四トロ同窓会二次会 2004年5月5日〜7日

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あっ、それと・・・・ 投稿者:ふむふむ  投稿日: 5月 7日(金)19時04分43秒

三歩氏の国連信仰は、日本の左翼政党の指導部によっても共有されていま
すよ(笑)

この場合、ヘーゲルによって市民社会と政治的国家を媒介するものと強弁
された議会や官僚制とは、EU議会のようなものが国連機関として想定さ
れているのでしょうかね?

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伊達さん、・・・ 投稿者:ふむふむ  投稿日: 5月 7日(金)18時44分50秒

面白いこと(興味深い批判)↓仰りますね。

>国家以外には主体はない。・・・・それは事大主義というのです
よ。・・・・国家に自己を同一化することなど誰もできない。

国家は正に主体ではありません。諸個人を政治的国家に丸呑みさせるよう
た存在(世界)観こそ、『国法論批判』のマルクスが厳しく対峙したヘー
ゲルのホーリズムです。

しかし、このホーリズムは現在の日本では二重に存在していますね。皇国
的国家と資本の国家として。

「国民」や「国益」、「国家」などに依拠してしか何事かを主張し得ない
論者は、やがてグローバリゼイションの進展の中での「国家の自己批判」
に遭遇して、自らの地盤がいかに脆弱であったか自覚するでしょうよ(笑)

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5・20帰国報告集会へ! 投稿者:かめよん  投稿日: 5月 7日(金)17時52分57秒

なかのゼロホールというか、なかのゼロ小ホールだよね。
小とは言っても、550人くらい入るらしい。

http://www.jca.apc.org/gi-heisi/katudou.html

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それが事大主義 投稿者:伊達 純  投稿日: 5月 7日(金)17時45分7秒

 つまり国家以外のアクターを認めないということですね。国家以外には
主体はない。そしてひとりひとりの人間は国家に同一化するしかない。そ
れがあなたの選択肢なのですね。それは事大主義というのですよ。しかし
何処までも何処までも国家に自己を同一化することなど誰もできない。も
しそれをやったら、まさに国家のために命を捧げる特攻隊員、てなことに
なる。ところが特攻隊員が、本当に喜んで自らの生命を捧げたのか。信太
正道さんの『最後の特攻隊員』には、そのことがあらわれていますよ。あ
るいは江田島の旧海軍兵学校へ行ってみればいい。特攻隊員の遺書を読め
ば、その行間から、家族や身近な人たちと共に生きたいという気持ちが伝
わってくる筈です。

 国家と自己を完全に同一化するのは不可能。国家と自己との間には矛盾
や緊張関係がある。それを前提にしない言説など、私からすれば無効です
よ。そして平和を求める民衆の運動というアクターが存在することを前提
としない世界観など、ね。もし国家を構成する人間全てが国家に自己を同
一化するということになったら、それはまさに全体主義なのではないでし
ょうか。

 民衆運動の有効性についてですが、戦争を止めたということではないけ
れども、1999年にNGOなどの民衆運動がWTOの閣僚会議で決議を
させなかったということはありますよね。さらには、ささやかだけれど
も、今回、イラクで武装抵抗勢力に拘束された人たちが解放されたのは、
平和を求める民衆の声が国境、国家の枠組みを超えてイラクの人々、武装
抵抗勢力に届いたせいだと私は思っています。政府は解放につながるよう
なことはほとんどやっていないと言っていいでしょう。平和を求める民衆
の力は、微力ではあっても無力ではありません。あなたのような事大主義
には絶対わからないことでしょうね。

 国連憲章第71条に経済社会理事会とNGOとの協議が位置付けられてい
ますが、最近は総会や安全保障理事会もNGOとの話し合いの場を持つよ
うになっています。そういった回路を使って戦争を止めるという方法もあ
るのではないでしょうか。

 それから、改憲派さんの書いていることは、行き着くところ結局は軍事
力だということになりますが、それは裏を返せば、国際社会の体制を変革
するにも軍事力だということになりませんか? つまり「テロ」や暴力革
命を誘引する考え方だと思いますが? あ、そうか、変革など考える必要
はない訳だ、国家、強者に完全に自己を同一化し、矛盾や緊張状態の全く
無い事大主義の人なんだから(w。

 「敵国条項を無くさない限り国連分担金を支払わない?」 あなたね、
そんなことをやったら、アメリカ様がお怒りになるじゃありませんか(
w。アメリカの機嫌を損ねたらまずいんじゃありませんか、事大主義のあ
なたとしましては?(w

 アメリカは確かに国連の枠など関係なしに単独で行動するという一面を
持ってはいますが、使えるとなったら国連を使いますよね。1991年の湾岸
戦争が良い例ではありませんか。そしてアメリカは、言う通りにならない
となれば日本を軍事的に攻撃するということだってやりますよね。その可
能性は小川和久の『在日米軍』(序章 アメリカが日本を核攻撃する日)
にも書かれていますね。その場合、国連憲章の「敵国条項」を残しておい
た方がアメリカとしては都合が良い。そういうことになりませんかね。ま
た、拒否権を持つ国連安保理常任理事国である中国が「敵国条項」を無く
すことに賛成しますかね。

 私としては、国境、国家の枠組みを超えた民衆運動が、民衆の基本的人
権、自己決定権が尊重され、経済的には公平で、平和な国際社会を目ざす
ということを考えます。これも既に話したことですね。事大主義のあなた
にわかってもらおうとは思いません。

 国連信仰とは↓の三歩氏のような言説でしょう。
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おれは国連に期待している。 投稿者:三歩  投稿日: 5月 7日(金)15時47分6秒

まず、国連の人は、安月給で立派な仕事をしている人の比率が、どの国の
政府よりも高い(国としては承認されていないが、ソマリランド政府は、
限りなく安月給で、立派な人が多い)。

次に、イラク情勢に対して、建設的なことを実際にできる良心と力を持ち
合わせているのは、アナン事務総長やブラヒミ氏のような国連の人であ
る。

敵国条項の撤廃は、たぶん実現するであろう。日本は国連に血税を拠出す
るべきだと思う。

「不戦条約や国連憲章は、国家に戦争をさせない根拠になりえると思って
います。」というのはお人好しすぎるが、戦争を抑止できるのは、ときに
武力行使をともなう国連PKOが最も有効である。

ブッシュもついにイラク人虐待について謝罪したが、ブッシュでさえ国際
世論には勝てない。そういう国際世論を集約する実行力のある組織とし
て、国連の価値は高い。

緒方貞子を見ていると、さすが国連だと思う。

明石康の失脚を見ると、さすが国連だと思う。

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それが国連信仰 投稿者:改憲派  投稿日: 5月 7日(金)15時27分23秒

「不戦条約や国連憲章は、国家に戦争をさせない根拠になりえると思って
います。」というのが国連信仰。そりゃあ、イラクのような中堅国家を裁
くには都合のよい根拠にはなるでしょうけど、中国とかアメリカ合衆国の
ようなボス級の国家には都合の良い道具以外の何ものでもないんですよ。

不戦条約や国連憲章を「根拠」にして好き勝手するのが国家なのであり、
あなたのいうような平和を愛する一般庶民ではありません。いままであな
たのような運動家が国連憲章を盾に大国に戦争をやめさせたことがありま
すか?自分の体験を振り返ってみてください。

法律とか条約というものは違反したものに対して制裁がなければなんの意
味もありません。絵に描いた餅なんです。しかも、不戦条約とか国連憲章
に実質的な影響力を及ぼしてきた国が実際には戦争しまくったり世界中に
武器を売りまくっているわけですから、泥縄なんです。

「国連の枠組み」ってもしかして安全保障理事会のことですか?五大国が
引き回しているのがまさにこの安全保障理事会(暴力団の組長の会合。他
の国は野次馬)なんですけど…。まさか、ユニセフに戦争をとめろとかい
っているとか??

少なくとも国連憲章から敵国条項を撤廃しない限りは、日本は国連に血税
を拠出するべきではないというのが私の意見です。拉致された3人にかか
った血税よりも国連の官僚に無駄にされる血税のほうがもっと深刻です
ね。なんで、日本国民はもっと国連拠出金にいからないんだろう。
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国連信仰? 投稿者:伊達 純  投稿日: 5月 7日(金)14時53分24秒

 私は国連に対して信仰など持っておりません。しかし不戦条約や国連憲
章には平和を求める民衆の意志が反映されていると思います。そして不戦
条約や国連憲章は、国家に戦争をさせない根拠になりえると思っていま
す。つまり主体は国家ではなく、民衆なのです。「そんなもん誰も守る気
などないでしょう」と書いておられますが、それは国家のこと。平和を求
める民衆の側は、不戦条約や国連憲章を根拠に戦争に反対していく。そう
いうことです。逆に私からすれば、なぜ自分を国家に同一化できるのかが
わかりませんね。

 それから私も別に国連を魅力的だとは思っていません。拒否権を有する
安保理常任理事国であるアメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国の
5大国が、自国の都合で引き回しているのが国連だと私も思っています。
しかし平和を求める民衆が、国連憲章を根拠に、国家に戦争をさせない、
あるいは国連の枠組みに働きかけていくことで、平和につながるような何
かをいくばくか獲得する。そういうことだと思っています。

 以上のことは既にあなたとの論争で書いたと思いますが?
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伊達さん 投稿者:改憲派  投稿日: 5月 7日(金)13時04分11秒

戦争が国連憲章で非合法化されているなら、まず常任理事国の皆さんに教
えてあげてくださいな。とくにアメリカ合衆国と中国共産党に。

ケロッグ・ブリアン条約はいまでも有効とされていますが、そんなもん誰
も守る気などないでしょう。

しかし、国連のどこがそんなに魅力的なのかいまいち俺にはわかりません
がね。

国連憲章には軍事大国に対してほとんど拘束力がないことは明確ですが
ね。国連はアメリカ合衆国が脱退でもすれば崩壊することが目に見えてい
る脆い組織です。国連信仰はやめましょうね。
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戦争の非合法化 投稿者:伊達 純  投稿日: 5月 7日(金)11時47分27秒

は、日本国憲法だけに限りません。不戦条約(戦争放棄ニ関スル条約、ケ
ロッグ・ブリアン条約)には次のように書かれています。

  第1條 締約國ハ國際紛争解決ノ爲戰爭ニ訴フルコトヲ非トシ
     且其ノ相互關係ニ於テ國家ノ政策ノ手段トシテノ戰爭ヲ
     抛棄スルコトヲ其ノ各自ノ人民ノ名ニ於テ厳肅ニ宣言ス

  第2條 締約國ハ相互間ニ起コルコトアルベキ一切ノ紛争又ハ
     紛議ハ其ノ性質又ハ起因ノ如何ヲ問ハズ平和的手段ニ依
     ルノ外之ガ處理又ハ解決ヲ求メザルコトヲ約ス

 また国連憲章第二条[原則]には次のように書かれています。

  3 すべての加盟国は、その国際紛争を平和的手段によって国
   際の平和及び安全並びに正義を危くしないように解決しなけ
   ればならない。
  4 すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威
   嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立
   に対するものも、また国際連合の目的と両立しない他のいか
   なる方法によるものも慎まなければならない。

 sinkenさんが戦争の非合法化と言う時、こういった流れのことを言って
おられるのではないでしょうか。そして「戦争を非合法化することによっ
て、国際関係が成立する事を各国が承認したのだ.」と書いておられるの
は、まさに国連憲章のことではないのでしょうか。以上のことを指摘して
おきます。

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ファルージャ現地ルポ(朝日新聞より) 投稿者:伊達 純  投稿日: 5月 7日(金)11時29分44秒

 住民が700人以上殺されたということ、サッカー場に遺体を埋めたと
いうことは聞いてはいたけれども、今回、朝日新聞によって報道されまし
た。さらに米軍機から投下された爆弾によって深さ約3メートル、直径約
15メートルのクレーターができていたという描写も、米軍の攻撃のすさ
まじさを感じさせる。さらに米軍は妊婦を狙撃していたことなど、攻撃の
無差別さが浮き彫りになっている。
破壊、そして住民の怒り イラク・ファルージャ現地ルポ (朝日新聞 5
月7日)

 ところで記事の末尾に米民間人4人が殺害、遺体損傷されるという事件
のことが書かれているが、この4人というのが、ブラックウォーター社と
いう民間軍事会社の要員であったことが4月6日の読売新聞の報道で明らか
になっている。
米の民間警備要員らがイラクで武装集団を撃退…米紙(読売新聞 4月6日)

 読売新聞の記事によると、ブラックウォーター社は、「元特殊部隊員を
中心とする軍事会社」であり、「要人警護や軍事訓練だけでなく、“実戦
部隊”としての役割も担っている」ということである。それを「民間人」
と表記することは、誤解を招く。

 「三次会より転送(2)」(投稿者:まっぺん@管理人(Mさんの代理
投稿) 投稿日:5月6日(木)10時44分25秒)で

> ・傭兵  …金などで雇われた兵。映画や小説では大活躍ですが、
>       実は国際法違反です。捕虜の資格はありません。

と書かれていたのを想起する。だから殺されて、遺体損傷されてもよいと
言っている訳ではない、念のため。私は「マルテンス条項」を根拠に、
「便衣兵は捕虜としての扱いをする必要はありません便衣兵を殺すことは
「合法」なんです」(「私も言っていますけど・・・」 投稿者:秘密 
投稿日:5月4日(火)02時39分44秒)という立場はとらない人間なので。

 しかし、昨年4月に米軍はファルージャで何をやったのかということを
忘れてはならないのではないか。昨年4月28日、ファルージャで、米軍が
デモ隊に発砲し、13人が死亡(6人の子どもを含む)、75人以上が負傷、4
月30日、虐殺に抗議する民衆約7000人に対して米軍が再び発砲し、2人を
殺害、多数の負傷者を出したという事件があった。こういった米軍の理不
尽さの積み重ねがブラックウォーター社の4人の傭兵殺害につながり、そ
れが米軍のファルージャに対する無差別な殺戮につながって行く。まさに
報復の連鎖である。
ファルージャの無差別虐殺事件−授業再開を求め学校からの退去を求めた
住民に逆上した米侵略者たち(アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反
対する署名運動のホームページより)

 報復の連鎖ということで、Mさんのサイト「イラク日本人人質事件・被
害者自作自演説疑惑」の「根拠」を検証するページに紹介されている今井
紀明さんインタビュー 「爆撃音聞こえ空爆の恐怖」(北海道新聞 5月1
日)という記事で、高遠菜穂子さんが、「武器を持たずに平和をつくれな
いのか」と英語を話せるメンバーに激しく詰め寄ったが「彼らは沈んだ表
情を見せ、黙り込んでしまった」と書いてあったことを思い出した。彼女
の言う通りだと思う。そして彼らを拘束した武装抵抗グループの人たちだ
って、その通りだと思っている筈だ。でなかったら「沈んだ表情」を見せ
る筈がない。まっぺんさんが「三次会」で、萩尾望都のマンガに対して
「他者と共有できない物を持つゆえの孤独感」を感じたと書いておられた
けれども、そういった「共有できなさ」を拘束した武装抵抗グループの人
たちと高遠さんとはお互いに感じたのではないだろうか。武装抵抗グルー
プの中には、身近な人間を殺された人たちがたくさんいるのだから。この
ような取り返しのつかないことになる前、すなわちイラク戦争を止めてお
けば、このようなことにはならなかった筈だ。このオトシマエはどうつけ
るのか。アメリカによるイラク戦争、そしてイラク占領は、地球に住む未
来の人たち、いや地球に住む生きもの総体に、とんでもない負の遺産を残
すのではないだろうか。そんなことを感じてしまう。
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sinekn殿 投稿者:改憲派  投稿日: 5月 7日(金)11時28分33秒

南京で虐殺があったことを否定する人は少ないでしょうが、「数十万の虐
殺が正当化され、その作戦行動の積み重なりで生まれた数千万の戦争被害
による殺人が正当化される」とか中帝のいうことを鵜呑みにしているから
左翼は日本の民衆から信用されなくなるわけです。

「焼野作戦とかで、撤退する中国軍のせいにする」というのは、正しくは
「清野作戦」といいます。また、中国軍というよりは国民党軍というほう
がより正確です。

「戦争を非合法化することによって」とおっしゃられますが、戦争を非合
法化した国は日本のほかに存在しません。侵略戦争なら非合法化されてい
ます。

藤岡信勝を信頼している人は実は少ないのではないかと思います。元共産
党員ですし。
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「米軍は帰れ」バグダッドで抗議デモ(毎日新聞 5月5日)より引用 投稿者:伊達純  投稿日: 5月 7日(金)07時21分54秒

 今年2月に拘束されたことのあるイブラヒム・ハッサンさん(57)は
「米軍は面会を認めなかった。拘束の翌日には家族の面会を認めた旧フセ
イン体制の方がまだ良かった」と話していたということです。
<イラク人虐待>「米軍は帰れ」バグダッドで抗議デモ(毎日新聞 5月5日)

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反戦ネットより転載 投稿者:久我山の通行人  投稿日: 5月 7日(金)04時01分55秒

[4272] イラク爆撃阻止署名 投稿者:にゃにゃにゃにゃにゃ 投稿日:
2004/05/06(Thu) 23:19   

 本日、イラク爆撃阻止に向けて、米国市民とともに米国の戦争犯罪を告
発する署名運動が開始されましたので、紹介します。英文にして、賛同者
のお名前とともに米国に送信する予定です。

 賛同署名は下記のウェブサイトでできます。
http://homepage1.nifty.com/thinkbook/

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イラク都市の爆撃を傍観してはならない
米国市民とともに米軍の戦争犯罪を告発しよう
 
ニューヨーク・タイムズは、4月30日、イラク占領米軍の空軍将校が前日
29 日に証言した内容を次のように報道した。
「過去48時間に、F-15E 、 F-16 戦闘機、艦載機の F-14 、 F-18 戦闘爆撃
機 が36個の500ポンド爆弾をファルージャに投下した。日中はAH-1Wスー
パー コブラ・ヘリコプターが上空をホバーリングし、ヘルファイアー・ミサイ
ルを撃 ち込んだ。夜間は、AC-130武装ヘリコプターがイラク人武装兵を輸送中
のトラックと車を攻撃した。――空軍は、民間人に被害が出ていることを承知し
ている。」
人口10万の都市を包囲し、住民が避難することを困難にしたうえで、大量の
爆弾を集中的に投下したというのである。われわれが戦慄させられるのは、この
大規模な空爆作戦が、イラクを占領している統治者自身の手によって執行された
と 知らされたからである。
 統治者が自ら支配する都市を破壊し、住民を殺戮した歴史としては、ローマの
ネロ皇帝を初めとして、いくつかの事実がある。第2次大戦末期には、ナチ・ド
イツ軍が統治していたワルシャワを壊滅させた。人類は、これらを人道に反する
犯罪として永遠に記憶する。ファルージャ作戦では、その同じことを、これまで
にない高い威力の爆弾を最先 端の航空機から投下するという手段で実行したと
いうのである。新たなホロコー ストと断定せざるをえない。
米軍が、イラク政権を武力で壊滅させ、統治者となってすでに1年を経過し
た。 その後に生じたこの事態の責任者は米軍最高指揮官のブッシュ大統領であ
る。 しかし、もしこの報道に接してなおかつ、米軍のイラク統治の継続を、た
とえ短 時間でも、米国市民が容認するならば、米国市民は新たなホロコースト
に目をそ むける、見せ掛け民主主義者、見せ掛け人権主義者のそしりをまぬが
れない。そ れでは、ナチズムを容認したドイツ人を非難できない。そればかり
か、当時のド イツと異なり、米国には市民的権利が保証されているのであるか
ら、人道に対する 罪に加担したことになりかねない。
日本を始めとして、米国の軍事政策を支持する諸国の国民もまた、道義的政治
的 責任を負わねばならない。自らが同時に生きている21世紀の地球上で、治
安に 責任を負う統治者が、多数の子供たちをふくむ支配地域の住民の上に、高
性能爆 弾の雨を降らせるという現状を支持するのは、いかなる口実をもうけて
も共犯行 為である。この事態を傍観することは、人間失格に通ずる道である。
米軍の戦争犯罪を、国際的に告発しよう。米軍に戦闘行為をただちに中止さ
せ、 イラクから撤退させよう。国連は一切の行きがかりを捨て、イラク国民、
イラク の子供たちの生命保障措置に全力をかたむよ。この運動をすすめること
が、人間を愛するすべての人々が、現在を人間らしく生きる証だと信ずる。

2004年5月6日

呼びかけ人
浦田賢治(早稲田大学教授)
児島 徹 (反核医師・医学者の集い代表委員)
大久保賢一(日本反核法律家協会事務局長)
渡植貞一郎(東京反核医師の会ウェブサイト・ディレクター)

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あのデモの先頭に立っていたのも 投稿者:三歩  投稿日: 5月 7日(金)02時38分35秒

クベイシ師だったね。
完全にアメリカはマークしているだろうね。
クベイシ師はもっと喋って、外国での評価と信頼をあげる工夫をしたほうがいいかも。
アメリカに抹殺されないことを願うばかりだ。

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>dk 投稿者:揶揄なんてとんでもない  投稿日: 5月 7日(金)02時00分34秒

あのデモを見て、本気でそこにイラク戦争の意義を感じましたよ。
「今のイラクにはデモを行う自由がある」
これを認められない奴は○○○だ。
と、本気で思います。

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100%の正義など 投稿者:dk  投稿日: 5月 7日(金)01時34分4秒

あり得ないという点で、下のあなたよりはブッシュの「民主主義は過ちも
犯すが是正することができる」(要旨)という今日のインタビューを支持
します。揶揄しかできないあなたよりはブッシュの生きざまに共感します
は(-_-#)

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分かったこと 投稿者:今回の事件で  投稿日: 5月 7日(金)00時50分47秒

イラクの方々が問題の刑務所前でデモ行為をなさってましたね。素晴らしい事です。
フセイン政権下ではこのようなデモは許されませんでした。
このこと一つとっても、今回のアメリカの行為が正義だったという事が分かりますね!

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戦時国際法についての素朴な疑問. 投稿者:sinken  投稿日: 5月 6日(木)22時01分22秒

戦争をする国にしたい人たちがする議論のきっかけが、南京大虐殺で、日
本が行った作戦行動は国際的に合法だったという事を必死に述べ立てる.
日本軍が殺した中国人を、軍服を脱ぎ捨てた軍人(便衣兵)としてしまえ
ば、民間人の虐殺も正当化できるし、捕虜にした軍人もの虐殺も正当化で
きる.こうして、数十万の虐殺が正当化され、その作戦行動の積み重なり
で生まれた数千万の戦争被害による殺人が正当化される.
私は、南京大虐殺の歴史的事実を葬ろうとする論を追ったが、結局1パー
セントを否定し、99パーセントの真実を隠す論だと確信した.
この論進め方で、必ずでてくるのが、自作自演論。多くの村が焼かれ、暴
行殺人が行われた事を、
焼野作戦とかで、撤退する中国軍のせいにする.

また、安全区(民間人の避難場所)だけを取り上げ、暴行殺人は、起きて
いないとして、それで、全貌とする.このような証明方法は触れてみれば
分かるのだが、新左翼で活動していたものは、こんなペテン的右翼に向か
い合ったことはなかったよね.

新自由主義史観というらしいが、デマゴーグの集まりなんだろうな.
藤岡信勝という人は、こういう主張の中心らしいが、「平和主義者が戦争
を起こす」というこの論
皆さん簡単に批判できるでしょう.
http://www.jiyuu-shikan.org/frontline/fujioka/70gou.html

>>>>>>
さてその上で、戦時国際法というのは、戦争を国家の権利として、国家間
が承認した上での法律だと思う.その中にある便衣兵規定をイラクのレジ
スタンス規定に当てはめるのは、時代錯誤としか言いようがない.

そもそも、第二次世界大戦で、世界の破壊を認識するところから、国際社
会を再出発させたのだ。そのために戦争を非合法化することによって、国
際関係が成立する事を各国が承認したのだ.
それなのに、戦争を権利として認めた戦争法を、イラク戦争に当てはめよ
うとすることが間違っている.

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関連して 投稿者:伊達 純  投稿日: 5月 6日(木)15時36分48秒

陸戦ノ法規慣例ニ関スル条約 (ハーグ陸戦法規 1907)(抄)

1929年 ジュネーブ捕虜条約

捕虜の待遇に関する1949年8月12日のジュネーブ条約(第3条約)(捕虜
条約)

 次のサイトの「捕虜資格付与条件」の表を見ると、1907年の「陸戦ノ法
規慣例ニ関スル条約」、「捕虜の待遇に関する1949年8月12日のジュネー
ブ条約(第3条約)(捕虜条約)」、1977年の「第1追加議定書(国際的
武力紛争の犠牲者の保護に関し、1949年8月12日のジュネーブ諸条約に追
加される議定書)」で、捕虜の概念が拡張されていく様子がわかりやすく
書かれています。「陸戦法規」では「捕虜資格なし」であった「被占領地
で占領軍に抵抗する民兵隊・義勇隊・組織的抵抗運動団体構成員」が1949
年の「捕虜条約」では捕虜資格が認められ、さらに1949年の捕虜条約でも
「捕虜資格なし」とされていた「解放組織等の構成員」が1977年の「第1
追加議定書」では捕虜資格が認められるようになっていったことがわかる
と思います。
http://www.mahoroba.ne.jp/~felix/Notes/PeaceResearch/Law_of_War.html

 また、南京事件当時は捕虜資格がないとされてきた「被占領地で占領軍
に抵抗する民兵隊・義勇隊・組織的抵抗運動団体構成員」「解放組織等の
構成員」であっても、「陸戦法規」の前文にあるマルテンス条項「一層完
備シタル戦争法規ニ関スル法典ノ制定セラルルニ至ル迄ハ、締約国ハ、其
ノ採用シタル条規ニ含マレサル場合ニ於テモ、人民及交戦者カ依然文明国
ノ間ニ存立スル慣習、人道ノ法則及公共良心ノ要求ヨリ生スル国際法ノ原
則ノ保護及支配ノ下ニ立ツコトヲ確認スルヲ以テ適当ト認ム」が歯止めと
なり、「便衣兵は捕虜としての扱いをする必要はありません便衣兵を殺す
ことは「合法」なんです」(「私も言っていますけど・・・」 投稿者:
秘密 投稿日:5月4日(火)02時39分44秒)ということにはならないという
指摘もあります。ただし、この点については、左派の人たちと右派の人た
ちとでは意見の対立があるようですが。

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三次会より転送(5) 投稿者:まっぺん@管理人  投稿日: 5月 6日(木)10時48分24秒

(参考資料)「テロリスト」に対するアメリカ政府の手前味噌な解釈 投稿
者:M  投稿日: 5月 6日(木)08時48分52秒

ちなみに、以下に引用するのは飽くまでタリバン兵やアルカイダのメンバ
ーに関してですが、「捕虜」に関する国際人道法分野に関しても「9.11」
以降のアメリカ政府が如何に手前味噌な解釈をしているかという例です。

以下、日本国際問題研究所研究員・山田哲也氏が書いた「第8章国際法か
ら見た9.11大規模テロ−「新しい」ワインと古い「革袋」?−」 より引

(2) 抑留されたアルカーイダ等の構成員の法的地位

アメリカによる「報復攻撃」の結果、アフガニスタンで捕らえられたアル
カーイダやタリバン政権の構成員は、法的にどのような地位にあるのか。

アメリカがいう通り、アメリカとアルカーイダなどの「兵士」との戦闘
が、新しい「戦争」であるというなら、これらの「兵士」は「捕虜」にな
るはずである。

しかし、アメリカは彼らの捕虜資格を認めず、「捕虜の待遇に関する1948
年8月12日のジュネーヴ条約(以下、ジュネーヴ第三条約)」の適用を拒
否した。ラムズフェルド国防長官は、ジュネーヴ第三条約第4条における
捕虜の要件を念頭に、アルカーイダが「国」でも「軍隊」でもなく、制服
も着用せず、階級章もなく、また公然と武器を携行しているわけでもな
い、として彼らを「抑留者」と呼んでいる。

その一方で、国際赤十字委員会は、アメリカとタリバン政権との戦闘を国
際武力戦争と捉え、敵国に抑留された「戦闘」にジュネーヴ第三条約が、
また文民については「戦時における文民の保護に関するジュネーヴ条約
(ジュネーヴ第四条約)」が適用されるとの見解を示している。

捕虜の資格が認められると、抑留国は捕虜を「常に人道的に待遇しなけれ
ばなら」ず、「抑留国の不法の作為又は不作為で、抑留している捕虜を死
に至らしめ、又はその健康に重大な危険を及ぼすものは、禁止し、且つ、
この条約の重大な違反」とされる(ジュネーヴ第三条約第13条)。アメリ
カは抑留者に捕虜資格を認めなかったとはいえ、抑留者に非人道的な待遇
を行うことが許されるわけではない。ICRCも、2002年1月に、収容施設の
あるキューバ国内のグアンタナモ米海軍基地を訪問し、抑留者に対する登
録や移送・抑留に関する状況についての記録を作成した。

http://www.jiia.or.jp/pdf/us_terror/1-8yamada.pdf

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三次会より転送(4) 投稿者:まっぺん@管理人  投稿日: 5月 6日(木)10時46分36秒

再確認-イラク人「テロリスト」=「便衣兵」なる「論議」について投稿
者:M  投稿日: 5月 6日(木)08時24分25秒

一度原点に戻って、そもそも一連のイラク問題を巡る意見交換の中で「便
衣兵」なる言葉が初めて出てきた投稿を再確認してみましょう。

久我山の通行人さんへ 投稿者:秘密  投稿日: 5月 4日(火)01時47分
13秒

まず、不法行為をしたのはイラク人のほうね?これ、わかってる?
クウェートへの侵攻。裏にどういうアメリカの工作があろうが、なかろう
が、やっちまった責任は取らなきゃならない。
その責任が、湾岸戦争であり、その戦争の停戦条件が、大量破壊兵器の破

破棄は「いつかやればいい」ではなく、ちゃんと締め切りがあり、それが
破られたんだから、停戦は破棄される。当然の話ですよね?
で、イラク人テロリスト(レジスタンス、ですか?(苦笑))のやってい
る便衣兵による攻撃は、立派な戦時国際法違反です
で、この戦時国際法とは、強者を縛って、弱者に勝たせる機会を与えるた
めのものではありませんよ。「軍人以外の民間人」を守るためにあるんで

でも、便衣兵(平たく言えば、正規の軍服を着ずに戦争行為をやる兵)が
活動すれば、軍人と民間人を見分けられることが出来ますか?出来ないで
しょう?
出来ないから、虐殺が起こる。その虐殺を封じるために「戦争をするとき
は、軍服を着て『私は軍人です、民間人ではありません』とわかるように
しましょう」って事にしているの
でも、イラク人はそのルールを破って「私は民間人です」って顔をして、
攻撃をやっている
こう言う事をされてしまった以上、アメリカ兵にとって「イラク人は全
て、攻撃してくるかもしれない対象」になってしまったんです。そして、
戦場で生き残るためには「やられる前にやる」しかありません
すなわち、イラクでの混乱を巻き起こしてしまったのは、イラク人に原因
があるんですよ

要するに、この秘密さんという方は、イラク人の「テロリスト」は「正規
の軍服を着ずに戦争行為」をしているから戦時国際法上「不法行為」に当
たる「便衣兵」であり、米軍が「イラク人は全て、攻撃してくるかもしれ
ない対象」としてイラク人を「やられる前にやる」のは正当であると言っ
ている訳で、イラク人「テロリスト」=「便衣兵」なる「論調」を振りま
く方達の多くもこうした認識に立脚しているようです。

なお、私は先の投稿において、イラク人レジスタンスは戦時国際法上必ず
しも「便衣兵」とはみなされないという論を裏付ける法的根拠を提示しま
した。

私が思うに、どうやらこの掲示板で「便衣兵」云々と主張されている方々
の「戦時国際法」認識は「南京事件」の頃から時計が止まったままのよう
です。

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三次会より転送(3) 投稿者:まっぺん@管理人  投稿日: 5月 6日(木)10時45分24秒

「自己崩壊」投稿者:M  投稿日: 5月 6日(木)07時42分53秒

朝起きたばかりで寝ぼけ眼だったので見落としていましたが、「便衣兵」
の位置づけについては既に黎さんも簡潔に回答されていますよね。

で、それを受けた特命希望さんのレスがこれ↓。

>To黎さん 投稿者:特命希望  投稿日: 5月 5日(水)22時51分21秒

>イラクにおいて、便衣兵と一般人を「武装」で見分けられるわけがないですよね。
>そんな事は十分に理解なさってますよね。
>なのに何故今この話を持ち出したのですか?

正に自分が作り上げた「理屈」に溺れて「自己崩壊」してしまった典型例
でしょう。

「便衣兵と一般人を『武装』で見分けられるわけがないですよね」っ
て・・・、だったら武装を以って戦闘員と非戦闘員を見分けることが戦時
国際法上において問題があるという合理的論拠を提示すべきではないでし
ょうか、−イラクのレジスタンスは「便衣兵」だから国際法違反だから米
兵らから即時殺害されても致し方無い−、とか書いている方は。

>To黒目さん 投稿者:特命希望  投稿日: 5月 5日(水)23時01分11秒

>日本語がおかしすぎて、何を言っているのかがよくわかりませんが、
>イラクの便衣兵達は一般人と区別がつきませんよね?
>正規軍がいようがいまいが、一般人と区別のつかない兵士は違法ですよ。
>ところで、先ほどから関係ない話を度々持ち出しますが、詭弁ですか?

だから、特命希望さんはクドクド話をそらす前に、

1.武装を以って戦闘員と非戦闘員を見分けることが<戦時国際法上におい
て>(ここが重要)問題があるという論拠
2.そもそも、なぜ<戦時国際法上において>(ここが重要)イラクのレジス
タンス達は武装では非戦闘員と区別が付かないのか

まずは、この二点について合理的論拠を以って答えるべきなのです。

余計なお世話ですが、特命希望さんを相手されている方達も、氏がこの二
点に答えるまではレスしない方が良いのではないでしょうか。どんどん論
点からそれて、話が「似非ディベート」状態に陥ってしまうだけですから。

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三次会より転送(2) 投稿者:まっぺん@管理人  投稿日: 5月 6日(木)10時44分25秒

 これまで調べてきて、兵士の種類は次のように挙げられるのではないか考えます。

・正規兵 …一般的な職業軍人。
・義勇兵 …戦争時に軍に応募し、武器を持った兵。
・民兵  …民間で組織された兵。義勇兵、民兵とも、組織的に戦う場合は基本
      的に特殊標章を身に付ける必要あり。
・ゲリラ兵…自主的に侵略者と戦う兵。条件として、1)占領されてない地域の
      住民、2)正規の軍隊を組織する時間がない、3)戦闘の間は公然
      と武器を持つ、4)戦争法規の尊重、がある。
・不正規兵…上記の条件を満たさず戦っている者で、国際法違反者に相当。
・傭兵  …金などで雇われた兵。映画や小説では大活躍ですが、実は国際法違
      反です。捕虜の資格はありません。

 民兵のところに書いた「特殊標章」は、追加議定書では、戦闘時に武器を公然
と持っていれば状況によっては付けなくても良いようです。
 また、誰でも、何時でも私服で戦っていい訳ではなく、基本的に文民と区別を
つけるよう、軍服を身に着けたりする義務はあります。

http://club.www.infoseek.co.jp/bbs/view.asp?cid=p0200018&iid=3&num=34&pg=1

ちなみにジュネーヴ条約および第一追加議定書は↓のサイトに掲載されています。
http://www.jda.go.jp/j/library/treaty/geneva/
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/treaty159_11.html

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三次会より転送(1) 投稿者:まっぺん@管理人  投稿日: 5月 6日(木)10時43分12秒

イラク−戦時国際法(国際人道法)におけるレジスタンスと「便衣兵」投稿
者:M  投稿日: 5月 6日(木)07時08分35秒

「戦時国際法(国際人道法)」は武装集団にも適用されますので、レジスタ
ンスや民兵組織にも遵守義務はあります。

ただ、イラクのレジスタンスは「便衣兵」だから裁判無しに即時殺害して
も良い、という「論理」自体がインチキなんですね。

大体そんな事言い出したら、市街戦が展開されたファルージャなどは「兵
士」と非戦闘員の区別が付かないから全ての平服を着た一般市民を「便衣
兵」とみなして無差別殺害することも合法、という「解釈」すら導き出せ
ますし、結局のところ、レジスタンス組織による全てのゲリラ闘争は実質
的に国際法違反、と言うに等しい阿呆な結論に至ってしまいます。

余りにもアホらしくて、この件に付いては今までマジレスしませんでした
が、戦時国際法における「便衣兵」の位置付けに関しては、一般論として
は以下の解釈が妥当だと思うので、あるメルマガより引用します(自分の
言葉で説明するのは面倒・・・汗)。

結論を言ってしまえば、平服を着ていても武器を常に携帯したり一般の非
戦闘員と容易に区別が可能な目印などを付けていれば戦時国際法上は「兵
士」としてみなされ、捕虜の待遇を受ける権利も発生するということですね。

おそらく「南京事件」問題絡みの本やサイトで「便衣隊」の知識を聞きか
じってこの板でイラクのレジスタンスに難癖を付けているような方はジュ
ネーヴ第三条約or第一追加議定書を知らないのかも。(「南京事件」の頃
には未だ締結されていませんでしたから。)

 便衣隊…日本が中国大陸に攻め込んだ時、中国が採った戦法ですね。恐らく日
本が史上初めて遭遇した、近代的・組織的・大規模なゲリラ戦闘ではないかと思
います。と言ってもその後、戦争をやってないわけですから、イラクで私服の武
装勢力に襲われたら、2回目の経験になるって事…なのかな?

 便衣隊は、完全な国際法違反だと思います。私服で、しかも武器を隠して戦争
に参加するわけですから。しかし、当時は違法でしたが、現在では少し事情が異
なります。
 1949年に結ばれた『ジュネーブ諸条約』の第三条約、及び第一追加議定書で、
捕虜の条件が緩和されました。これにより、捕虜の資格を持つ戦闘員の条件は、
1)責任を持った司令部の下に組織される事(この際、政府の承認を得る必要は
ない)、2)国際法を遵守した内部規律に従う事、3)戦闘の間は武器を公然と
携帯する事、の3条件にまとめられました。
 この条約によって、私服のゲリラ活動も合法化されました。これを考えると、
今の基準で言えば便衣隊も公然と武器を持ってさえいれば、違法じゃなくなるよ
うですね(但し国際法を守っていればですが)。

 ここで疑問がでてきます。戦うのは良しとして、敵から逃亡する際に武器や軍
服を放り捨てて逃げるのはどうなんでしょうか。
 ジュネーブ諸条約の追加議定書では、禁止された背信行為として「文民や非戦
闘員の地位を騙る事」が挙げられています。少なくとも一般市民に紛れて逃げる
のは、あまり良くないようです。ただ、武器を携帯するのは交戦に従事している
間で、敵に目撃されている時だけでいいので、武器を捨てて逃げるだけでは捕虜
の資格を失わないと思われます。また戦闘に参加してない時(不意打ちを食らっ
たりした時)も、武器を携帯していなくても捕虜の権利があります。
 多分、戦闘中に武器を壊したり失くしたりしても、大丈夫でしょう。

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屁理屈の移植 投稿者:どん底  投稿日: 5月 6日(木)02時24分29秒

屁理屈はもともと穴だらけなものですから、その穴を埋めようとして更に屁理屈で
パッチを重ねて行く。結果、できあがった屁理屈集合体は世にも奇怪な体をなすこ
とになるわけです。しかし、パッチした当人にはその自覚がなく、割合巧く固めたと思い込んでいることが多い。

その屁理屈集合体をこね上げた文脈から別の文脈に持ち込むとどうなるか? あてた
パッチは場当たり的なものですから、別の場に持ち出すとあちこち齟齬を露呈する
ことになる。遅くともこの時点で気づくべきなんですが、気づかない人もいらっし
ゃるようです(笑)

根本問題を言えば、論を論として練らずに屁理屈パッチでやり過ごしてきたことに
一番の問題があるんだと思います。いわゆる「ディベート」ってやつ。問題を深め
るのではなく表層的な勝ち負けに重きを置いたディベートばかりやっていると足元
を簡単に掬われてしまいます。

何について書いているかは想像にお任せしますが。

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イラクの治安をアメリカが担当する 投稿者:現政研  投稿日: 5月 5日(水)23時30分20秒

異常さを問うべきではないだろうか?イラク人が米軍が撤退すれば破滅す
るほど愚かには思えない。誰が誰に命令しているのか?アメリカがイラク
人に命令する権利はないのではないか?アメリカが駐留し続ける理由は、
ただ国際テロにつながるのではないかという実にあやふやなものだ。それ
を言うなら、アメリカは全世界に駐留して反発を買うような威圧的な学校
閉鎖や商業妨害につがるような検問をしないといけないだろう。
今のファルージャでは正規軍なしの状態で秩序が維持されている訳だ。正
規軍の装備もしようがない人々に対し、武器を持つのは便衣兵であり、違
法であるなどと言う事を聞く余裕などないのではないか?アメリカの占領
統治そのもので生活がかかっている者に中立的な装いで便衣兵云々と言わ
れても、それなら君達はアメリカの横暴を抑えてくれるのか?という質問
が来るはずだ。武力抵抗への代案すら出さずに米軍による家宅捜索・首切
りなどの生活破壊を放置されて強者の望む方向で落ち着く訳がないと思
う。

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素敵な論理ですね 投稿者:伊達 純  投稿日: 5月 5日(水)23時21分49秒

> つまりは、「我々は抵抗したいので、お前等巻き添え食って死ん
> しまうかもしれないけど、まあ国家のためだから我慢しろ」とい
> う事ですよね。

 で、抵抗している人たちは「国家のため」に闘っているのだろうか?

 それから「巻き添え食」わすような攻撃をやっている米軍(ジェット攻
撃機で空爆をするというような)の方が悪いとは考えないのだろうか?

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詭弁ですか? 投稿者:黒目  投稿日: 5月 5日(水)23時19分9秒

イラクの抵抗者が「違法」であるのであれば、
1.どの法律に
2.どのように違反しているのか
という事を少なくとも示してもらわんことには、話んならんと思いますが。

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To黒目さん 投稿者:特命希望  投稿日: 5月 5日(水)23時14分18秒

つまりは、「我々は抵抗したいので、お前等巻き添え食って死んしまうかもしれないけど、
まあ国家のためだから我慢しろ」という事ですよね。
素敵なレジスタンスですね。

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米軍はイラク人を日常不断に圧迫している 投稿者:現政研  投稿日: 5月 5日(水)23時12分18秒

ファルージャ撤退をしたアメリカもそろそろテロはイラクより国内から来
る可能性の方が大きい事を感じ始めたのではないか?国際法云々の理屈で
イラク人が大人しくなる訳なし。生活復興のお邪魔虫以外の何者でもない
アメリカ軍を早く叩き出したいというだけだろう。授業はいつ再開される
のか?検問はいつやめるのか?思うように勉強・商売ができないのでイラ
だっている。イラクがテロの巣窟になるのを防ぐために駐留しているのだ
そうだ。そのテロリストはどこからやって来るのか?アメリカのテロの大
部分は国内からのものではなかったですか?まず、国内を疑っては如何?
アメリカの無差別攻撃を取り締まってくれ、という苦情は現地にあるだろ
う。イスラエルの入植者へのテロは止まぬが、イスラエル軍のテロも止ま
ないし、これはアメリカも自衛として取り締まる気もない。
米軍が撤退しても、イラク人はすでにネットワークを作って一つのイラク
を目指す動きが出ているが、百歩譲ってイラクが分裂・混乱してもイラク
人の自己責任である。水道などイラクの市役所の職員が復興できる。それ
なりに近代化した国だ。スタッフはあるのだから。日米にはもっと身近に
やる事はあるはず。

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詭弁なものですか 投稿者:黒目  投稿日: 5月 5日(水)23時10分59秒

占領軍に対する抵抗者をつかまえて「便衣兵」と称する異様な論議には初
めて遭遇したもので、私なりに理解しようとつとめているわけですが(w
「違法」とおっしゃるが、さっきから調べていて全然わかんないんです
が、「便衣兵」の規定ってなんの国際法で規定されているのですか?ジュ
ネーブ条約だかヴェルサイユ条約だかですか?
この辺の国際法は「国家間の戦闘」について、国家間で結ばれた条約であ
るわけですが、イラクで占領軍に対して闘っている人々は、ありゃ「国
家」じゃありませんよね?彼らに指令を出している「国家」は存在しな
い。その人たちについて、どのような国際法がどのような意味合いで適用
されるのでしょう?国際法というのは、大体において「国家の行為」に関
わるもんだと思っていましたが。
また、例えば有名なところで、フランスのナチスに対するレジスタンス、
あれは別に「自由フランス軍」の制服を着ていたわけではありませんね。
あれって、なんらかの意味合いにおいて、「違法」なんですか?

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To黒目さん 投稿者:特命希望  投稿日: 5月 5日(水)23時01分11秒

日本語がおかしすぎて、何を言っているのかがよくわかりませんが、
イラクの便衣兵達は一般人と区別がつきませんよね?
正規軍がいようがいまいが、一般人と区別のつかない兵士は違法ですよ。
ところで、先ほどから関係ない話を度々持ち出しますが、詭弁ですか?

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ひのきみ反対 投稿者:現政研  投稿日: 5月 5日(水)22時58分10秒

日本国民は戦時中の軍国主義を想起する日の丸君が代を廃止し、新しい国
旗と国歌をつくるべき。特に太陽神信仰と関係があるのではないかと思う
日の丸はともかく、君が代の歌の内容は現代の民主主義と全く相容れな
い。あの歌は早く廃止して、新しい歌を作ってもらいたい。「君が代」を
「民が代」と変えるだけでもいい。

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わはは! 投稿者:黒目  投稿日: 5月 5日(水)22時57分39秒

イラクのレジスタンスが「便衣」である以外に、そこに「米国合衆国と交
戦中の正規軍」が存在しない以上、存在のしようがありませんね?
そんなことは十分に理解なさってますね?
なのに何故今この話を持ち出したのですか?

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なんだかなあ3 投稿者:黒目  投稿日: 5月 5日(水)22時55分22秒

国際法に違反している事が、その国の非戦闘員を殺害する事を合法化する
のであれば、アメリカ人をいくら殺しても合法やん(w
アメリカ合衆国に対して宣戦布告だけしときゃ手続き完了。
まあ、私はこんなアホな事を主張はしないわけですが(W

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To黎さん 投稿者:特命希望  投稿日: 5月 5日(水)22時51分21秒

イラクにおいて、便衣兵と一般人を「武装」で見分けられるわけがないですよね。
そんな事は十分に理解なさってますよね。
なのに何故今この話を持ち出したのですか?

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なんだかなあ・・2 投稿者:黎  投稿日: 5月 5日(水)22時47分29秒

便衣服であるかどうかは、慣習によって決められます。
国と国の戦闘の場合、軍服を着ないで行えば便衣兵の可能性もあります。
しかし、これも初めから軍服を着ないのが習慣である国が有るとしたら便
衣兵ではありません。
民族解放闘争などのゲリラを考えた場合、慣習としての軍服はありません。
したがって、相手が武装を認知できるもの(銃とか)が有れば便衣兵とは
いえません。

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To黒目さん 投稿者:特命希望  投稿日: 5月 5日(水)22時46分4秒

酷い詭弁ですね。
正規軍があった時に被害が出ていると、便衣兵の違法性が消えるのですか?
米軍が太平洋戦争時に日本へ空襲したことが、イラクの便衣兵の違法性を消すのですか?

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では、 投稿者:黒目  投稿日: 5月 5日(水)22時38分54秒

イラクに正規軍があった時の戦闘では、非戦闘員に危害が及んでいないとでもいう説ですか?
まあ、いちいち「これを見ろ」とか言わなくても、如何にトンチキな事言っているかお判りだと思いますが。
あと、アメリカ合衆国が国際法を遵守して戦争やってるわけでもなんでもありませんが。
日本への空襲などで、アメリカ合衆国が戦闘員と非戦闘員を区別しましたか?
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To黒目さん 投稿者:特命希望  投稿日: 5月 5日(水)22時35分33秒

自分達と一般人と区別できるような服を揃えられなければ、一般人に危害が加わる。
それを避けるために法律で禁止されている。
それにもかかわらず、用意できないのにやる。違法ですよね?一般人にも危害が加わりますよね?
「何を着るか」はイラク人が決めることですが、その「何か」が着れない以上は、
一般人に死傷者が出ようとも責任はイラク側にあるでしょうね。
そのための法律ですからね。
まさか、「志のためなら法律は無視して良い」とかいいますか?
「苦しかったら罪の無い自国民を犠牲にしても良い」とかいいますか?
酷い「レジスタンス」ですね。
レジスタンスをやりたい人間が何人死のうとそれはその人の自由ですが、
その人たちの違法な行動で、死を望んでいない人に死が降りかかる。
これをどうお考えですか?

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なんだかなあ・・ 投稿者:黒目  投稿日: 5月 5日(水)22時27分54秒

「便衣兵」というのは、便衣、すなわち軍の制服ではない平服を着て行動
する兵士の事を指すと思いますが、では、イラクのレジスタンスは何を着
ればよいのでしょうか?
まあ、特命希望氏がなにをどう読んでいるのかよおわかりませんが、下の
展開では、「ゲリラ」という語はイラクのレジスタンスのような様を指す
語として使用される事が本来の使用法である、という事が明らかになっ
た、という読み方しかできんと思いますが。

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醜い権力者 投稿者:黒ちゃん  投稿日: 5月 5日(水)22時23分48秒

軍隊の一部の仕業。アメリカ軍のイラクでの所業。一部はねっかえり分子
の仕業。北朝鮮政権による拉致事件。ジョージ・ブッシュJrと金正日。
どちらも醜い権力者。黒く塗っちまえゥ

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To風まかせさん 投稿者:特命希望  投稿日: 5月 5日(水)21時52分10秒

問題になっているのは「ゲリラ」という言葉ではなく、むしろ便衣兵のことでしょう。
そこに貴方が「ゲリラ戦」がどうのと言い出したわけで、貴方が言及しなければならないのは、
「国際法で便衣兵が禁じられているが、イラク人はそれをやっている」という事でしょう。
貴方はその事実に「正規軍がいないイラクはゲリラ戦しかやりようが無い」と言っていますが、
これが間違いだったわけですよね。それに対し「ゲリラの語源」を持ち出してどうします?

あと、貴方自身が「警察機構に守られている」という事を理解できましたか?

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私のような醜左翼は 投稿者:noiz  投稿日: 5月 5日(水)20時05分43秒

>あと、アフリカや中南米でCIAやPMC(民間軍事会社)がカネを使って
「アメリカに都合のよいゲリラ」を育成している例があります。これらを
「ゲリラ」と呼んでよいものかどうか、難しいところです。

これを「反革命」と呼んできました。特にラテンアメリカ世界ではコント
ラと略称。

参考:
「米州反革命学校」(※)をウォッチする市民団体のサイト
http://www.soaw.org/

※)フォート・ベニングにある反革命軍事スペシャリストを要請する軍学校。

SOAWの呼びかけに応じて、反SOAキャンペーン行動に参加して敷地に侵入
した活動者のうち、依然として27人が獄中にあり。
http://www.soaw.org/new/article.php?id=711

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イラクでの米軍拷問を考える 投稿者:sinken  投稿日: 5月 5日(水)19時02分6秒

自分の掲示板に書いたものですが、参考までに.
>>>>>>>>>>>
今、マスコミを通して、米軍の刑務所内でのイラク人に対する拷問虐殺の
事実が明らかになり、その責任が問題にされている。
もちろん、この明らかになった事実は、いかなる弁解の余地がない人間の
尊厳への屈辱行為だ.

ブッシュは、これを、軍隊の中の一部の不法者の仕業で済まそうとしている.
しかし、この人間の尊厳への屈辱は、アメリカの侵略戦争そのものから発
しているのだ.
そもそも占領が、イラクの人々のためのものではない.アメリカの利益の
代弁者による政府作りにあった.結局、アメリカが、イラクに存在するた
めには、イラクの人々を力で支配しなければならない.

アメリカの治安維持活動とは、イラク民衆の生活の安全を守るためのもの
ではない.イラクの人々の中から、米国の支配を受け入れない勢力を探し
出し、破壊することが目的である.
この目的のために、その容疑さえ特定せず、検束を広範囲にやった.
その中で、アメリカの力を見せつけ、抵抗の意志を奪おうとする行動が展
開された.このアメリカの行動に対するイラクの人たちの抵抗が、デモ、
レジスタンスとして、イラク中に拡大したのであり、ファルージャでのア
メリカの民間治安要員殺害の背景でもある.
にもかかわらず、アメリカはイラクでの泥沼を広げていった姿勢をそのま
ま、イラクの人たちに向けたのが、アメリカのファルージャ包囲、掃討戦
だった.
10000人以上の人々の死を招く反米勢力狩り.これの破綻が現れたのが、
目的も果たせず、ファルージャ撤退を行わなければならなかった現地米軍
であり、今回の軍内部からのマスコミへの現場写真CD、内部調査報告の
暴露だった.

もう一度、米軍の無差別検束に戻ろう.拘留施設では、抵抗の意志を奪う
事、その結果反政府組織特定情報を手に入れることがめざされていた.こ
れは、軍隊の活動ではない.
情報機関、政府すなわち文民の行動である.問題を複雑にしているのは、
この過程に、民間捜査機関を利用している事だ.
民間の論理ははっきりしている.成果主義.どれほど多くの人に、拷問を
したか、その結果成果が上がったか.報酬を得るために、請け負ったその
ことへの結果を出すために手段を選ばない行動を行った事も考えられる.
民間捜査機関は、拘束を管理する軍人をコントロールし、情報機関は、民
間捜査機関に、成果を迫る.

このような構造のなかから、軍隊内部からの、告発が起きた事は容易に推
測される.もちろん、これは推測にとどめられてはならない.この拷問を
支持し、実施した責任が明らかにされねばならない.

しかし、このことは、拷問を受けたイラクの人々自身が知っていたし、ア
ムネスティもその事実を指摘していた.にもかかわらず、アメリカの軍隊
自身から出た情報、アメリカのマスコミの告発によってしか、アメリカの
国民に真実として届かない.この真実の意味を考える事がとても重要である

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幻のロシア絵本1920-1930 投稿者:ツチネコふばい  投稿日: 5月 5日(水)18時46分37秒

幻のロシア絵本1920-1930
7月3(土)〜9月5(日)
1920−30年代のソヴィエト(ロシア)では、新しい国づくりの理想
に燃えた画家や詩人たちが絵本の制作を手掛け、未来を担う子どもたちへ
大きな夢を託していました。彼らの手による「新しい絵本」は、ユーモア
にあふれたテクストと大胆かつ洗練された造形性により、パリやロンドン
といった諸外国でも注目の的となり、20世紀絵本の原点と目される存在
となりました。
 当時は日本でもロシアの絵本に熱い視線を注いだ人がいます。一人は後
に前衛美術集団「具体美術協会」を率いることになる吉原治良(よしは
ら・じろう/1905-72)です。彼はロシア絵本に触発され、1932(昭
和7)年に魚をモティーフにした文字のない絵本『スイゾクカン』を制作
しました。また画家の柳瀬正夢(やなせ・まさむ/1900-45)やデザイナ
ーの原弘(はら・ひろむ/1903-86)といった先端的な意識を持ったつく
り手が、ロシア絵本を手元に置き、自らの仕事の糧としました。
 国家統制のため、ロシア国内における絵本の隆盛はわずか10年ほどで
終焉を迎え、その存在は歴史の闇に埋もれていきました。本展は吉原治良
の旧蔵品87冊を中心に、日本に現存する約250冊を一堂に集め、小さ
な紙の宝石ともいうべき「幻のロシア絵本」に、新たな光を投げ掛ける本
邦初の試みです(会期中、出品作品のなかから選んだロシア絵本10冊を
忠実に再現した「復刻版」の販売を行います)。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/2004/russian.html
目黒の庭園美術館です今年も旧ソ連な展覧会をやってますね〜

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虚言ですみません。。 投稿者:A.伊助  投稿日: 5月 5日(水)18時44分51秒

 ・・場の流れと違う虚言書き込みで、すみません・・ 

          三次会の産経ネタで出てなかったようなので・・・

産経って、普段読まないのでわかりませんでしたが、いくら右派紙といえども、
仮にも全国紙の社説?に こんな文言が平然と書かれるような【ヨノナカ】に・・・
  ・・・・・なったんですねぇ。。(感慨深)

>本音を言へば、もしそれが可能ならば今直ちに、重大な矛盾と不条理を
>孕(はら)んだ現憲法の全面的無効を決議し、★大日本帝国憲法の復活★を
>宣言した上で、その帝国憲法の現代の世情に即した部分改正を詮議する。
>それが真の意味での「改憲」作業であるべきだと思ふのだが、無論その様
>な荒療治は出来ない相談である(昭和>>二十七年の主権回復直後であれば
>できたであらうが)。  <以下略>

http://www.sankei.co.jp/news/040503/morning/seiron.htm

「通念上の怒りや恐怖」を通り過ぎ、逆に、「凪」の時を迎えています。
  (いや・・あきらめか?)
しかし・・
次段の「怒りや恐怖」は、もっとリアルで、体に痛みを伴うものに
なるかもしれないという予感が、今日、やっと芽生えました。

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ゲリラ 投稿者:風まかせ  投稿日: 5月 5日(水)15時32分10秒

●ゲリラ問題

ナポレオンのヨーロッパ征服時にスペインの民衆が抵抗するために用いた
戦術のことを「ゲリラ」と言ったのが語源です。
現代的には、遊撃戦、または遊撃隊のことで、一般市民の支持を背景とし
て、小部隊が奇襲、待ち伏せ、夜襲などの変則的な戦闘形式で敵を攻撃す
る戦法やそのための小武装集団を指します。
正規軍や正規戦とは相反する概念で、基本的に市民・人民の支持のないと
ころにゲリラは存在できません。
もちろん、正規軍がゲリラ側に巻き込まれて「ゲリラ戦」を闘わざるを得
なくなる例はたくさんありますが。要するに前線の無い戦闘、あるいはす
べての場所が前線になりうる戦闘がゲリラ戦です。

あと、アフリカや中南米でCIAやPMC(民間軍事会社)がカネを使って「ア
メリカに都合のよいゲリラ」を育成している例があります。これらを「ゲ
リラ」と呼んでよいものかどうか、難しいところです。

ゲリラ戦は、キューバ革命やベトナム革命を経て、人民が国家権力に立ち
向かう時に、極めて有効な戦い方として認められてきました。
ゲリラ戦が人民解放のための重要な手段になると理論的に位置付けたの
は、チェ・ゲバラやフランツ・ファノンでした。
ゲリラは、時に物理的なジャングルに、また時に人民の大海(←古い
か!?)に身を潜ませて、チャンスを待ちます。

詳しくは、
http://dolphin.c.u-tokyo.ac.jp/~suzuki8/viet/guerilla.html
とか
http://www.let.kumamoto-u.ac.jp/cs/cu/tep019.html
あたりを見るとよいと思いますよ。

>管理人さま
昨晩は、私の発言が元でこの板が「2チャン状態」になってしまいました。
大変申し訳なく思っています。
今後は、クイックレスポンス志向を捨てて、少し考えてから、まとめて書
き込ませて頂きます。
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