦朧です。
映画「東宮西宮」北京・紫禁城の脇にある公衆トイレ“東宮西宮”で始まる、ゲイ青年と警官の心理劇です。1996年中国製作-中国本国では上映禁止になっている作品です。

そう言えば、寝不足で朦朧としてるとき「洗脳」したい欲求に駆られます。当然、自分の脳ですが・・しゃきしゃきって水洗いですね。
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お仕事中紅茶飲んでました。 投稿者:お砂場  投稿日:11月 8日(金)09時21分08秒

>ところで、お砂場さん「永遠と一日」って面白いのですかぁ?
すみません(ぺこり)観ていないのです。シャンテ・シネが15周年記念とかで4作品を上映するそうでその中に「非情城市」があり喜んでおりましたところ、以前、Muuさんがおっしゃっていたテオ・アンゲロプロスさんの名前があったんでお知らせした次第です。
永遠と一日、しかもギリシャで、確かに眠りそうです。(笑)観てきますね。
鉛の時代の鉛の意味が知りたいです。
「灰とダイヤモンド」の黒めがねはリーゼントみたいな人ですね、そうなんだー(^^)
ワレサさんいいのになー。大統領になってからはちょっとですけど。体制と戦ってるときは輝いていたように思います。
よく司馬さんが「天の配在」とかいう言葉を使われますが頷ける時あります。
民衆を率いて旗上げする人間、混乱の後を治める人間、個々人個性があるように役割における適不適はあるのでは、と。話が逸れてすみません私は非情城市に出てくるまじめそうな眼鏡をかけた活動家の方がいいですけど。(^^)

「バリーリンドン」人生の悲哀ですね、観させていただきます。「東宮西宮」は宦官ものですか?中南海が舞台?性的マイノリティとは?探してみてみます。
「南京1937」は私の市でも公民館のようなところで上映されるはずだったのに中止になりました。観たかったんですけど。

>洗脳」という言葉、個人の主体を結局無視した、何にでも使える都合良い言葉ですよね。
うーん、言われて見ればその通りですね。
でも実際に情報も入らず人とも話せずといった中に長く置かれたら内部で人格破壊のようなものが起こり、思考が麻痺してしまうんでしょうね。そして、そういった中で思考が他者によってコントロールされるようなプログラムで意図的に依存状態を創出するのでしょうか。人間の尊厳とかを全く無視してますね。
でも確かに、洗脳された、、というと本人はそこに存在していながら、全く介在しなかったかのように遇される都合のよい言葉ともいえますね。脳を洗う、からきているのですか?
脳というと私はその中に宇宙のような広がりを感じるのです(言葉は悪いですが聖域とでもいうのかな)、そこに手を加えるような造語は私もやはり感覚的に受け入れられないですね。

イレギュラーずさん
ガンダムは歌まで歌ってました。懐かしいです(^^)
虹色のトロツキーですね、あのトロツキーさんではなくても安彦さんなら買おうかな?
まっぺんさんが以前薦めてらっしゃった猫にもわかるくらい簡単なトロツキーの本でしたっけ?模索社さんに行けず、まだ買ってません。ゴルバチョフとトロツキーは読んだんですけど。代わりに読もうかな。

平和ボケさん
すみません、かえって余計なことをいってしまって。
昔の話、知らないのでとても興味深いです。
パソコン3週間ですか、がんばれー。
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平和ボケさん、いろいろと・・・ 投稿者:イレギュラーず  投稿日:11月 8日(金)08時21分18秒

丁寧に、ありがとうございます。
ようやく私の「ぐるぐる」少しは整理される方向に向かいました(かな?)。
特に、前半部など。
そうですね、「やがて地域のインター組織に散っていき」あたりは。だから、私がJCY加入の時期には、すでに私の書いたようになっていたということですね。特に地方ではもともと「朝鮮連帯青年会議」は運動としても「存在しなかった場合があった」から、はじめからインターの党派隊列ということになりますね。

>「朝鮮連帯青年会議」で活動したという実感がない
従って当然、私もです。「アジア青年会議」がその後提起されますが、そういう経過だったんですね。

ところで、難しいことばかり考えているわけではありません。文章が下手なだけです〜ぅ。それと、「銀河英雄伝説」(田中芳樹)のヤン・ウェン・リー(物語では歴史家になりたかったけれど、働き口が軍しかなかった、という設定)好きだからかも知れません。語り口が好きです。

お砂場さん
トロツキーの漫画・・・ではない。トロツキーという名前が登場するだけですが、「虹色のトロツキー」というのがありますよ。これでトロツキーを知ろうとするのは無理ですが。作者は、あの「機動戦士ガンダム」の安彦良和氏です。知っているかも知れませんね。

余計なことを長々とすみませんでした。

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平和ボケさん 投稿者:れんげ  投稿日:11月 8日(金)07時47分22秒

書き方に気をつけたつもりだったのですが、言葉が足らなかったようです。すみません。
「キューポラのある街」は私も見ました。北へ渡っていった人々の気持ちも、自分の胸に収めていったつもりでした。この大地のどこかに、いまも暮らしているのだなと思いつつ・・ただ、先の投稿では北朝鮮の体制の「異常さ」をまずは語らねばならない、という気持ちが先行してしまいした。
もっと詳しく書きたいのですが、出勤前なので。平和ボケさんの批判を期待しています。
>菊さん  ご紹介の北朝鮮訪問記の感想もあとで書きます。

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すみません 投稿者:お砂場  投稿日:11月 8日(金)07時37分00秒

おはようございます、すみません。
編集を押したつもりが削除を押してしまいました。とほほです。
夜遅かったんで、まだ朦朧としています。
Muuさん、元気ですね。
これからレスさせてください。
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不思議 投稿者:Muu  投稿日:11月 8日(金)07時29分31秒

あれ?お砂場さんの「お仕事中の紅茶」レスが消えてる・・・・何故でしょう?

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コーヒーブレイク・・・ 投稿者:Muu  投稿日:11月 8日(金)01時56分50秒

>Muuさん、テオ・アンゲロプロスの「永遠と一日」シャンテ・シネで11月30日〜12月6日までやりますよー(^^

ところで、お砂場さん「永遠と一日」って面白いのですかぁ?
なんだか、タイトルから予想すると面白そうにも思えますし、観ながら眠りそうというとも予測できます。「鉛の時代」と「旅芸人の記録」は是非観たい(>_<)
ところで「灰とダイヤモンド」の黒めがねをかけた若者は格好良かったですね。(オイオイ
「地下水道」も良かったし「大理石の男」も・・・しかし「鉄の男」は・・・・う〜んワレサ氏が浮いていたような・・・。(^_^;
そうそう、S・キューブリックの「バリーリンドン」は人生の悲哀(陳腐な表現)を感じお勧め。
日本映画は好きですけど、他のアジア映画は、確かにあまり観ていません。
すぐ思い出すのはチャン・イーモウ「菊豆」-放前の中国での封建的家族制度に翻弄される愛(また陳腐な表現)、チャン・ユアン「東宮西宮」-性的マイノリティを通し抑圧された者からの視点(またまた陳腐な表現)お勧め。
しかし、「宣戦布告」はTVキャンペーンを展開し公開されるのに「南京1937」は右翼の妨害を恐れ?一般上映を中止・・・日本もかなり「洗脳?!」されていますね。
---「洗脳」という言葉、個人の主体を結局無視した、何にでも使える都合良い言葉ですよね。
もう、「洗脳」は大嫌い言葉ナンバーワンです。しかし誰が造語したのでしょう?

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お砂場さんにはなんの責任もありません 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月 8日(金)00時41分13秒

お砂場さんと、私のやりとりに割り込まれたから、カッとしたのではありません。

あくまで、れんげさんの書き込みの内容に、カッときたのです。感情的になったことは反省してますが、その内容には、私は批判的です。それは、あとで書きます。

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イレギュラーずさん 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月 8日(金)00時26分34秒

誤解されてるかなーと、わかっていたのですが、なんせパソコンに慣れないのと、ほとんど資料なしで書いているので。でも、おかげで記憶がはっきりしてきました。

第4インターが「労働者国家無条件擁護」の範囲以外で北を支持したことはありません。

まっぺんさんーーーここから、まずい事まで書いていたら消してください。

解放派などと「沖縄闘争」をめぐってたもとを分かって、中核派とインターだけのブロックができました。−年数がわからないーしかし、小さなグループやノンセクトはいました。さらに、それぞれの戦線には、もっと多くの人たちがいたと思います。
やがて、中核派とインターのブロックが解消されるとともに、「入管戦線」でも、中核が会議で「入管戦線こそ真っ先にカクマル殲滅をかかげるべきだ。」と主張するに及んで、彼ら以外の人たちが集まったのが「徐勝君らの釈放を要求する青年会議」ではなかったかとおもいます。私はそのあとから「青年会議」に入ったので、このあたり確かな事ではありません。
以前も書きましたが、ここには3グループがあり、横井グループ,「共和国支持派」、インターで72年の「共同声明」をめぐって「論争」し「支持派」は去り、やがて横井グループもインターに獲得されました。したがってそれ以降、共和国支持派はいないわけです。

私自身「朝鮮連帯青年会議」で活動したという実感がないのです。たぶんメンバーは、やがて地域のインター組織に散っていき、イレギュラーずさんの言うとおり大衆組織としての「青年会議」はなくなったんだろうと思います。だから、インターの組織が地域で「日韓連帯闘争」に取り組み、「朝鮮連帯青年会議」−横井ら何人かでーが「架橋」で情報を提供するという関係になっていたのではと思います。これから私かくときは「前・青年会議」にしようと思います。「アジア青年会議」というのまでありましたもんね。

イレギュラーずさん、するどい、難しい問題ばっかり考えていますね。私が今資料なしで、分かる範囲で、ちょこっとだけ、かいてみます。

「日朝友好運動」をなぜ,・・・一つはまっぺんさんの書いているように「北に対する態度をはっきりさせてこなかった、躊躇した、ためらった」からでしょう。もうひとつは、「日ソ」、「日中」にくらべて「日朝」の場合、在日朝鮮人そして「総連」の重さがはるかに大きかったと言うことだと思います。「総連」が新左翼を寄せ付けない、あるいは頼らない、ということはあったとは思います。70年代以後「総連」のスタンスは、左が社会党、距離に波のあった共産党、右は自民党の冷戦構造維持派?(・・・竹下・金丸・野中・)それと、何ていったらいいんだ「朝鮮関係に利権を持つもの」??か、という構造です。ここに、共産党をのぞいて、巷間言われている「利権とカネ」がからんでいるわけです。

われわれの「日朝友好運動」、むずかしくても、やりようはあったかもしれません。73年、「金大中氏の東京からの拉致事件」に際してやった「今すぐ金大中氏の再来日を!」集会=「前・青年会議主催」!には、韓青同とともに、朝青同も熱烈なあいさつをしました。両組織が同じ舞台で、それも日本人の集会にたつというのは、めずらしいかも知れない。

「日朝協会」−唯一分裂しなかった友好組織。今も確かにあります。その秘密は何か。またあとで
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私が消したからかな? 投稿者:お砂場  投稿日:11月 8日(金)00時13分36秒

すみません、平和ボケさん。
れんげさんと平和ボケさんの真面目なレスの間に私の間抜けなレスがありましたんで邪魔な横レスと思い削除してしまいました。なんかそれがまずかったかな?ごめんなさい。
「愛と死をみつめて」もだめでしょうか?(^^)
栗原さんはブレヒトものをやっていましたね。

Muuさん、テオ・アンゲロプロスの「永遠と一日」シャンテ・シネで11月30日〜12月6日までやりますよー(^^)
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れんげさん、ごめんなさい 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月 7日(木)23時40分28秒

初対面のあいさつもせずに、あんな糾弾調の書き込みをしてしまい、深く反省しています。

お砂場さんと「キューポラのある街」の話をしていて、9万3千人の「帰還者」の行く末を考えているときに、れんげさんの書き込みがあったもので、ついカッとなってあんな書き込みをしてしまいました。なんせパソコンに触れて3週間なもので、許してください。「れんげさんの問題ある書き込みが飛び込んできた」は、全くの主観でした。インターネットとはそういうものだと、きずきました。

れんげさん、これにこりずに「拉致問題」論議に参加してください。
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雑駁な感想 投稿者:イレギュラーず  投稿日:11月 7日(木)23時12分15秒

平和ボケさん
まあ〜、当時はいわゆる「レーニン主義」でしたから。といって、噛み付かないで下さいね。
でも、「架橋」は違ってもよかったと思います。
当時、第四インターは本当に北部朝鮮支持だったのか?微かな記憶ですが、北の国防費が30%を超えているという記事が「世界革命」紙載っていたと思います。こんな状況は大変な事態だと思っていましたけれど。いずれ経済破綻が起きると。増して、その後の冷戦の終結=ソ連の崩壊の中では。

でも、今もその構造は続いているのですね。そして、朝鮮半島を巡る戦争状態はずっと続いているのですよね。たとえ休戦ということであっても。そして、いよいよそれもどうなるかという事態を迎えているのだと思います。

今、思うことはなぜ「日韓連帯運動」を担いつつ、「日朝友好運動」を旧日本支部としては担わなかったのか?もう1つ、日ソと日中との関係は?等など整理のつかない頭の中でぐるぐるしています。

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もったいない!すてちゃだめ! 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 7日(木)14時59分06秒

平和ボケさん!断固抵抗すべし!わたしもカミさんから嫌がられてますが死守してます。(^^)
捨てたら二度ともどってきませんよ。オークションしたらどうですか?同窓生なら買うかもしれない。
私もほしー\(^o^)/喜んで買います。売るつもりならメールください。

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左翼はどういう態度をとってきたか 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 7日(木)14時42分19秒

菊さん。新時代社の人との話しはそんなにすれちがってはいないと思いま
す。

「左翼は個人の問題よりも組織・綱領を重視し、結果的にそこに生活している個人個人に対する気持ちが遠ざかっていたのではないか?」という風に考えています。それは僕だけじゃなく左翼運動にかかわってきた多くの人たちが思っている事なんじゃないかと思う。その理論的表現が多くの左翼人が提起している「レーニン主義の見直し」であり、「内ゲバについての研究」なんじゃないだろうか。

一方、新時代社からの意見というのは、僕のそういう意見について理解しながらも、具体的実践としての「拉致被害者への態度」をどうするか、という面でちがっているんだと思います。拉致被害者の意志を尊重するべきであると思いますが、はたして、被害者たちは本心をどの程度明らかにしているのだろうか? 24年間も拉致されながら生き延びてきた人と、死んだ人とのちがいはなんでしょうか? 金正日支配体制の中で彼らの強制的命令に服従した者だけが生き延びたのだと考えるのが自然であると思います。その点を考慮する時、現在の拉致被害者の意志をそのまま尊重するべきなのか、それとも拉致家族の意志を尊重するのか。

たとえばオウム真理教や統一協会に入信した人の「意志」はマインドコントロールがかかった状態であり、彼らが彼らの家族と衝突した場合、どちらの意志を尊重するべきなのか。もちろん基本的人権をはじめとして、だれでも人間的に扱われるべきであり、どんな思想のもとにあっても自由は保証されなければなりません。それを前提として、実際の局面において判断しなければならない事項もあるというべきなんじゃないかと思います。

ということで、たてまえとして僕は「個人の意志の尊重」を主張したわけですが、それを前提としつつ、今回の場合は具体的な条件や情報をもとに判断しなければならない、という新時代社の反論には賛成します。で、具体的には北朝鮮の支配体制はどうなのか、拉致被害者たちはどんな立場にあるのか、などが判断のための情報として必要であると考えています。なお、滝山五郎は不評なようですが、新時代社の統一見解ではないようです。

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鷲の指輪ですね。 投稿者:お砂場  投稿日:11月 7日(木)10時32分49秒

菊さん
鷲の指輪ですね。「灰とダイヤモンド」に続く、ワルシャワ蜂起の。鉄の男もよかったですが。
ワレサ委員長は連帯時代のカリスマのような輝きが大統領になってからは、ちょっとなどと思ってましたが、なったらなったでしがらみの多い世界で大変だったんだろうな、純粋そうな方なんで、などと思える年齢にやっとなりました。(笑)
「カチンの森」事件にしろ、私はポーランドに肩入れするのでソ連は、どうもです。
なす術のない現実を粛々と受け止めてきた人間の強さと、そういった現実を引き起こす傲慢で無慈悲な国家権力に怒りを覚えながら見ていました。私の場合はヨーロッパ映画のおかげで様々な興味が育まれてきたようなも
のです。
肩が触れただけで23日間ですか?えーうそーって感じです。
そういえば某箇所で昔、反対運動をしていて行政側が警察をよんだ場合の対処に手を振り払ってもいけないとか教えてくれたおじさんがいました。そのことだったんですね。
今日の天声人語にポーランドのことが載っていました。ナチによる何とか計画の話です。
(ダートマース?忘れました)
ノルウェーからの誘拐も多かったらしく以前ルポで見ました。本国に戻ってから自殺者が絶えなかったそうです、生家がわからなかったり、或いは親が仮にもナチの計画の一端を担いだ事実の発覚をおそれて名乗りでなかったりで施設に収容される子供が多かったようですね。施設での扱いもナチの計画の子供達ということでひどかったらしく虐待による苦しさや、そういった計画に図らずも取り込まれたことへの罪悪感、成長してからのアイデンティティーの喪失などから自殺を選ぶ人があとを絶たなかったようです。死を選ばないまでも皆、なんらかの精神障害で一生苦しんでいるようです。国家という名のもとにおいて、誘拐という犯罪が制度化されてなんの罪もない人間が弄ばれ、享受できるはずの生が地獄のような苦しみに変えられる、愚行、愚劣などという言葉では追いつかない程の行為です。国家の犯罪なのに、被害者を差別する周りの方もなんでしょうね?
国家ってなんだろう?って思います。
私は私で、ヘーゲルさん読んで、うんうんと思い、ベンサムさん読めばうんうんって。
でも今の状況を鑑みたりすると今は歴史のなんらかの過度期で完全に個人に立ち返らなければいけない時期なのかな?とか、考えすぎてわけわかんなくなってきます。(苦笑)
難しいです。あー英語やらなきゃなのに。
追加です。「大陸から日本を見る」凄い発想です。イレギュラーズさんの読んですっごく感動してます。そう、想像するべきです、大陸側にたって日本を見るという感覚を。アメリカにたっては考えたことがあるんですが、なんせ遠い。(笑)
至近で見る日本、間にある小さな海、自分の背には広大なユーラシア大陸。あ、この感覚すごく大事ですね。坂本龍馬も勝さんに世界地図見せてもらったとき、こんな感動だったのかな?英語やります。

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晴れやかな「立冬」の朝に 投稿者:イレギュラーず  投稿日:11月 7日(木)09時05分27秒

↓の文章、生き生きしていますね。干からびた主張ではないです。こういうのを読むと久々に「わくわく」します。

「朝鮮半島情勢と平和運動の課題---- 日朝首脳会談を中心に金承国(韓國/平和運動家・民族和解自主統一協議会共同議長)」

http://www1.jca.apc.org/aml/200211/30676.html

それにしても、冗談ですが「伝統的風水」を感じました。
『戦争指向的な「厂型」資源・資本輸送路の矛盾を止揚した「て型」輸送路』等というくだりなんかには。

菊さんの言っていた「環日本(海)湖」という地理上の位置感覚を超えた(位置感覚だけではない)。うまくいえませんが。確かに、日本地図を逆さまから見たことはあります。昔、仕事で本を扱っていて「新しい地図帳」販売の時の「セールス・トーク」でした。大陸からみるという発想だったんですね。今思えば。

それはともかく、間で展望を見出せないでいる左翼もこういう発想を学ぶべきだと思いました。不勉強でした。

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様々な現実体験 投稿者:菊  投稿日:11月 7日(木)07時35分36秒

れんげさんの体験は貴重なものと思います。
70年代後半、北朝鮮訪問団で行ってきた親しくしていた年配の市民運動家がすっかり、金日成礼賛になって帰ってきたことを思い出しました。当時はまだ、そういう影響力があったのです。

95年に訪問して、実際には市民と接することができないにしても、そこから「窺える」ことは何もなかったのでしょうか。何だかんだといっても、人々は生活しているわけですから。

夕べ、たまたま見ていたニュースステーションで、お兄さんの蓮池さんが出演していました。彼の発言を聞いて、すっかり「洗脳」(笑)されていると思いました。ともかく、彼にとっては、北は数百万の国民が洗脳された「悪魔の国家」なんですね。その一面的な理解にまずあきれ、さらに「国家を代表して闘っているのだから、マスコミも偏向報道しないで、もっと一緒に闘え」というのには、仰天しました。

国家と自分を一体化させているその姿には、ほとんど同年代ながら、今まで「国家と国家権力」の姿を実体験してこなかった人間が、突然個人的な事柄から国家と国家の関係のなかに投げ込まれると、こんな風に確信的な国家主義者(私にはそう思える)に変貌していくんだなと思いました。国家対国家の力学で考えるのはシンプルなので、入りやすいと思うんですね。相手のことを何も考えなくてもいいから。

そんなことを考えると「政治力学主義」という言葉はちょっと舌足らずです。国家及び国家権力との関係をひとりひとりの人間の自由な存在というところから、考える視点が一貫してすべての問題に貫徹されてなかったということでしょうか。

ですから、左翼の知識人の問題ではないと思うのです。だって、蓮池兄は左翼が取り組んでこなかった北の問題に取り組んできても、しっかり「政治力学」の中で意識的に動いているようですから。

お砂場さん、
昔の体験で今でも貴重だと思っていることは、やっていたことはめちゃくちゃなこともあるのですが、「国家権力」「権力構造」というものを実感できたことでしょうか。お互い普通の人間同士でありながら、警察官の肩に手が触れただけで、「公務執行妨害」で、23日間留置所に入れられるわけですから。普通の人がひとりを殺しても殺人罪だけど、国家の一員として人を殺す戦争では、たくさんの人殺しは英雄になる、ということと同じです。

やはり、ヨーロッパの映画は国家と国家の対立や戦争の中で、翻弄されていく人間を描いた映画が多いですね。「悲情城市」も見ましたが、ヨーロッパのものより、時間的スパンが短いですよね。例えば、ワルシャワ蜂起を描いたワイダの比較的最近の映画とか。タイトルが出てこない。

今朝のブナ林便りに、北朝鮮訪問記がのっていました。れんげさんはどのように思われますか?
http://www.asahi.com/column/aic/Wed/d_sunayama/20021030.html

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れんげさん、悲しくなります 投稿者:平和ボケ  投稿日:11月 7日(木)02時08分05秒

もう寝なくてはならないので、また明日にしますが。

あなたは、北にいって何にも見てこなかったんですね。民衆に接触できない、説明員のバカバカシイ話。その通りだと思います。しかし、あなたの視界に、一人の民衆も入りませんでしたか。遠くにいるひとの瞳を見て何か感じなかったのですか。くだらない銅像を建てた民衆の気持ちに思いをはせなかったのですか。「どうせ、洗脳された人間が意気揚揚と作ったんだろ。」と思うのですか。全然違います。断じて違います。

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