四トロ同窓会二次会 2004年11月1日〜4日

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まっぺんさん>(2)  投稿者:草加耕助  投稿日:11月 4日(木)08時23分43秒

次に改憲派さんを「現実主義者」であるかのようにされている点にも疑義
があります。改憲派さんは現実主義者ではありません。
現実主義者は達成すべき目標を持っています。そしてその目標のために能
動的に動きます。これを達成できたら勝利だという実現可能な明確な目標
があり、次に与えられた情勢、彼我の力関係など、それこそ世界的に連動
した視野で分析し、2手も3手も先を読んで、設定した目的を達成するた
めに今考えられる最良の1手をうつ。それが現実主義者です。現実主義の
反対語は、国語辞典的には知りませんが、論理的に考えれば理想主義では
ありません。「空想主義」です。だから「現実主義的左翼」とか「空想主
義的保守」というのもありうるわけです。

この点で改憲派さんの論理には「目標」がなく、「能動性」がありませ
ん。受動的であり、自分たちは何をするべきかという視点もなく、ただ目
の前に差し出されたものから適当に選ぶだけの論理構造になっています。
その論理の根拠は「私らが自分で何をしても無駄、無駄」という、選挙を
棄権して遊びに行く若者みたいなものです。これでは空想主義者のほうが
まだましです。私が改憲派さんを現実主義者ではなく「ニヒリスト」とい
うのはこのためです。

さらに言うなら、改憲派さんの主張は「現実的」なものでしょうか?単に
「容易」で「簡単」で「お手軽」なだけではないでしょうか?
なぜならフツーは米軍は大筋で正しいと思うから米軍を支持するのです。
なのに改憲派さんは、米軍には問題があり、民衆を抑圧していると、あた
かも認めるような発言をしています。これは米軍批判が自分にかえってく
ることからは免れつつ、米軍を支持するという、手品かサーカスのような
無理のある論理です。
考えてもみてください。日本の石油資源供給の生命線たる中東で、ある勢
力が民衆を抑圧し、人々から憎まれていると認めつつ、その勢力を支援す
ることが、長期的に見て「現実的」な選択でしょうか?百歩二百歩千歩譲
ってイラク戦争に反対しなかったとしても、最低限、自衛隊を出したりせ
ず、フリーハンドを確保しておくような巧みな外交を展開するべきではな
かったんでしょうか。

抑圧され、無意味に殺されたりすることは、人間の自然な摂理に反しま
す。およそ常に殺しつづけなくては成立しないような支配であるならば、
アメリカにとっても大変な重荷であり、軍事的・局面的に勝利しても道徳
的に敗北し、いつかは崩壊してしまいます。その時、日本には「米軍の協
力者」という汚名だけが残るのです。

アメリカの支持者はみんな「米軍は抑圧者ではない。イラクの友人だ」と
言っています。
ところが「暴力団の主力グループ」である米軍に協力すべし、つまりヤク
ザの子分になれという改憲派さんの主張は、そんなに「現実的」ですか?
短期的にはみんなが恐がっていい気分かもしれませんが、ヤクザの子分が
まともな人生をおくれるとは思いませんけどね。街の人がヤクザの暴力に
耐えかねて団結し、ヤクザを追い出してしまったら、その子分はどんな顔
して街で暮らしていけばいいんです?

>「夢想」が「夢想」で終わるかどうかは、その「夢想」に未来の現実へ
と通じる
>根拠があるか否かに懸かっていると思います。

確かにその通りです。「力だけ」の支配は人間の自然の摂理に反している
がゆえに、未来の現実につながっていません。また、まっぺんさんには異
論があると思いますが、私たち夢想家は、「理想主義者」であっても、決
して「空想主義者」であってはならないと思います。この点についてだけ
は、改憲派さんをはじめとするような人の声に耳を傾けるべきです。
「みなさん、争いはやめて話し合いましょ〜」と、耳に聞こえのいい空論
を唱え、ギターならして歌いながらおとなしく「パレード」してるだけで
はいけないと思います。(何もしないより100倍いいが)

まだまだ何もできていない自分への自戒をこめて。。。

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まっぺんさん>(1) 投稿者:草加耕助  投稿日:11月 4日(木)08時21分14秒

他人の書き込み、それも特に自分と意見の近い人の書き込みは、鵜呑みに
しそうになるのを堪えて、できるだけ批判的な目で読むのは私の勝手なポ
リシー(というか心構え)です。同じ夢想家仲間として少し違和感を感じ
た点を申し述べたいと思います。

>「まだ見ぬ第三の勢力」の可能性を考慮に入れる

ここの趣旨は「もともとはそこに存在していなかった第三勢力が勃興する
ことによって歴史は進歩してきた」ということですので、この点について
異論のある人はいないと思います。
しかしそれを現在の中東にあてはめた部分で、論理的に「米軍か、テロリ
ストか、それともまだ見ぬ第三勢力を作り出すか」となっている部分につ
いては、半分同意、半分疑義があります。そこに行く前に、確認しておく
べきことがあると思います。

問題は単純です。改憲派さんみたいなことを言いますが「誰の立場に立つ
のか選ばねばならない」ということです。改憲派さんとの違いは2択では
なく、「米軍か、テロリストか、民衆か」という3択だということです。

「まだ見ぬ」ではありません。殺され、家を焼かれ、空爆で苦しみ、鉛の
玉で体を砕かれて死んでいった人々、洗濯物を乾しただけでイスラエルの
狙撃兵に頭を粉々にされた少女、何の罪も補償もなくブルドーザーで家を
破壊された何万人ものパレスチナ人、そんな民衆がそこにいるではありま
せんか。

彼らはただ絶望し、悲しんでいるだけの存在でしょうか。彼らは絶望して
いません。どんな状況の中でも希望を捜そうとしています。そして何より
怒っています。声をあげつづけています。すでに臨界点に達したその怒り
を、米軍は力で何とか押さえつけているだけです。米軍はそんなに強大な
のでしょうか。私にはただ軍事力という木っ端につかまって、怒りの海の
中に浮いているだけのように見えます。

「米軍か、テロリストか」と問われたならば、私たち夢想家の答えはひと
つのはずです。「私たちは彼らに虐げられた民衆の側に立つ。立ちき
る!」と。
「まだ見ぬ」とか「どちらも選ばない」だけでは、私たち夢想家の思いは
言い尽くされていません。夢想家なら夢想家らしく、こう言いましょう
「歴史を創る主人公は民衆である」。
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ハンガリー首相、イラク派兵延長、その後の撤兵を表明 投稿者:野次馬の視線  投稿日:11月 4日(木)06時08分26秒

同じようにアメリカに追随している国でも、それなりに論理が通っている
ようです。
日本の自衛隊の場合、実際にはアメリカ軍の後方支援というかたちで占領
支配に加担しているにも関わらず、それを復興支援などという美名の下で
やっているために、ひっこみがつかなくなっている感があります。それに
しても、ゲリラ戦争がいよいよ拡大しつつある中で、灯籠のついた記念碑
をつくったり、ねぶたをイスラム教徒の子どもたちに踊らせたりという、
自衛隊の所業には唖然とさせられます。シベリア出兵から15年戦争への過
程の反省がまったく見られない、「平和ボケ」に起因する、質の悪い宣撫
工作ではないですか。

http://www.asahi.com/international/update/1104/001.html

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Re:改憲派様 投稿者:草加耕助  投稿日:11月 4日(木)05時18分44秒

さて困りましたね。私の考えはすでに書きましたし、決してそれが「絶対
のもの」だと固執するつもりもありませんので、改憲派さんのご批判を謙
虚に聞いた上で、またそれに対する私の意見を述べよう(要するにごく普
通に討論できたら)と考えていたんですがね。

>自分の頭で考えないで教えを乞うような人は私は奴隷根性の持ち主だと
>思いますのであまり議論する価値を感じません。おそらく、本気で草加
>さんがおっしゃられているのではないと思いますけど。

他人の書き込み、それも特に自分と意見の違う人の書き込みからは、でき
るだけ何かを学ぼうという気持ちで読むのは私の勝手なポリシー(という
か心構え)です。勝手な思い込みですので、改憲派さんがそれを「奴隷根
性」と呼び、切れば血が出る応酬こそ本来のものというなら・・・まあ仕
方ないですね。
だいたいが、改憲派さんに、私の考えに必ず何か反応しなくてはならない
義務があるわけもなく、反応する値打ちもないというなら、それ以上食い
下がることはもうしませんが。

>米国とソ連では国力も政治体制も違うのにおんなじ様なもんとして扱う
こと自体がおかしいでしょう

対象分析、つまり、こいつらは何故こんなことをするのか?こいつらと闘
うにはどうしたらいいのか?こいつらと闘って勝利するための方法は何
か?というようなことを考える上では確かにそうです。

しかし侵略され、殺される民衆の立場に立てば、言葉通り、正真正銘まっ
たく「おんなじ様なもん」です。食べられる蝶々から見れば、カマキリも
蛙も同じです。昆虫だろうが両生類だろうが「自由主義」だろうが「社会
主義」だろうが知ったこっちゃありません。殺されたら同じです。
死ぬ間際に、自分を貫いた弾丸が「自由主義者」が撃った弾か、「社会主
義」が撃った弾か、考える人は改憲派さんくらいです(もちろん考えるん
ですよね?)私から見れば弾丸は弾丸です。

中東和平前ですが、占領地に住むパレスチナ人が、外国の記者からリクー
ドと労働党の違いを問われて、やはり「同じ」と答えていました。殴り方
がちょっと違う(労働党は手袋をはめて殴る)が、殴ることに変わりはな
いと。この例で言えば、私は「殴ること」をやめさせたいと思うのです
が、改憲派さんは「手袋をはめて殴る」ほうを応援すべきだとでもいうの
でしょうか。

侵略され、大国のエゴに降り回されている人々に、平気で「よりましなほ
うにつけばよい」「属国になればよい」などと何の疑問も感じずに言い放
つような人は、私は奴隷根性の持ち主だと思いますのであまり議論する価
値を感じませんが、おそらく、本気で改憲派さんがおっしゃられているの
ではないと思いますけど。

だいたいが、米軍や自衛隊派兵を支持している人は、米軍は欠点はあって
も大筋では正義であり、自衛隊は人助けに行くんだと言ってるわけです。
だから支持すべきであると。これはこれで論理は通るし、米軍の行動の結
果に責任を負うという姿勢が見えるので、ある意味で潔いわけです。現在
はその前提条件たる「正義」が崩れて、この主張の当否が問題になって議
論されている状況なわけですね。

しかるに改憲派さんの主張の特異さは、米軍を「暴力団の主力グループ」
であるなどと書き、米軍に対する批判一般からはすべて防波堤を築いて自
由になった上で、比較対象としてテロリストを据え、何でもかんでもアメ
リカとテロリストの二者択一に持ち込もうとする点です。

しかしよくよく考えてみれば、現在の米軍の自己正当化根拠は「テロリス
トとの闘い」なのですから、単純に「アメリカは正義だ!」と叫ぶ人と改
憲派さんはまったく同じ立場であり、何の違いもありません。ただちょっ
とそれに、さもさも自分は単純な米軍支持者より高みに立っているかのよ
うな薀蓄として、余分な言い訳がくっついているだけのように思えます。
確かにこういう書き方だと、どの立場からどう批判されても、あらゆる方
向に臨機応変な反論(つうか単なる「逃げ道」)ができますね。

今回は私なりに精一杯「挑発的」な書き方をしてみました。お気を悪くな
されたら申し訳ありませんが、こんな感じのほうがよろしいのでしょう
か?やはり疲れます。できれば(私の基準でですが)「普通」に論議した
いものです。
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観閲式反対!小泉の閲兵を許すな! 投稿者:hannsenn  投稿日:11月 3日(水)22時58分28秒

許すな!イラク派兵 つぶせ!自衛隊観閲式 11・7朝霞行動

 11・7朝霞行動に結集を

 すべてのたたかう労働者・市民のみなさん!

 現在、小泉政権は有事関連7法案制定やイラクでの米英軍の侵略戦争に
加担する自衛隊派兵の強行、国連安保理常任理事国入りの表明、改憲策動
など本格的に戦争できる国家を作りあげようとしています。同時に反戦デ
モや自衛隊官舎ビラ入れなどに対し弾圧を強め、「戦争に反対する者は許
さない」という姿勢を鮮明にしているのです。
 このような状況下、陸、海、空持ち回りの自衛隊観閲式が今年は陸上自
衛隊朝霞基地で開催されようとしています。観閲式は自衛隊員に「国のた
めにしっかりと戦え」「米軍と一緒になって反テロ戦争に加担せよ」と隊
員の戦意を高揚させ、内外に日本の軍事力をアピールする軍事パレードに
ほかなりません。警察予備隊発足から数えて陸上自衛隊50周年記念の節目
として、また戦争国家完成に向けひた走る小泉政権にとって重要な位置を
占めているのです。私たちはこのような軍事パレードを絶対に許してはな
りません。
 すべてのみなさん!11・7朝霞観閲式反対行動へ!多くの仲間と結集を
呼びかけます!

 集合場所 東武東上線朝霞駅北口広場
 集合時間 11月7日(日)午前8時30分〜/デモ出発 9時30分〜
 解散場所 朝霞市中央公園/終了11時頃
 主催 許すな!イラク派兵 つぶせ!観閲式 11・7朝霞行動実行委員会
 連絡先 03-3962-5171

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私自身 投稿者:スパルタコス(丸人)  投稿日:11月 3日(水)21時58分2秒

処刑ビデオで恐怖だけは感じ取りましたし、彼らにとって多くの人が自分
達のメッセージは分からずとも、まさに恐怖を感じた、受け取った、それ
だけで目的は十分に果たしたと言えるのでしょう。イラクのおぞましい状
況を十分に感じる事ができる。イラク戦争が始まった当時は、一方的にや
られまくるフセインとイラク国民が気の毒なだけであったが、あの当時に
は想像してなかった不気味な事態が起こっている。開戦直後、イラク軍兵
士が続々と投降し、英軍が水を与えている時には、フセインは金正日より
はるかに理性的で物分りのよい独裁者である、という結論が出て、イラク
の将来にある種の楽観を持っていた。アメリカは予想通りイラクの油田を
支配するだろうが、圧倒的強者には逆らわぬが吉というイラク国民の知恵
を感じていた。しかし、それでアメリカがイラクの油田を占領し、悔しい
けどイラクも戦後日本と同じ出直しだ、で済むような甘い話では終わらな
かった。多分、世界でもイラクの世俗主義ゆえの楽観主義はあったのでは
ないか?しかし、原理がどんどん入ってきている。恐ろしいことだ。今、
振り返るとソ連の軍事力を恐れていた時代はまだ牧歌的な気がする。一つ
の国家が消滅するしてここまで恐ろしい事態になると開戦当時予測した人
はどれだけいるのだろうか。

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ぜひぜひ、集会に参加を! 投稿者:小ブル社民  投稿日:11月 3日(水)21時17分33秒

重複送信・マルチポストご容赦を。 転載歓迎!!
●○●○●○●○ 集会のお知らせ ●○●○●○●○
香田さん追悼、イラクからの自衛隊撤退を求める市民集会
〜12月14日は自衛隊をイラクから撤退させる日です!〜
◆日時◆11月7日(日)13時〜集会 14時〜デモ
◆会場◆渋谷・宮下公園
◆主催◆アジア太平洋平和フォーラム(APPF)
◆連絡◆080−3126−4001
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
2人の外交官、2人のジャーナリスト、1人の若者の死に
も関わらず、小泉内閣は、自衛隊のイラク派兵を正当化し、
派兵期限の延長を行おうとしています。市民の側から、占領
強力反対!派兵期間延長反対!の声を上げていくため、上記
集会を開催いたします。参加は自由です。手製のプラカード
や鳴り物をもって、ぜひ参加してください。
●○●○●○●○●○
APPFは、WPNの構成団体です。
日本・米国・アジアの平和運動を結ぶことを目的にしています。
従来の市民運動の枠にとらわれず、国会議員・自治体議員
労働組合・市民など様々なレベルでの平和交流を実践しています。
電話/FAX:03-3252-7651 
Eメール:office@bbnowar.org HP:<http://www.bbnowar.org/>
共同代表:海渡雄一(弁護士) 古沢希代子(恵泉女学園大学教員)

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今年は異様に台風が 投稿者:スパルタコス(丸人)  投稿日:11月 3日(水)21時13分54秒

多かった。これはたまたまなのか。天災自体は自然発生的でも人間の活動
によって、災害規模はでかくなったりします。経済を見直すべき側面があ
る。天災への対応で、その国の政治がどれだけしっかりしているかを見る
ことができる一つのバロメーターです。
元々行政というものの起源は天災予防にあり、いかにこれを克服するかと
いうのが古代からの一貫したテーマでありました。最初の政敵は人間では
なく自然であった訳ですね。もちろん、戦争と同次元には捕らえられない
テーマでもありますが、私達の生活がピグミー族やアマゾンの原住民だっ
た場合と台風被害も違ってきます。生活スタイルが被害に現れる。
あえて天災と戦争を結びつけるなら、関東大震災の直後に人心引き締めの
ための国体明徴声明が発表されたとか、戦時中は報道管制が敷かれていた
ため、大地震の被害も極秘にされた面があるだろうとか、天災への対応の
仕方にその国の政治・経済の体質がもろに現れるといえることですか。

香田さんの映像は見てしまったが、私はこれまで長い間生きて中で、主婦
メッタ刺しというようなショッキングな事件を何度も活字で見てきまし
た。ショッキングな死体も見てきました。SFホラー映画のシーンはどれ
ほどショッキングでも芝居であるという事が分かっている。
あの映像、自分がテレビ局の人間ならあっても流せないというか、遺族に
見せるべきなのか悩む。・・・。参った参った。これちょっとキツイわ。
それも一発でバッサリと斬首したと思っていた。まさかあんなゴリゴリと
した斬り方で殺されたとは。弱った弱った。これ親が見たら、いや親は見
ない方がいいだろう。見る必要はない。しかし、本物の映像なんだろう
か。信じたくないね。ここまでのはちょっと見た事ないからな。はあ

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日本の夢想家たち 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 3日(水)19時19分58秒

黒船の来日によって強制的に鎖国が解除させられた日本で、最初に幕藩体
制に叛旗を掲げたのは長州ただ一国でしたね。しかも、その主導権を握っ
たのは下級武士でした。第一次長州征伐の時には、江戸幕府二百数十藩を
全て敵にまわして長州は戦った。この時代に改憲派さんが生きていたら、
きっと長州藩を嘲笑し「空を打つような拳闘」とおっしゃったのではない
でしょうか。
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改憲派さんへ 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 3日(水)18時59分9秒

> 空を打つような拳闘をしていても、趣味者のレベルを超える運動はでき
ないと思います

私とあなたとの違いは明確であると思います。例えば「現実性」をキーワ
ードに、あなたと私の「どちらが現実的か」を考えてみましょう。改憲派
さんからは即座に「自分の方が現実的である。まっぺんは夢想家である」
との答えが返ってくると思います。では「現実」「夢想」と言った場合、
それはどこで区別されるのでしょうか? たとえば世界を「ブッシュ対テ
ロリスト」の図式で解釈するか、「まだ見ぬ第三の勢力」の可能性を考慮
に入れるかで、「現実」と「夢想」との区別をするのだとしたら、これま
での世界は非常に頻繁に「夢想家たちによって変革されてきた」事実を見
落としていると言わねばなりません。

もしも世界が「現在ある勢力の動向によって支配される」というあなた方
「現実主義者」の見方に沿って動いてきたのだとしたら、いまだに南アフ
リカの「アパルトヘイト」体制は続いているでしょう。いや、それどころ
か奴隷制度さえも続いているでしょう。いやいやそれどころか、未だに、
古代エジプトの王朝だって続いていたかもしれません。わずか35000
の兵力でペルシャ軍を破り、中東地域全般に渡る大帝国を立てるなどとい
うアレクサンダー大王の「夢想」も成立しなかったかもしれません。

世界がアメリカという超軍事大国に支配され、それに対抗し得る勢力とし
てはイスラム原理主義テロリスト以外にない、という事実は、それはそれ
として「現実」です。しかし、それだけを見て、他を見ないとすれば、そ
れはこの世界への「絶望」の表現でしかないのではないでしょうか? 今
この瞬間には、確かにアメリカに対抗し、その政策を変えさせるとか、そ
の軍事力を撃退するなどの力を持つ勢力は存在しないように見えるかもし
れません。しかし、自分が「より正しい」と信じる行動は、決して孤立し
た「自分だけのもの」ではないはずです。自分の考えに「理」があれば、
いつか、それは大きな集団的意志になっていくはずです。

そうした考えを持ち努力している人達に対して、改憲派さんが自分の絶望
的で「現実的」な観点から、他人の努力に冷水を浴びせるような発言(と
嘲笑と)をおこなうのは自由です。しかし、そうした嘲笑にもかかわらず
「いつか現実化しなければならない」「いつか現実化して見せる」と考え
行動している「夢想家」の人たちの方が、遙かに、この世界を愛している
こと、少なくとも絶望していない事を私は知っています。

「夢想」が「夢想」で終わるかどうかは、その「夢想」に未来の現実へと
通じる根拠があるか否かに懸かっていると思います。そうした観点につい
ての議論ならば続ける事ができるでしょう。しかし、最早「現在ある現
実」に押しつぶされ、それしか見えない「現実主義者」的観点からあらゆ
る「夢想」を排除するような主張に対して、私は答えるすべを持ちません。

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草加さん 投稿者:改憲派  投稿日:11月 3日(水)13時46分49秒

だいたい米国とソ連では国力も政治体制も違うのにおんなじ様なもんとし
て扱うこと自体がおかしいでしょう。もちろん、両者とも暴力団の主力グ
ループであった以上、似通っているところもあるという意味で私は類似点
を述べたのです。だいたい、私の程度の人間に教えを乞うことじたいが的
外れなわけですし、自分の頭で考えないで教えを乞うような人は私は奴隷
根性の持ち主だと思いますのであまり議論する価値を感じません。おそら
く、本気で草加さんがおっしゃられているのではないと思いますけど。

>まっぺんさん

ここはまっぺんさんの庭ですのであまりものは申しませんが、空を打つよ
うな拳闘をしていても、趣味者のレベルを超える運動はできないと思いま
す。以上です。
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(新潟県中越地震・被災者支援)クリック1回でできる被災者支援、被災地にテントを 投稿者:まこと(元M)  投稿日:11月 3日(水)04時43分43秒

以下のサイトで新潟県中越地震のクリック募金を行っています

(募金パーク)
http://bokinpark.com/crick/kinkyuu/niigata.html

(イーココロ)
http://www.ekokoro.jp/

上掲のサイトにアクセスすると、1クリック当たり1円をサイト運営者が日
本赤十字社や被災者支援NGOなどに寄付するというものです。おそらく被
災者支援とサイトの宣伝との一石二鳥を狙ったものでしょうが、「募金パ
ーク」の方は既に60万円を日赤にカンパしたそうです。

皆さんもぜひアクセスを。

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「中越元気村」という市民団体が寒い被災地にテントを送って車の中で寝
泊りしている被災者に腰を伸ばしてもらおうというアクションを展開して
いるようです。

私も車中泊を幾度か経験していますが、冬の車内は夜になると車中の熱が
外に奪われ、とても寒いですし、特に前部座席の場合は足が底冷えし、冷
え性の人にとっては非常につらいものです。また、車中での長泊が続くこ
とによるストレス障害も懸念されます。

私も今週中に家の中で眠っているテント二張を送るつもりですが、皆さん
もぜひ。

(以下、「中越元気村」のブログ 
http://blog.livedoor.jp/chuetsugenkimura/ より)

10月30日、小千谷高校グラウンドに約30張りのテント村。車中宿泊者の
方が早速入居し、「ああ、1週間ぶりで背中をのばして寝れた」と大好評です。
現在約400張りのテントが全国の有志また、アウトドアメーカーなど企業
さんからお送りいただきました。ありがとうございます。「今、被災地で
テントは宝物です」私たちはまだまだ、全国からキャンプ用テントを集
め、どんどん被災者の方に手渡していきたいと考えています。

●【送り先】は、クロネコヤマトの宅急便で、「新潟県 小千谷宅急便セ
ンター 止め」でお願いします。受け取り人名:中越元気村 加藤寛明 

●直接お持ちいただける方は、小千谷高校グランド奥の「中越元気村」現
地本部までお持ちください。場所の地図。

●活動資金として寄付金のご協力もお願いします。
【振込先】郵便振替:00980−5−12290 オープンジャパン
通信欄に「中越元気村」とお書き下さい。的確に使わせていただきます。

●ご連絡先 中越元気村   現地本部 090-6102-9308 
草島 stern8@mac.com
代表 加藤 hiroakijosekato@yahoo.co.jp

■山田和尚■

今回の新潟中越地震の件について、【楽市楽座】をやってくれた加藤くんと連絡
がつき、全国各地からテントを送ってもらおうと言うことになりました。神戸の
震災の時もそうだったのですが、被災地ではいくら寒くっても余震の怯えから建
物の中で寝るということがなかなか出来ない現状にあります。そこで友人、知人
と相談して出来るだけ多くのキャンプ用テントを送っていただけないでしょうか。
今日現在で不足している物に関しては、ご安心ください。一両日中に各方面から
支援が届きはじめることになるでしょう。その時点でも不足するのがテントです。

テントを送っていただく時に、一度組み立ててみるようにしてください。不足し
ているポールがあるかもしれないからです。それとご自分で応援の手紙も添えて
頂くようにお願いします。この手紙こそ心の支えとなり、冷え切った心の
湯たんぽになるからです。そうそう、手紙の中に「身近にあるペットボトルにお
湯を入
れて、衣類を巻いて湯たんぽ代わりにしてください」という一文も忘れずに…。

今夜、日テレ系で放送する『たったひとつのたからもの』を是非観てください。
秋雪くん役の翼くんもがんばってくれています。みんなで励ましあって『生きる』
という宝ものを大切にしていきましょう。
          ・・・雪の旭川から(北海道の残りの上映会があと6回)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
戦争は、香田さんの死は、天災ではない 投稿者:鍋山@激亡中閑あり  投稿日:
11月 2日(火)23時47分43秒

家事に忙しく、借り物ですが・・・(汗)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【PUBLICITY】1040:「あきらめの霧」を払え−−イラク戦争の「天災化」
/自衛隊派遣延長 焦点に
http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?7777

(略)

▼東京新聞に載っていた分析2つ。

「彼(香田さん)に存在価値がないという論理につながる気がして気味が
悪い」(芹沢俊介氏)

「(世論が事件に関心を示さなかったのは)冷酷な言い方ではあるが、一
つは『慣れ』(中略)マスメディアの関心は新潟の震災に集中」「底流に
は『しょうがない』というあきらめがある」「(見殺し前提の首相発言
を)厳しく批判するメディアもなかった。権力に対する怒りがない。批判
する力が弱くなって
いるのではないか」(野田正彰氏)

▼昨年11月に外交官2人、今年に入ってジャーナリスト2人が殺され
て、そして一般人殺害。しかも日本人の人質殺害は初。サマワ陸上自衛隊
宿営地内への砲撃など、確かに予兆はあった。必然といえば、あまりに必
然であった、必然の“かたち”は、想像できなかったが。

▼讀賣も産経も、4月にぼくが激しく反発した「自己責任論」の強い主張
はなかった。

4月16日、公明党の冬柴鉄三幹事長は、日本人人質3人の解放に際して、
「損害賠償請求をするかどうかは別として、政府は事件への対応にかかっ
た費用を国民に明らかにすべきだ」
と発言したが今回、「交渉にかかった費用や、死体の日本への輸送費用を
国民に明らかにすべきだ」とは言わなかった。「山の遭難では救助費用は
遭難者・家族に請求することもあるとの意見もあった」という政治家の声
もなかった。不思議だ。

もちろん、香田さんは4月の3人とは違い、日本政府を糾弾しなかった。
しかしそんなことは自己責任論の貫徹にとって、本質的な問題ではないだ
ろう。香田さんは自らの命をかけて、自衛隊を派遣可能の安全であったは
ずの地域が、「一般人でも殺される」危険地域であることを示す、明白な
「利敵行為」を働いたのだから。

よもや「慣れ」や「あきらめ」で、利敵行為を許せるはずもなかろう。貫
徹せざる自己責任論、その所以は、情け容赦なく首を斬り殺された衝撃か
嫌悪感か−−案外脆いものなのかナ?

(略)

▼いろいろ浮かぶ雑感を連ねながらぼくは、香田さん殺害によって、実は
ニッポン人にとっての

「イラク戦争の天災化」

が、ほぼ完成したのではないかと考える。

実際の殺害を前に沈んだ「自己責任論」の合唱など、天災化に至る手前の
泡(あぶく)の破裂に過ぎなかった。

「イラク戦争は天災」と弁えていればこそ、「香田さんを殺した連中を断
じて捕まえて裁け」との声が出ない惨状にも納得できる。地震や台風を逮
捕して裁判にかけることはできない。

戦争を論じる日本国内の大半の言論が、あらためて「天災という名の霧」
に迷い込む可能性がある。いや、

「あきらめの霧」

と言った方が、その正体に近い。

2日のアメリカ大統領選でケリー大統領が誕生すれば、自衛隊撤退へと進
むだろう。そのとき小泉首相はきのうの発言を鮮やかに撤回し、「テロと
の戦いもいろいろ」と叫ぶだろう。しかし、ブッシュが再選された場合、
ニッポン人は60年の歳月を超えて再び、「天災としての戦争」のなかで
生きることになるだろう。

▼マクナマラ元国防長官の告白に基づく映画は、「戦争の霧」(THE FOG
OF WAR)と名づけられた。アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞に輝い
たこの映画は、「戦争の霧」に迷い込んだアメリカ高官の葛藤と迷走を描
ききった傑作である。

ぼくは、「戦争の天災化」というかたちで生じる、ニッポン特有の「あき
らめの霧」(THE FOG OF RESIGNATION)を吹き払うつもりだ。そうでなけ
ればぼくは、人間の業である戦争と向き合うことすらできない。

その成功の可能性の小ささは、試みを止める理由にはならない。また、こ
の試み以外に、殺された香田さんに対する供養の仕方を思いつかない。

(略)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「もし、日本がイラクだったら」
http://www.geocities.jp/riverbendblog/panda.html
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草加さん 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 2日(火)19時53分13秒

参りました。おっしゃるとおりと思います。
チョーハツに乗った形の私の回答に比してずっと大人の対応です。

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RE:改憲派様、まっぺんさま 投稿者:草加耕助  投稿日:11月 2日(火)12時52分42秒

改憲派様
>まずはあなたご自身の意見がまとまってから私と議論してみてはどうで
しょうかね

うーんとですね、その考えをまとめるために、いわば改憲派さまに「教え
を請う」という態度に出たつもりだったんですが。。。
ソ連に対するのと米軍に対するのとで言ってることが違う、ダブルスタン
ダードではないか?という「首尾一貫性」とか「論理的整合性」の問題
は、この場合はそれが本質だと思うのですが?

まっぺん様
>あなたの価値観を他人に強制するのはやめてください。
>また、私もあなたに「反ブッシュの運動への参加」を要請しませんから。

それはその通りなのですが、そう言ってしまっては、議論にならない気も
します。
ただ、「どちらかを選べ」と強制するところから堂堂巡りで出てこれない
なら、もう「価値観の違い」で打ち切るしかないかもしれません。

Aを選ぶ人とBを選ぶ人でなら、改憲派さんのスタンスでも議論になるかも
しれませんが、この場合は「選べ」という人と「選ばない」という人の議
論なのですから、改憲派さんも「どちらかを選ぶ必要があるのか」という
論旨でもう少し展開されたほうがよいのでは?
今のところこの問題で改憲派さんの論旨は「長いものには巻かれろやで」
ということに過ぎないと思います。そういうのは「現実主義」ではなく
「ニヒリズム」ではないでしょうか。

どんな主張や運動も最初は一人、あるいは極少数ですが、「どちらも選び
たくない」という考えは改憲派さんが言うほど少数とも思えません。むし
ろ在野では多数のような気もします。改憲派さんのような方でさえも、本
当はどちらも選びたくないように推察されるではありませんか。
問題はむしろ、こういった多数派を現実の力にできていないということな
んではないでしょうか?
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政策あれば対策あり 投稿者:黒目  投稿日:11月 2日(火)02時27分11秒

そのレベルのオールドボルシェビキが若い活動家をオルグに来た時に、ど
のようにして婉曲に断るか、という方法についてギロンされた事がありまして・・・・
「あ、ボク、マルクス主義とかあんまり興味ないもんで」
というのが最も効用があるとされ(以下略

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ビンラディン演説と香田さん虐殺 投稿者:sinken  投稿日:11月 1日(月)21時18分48秒

9.11を実行したのは、誰なのか.そして、その動機がなになのか.
これまで出された宗教的な言葉を使って主張された声明は、はっきり言っ
て、実行の責任を認めているのか、その行動の動機が何であったのか.この
ことがまったく分からなかった.

しかし、今回、9.11は、オサマ ビン ラディン自身が思いつき、アタ達
とこれを計画したことをみずから明らかにしている.

私は、今回の彼の主張は、アメリカ国民に宛てた自らの正当性を訴える演説
であったと考えている.
(ビンラディン演説は、つぎのURL
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2004/10/post_10.html

なお、英文からの訳なので、BBCとアルジャジーラに微妙な違いがあ
る.BBCのほうが、補って訳しているだが、それでいいのか.アルジャジーラ
のは、ちょっと意味がとりにくいところがある.)
彼は、パレスチナやレバノンで、独裁的な権力によって、人々が無差別に殺
される場面を見て、それに耐えられなくなり、この苦しみを与えている権力
者に、同じ報復を加えるとを思いついたという.それによって、その行為が、
どれほど無意味なものであるかを気づかせようとしたとのべている.

ビンラディン演説が全共闘文書と似ているという人もいる。果してそうだ
ろうか。彼は、根本的なところで、全共闘と違っている.
彼は、この演説のなかでは、単純な自由主義者であり、アラブ中東の民衆の
苦しみの解決のための手段は、同胞のための戦争しかないと考えている.

全共闘は、帝国主義国家が、本国内で、繁榮するために、周辺に被抑圧民族の
国家を作り出し、その民衆の抵抗を、植民地戦争で破壊することに対して、
被抑圧民族と連帯する帝国主義本国内の労働者、民衆の抵抗闘争を作ろう
とした.

帝国主義一国内の民主主義に押さえ込まれる事なく、国境を越えた民衆の
連帯を作ろうとした.

ビンラディンにとっては、中東、パレスチナ地域の民衆への影響力のみが
問題なのである.演説のなかで、彼がはっきり認めているとおり、彼は、アラ
ブ、中東に対して、アメリカが影響を行使し始めたとき、中東地域の専制君
主の専制、イスラエルの軍事侵攻に民主主義のアメリカが、影響力を行使
し、それをとめる方向で、民主主義的影響力を行使するのではないかという
幻想を持っていた.
しかし、それが幻想であり、逆に父ブッシュは、中東の独裁君主の影響を受
けてしまい、彼の敵になったと語っている.

彼はこの主張の中に、ある論理矛盾に気づかないのだろうか.自由主義者だ
から、気づかないのかもしれない.

彼は、アメリカが敵となった時、その敵との戦いを行うのに、困難を感じな
かったという.なぜなら、
ブッシュの父のアメリカが、中東に出てきたとき、イスラエルや、中東の専
制君主と同じ、政府になったから、これまでの自分対の戦いを行えばいいと
思ったといっている.

しかし、イスラエルや、中東の専制君主と戦う時も、その専制君主に打撃を
与えるために、同胞に専制君主と同じ無差別テロを仕掛けたのであろうか.

ビンラディンは、専制支配と戦うためには、その抑圧のもとにあり、その専
制に抵抗出来ない民衆に対しても、ともに連帯して戦いに立ち上がる必要
があることを訴え、支持を作り出すという社会運動の基本をまったく無視
しているのである.彼は、専制君主や独裁者と戦うために、その支配のもと
にある民衆への恐怖を与え、専制君主から、離反させようとする.結果とし
て、民衆は、専制君主と、ビンラディンから、二十の恐怖を受ける事になる.

しかし、オサマ ビン ラディンとアルカイダが自由主義者であるからこ
そ、侵略する側にいる国民が、彼らの無差別攻撃を避けるためには、彼らが、
主張する領域から撤退する事である.
さらに、彼らが存在する領域において、戦争がなくなるとき、彼らの民衆へ
の無差別テロの意味もなくなるのである.彼らは、専制君主やフセインのよ
うに、戦争のないイラクで、イラク民衆を専制支配するイデオロギーはもて
ない.

香田さんは、星条旗に包まれて虐殺される事によって、自衛隊のイラク駐留
によって、日本の国民が、この二重の抑圧の泥沼にはまっていくのだという
事を実を持って示してくれた.

誘拐グループは、香田さんの意思を無視し、虐殺し、彼を星条旗にくるん
だ。日本国民は、自衛隊のイラク駐留が、ビンラディンの専制君主を恐怖さ
せるために、民衆への無差別攻撃を実行するという
根拠になっている事を知るべきである.私たちは、国民として、この恐怖に
絶え、犠牲を引き受けネバならない理由は何もない.
国民は、ビンラディンの抑圧から、自由になる権利がある.この権利を、政府
に対して、貫く戦いをするべきである.自衛隊の派兵を決めた法律の延長を
止めること.自衛隊を撤退させる事.

最後に、今日本国民に迫る2重の抑圧との戦いの必要を、身を持って示して
くれたことに対して、香田さんに感謝する.
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傍観者は黙って傍観していればよい。他人の行動に口を出すな! 投稿者:まっぺん 投稿日:11月 1日(月)19時43分8秒

> 我々のような弱小勢力がパースペクティヴを変えたところで、二つの巨
大勢力に変化がなければ現状は変わらないのではないでしょうかね。

あなたが「ブッシュかテロリストか」どちらかを選ぶのは自由です。しか
し、あなたの価値観を他人に強制するのはやめてください。私はどちらも
選択しません。また、私もあなたに「反ブッシュの運動への参加」を要請
しませんから。

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草加さん 投稿者:改憲派  投稿日:11月 1日(月)18時57分17秒

まずはあなたご自身の意見がまとまってから私と議論してみてはどうでしょうかね。
でないと、草加さんが私の主張の「首尾一貫性」とか「論理的整合性」の
面ばかりに目が行ってしまいひじょうにつまらん意見交換になると思いますので。

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同一時刻に中野では 投稿者:野次馬の視線  投稿日:11月 1日(月)18時55分37秒

まさに、

>いまの若い活動家世代との断絶に対してどう向き合っていくのか、といった観点

での、バトルトークが、吉川勇一、天野恵一、道場親信など各世代の論者たちと、
20代、30代の活動家たちとの間でなされていました。スパルタシストにも発言の機会を
与えるという実に寛容な会合でしたが、WPN主流派の方たちはいらっしゃらなかったようです。

http://yurayura.mine.nu/r-festa/20041031.html

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二つの勢力 投稿者:改憲派  投稿日:11月 1日(月)18時54分57秒

アメリカ合衆国にしてもイスラム原理主義者にしても21世紀にもっとも
世界に影響を与える巨大勢力なのでして、両者がお互いのレゾンデートル
のために戦うことを望んだのですから、おそらくどういう理由をつけても
二つの勢力が血みどろの殺し合いを一般市民を巻き込んで起こしていたで
しょう。おそらく、イラクがスケープゴートにされていなければ他の地域
がスケープゴートになっていたのではないでしょうか。

たとえば、サウジから米軍が引き払う前は原理主義者はサウジの米軍駐留
を理由にテロを起こしていました。そして、サウジから撤退後、パワーバ
ランスの関係で米軍はイラクを侵略したわけです。

『現在の情勢を「アメリカ枢軸 VS テロリスト」の図式でしか見ようとし
ない限り、』といわれますが、我々のような弱小勢力がパースペクティヴ
を変えたところで、二つの巨大勢力に変化がなければ現状は変わらないの
ではないでしょうかね。

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寺尾五郎記念集会に行ってきました 投稿者:まっぺん  投稿日:11月 1日(月)18時15分3秒

オールドボリシェヴィキのじいさん達があつまっていろいろ語ってくれま
したが、現在進行しつつある資本主義の「死の苦悶」、そのために引き起
こされているグローバリゼーションと戦争とに対してどう闘っていくの
か、又、いまの若い活動家世代との断絶に対してどう向き合っていくの
か、といった観点からの最も緊急を要する問題についての発言の乏しさに
空しさを感じました。当日配布された寺尾氏の文章には、主体的観点から
の自己批判的総括が述べられていますが、それをどう「現在の運動」につ
なげていくのか。共産主義者の課題はそこにあるんじゃないのかなー?

●改憲派さん

> それとも、まっぺんさんはタリバーンのような勢力がイラクの政権をと
ることを望んでいるとか?

現在の情勢を「アメリカ枢軸 VS テロリスト」の図式でしか見ようとしな
い限り、解決策は見いだせないと思います。アメリカが介入するまではタ
リバンなどイスラム原理主義組織がイラクでテロを実行してなどいません
でした。今回、香田さんを殺害したテロリストは、アメリカの軍事行動が
呼び寄せたものです。米軍が介入しなければ、そして日本がそれに追随し
なければ、香田さんは殺されなかった。

なお、テロリスト側でもなく、米軍側でもなく、自主独立のイラクを求め
て結集している勢力もあるのですが、日本では報道されていません。

↓独立イラク創設全国評議会準備会議(ベイルート)についての報告
http://www.jrcl.net/web/frame040913g.html

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ファルージャ攻撃 投稿者:スパルタコス(丸人)  投稿日:11月 1日(月)09時10分59秒

今、ファルージャを襲っているのは地震でも台風でも洪水でも熊でもな
い。このような無差別爆撃がイスラムテロとの戦いとどう結びつくのかア
メリカには説明する義務がある。ファルージャ市民のインフラと自治を破
壊しているからだ。廃墟にすればテロがなくなるのではなく、チェチェン
でもパレスチナでも廃墟がテロを生んできた。タリバンを生んだのはパキ
スタンの情報機関と難民キャンプだった。一般市民を未だに虐殺し続けな
ければならない理由を明白にすべきだ。少なくともイスラムテロリスト以
外にもシーア派にもゾロアスター教徒にも労働組合にも米軍駐留に反対す
る人はいるのに、イラク人を彼らより十段も二十段も高い所から見下ろし
て、あたかも彼ら一般市民が全員テロリストであるかのように描き出して
爆弾を落とし続けるアメリカとは何なのだ?復興支援と言いながら、現在
進行形で廃墟がつくられ続けている。米軍が撤退すればタリバンができる
のでhなく、今現在つくり続けているのだ。タリバンのような保守的な考
えはアメリカの経済制裁による部族社会の復活で逆に強まっていったし、
インフラの破壊で逆にイラク社会の前面に出てきてしまった。イラクは
元々部族社会ですからまとまりが悪いというが、当のイラク人が非イスラ
ム教徒とすら「イラクは一つ」とスクラムを組んでいる時に爆弾を落とす
奴らは、廃墟になったイラク都市を見て「だからイラクは先進国の支援が
必要」と言う。これは天災ではなく、アメリカ軍がやった人災なのにふざ
けている。

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改憲派さんと草加さんのやり取りへの雑感、草加さんへ 投稿者:まこと(元M)  投稿日:11月 1日(月)07時15分35秒

改憲派さんのご意見はイグナティエフ「軽い帝国」に似ていますね。イラ
クやスーダンのような地を統御し得る国家は世界にアメリカしか存在しな
いだから、多少厄介な国家であっても我々は「帝国」に頼るしか無いのだ
−という感じでしょうか。

ただ、かような立場を取るならば、嘗てのアフガン民衆にとってのソ連と
いう「帝国」、そして現在のイラク・アフガン民衆にとってのアメリカと
いう「帝国」の位置付けは同じなのか違うのか、あるいは違うのなら具体
的にどう違うのか。

アメリカ「帝国」による事実上の占領を是認した上での今後のイラクの青
写真を描くのならば、その点を私達はもう少し論考せねばならないような
気がします。草加さんの拘りもその辺にあるのでしょうけど。アフガン民
衆の福祉向上という視座に立った時、ソ連=「社会主義」国家=だから勢
力拡大を阻止せねば、という反「共」主義がどれ程説得力があるのか、と
いう気はします。

草加さん、はじめまして。私も「あちら」の方は運動関係の知人に誘われ
て入っただけでして(汗)。草加さんのWebサイトも追々拝見させて頂こう
かと思っています。お互い「幽霊」同士(笑)、今後も宜しくお願いします。
http://humanrights.blogtribe.org/

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香田証生さんのご冥福を心よりお祈りします・・・ 投稿者:まこと(元M)  投稿日:11月 1日(月)07時00分12秒

事件の第一報が入った時から内心では「最悪の結果」に至る予感はしてい
たのですが、本当に残念です。

中東の地で惨殺された香田証生さんのご冥福を心よりお祈りします・・・。

ところで、この事件の最中にアムネスティがイラク人質事件について声明
を出していたようで、香田さんの事件にも触れていますので、参考までに
訳してみました。なお、転載・転送はご自由にいうことで。

イラク:アムネスティ・インターナショナルは武装集団に全ての人質の安
全と解放を求める(アムネスティ・インターナショナル 04.10.29)

<翻訳:まこと>

 アムネスティ・インターナショナルは人質を殺害するイラクの武装集団
によって作られた脅威を非常に懸念している。アムネスティ・インターナ
ショナルはイラクにおける交渉の切り札としての人質の使用に強く抗議
し、戦闘時における国際人道法の最低基準、および正義と人間性を尊重す
るように武装集団に促す。人質を取り殺害することは国際法の下で禁止さ
れる。アムネスティ・インターナショナルはあらゆる状況下でこれらの原
則に従うように武装集団に求める。

 最近、7歳の少年を含む数人の人々が人質に取られ、様々な要因で理由
で脅威に晒されている。ケア・インターナショナルのバクダッドでの活動
の責任者であるマーガレット・ハッサンは2004年10月19日に武装集団によ
って彼女の車から拉致された。これまで彼女を拉致した者達はアラビア語
のテレビ局アル・ジャジーラに彼女が登場するビデオを2本送り、この中
で彼女は英国軍をイラクから撤退させ、イラク中央部に軍隊を展開しない
ように英国政府に促した。マーガレット・ハッサンはイラクで32年間暮ら
している。彼女はイラク人と結婚し、イラクと英国のパスポートを共に所
持している。

 7歳のレバノン人少年のモハマド・ハマドは10月23日に、バグダッド東
部のディヤラ州で学校から帰宅している時に拉致された。彼を拉致した者
達は彼を解放するための身代金として15万ドルを彼の父親に要求した。彼
らは、もし父親が10月30日までに金を支払うことができないのなら、彼ら
は少年の首を切り落とすだろうとの最後通牒を伝えた。

 これまでテレサとして知られ、長年のイラクの住民であるポーランド人
の女性は、10月27日の夜にバグダッドの自宅から武装集団に拉致された。
彼女を拉致した者達はポーランド政府に軍を撤退させるように要求し、さ
もなければ彼らは彼女を殺害するという。24歳の日本国民である香田証生
も10月27日に拉致された。彼を誘拐した者達は、もし日本の自衛隊がイラ
クから撤退しなければ、48時間以内に彼を殺害するだろうと脅迫するビデ
オをアル・ジャジーラに送った。

 過去7ヶ月以上に渡り、数多くの様々な国籍の外国人−その大半は人道
支援活動やジャーナリストやトラック運転手や民間の請負会社を含む一般
市民−が、イラクから軍隊を撤退させるか同国での全ての商業活動を中止
させようと彼らの国の政府もしくは企業経営者に圧力を掛けるため、イラ
クで活動している様々な武装集団によって拉致され、人質に取られてい
る。人質の多くは殺害された。数多くのイラク人、とりわけ子どもたち
も、家族から身代金を取る目的で犯罪者集団によって拉致された。

 武装集団は1949年ジュネーブ第4条約によって拘束される。この条約は
国際慣習法を反映し、人質を取る行為や拷問、身体の切断、残虐な扱い、
捕虜の屈辱的扱いや処刑を禁止する。アムネスティ・インターナショナル
は武装集団に対し、あらゆる状況においてこれらの原則に今すぐ従うよう
に求めるものである。

・(原文)Iraq:Iraq: Amnesty International appeals to armed groups
for the safety and release of all hostages(AI Index: MDE
14/053/2004)
http://web.amnesty.org/library/Index/ENGMDE140532004

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長文にて失礼いたします(2 投稿者:草加耕助  投稿日:11月 1日(月)05時44分52秒

>スパルタコス(丸人) 様
いえいえ、確かにスパルタシストを「思い出す」ことはあっても、「スパ
ルタシストの人間に違いない」とは誰も思わないんじゃないですか。内容
を読めばわかることで、そこまで深読みするひねくれ者はそう多くないよ
うに思いますが。(運動近辺には多いんでしょうか?)
どちらにいたしましても、スパルタシストのソ連軍擁護論への反論の視点
を多くご教示いただき、感謝の言葉もございません。アフガン侵攻当事は
まだノンポリ高校生で、その後に政治活動に参加した後もちゃんとした考
察もせずにすませてきた、己の勉強不足を痛感させていただきました。
「むしろソ連侵攻後に学生運動や労働組合はなくなっていった」つまり自
主的な組織は潰されたということだと思うのですが、ここを読んで思い出
したのは、フセイン政権崩壊後にイラク民衆が各地で自然発生的に立ち上
げた自主的・土着的な復興運動を、米軍が武力で潰して回ったため、それ
までさほどでもなかった反米世論が一気に高まったというDays Japanの記
事です。この記載の詳細を知らないのであまり引用したことはありません
でしたが、ますますソ連軍も米軍も同じなんかなという認識が高まりまし
た。

まこと(元M) 様
>どうやら草加さんは私も入会している某NGOの会員さんでいらっしゃるようですね
あ、どうも、幽霊会員の草加でございます。検索のお手間をとらせて申し
訳ございません。内容が薄いもんで、お知らせするのが恥ずかしかったん
す。一応、自己紹介代わりということで、リンクつけておきます。
某NGOのほうは個人的に細々とブログで紹介したり手紙書きとかやってる
程度です。(情けな!)
こちらこそよろしくお願い申し上げます。
まあ、ここは住民のレベルが高くて、そうそう「お気楽」に書き込みもで
きませんので、私のような若輩者は、呼ばれでもしない限り、そうそう出
てこれませんが。。。

http://hatahata.mods.jp/

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長文にて失礼いたします(1 投稿者:草加耕助  投稿日:11月 1日(月)05時39分26秒

香田さんのご冥福を心よりお祈りします。
日本政府にも、犯人にも、愚にもつかない「自己責任」論者にも、そして
たまたま殺された被害者の国籍が自分と同じというだけで強く心に無念さ
を感じているが、それ以前に殺された国籍を異にする人々には同じような
感情を持ってこれなかった自分にも、とにかく腹が立ちます。
それにしても、今回の件で、以前の人質事件で「精力的に動いて人質を救
出した」ごとくふるまっていた外務省・日本政府が、実は現地の聖職者や
米軍におんぶにだっこで、自分たちでは何もしていなかったことがばれて
しまいましたね。

改憲派さま>
いきなり話の流れの腰を折るような書き込みに、丁寧なレスをありがとう
ございました。
当時、ソ連軍のアフガン侵攻に抗議し、そして今また、米軍のイラク侵攻
に抗議している者の一人として、スパルタシストの批判には自分なりの回
答を用意したいと常々思っていました。
私には米軍のやっていることとソ連軍のやっていたこと、そして当時の反
ソゲリラと、今のザルカウィの区別なんてつきません。同じに見えます。
しかしそれはまだ「感想」の領域を出ないので、私のこの感想に反駁する
ような文献を探していたのですが、見つからずに困っていたところです。

「ソ連軍は撤退すべきだが、米軍は撤退しなくてもよい」というのは、同
じことをした者に対して片や有罪、片や無罪を宣告するようなもので、私
が最も軽蔑する「ダブルスタンダード」です。カタカタで言うとカッコイ
イですが、要するにイデオロギー的なご都合主義です。そうでないという
ためには、ソ連軍と米軍が「同じでない」という論証が必要です。私がさ
がしていたのはこの論証です。

改憲派さんの論証は、その意味で「はじめて見つけた」ものであり、ご教
示には大変に感謝いたします。
しかしながら、そこであげられている「違い」は、「米軍に従えば見かえ
りがあるが、ソ連には見かえりを与える力がない」というものであって、
「見かえりを得るためにイラクをアメリカの属国にしてもかまわないでは
ないか」という主張でした。
しかしこれではもしソ連が「金持ち」でアメリカ以上の「見かえり」を出
せるなら「ソ連の属国」でもかまわないわけで、結局はソ連軍も米軍も
(侵攻される側から見れば)本質は変わらないということになる。。と、
思って改憲派さんの書き込みをよくみたら、そう書いてますね。「(アメ
リカも)ソ連の暴虐性と大差ありません」とはっきりと。つまり出発点の
認識は私と同じだったわけですね。

私がより知りたかったのは、この出発点の認識において、ソ連軍と米軍は
「違う」という意見だったんですが、この点についてもし何かご意見があ
ればまたお願いします。米ソの国内の政治体制の違いとか、どちらが金持
ちかとかそういう意味ではないです。他国に軍隊を派遣し、その国の人々
に抗議されても居座り続け、自分たちの信じる体制(それが「正しい」か
どうかは関係ない)を一般的に押し付けたという点で私は「同じ」だと思
ってます。
また、「ソ連の勢力拡大」をふせぐために、反ソゲリラを支援・育成して
タリバーンやアルカイダを育てたことに何の問題もなくむしろ「必須」で
あったという主張には、とうてい同意いたしかねます。

もし私がイラク人だったら、改憲派さんの主張には絶対に怒ると思いま
す。どんなに見かえりがあろうとも、「逆らう者には仮借なき制裁を加え
る」ような政権の下で暮らしたくないし、そんな暴虐な国の従属国になっ
てしまうなら、いっそ貧乏国になってしまったほうが100倍ましだと私が
イラク人なら考えます。
そういう「タリバーン類似政権」と「米軍政」の二つをならべて「どっち
がマシか」とか、イラクの人に「どっちかを選べ」とか強制するのはヘン
テコに感じます。だってどっちも嫌なんだもん!なんでそういう「針山地
獄より血の池地獄のほうがマシだよ」みたいな発想になるんでしょうか。
改憲派さんも含めて(立場の違いこそあれ)支援したい対象はイラクの民
衆なり国民のはずなのに、改憲派さんの論理の中では肝心のイラク民衆が
支配され、踏みにじられる対象としてしか登場しないのはなぜですか。そ
ういうのは単純に現状を追認するだけの似非現実主義のように感じてしま
うのですが、違うのでしょうか?理解に浅いところがあれば大変にお手数
で申し訳ありませんが、ご教示いただければ幸いです。

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香田青年の死を悼みて 投稿者:睡蓮  投稿日:11月 1日(月)02時23分3秒

麦一つ砂漠落ちて実をむすばん

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草加さん 投稿者:改憲派  投稿日:11月 1日(月)00時06分25秒

まず第一点として、ソ連には科学技術や軍事はまだしも、その他の分野に
おいてアメリカ合衆国ほどのものを提供できる能力はないという点で、タ
リバーンとソ連を比較してもどうしようもないように思います。冷戦構造
からして、ソ連の勢力拡大はどうしても防がなければならなかったので、
その当時、アフガンの反ソ勢力支援は必須のとこだったと思います。

正直、今後の占領政策は難航を極めることは間違いないですが、イラクが
アメリカの属国になってでもイラク国民の生活の安定をとるしか方法がな
いと思います。ソ連の属国になってもタリバーンの抑圧的支配と大差かわ
りないのとは事情が違うと思います。アメリカ合衆国は逆らう者には仮借
なき制裁を加えるという点でソ連の暴虐性と大差ありませんが、従う者に
はそれなりの見返りを与える点で昔の中華帝国のような面があるでしょう。

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