四トロ同窓会三次会 2003年6月5日〜10日

書き込み自由です。二次会に飽きた方はどうぞこちらへ\(^o^)
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蔵田さんは・・・ 投稿者:まっぴょん 投稿日:6月10日(火)12時57分22秒

SENKI派から編著者のひとりとして指名された事を受けて「回答する責任」
を感じてあの文書を書いたのかもしれませんね。だから個人として書いたけ
ど研究会に持ち込んで「編著者」の責任で提出してもいいかと出席者に諮っ
た。蔵田さんはそういうつもりだったのかもしれませんね。しかし内容を見
て反対された・・・。なるほど。

なんだか「靖国神社参拝」の時に閣僚が「公人として」参拝するかどうかが
問題になるのと似てますね?(^^)。もっとも、あちらの場合には公人だろう
が私人だろうが「参拝」そのものに問題ありなわけですが。

蔵田回答文の場合には「編著者」のカタガキであんなものを回答されたらタ
マランと思いますが、個人的に回答するのはいっこうに構わないと思いま
す。ただ、その内容についてはおおいに問題を感じています。

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書き漏らしていたことなど 投稿者:Giya 投稿日: 6月10日(火)12時14分50秒

やはり言葉で錯綜した事実を書き表すのは難しいですね。
私も蔵田さんの回答を個人的なものと、これまで書いてきました。もちろん
これは、彼が個人の責任で書いたものであるということでは、その通りです。

しかし、蔵田さんは「検証内ゲバ パート2」の編著者のひとりです。です
から、編著者のひとりが書いた回答であるという公的な性格はまぬがれない。
むしろ、それだからこそ、研究会の他のメンバーはその内容に憤りを感じた
わけです。
しかし蔵田さんを編著者にしたのは、皆の合意の上でのことです。我々は同
時に、そのことの不明を恥じなければならないと私は思います。
結果として、ふたりの編著者のひとりが研究会を離脱したのですから、鬼薔
薇さんのように研究会の一角が崩れたと見る方も当然いらっしゃるわけで、
そのようなことをある程度は甘受しなければならないと私は思います。

しかしひるがえって言えば、私はこの研究会が、完璧な、誰からも尊敬され
る存在である必要もないと思っています。
様々な人が来て影響を与え合えばいいと思っていますので、蔵田さんがいた
ことも、とても有意義だったと感じます。
紆余曲折は、それを糧としていけばいいと思っています。

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どん底さんへ 投稿者:まっぴょん 投稿日: 6月10日(火)11時26分22秒

蔵田さんにとって「個人」は無色透明の個人一般では在りえず、左翼倫理が
自覚されてしかるべき「左翼たる個人」である……というどん底さんの蔵田氏
評、的確であると思います。私もそう捉えております。当日の議論の中で
も、誰かが自分の意見を言うと「それは四トロ派の立場であって、云々」と
か、何らかの体系的な党派理論に分類し、発言者への反論ではなく蔵田さん
が「彼は××党派」と認識した党派理論への反論、という形へと議論をもって
いく場面が見られました。

また、その前のどん底さんのご意見……襲撃者側の判断を「代弁」しているの
ではなく、内ゲバ襲撃者が体感しているであろう「リアリティ」を抽出しよ
うとしている……という批評も、まさにそのとおりであると思います。60年
代?70年代における大衆運動には党派の影響が色濃く表れており、大衆運
動をやるには党派に入らないとできない状況を私も体験しています。だか
ら、蔵田さんにとっては「内ゲバ問題」とは「大衆的立場から客観的に見た
内ゲバ党派の問題」ではあり得ず、「内ゲバを現に繰り返してきた“仲間・
後輩たち”に対する主体としての総括の問題」でなければならないのだと思
います。連合赤軍に対する蔵田氏の「不良息子への愛憎」を語るような総括
の仕方にもよくそれが現れています。

その限りでは、そうした立場から考えることに何の異議もありません。しか
し、そうした立場であるからといって内ゲバを容認するような態度には賛同
できません。蔵田氏とまったく同じ立場どころか、それ以上に激しい内ゲ
バ・殺人を繰り返してきた中核派の大衆運動戦線にいながらそれを総括し検
証してきた小西さんは、結論においては蔵田さんとはまったくちがう方向に
向かっています。また同じブントにいた生田さんや小林さんの主張を見て
も、リアリティの追求と内ゲバに対してどういう態度をとるべきかの問題と
は区別するべきであると思います。
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鬼薔薇さんへ 投稿者:まっぴょん  投稿日: 6月10日(火)10時13分59秒

>何度もやりとり重ねては「しつこい」と嫌われましょうから(苦笑)、この
想定に立ってわたしの結論的判断をまとめて述べましょう。

いえ、そんなことはありませんよ。(^^)
「しつこい」とかいうことではなく、やはり回答文の内容について討論する
方が意味があると考えたからにすぎません。もちろん、価値観はひとそれぞ
れですので構いません。ところで、この「規定」にはちょっと違和感をおぼ
えます。

「そして事実そのように相手に伝わった、伝わった以上「当日」は「議論」
の範囲で収まるものと考えられた。ちがいますか?」と鬼薔薇さんは受け取
られているようですが、そのような「研究会としての合意」もありません
し、わたし自身、当日はどんな議論になるか予測もつきませんでした。予測
がつかないことが面白いのであって、予め「出来レース」みたいな仕掛けを
つくってシンポジウムをやるんじゃつまらないでしょ?

なお、SENKI派の人と佐藤氏という「犬猿の仲」の両者が同席したわけであ
り、「もぐら新聞6号」にも報告したとおり緊張した場面もありましたよ。
それから、当日SENKI派の人たちにも出席してもらう事は(小林さんがどう
思っていたかはともかく)現実には当日よりもかなり前に先方に伝えられた
との報せが会員には伝えられています。経過から考えてそれは「公式な回
答」として了解しております。

それでね。推測をもとに論を積み重ねてもしょうがないと思うんですよね。
そういう「事務的処理」についての事実は小西さんのほうが詳しいのですか
ら、聞いてみたらどうでしょうか。

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「すり替え」ではなく「すれ違い」でしょう 投稿者:どん底  投稿日: 6月10日(火)08時34分16秒

(社会批評社フォーラムでの5月30日小西さんの発言から)
>彼との意見の対立は簡単な問題です。つまり、「個人の言論上の批判に対して、いかな
>る場合も組織(党派)の、暴力行使・テロ・ゲバを認めない」とするか、否か、です。
> 彼は、これを現に存在する内ゲバの「党派(組織)と党派(組織)」間の「批判のあ
>り方」、その「止揚を提案」にすり変えたわけです。

小西さんは「党派対党派」ではなく「個人対党派」の問題なのだと書かれた
わけですが、蔵田氏の倫理的問題意識からすれば「個人」は無色透明の個人
一般では在りえず、左翼倫理が自覚されてしかるべき「左翼たる個人」なん
だと思います。つまり問題は「左翼対左翼」という地平において捉えられて
いるのであり、左翼内部のテロたる内ゲバを論じる倫理的観点としてこの抽
象化は無理なものではありません。これに対し、「個人対党派」という問題
認識はまた別の地平にあると言えます。後者を捨象して結論を導くべきとは
思いませんが、議論の過程としては、異なる地平において蔵田氏を批判して
も議論が噛み合わないでしょう。蔵田氏にすれば、それは「左翼としての倫
理・立場性」を脱色するノンモラルな問題把握(=スリカエ)だとの認識に
なるのでしょうから。

蔵田氏の「倫理」への拘り自体に関しては私は肯定的に捉えているわけです
が、氏とまっぺんさんや小西さん、小林さんとの間ではどうもすれ違いに終
始したように思います。私はまっぺんさんの党派性に否定的意見を述べたわ
けですが、もちろん問題のこじれを全てそこに帰着させるつもりはありませ
ん。党派性を「柔軟性を欠いた政治的立場の固守」という面から見るなら
ば、蔵田氏の「柔軟性を欠いた倫理的立場の固守」もまた同質のファクター
を孕んでいると見えるからです。蔵田氏の持論に照らしても研究会内部にお
いて「豊かな関係性」を構築できなかった(過去完了にならぬことを望みま
すが)事実は蔵田氏自身にも跳ね返る問題だと思う次第です。

元代々木の私などが「外部」から色々と生意気を言ってすみません>研究会
諸氏&蔵田氏。

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蔵田「回答文」の関係的位置・承前 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 6月10日(火)00時34分05秒

実態はそうではなかったのでしょう。シンポジウム主催者は SENKI 派の
「暴力」など懸念することなく「当日」を迎えた、そのように判断できるだ
けの理由(条件)が実はあった、だからこそ「大した問題ではなかった」と
思われたのではございませんか? では、その理由(条件)はなんでしょ
う。関係発言に見出されるのは次です。

>蔵田さんを通じて伝えられたのだと思います。あるいは蔵田さんの私的な回答の中に
>シンポジウムの件も書かれているので、それをもってその件の回答としたのかもしれ
>ません。(Giya)

>コンタクトのある蔵田さんが伝えてくれるだろうと思ったし、(同)

SENKI 派との「コンタクト」は、「公開質問状」を受け取った時点ですでに
「公式」にできているのですから、わざわざ私的なルートをたどる必要など
ないこと。それに蔵田さんは「編著者」ですから、彼が「伝えてくれ」たな
ら、それは上の「公式」のコンタクトを前提としたものとなるのは当然で
しょう。これは、蔵田さんが「研究会」と別に個人的な接触を持っていたか
どうかとはまったく別の事柄でございます。

Giya証言およびまっぺんさんの裏付けから、上のように想定することが
できましょう。「研究会(実行委員会)」はその「結論」が蔵田さんによっ
て SENKI 派側に伝えられるものと暗黙に(つまり「議論」など要さぬこと
として)了解していた、そして事実そのように相手に伝わった、伝わった以
上「当日」は「議論」の範囲で収まるものと考えられた。ちがいますか?
(「伝わった」ことが確認されたかどうかは不明ですけど。)

何度もやりとり重ねては「しつこい」と嫌われましょうから(苦笑)、この想
定に立ってわたしの結論的判断をまとめて述べましょう。

1.蔵田氏が「伝えた」以外に「研究会(実行委員会)」から SENKI 派へ
の公式の「連絡(回答)」はされなかった(議論にものぼらならなかった)。
2.したがって、蔵田「回答文」は、内容上は個人見解でありながら、同時
に「研究会(実行委員会)」から SENKI 派への「対応(回答)」という集
団間の「公的」な役割を帯びていた。それが「研究会(実行委員会)」と蔵
田さん双方で暗黙の了解となっていた。
3.蔵田氏と別に「研究会(実行委員会)」から SENKI 派に「公式」の連
絡・伝達がなされておれば、蔵田「回答文」は、主張内容のみならず関係的
にも純個人的な性格のものとなる。そうでなかった以上、蔵田「回答文」を
「研究会とは一切無関係な個人的なもの」とするまっぺん見解は、事態を
誤って伝えたものである。

補足しておきますと、まっぺんさんは蔵田「回答文」の主張内容と、それが
持った「関係的位置」とを(無意識に)「混同」もしくは(意識的に)「す
り替え」ておられます。わたしに「具体的評価」を求めておられますが、そ
れは「主張内容」についてですよね。わたしそれより「関係的位置」を重視
いたします。それを抜きに「主張内容」の評価もできぬ位置と性格をもって
いるのが「回答文」と考えるためでございます。まっぺん見解の「誤り」も
また「純個人的」なものというより、研究会(実行委員会)側の組織事情を
反映したものかもわかりません。でもそこはもうわたしなどの立ち入る領域
ではないように思います。

以上、一連のやりとりから引き出されたわたしなりの結論でございます。特
段のコメントがなければ、関連議論これまでとさせていただきたく存じます。

長々お邪魔さまでした。m(__)m

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蔵田「回答文」の関係的位置 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 6月10日(火)00時33分15秒

『検証内ゲバ(Part2)』小林章に関して抗議を込めた「公開質問状」を送り
つけてきた SENKI 派への対応と関連して、蔵田さんの個人的な「回答文」
があり、それを「屈服」だとするまっぺんさんの弾劾文があった事情と事実
経過、およその全体を掴めました。

この蔵田「回答文」は「研究会」とは無関係な蔵田さん個人のものというの
がまっぺんさんのご報告でした。主張内容については、蔵田さんご自身が文
中で「個人的」と断っているので問題になりません。ただ、「公開質問状」
が対象にした「編著者」、さらには「内ゲバ研」(や「シンポジウム実行委
員会」)と SENKI 派との組織関係の中における位置と意味は、また別の問
題でございます。書簡など私的文書が公的役割を担う例は歴史上いくらもご
ざいます。いったい蔵田「回答文」は、対 SENKI 対応関係でどのような位
置と役割を持っていたのか、わたしの疑問はそこにございました。

まず「研究会」側の対応(回答)。これは明瞭です。
>前にも書いた通り「いいださんと蔵田さんの協議の結果として、公開質問状について
>SENKI・前田君の意見を聞き討論する時間をシンポジウムに設けることで、編著
>者としての責任を果たしたいという提起がありました。これについては、私を含め誰
>にも異存はなく、すんなりと了承されました」となりました。
            (投稿者:Giya  投稿日: 6月 5日(木)15時57分28秒)

わたしもこの対応は順当なものと思う旨、別に書きました。さて、問題は次。

>この時に、どのようにSENKIにこれを伝えるのかは議論しなかったように思いま
>す。コンタクトのある蔵田さんが伝えてくれるだろうと思ったし、その時点でこれは、
>大した問題ではありませんでした。                    (同)

「対応(回答)」は決めた、だがそれをどう相手に伝えるかは考えなかっ
た、これはいったいどういうことでしょう。しかも、それは大した問題では
なかったと。集団と集団、それも友好的でないどころかむしろ険悪といって
いい関係の集団間でのこととして、およそ信じ難いことのようにわたしには
思われます。

>要するに、SENKIは来ると言っているのだし、こちらは討議の時間を用意すると
>言っているのだから、当日それを伝えてもいいわけです。

“当日それを伝えてもいい”……ということは、「当日」まで相手は知らなくて
もいいということになりますね。こちらは〜〜と言っている、ということ自
体を伝えられずに登場する相手――それも「内ゲバ党派」とされ、「実績」も
あるる相手――が、どんな姿勢で臨んでくるのか「こちら」はわからぬまま
「当日」を迎える、主催者としてこんな無責任なことがあるでしょうか。目
前に迫ったシンポジウムが「ロフトプラスワン」的事態に陥らぬよう、「暴
力」の可能性を封じ「議論」に収めるべく最大限の事前準備をするのが当然
で、上の「回答」を「伝える」ことがその出発点であるはずです。それを
「議論しなかった」「大した問題ではなかった」とGiyaさんはあっさり
書かれ、まっぺんさんも「まったく同感」とそれを裏付けておられる――これ
だけをみれば、蔵田さんのいう「フリーハンド」を相手に与えたとしか言い
ようがありません。少なくとも SENKI 派がそう受け取っても、筋としては
少しもおかしくないとわたし思います。

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さらにつづき 投稿者:まっぴょん  投稿日: 6月9日(月)12時32分50秒

蔵田氏は60年安保闘争を闘い抜いてきた世代の人であるわけですが、70
年代の内ゲバが最も激化した時代における内ゲバの実態というものを実感し
ているのかどうか、非常に疑わしいと思います。ブントの流れの中から生み
出されてきた連合赤軍の自滅に対する悲哀をこめた蔵田氏の文章は、いわば
「不出来の息子たちへのエレジー」のようですが、実態としての内ゲバ的状
況に対する現実感覚をもっている人であれば「関係の貧困性」を云々し、い
わば内ゲバ党派も含めて「みんなでいっしょにうちげば止揚!はぁと」的立
場からの提案など到底思い描くことはできないでしょう。

※「弾劾声明」を「条件付きで賛同した」と書いているのは噴飯物の欺瞞的
行為です。この「弾劾声明」は蔵田氏を含む研究会一同で議論しながら文書
を練り上げていったものであり、声明発表の時点では蔵田氏の要求はすべて
受け入れられ、彼も含めて「賛同人」ではなく「呼びかけ人」となっている
のです。あとになってこのように「条件」を付けるというのは、言論人とし
て失格と言っていいでしょう。かれは「自分の言論は信用に値しない」と宣
言したに等しい。しかも呼びかけ人を降りた理由はいまだに明らかにしてい
ません。あとでおりた理由をこの「条件付き」に絡めて言い出すのかもしれ
ませんが。
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蔵田回答文分析つづき 投稿者:まっぴょん 投稿日: 6月 9日(月)12時24分14秒

どん底さんに答えるまえに、つづきのほうを先に投稿します。

「第二、相互批判の協働性と目的意識性」において、蔵田氏はこう言ってい
ます。……「S氏に対するゲバルト行為は無条件で弾劾されるべきである。私
はその限りで「内ゲバ緊急弾劾声明」に署名をした。ただし、批判者の行為
がどんな動機で、何を目的に、相手がどう受け取り、どのような協働性を獲
得しようとしたのか、その批判行為の内容と質も同時に問われなければいけ
ない、という条件付きで賛同したに過ぎない。」

S氏への襲撃を無条件で弾劾するが、その「弾劾声明」には条件付きで賛同
したと言っています。ここはどう解釈するべきでしょうか? もしも、「条
件付きで声明に賛同するが条件を満たさないからといって賛同を取り下げな
い」という意味なら「無条件で賛同」の意味に合致しており、その論理構造
(内容ではなく)は「労働者国家無条件防衛」論とも共通するものです。ま
た、そのような意味であれば私も蔵田氏の主張に賛成です。しかし、「条件
付きで賛同したに過ぎない」を尊重すれば、「条件を満たさなければ賛同を
降りる」意味となります。実際に賛同から降りているわけですから後者の意
味と解釈するのが妥当とすれば、蔵田氏は内ゲバを「無条件で弾劾されるべ
き」とは思っていない事になる。ここにも蔵田氏の両義性を見てとることが
できます。

この、どっちつかずのまま進行する蔵田氏の主張はつぎの文章でさらに重大
な領域に踏み込んでいきます。……「 2、批判者の側が反批判者による絶対
非暴力という、いわば自己規制的徳目や道義的手段の選択を期待したとすれ
ば、それはたんなる主観的願望に過ぎない。反批判者の側が選択する反論や
反批判のための手段を選ぶ際の選択基準は、批判者による「批判の手段」に
限定されるのではなくて「批判の内容」をも含む。その場合の反批判者が選
択する反論や反批判の方法・手段は、言論や出版による平和的手段から暴力
的手段に至るまでフリーハンドであり、無限定的である。であるが故に、批
判の内容と質は意味論的に深く問われなければいけない。」

ここで蔵田氏はなにを言いたいのでしょうか? 「内ゲバ主義者に対しては
口でなにを言っても彼らの暴力を止めることはできない」と言っている、と
解釈するのがいちばん妥当な解釈と言えると思います。その時、そう主張す
る蔵田氏はいったいどういう立場に立っているのでしょうか。党派からの内
ゲバ暴力に対して「それを断固許さず無条件で弾劾する」立場にあるのか、
それとも「党派からの内ゲバは防ぎようがない」ことを前提として、内ゲバ
襲撃者側とも了解の上での方法による批判の仕方を探ろうとする立場なので
しょうか? 蔵田氏の主張は「前者的発言」を混ぜながらも、後者の立場に
立っている、と理解する以外に合理的な解釈の仕方はないと思います。しか
も、その結論部分を見ると…「であるが故に、批判の内容と質は意味論的に
深く問われなければいけない。」となっています。「無限定的」手段を行使
する相手に対して「批判の内容と質」を考慮する事の先にどんな展望を見よ
うとしているのでしょうか。蔵田氏の自己矛盾はここに極まったといえます。

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>まっぴょんさん 投稿者:どん底  投稿日: 6月 9日(月)11時21分54秒

>(1)内ゲバ党派が自分たちの「主義・主張」として「お前が我々に襲撃されるのは
>お前の批判内容が悪いからなのだ」と言っている。
>
>(2)蔵田氏自身が「一般的真理」として「批判者が襲撃されるのは批判内容が問題
>であり、その内容が暴力に根拠を与えているからだ」と理解している。

>私は(2)の理解に基づいて批判したわけですが、こういう「逃げ道」がある文章で
>あれば、「私は内ゲバ襲撃者側の判断を代弁しているだけであって、それが正しいと自
>分で思っているわけではない」という言い逃れも可能になるわけです。

蔵田氏は内ゲバ襲撃者側の判断を「代弁」しているのではなく、内ゲバ襲撃
者が体感しているであろう「リアリティ」を抽出しようとしているのだと思
います。リアリティとは、彼らをしてゲバルトの正当性を観念させるところ
の現実(あるいは現実感)であり、貧困な関係性がそのような観念の温床に
なっているという問題意識と一体のものでしょう。「代弁」などという見方
は、蔵田氏の議論を「内ゲバ派対反内ゲバ派」という党派的対立座標に嵌め
込んでの解釈に過ぎません。この「リアリティ」はおそらく氏自身の闘争経
験から自省的に導かれたものであろうし、帰属先主体が不明の一般論・抽象
論ではなく、氏自身の個人的経験に立脚しているように感じます。「批判者
の立場性」に拘る氏が自らの立場を脇に置いた客観評でよしとするとも思い
ません。そういう点から、蔵田氏が主体の問題を曖昧にしているとの評価は
性急に過ぎると思います。

問題は、氏が自身の個人的経験をうまく普遍化できていないことであり、そ
れがまっぴょんさんには「内ゲバ容認」とか「主体不明の第三者的客観評」
と映るのではないでしょうか。どういう点で氏が普遍化できていないかと言
えば、氏の言説が全体として氏個人の倫理や規範、態度を「批判者と反批判
者との間にあるべき関係性一般」にそのまま流し込んでいる点にあろうかと
思われます。草加氏が

>蔵田さんの感覚は、失礼ながら70年安保で止まっているようにも見受け
られます。

と書かれておりますが、実際その通りであって、連合赤軍などのある意味
「純真な」内ゲバ(70年代)と、批判者圧殺を目論む狡猾に計算された汚
い個人テロ(昨年)とを同列に扱って「批判者と反批判者との間にあるべき
関係性一般」を論じても説得力に乏しいと思います。それぞれにおいてゲバ
ルトを発動せしめた者の抱く「リアリティ」が同じものだとは思えません。

氏個人の「倫理や規範、態度」は、氏のよど号問題への論考

『大いに異議あり! 塩見孝也君「創」論文』
http://www.bund.ne.jp/theme23.htm

にも色濃く現われています。これら一連の蔵田文書における「最大の矛盾」
は、「大衆のフィルター」論と、内ゲバ問題論議の絶対条件を「左翼の内部
的倫理世界」に押し込めようとする氏の姿勢との間にあると理解します。氏
が大衆の目の届かぬところで中核派の裏批判に呼応していることはその例証
でもあります。こういう問題には日本共産党系のいわゆる「民主経営」問題
をめぐる議論が適用できると思いますが、時間があれば対比して書いてみた
いと思います。

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(無題) 投稿者:わからない 投稿日: 6月 9日(月)09時32分33秒

高校生にもわかるように言いかえると、
松浦亜弥や上戸彩や岡本綾はセックスワークではなくて、
藤本綾や小池亜弥はセックスワークということですね。ありがとう!

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セックスワーク 投稿者:いずみ  投稿日: 6月9日(月)09時10分11秒

「性の商品化」というときの「性」はジェンダー全般ですが、「セックス
ワーク」は肉体性別にかかわる仕事を狭く指していて、この両者を混同する
のはよくないと思います。

当然、アイドルはセックスワークではない、とした方がよいでしょう。

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おへんじありがとう! 投稿者:わからない  投稿日: 6月 9日(月)07時59分33秒

わーい。最後にもうひとつだけ質問してもいいですか?
女性アイドルとしての活動は「セックスワーク」には入らないと思いますか?
このごろAVのひととアイドルのひとと、どちらが性を商品化してるかわから
なくなってきてますから。
あっ、性転換後にアイドルになったのなら診断には関係ないのかな???

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性染色体 投稿者:いずみ  投稿日: 6月 9日(月)00時03分01秒

まぁ、とりあえず本買って読んでください。

一般的な高校生に読める本とは言いがたいかもしれませんが、「トランス
ジェンダーに興味を持った」という前提がつく人なら必ず読みこなせますん
で。笑

>米沢さんいわく染色体の検査を受けていないそうですが、
>普通のニューハーフとは違うのですか?

 ニューハーフの一般的定義は、自分がトランスジェンダーであることを水
商売ないしセックスワークでカムアウトしつつ売りにする、という人たちな
のですが、私はそれ以前にgenericな水商売もセックスワークも経験すらな
いのでこの定義には当てはまりません。

>性同一性障害の診断には染色体の検査は必要ないのでしょうか?

本当は必要ですよ(笑)
ただ、業界用語で言う「診断書とオピニオンは違います」という話。

「てめーは性同一性障害だゴルァ」という診断書は、戸籍の性別と現在演じて
る性別が持続的に異なってれば、出るわけです。

オピニオンつーのは、いわゆる「母体保護法28条に抵触しない」ことを「医
学的に証明する」つーか「リスク回避の担保をする」ために、厳格な手続き
を経て出されるもので、これには性染色体チェックは今のところ必要です。

私は、「貴様は性同一性障害だ」という診断書はもらってますが、母体保護
法28条には個人的な興味や関心がないので、オピニオンはもらう意思が根本
的にないため、それを得るために支払うお金がちょーもったいないのでも
らってません。

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蔵田文書のわかりにくさ 投稿者:まっぴょん  投稿日: 6月 8日(日)22時19分13秒

「文章は削れば削るほどいいものになる」・・・まったく同感です。蔵田さ
んの文章は研究会で何回か提出されていますが、そのたびにその内容の「難
解さ」が指摘されており、それは結局、蔵田氏の文章力のためであるか、ま
たは蔵田氏がはっきりとした主張をまとめることができないまま文章を書い
ているかどちらかであると私は思います。だから、蔵田氏を批判する前に
「要約文」を作らなくてはならなかったわけです。以下に蔵田「難解文」の
一例をあげ、分析してみましょう。蔵田氏はSENKIへの回答「第一、関係性
の貧困」の後半部において次のように語っています。

「たとえ、批判者の用いた手段が言論、出版、ビラまき行為に限定されたも
のであったとしても、あるときには反論の枠を越えて、批判した相手によっ
て行使される自己防御的な暴力的反批判を誘発させてしまい、その暴力的反
批判の行使に一定の根拠を与えてしまう。このように関係性の質が批判行為
と反批判行為の性格を規定する。」
http://www.bund.org/opinion/1106-5.htm

これ、普通に読めば「批判者が(内ゲバ党派から)暴力的に襲撃されるの
は、批判者側の批判内容に問題があるからだ」というのが、極めて常識的な
理解の仕方であると思います。わたしはそのように理解し、それに対して批
判しました。もし「そういう意味ではない」とするなら、それは蔵田氏の文
章力に問題があるからと言うべきでしょう。

そこで、蔵田氏の文章力の欠点を考慮に入れて蔵田氏が上記文章によって
「本当はなにを言いたいのか」を推測してみましょう。そのカギを握るのは
「誘発させてしまう」「根拠を与えてしまう」「性格を規定する」という言
葉を「真理」と理解する「主体は誰であるか」つまり「誰がそう主張してい
るのか?」というところにあります。可能性としては2つあると思います。

(1)内ゲバ党派が自分たちの「主義・主張」として「お前が我々に襲撃さ
れるのはお前の批判内容が悪いからなのだ」と言っている。

(2)蔵田氏自身が「一般的真理」として「批判者が襲撃されるのは批判内
容が問題であり、その内容が暴力に根拠を与えているからだ」と理解している。

判断の主体はいったいどっちなんでしょう? 蔵田氏の文章をわかりにくく
している理由のひとつは「主体」がはっきりしていない事です。いったい
「誰が」そう言っているのか。上記文章において私は(2)の理解に基づい
て批判したわけですが、こういう「逃げ道」がある文章であれば、「私は内
ゲバ襲撃者側の判断を代弁しているだけであって、それが正しいと自分で
思っているわけではない」という言い逃れも可能になるわけです。この蔵田
回答文書の全体を眺めてみると、前段で主張した自分の結論を後段では否定
してみたり、いろいろ矛盾する部分があるのですが、おそらくは、こうした
「主体」の問題をあいまいにしたまま論を進めてきた結果、このような難解
で矛盾した文章ができあがったのだろうと思います。

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ご案内どうも(^^)>どん底さま 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 6月 8日(日)09時29分56秒

さっそく拝見しました。

>に始まる草加氏の感想は私としては結構ヒザポンの多い内容です。

ですね。わたし発刊前サイトに載ったものを(本の原稿とは知らずに)読
み、「社会批評社フォーラム」で少し感想を書いたのですけど、つまらぬ内
容だったのか、特にコメントもいただけず仕舞いでございました(^^;

>「文章は削れば削るほどいいものになる」と教示されたことがありますが、蔵田氏の
>文章にも言えそうです。

わたしにも言われそうね。心いたしましょう。

「回答文」のほうは具体的状況を背景に書かれた「政治文書」の類と思いま
すので、文字面だけであれこれ論評するのもはばかられ、むしろ状況のなか
での位置を確認したく思って「事実経過」にこだわっております。といって
も単純なことだけなのですけど、まっぺんさんは「しつこい」とご迷惑顔
(苦笑)。

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>私は自分の染色体がXYだなんて調べたことすらないんですが? 投稿者:わからない  投稿日: 6月 8日(日)09時04分58秒

米沢さんはじめまして。最近トランスジェンダーに興味を持った高校生です。
米沢さんいわく染色体の検査を受けていないそうですが、
普通のニューハーフとは違うのですか?
性同一性障害の診断には染色体の検査は必要ないのでしょうか?
ちなみに、わたしは男装の趣味を持っていますが「♀」です(;^-^)

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ゴキブリ(いちお、メス)=ピンポンダッシュオナニー人間 投稿者:いずみ  投稿日: 6月 8日(日)07時21分49秒

だったなぁ。もう少し何かあると思ったのだが(笑)

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>鬼薔薇さん 投稿者:どん底  投稿日: 6月 8日(日)00時29分17秒

「事実経過」論議とはまた別なんですが、蔵田氏の「回答文」については下
記掲示板でも取り上げられていることを知りました。

「旧あかいしわーるど」21 掲示板
http://www.nurs.or.jp/~izumi/senki/bbs.cgi?t=21&l=50

>蔵田さんの回答書への読書感想文-その1- 投稿者:草加次郎 [Web] 投
稿日:[4月16日(水)11時59分43秒]

に始まる草加氏の感想は私としては結構ヒザポンの多い内容です。これに対
しまっぺんさんも発言し、それを受けての草加氏の再論が予告されていま
す。早いとこ読ませて欲しいってのが私の勝手な願望です。

私自身、現在蔵田氏のパート2論文を解析中(?)ですが、氏はいろいろな
考えを十分整理されぬまま短い論文に盛り込み過ぎとの印象を受けていま
す。学生時代の師から「文章は削れば削るほどいいものになる」と教示され
たことがありますが、蔵田氏の文章にも言えそうです。

形式的な短評で失礼。

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RE:しつもんへのおこたえ\(^o^)/>まっぴょんさま 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 6月 7日(土)22時23分33秒

>鬼薔薇さんは事実経過の問題にいやに熱心に執着しているように思いますけど、

事実経過は重要でしょ? 「混同」なんていわれるの、こりごりですから
(苦笑)。

>1.SENKIからの「シンポジウムへの出席と発言の要求」が3月5日以前であったこと
>だけは確認できました。ではいつ、誰に、どのように伝えられたのか?
>
>社会批評社あてに書状が届いたのが2月21日。これが正式なものであると考えるべ
>きだと思います。その内容は小西さんから会員に22日にメールされています。

21日に書状で届いたのって、「公開質問状」のことではなかったのかしら?

>2月21日 「SENKI」から関係者宛「公開質問状」が書状で届く
>2月22日 公開質問状の内容を研究会でメール回覧
(投稿者:まっぴょん  投稿日: 6月 5日(木)19時59分49秒)

ほらね。ちゃんと確認しないと「混同」が生じましょう?(笑)
では、「要求」の件、よろしくどうぞ。

>いいだ・蔵田協議なるものがいつ行われたのか、その結果がどうなったのか知りません。

ご存じなければやむを得ませんね。「不明」のままとしておきましょう。

>まったく同感です。

Giyaさんのご認識が裏付けられました。ありがとうございます。

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ごめん遊ばせ 投稿者:ゴキブリ(いちお、メス)  投稿日: 6月 7日(土)21時06分44秒

>つのじさん
 共産趣味本来の戦線での活躍を期待しているわ。

>いずみちゃん
 あなたの染色体のことなど本当はどうでもいいけど、あなたの言うことに理があるから、あの部分については撤回するわ。
 ところで、あなたが欲しがっていた「下半身の一部」はもう手に入れたの? もしまだなら、早く手術したら? そうすれば、命を天秤にかけなくても、安心して刺してもらえるわ。あら、下卑たことを言ってしまったわ。この発言も撤回するわ。
 あたし、あなたのゲイ風芸風は嫌いだけど、あなたのアクティビティには尊敬の念を抱いているのよ。だから、もしあなたが氏んだら、お線香をあげるわ。そのついでに墓にクソしてやるわ。あ、また口がすべっちゃった。この発言も撤回。
 
 あたし、もう二度と現われないから煽っても無駄よ。あたしは、逃げ足の速いゴキブリ。
 
 ほかの皆さんには、不愉快なカキコだったでしょ。謹んで謝罪いたしますわ。ごめん遊ばせ。

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しつもんへのおこたえ\(^o^)/ 投稿者:まっぴょん  投稿日: 6月 7日(土)19時53分15秒

【不明点】
1.SENKIからの「シンポジウムへの出席と発言の要求」が3月5日以前で
あったことだけは確認できました。ではいつ、誰に、どのように伝えられた
のか?

社会批評社あてに書状が届いたのが2月21日。これが正式なものであると
考えるべきだと思います。その内容は小西さんから会員に22日にメールさ
れています。なお、蔵田さんがSENKIの誰かに個人的に会って事前に知らせ
をうけていたかどうかは蔵田さんからは聞いていません。

2.上記いいだ・蔵田協議は、この「要求」より前か後か? 前なら「公開
質問状」だけについて、後であれば「公開質問状」+「要求」について、協
議したことと思われるが。

いいだ・蔵田協議なるものがいつ行われたのか、その結果がどうなったのか
知りません。しかし、会議の結果としての既述決定については5日の会議後
にメールで聞いて確認しています。またそれは5日の出席者全員の合意のも
とに決定された事項であり、まっぺんも事後に承諾しており、SENKIへの回
答についての「研究会・実行委員会の正式決定」とはその会議の決定を指す
ものと考えていいと思います。

【質問】
>この時に、どのようにSENKIにこれを伝えるのかは議論しなかったように思いま
>す。コンタクトのある蔵田さんが伝えてくれるだろうと思ったし、その時点でこれは、
>大した問題ではありませんでした。

まったく同感です。異議ありません。我々はSENKIに対して「どう回答する
べきか」をみんなで決定したのですが、それを「誰が伝えたか」までは確認
していませんし重要事項とは思いません。もっと詳しく知りたければ小西さ
んにお聞きすればもっと正確な事がわかると思います。

・・・で。わたしは思うんですが、鬼薔薇さんは事実経過の問題にいやに熱
心に執着しているように思いますけど、蔵田さんの「内ゲバ廃絶論」への具
体的評価などはぜんぜん明らかになっていませんね。そちらのほうが重要と
思いませんか?

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考えなければならない事は多々あるんだが・・・ 投稿者:鍋山  投稿日: 6月 7日(土)14時50分45秒

★坊主丸儲け

京都・清水寺が賑わっているという。「243年ぶりの縁(えにし)」って
いうと、「243年に1回しか見られないのか、ありがたい・・」と思うよ
な〜。 何の事はない。 寺の物置かなんかに、埃まみれの箱を発見し、そ
こに、「宝暦10年建造」とか書いてあっただけの事。今まで忘れられてい
ただけ。 本堂本尊、奥の院本尊? 本尊はいくつあるの? 次は仁王門の
本尊か??

「243年ぶりの縁」 奥之院御本尊御開帳
http://www.kiyomizudera.or.jp/okunoin-top.html

★エベレストのラッシュアワー

「三浦雄一郎(70歳)エベレスト最高齢登頂の快挙」!!??????
今、エベレストは、一定の体力と、金と、高度順応のための暇があれば、誰
でも登頂できます。一年くらい、旅行社の登山ツアーに5.6回参加し、週
二回位ウオ-キングをする位の体力でOKです。「エベレスト登頂ツアー」
のガイドが、ピッケルやアイゼンの使い方を現地で教えてくれるそうです。
(笑)
特に今年は、エベレスト登頂50年ということで、まさにラッシュだったそ
うです。三浦氏も、前のグループの人が、高山病で動けなくなり、ルートが
狭いので、3時間待たされたそうです。ちなみに、この日登頂した人、約
100人!!
http://www.everest2003-kddi.com/

「BUND」も、200人で雪山登山なんて危険な事はやめて、荒氏を先頭
に10人位でエベレスト登れば〜。
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事実は・2 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 6月 6日(金)22時00分00秒

【不明点】
1.SENKIからの「シンポジウムへの出席と発言の要求」が3月5日以前で
あったことだけは確認できました。ではいつ、誰に、どのように伝えられた
のか?
2.上記いいだ・蔵田協議は、この「要求」より前か後か? 前なら「公開
質問状」だけについて、後であれば「公開質問状」+「要求」について、協
議したことと思われるが。

【確認】
1.いいださんと蔵田さんの協議の結果として、公開質問状について
SENKI・前田君の意見を聞き討論する時間をシンポジウムに設けること
で、編著者としての責任を果たしたい(G)。
2.SENKI前田氏「公開質問状」とシンポジウムへの参加申し入れに対して
どうするかが話し合われ、参加を歓迎し公開質問状についても議題とするこ
とが決定(M)。

これが「編著者」および「実行委員会」が確認したSENKIに対する対応(回答)。
※上が「対応(回答)」であることはすでに鬼薔薇も了解ずみ。
 「文書による回答」云々はそもそも問題でないので念のため。

【質問】
>この時に、どのようにSENKIにこれを伝えるのかは議論しなかったように思いま
>す。コンタクトのある蔵田さんが伝えてくれるだろうと思ったし、その時点でこれは、
>大した問題ではありませんでした。要するに、SENKIは来ると言っているのだし、
>こちらは討議の時間を用意すると言っているのだから、当日それを伝えてもいいわけ
>です。                           
(Giyaさん)

なお、前回には次のような(大要同趣旨の)ご発言がありました。

>蔵田さんを通じて伝えられたのだと思います。あるいは蔵田さんの私的な回答の中に
>シンポジウムの件も書かれているので、それをもってその件の回答としたのかもしれ
>ません。

この記述に対する疑問は、前回提出したとおりでございます。

Giyaさんの以上の認識に追加・訂正などございませんか?>まっぺんさん
なければこれを共通の基礎としたく思いますけど。
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事実は・1 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 6月 6日(金)21時59分20秒

まっぺんさん、Giyaさんのご指摘・訂正を踏まえてどん底さんのクロニ
クルを補足してみると、次のようになりますね。

★参考:どん底クロニクルを補足 M=まっぺん、G=Giya発言
(前略)--------------------------------------------------------------

M1月31日 『検証内ゲバ・パート2』発刊
M2月初め頃 シンポジウム呼びかけ文の検討開始(メールでやりとり)
M2月13日 最終的呼びかけ案を蔵田氏も含めみんなで決定
M2月21日 「SENKI」から関係者宛「公開質問状」が書状で届く
M2月22日 公開質問状の内容を研究会でメール回覧
M3月3日  Giyaさん、反論案をまとめ5日の会議で議論したいと提案

3月5日 シンポジウム実行委員会でSENKI・前田氏から出された同日
付け公開質問状への対応協議
「いいださんと蔵田さんの協議の結果として、公開質問状について
SENKI・前田君の意見を聞き討論する時間をシンポジウムに設けること
で、編著者としての責任を果たしたいという提起がありました。これについ
ては、私を含め誰にも異存はなく、すんなりと了承されました(Giya氏)」
M「SENKIは正式に集会参加を申し入れてきており公開質問状についても議
題にとりあげることに決定」「5日の会議ではSENKI前田氏「公開質問状」
とシンポジウムへの参加申し入れに対してどうするかが話し合われ、参加を
歓迎し公開質問状についても議題とすることが決定された」

3月24日10時20分 蔵田氏から「回答文」メールが研究会に配布される
「いきなりメールを送られてびっくりした、というのが真相(まっぺん氏)」
3月24日10時45分 まっぺん氏、難解なので要約文をつくると予告
3月26日20時50分 まっぺん氏、要約文をつくり研究会へメールにて配布

3月27日18時〜   シンポジウム実行委員会で蔵田論文をめぐって紛糾
G「SENKI派の要求にどう応えるかは5日の会議で決定済みなので、こ
こで改めて議論されたということは無いように思います。5日と27日の間
に「シンポジウムへの出席と発言の要求」が改めてあったということも聞い
ていません。」

(後略)----------------------------------------------------------------★

さらに必要な追加・訂正などありましたら、どうぞお願いいたします。

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ゴキブリ(いちお、メス) とかいう人の書き込んだ内容について 投稿者:い
ずみ 投稿日: 6月 6日(金)14時27分24秒

どうしょうもない客観的事実誤認が誤認であることは、ある回の「いずみ
ちゃんナイト」に来場した人だけがわかる話なので(某焚火派の人が壇上に
近寄って写真取りまくってたなそーいえば(笑)。あの写真ください(笑))お
いといて。

>男性の染色体を持っていながら

てことが、なんであなたにはわかるんですか?
私は自分の染色体がXYだなんて調べたことすらないんですが?

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ゴキブリ(いちお、メス)さんへ 投稿者:つのじ  投稿日: 6月 6日(金)11時06分37秒

ご忠告、ありがとうございます。できるだけ仰るとおりにしたいと思いま
す。どうもありがとうございました。

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メール記録などを遡って見てみました 投稿者:まっぴょん 投稿日: 6月 5日(木)19時59分49秒

>まっぺんさんのこの記述は、3月5日と27日の討議の内容をひとまとめ
>に要約して書かれているのだと思います。
>27日は私も出席していないのですが、この日、蔵田さんの用意してきた
>個人的回答文について紛糾したということは聞いています。

すいません。その辺、ぼくも「混同」してるようです。(自爆!^^;;;)
メールの記録などいろいろ探してみたら、次のような事実がさらにわかりました。

1月31日 『検証内ゲバ・パート2』発刊
2月初め頃 シンポジウム呼びかけ文の検討開始(メールでやりとり)
2月13日 最終的呼びかけ案を蔵田氏も含めみんなで決定
2月21日 「SENKI」から関係者宛「公開質問状」が書状で届く
2月22日 公開質問状の内容を研究会でメール回覧
3月3日  Giyaさん、反論案をまとめ5日の会議で議論したいと提案
3月5日  実行委員会(まっぺんは欠席)SENKIは正式に集会参加を申し入れてきており
      公開質問状についても議題にとりあげることに決定

あとは先日書いたとおりです。3月5日と27日にはぼくは両方とも出ていませんが、まず5日の会議ではSENKI前田氏「公開質問状」とシンポジウムへの参加申し入れに対してどうするかが話し合われ、参加を歓迎し公開質問状についても議題とすることが決定されたわけです。しかし、公開質問状に対しては「著者グループで対処するべき」という、小西さんからの意見もあり、「蔵田さんといいださんで回答する」という決定はあり得ません。もしそのような提案が5日にあったとすれば、その是非はまず全員で話し合われるべきであろうし、また研究会としての「回答文」をつくることになれば、これまでの研究会での決定のあり方(シンポジウムの運営や内ゲバ反対声明文作成や「検証」本最終ページの提案文などでわれわれみんなで決定してきたスタイルのあり方)から考えても、その「回答文」は当然にもみんなに回覧され、それぞれの意見をもとに練り上げていくことになるはずでしょう。

そういう「研究会としての回答文作成」というものはまったく提案されていなかったけど、シンポジウムで議題に上げることが決定されたという事なので、これが「研究会としてのSENKIへの回答」と考えていいのだと思います。シンポの席上で議論し、その結果をもって「公開質問状」への回答とするという事になるのだと思います。

蔵田さんはわれわれに彼の「回答文」を回覧しましたが、それは全員から激しい反対を受けました。そして27日の会議でも紛糾したと聞いています。「それをもとにみんなで練り上げて研究会としての回答にする」意志を誰も持っていなかったのは100パーセント明らかです。結局蔵田さんがわれわれに見せたその文章は番号ちがいを除いて全く修正されることなく「SENKI」サイトに掲載されました。それはこの文章が蔵田さんの個人のものであるということを意味します。

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また長くなってしまいました2 投稿者:Giya  投稿日: 6月 5日(木)15時58分12秒

>>蔵田さんを通じて伝えられたのだと思います。あるいは蔵田さんの私的な回答の
>>中にシンポジウムの件も書かれているので、それをもってその件の回答としたの
>>かもしれません。

>ここは微妙な、けれども大事な問題を含むところと思いました。

>「蔵田さんを通じて伝えられた」とすると、それは、「公開質問状」が対
象とした小西・いいだ・蔵田のお3方、あるいは「内ゲバ研」の共同意志
(集団としての回答)なのでしょうか?(素直に読むとそうなりますけど)。

「蔵田さんを通じて伝えられたのだと思います」という私の言葉自体が推測
なのですが、5日の討議結果を蔵田さんが伝えたのであれば、「内ゲバ研」
の共同意志ということになるでしょう。

>そうでなくて、「蔵田さんの私的な回答……をもってその件の回答とした」
となると、ふたつの異なる理解が生まれます。

>もうひとつは、あれはあくまで蔵田さんによる「私的な回答」であって、
いかなる集団的な性格も帯びていないという理解。

蔵田さんの回答は、全体は彼の個人的な文章ですが、その中に、いいだ氏と
話し合った結果としての編著者としての回答も載っています。これを読め
ば、公開質問状に対して編著者がどのように対応しようとしているかは分か
ります。

>後者であれば、それをもって「回答」とすることはできませんね。つまり
個人蔵田さんが勝手に独りで自分の「回答」をしたわけで、集団(お3方、
ないし「内ゲバ研」)としてはなんら回答しなかった----「公開質問状」を
黙殺した----ということになるのではないでしょうか。

公開質問状への対応は5日に討議されたことがすべてです。ここには、公開
質問状に文書で回答するということは含まれていません。
私も回答していますので、蔵田さんと私が、自分の回答をしたということに
なります。
シンポジウムに討議の場を設けており、そこで、いいださんも小西さんも発
言していますので、黙殺したということにはならないと思います。

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また長くなってしまいました1 投稿者:Giya 投稿日: 6月 5日(木)15時57分28秒

鬼薔薇さま

なにぶん、議事録があるわけでもなく記憶に即してのことなので、おおざっ
ぱな点、記憶違いの点もあるかもしれません。

私の記憶では、以下の通りです。

2月下旬。SENKI・前田君からの公開質問状が版元の小西さん。編著者
の蔵田さん、いいださんに届く。
蔵田さんには荒氏から電話もあったようです。

3月5日 シンポジウム実行委員会でSENKI・前田氏から出された公開
質問状への対応協議。
前にも書いた通り「いいださんと蔵田さんの協議の結果として、公開質問状
についてSENKI・前田君の意見を聞き討論する時間をシンポジウムに設
けることで、編著者としての責任を果たしたいという提起がありました。こ
れについては、私を含め誰にも異存はなく、すんなりと了承されました」と
なりました。

この時に、どのようにSENKIにこれを伝えるのかは議論しなかったよう
に思います。コンタクトのある蔵田さんが伝えてくれるだろうと思ったし、
その時点でこれは、大した問題ではありませんでした。要するに、
SENKIは来ると言っているのだし、こちらは討議の時間を用意すると
言っているのだから、当日それを伝えてもいいわけです。

そして、3月27日です。
|「SENKI派からの公開質問状ならびにシンポジウムへの出席と発言の要求があった
|ことについては研究会(を含むシンポジウム実行委員会)で3月27日に会議が開
|かれ、SENKI派の要求に対してどう処理するかが話し合われました。
                              (まっぺん証言)

まっぺんさんのこの記述は、3月5日と27日の討議の内容をひとまとめに
要約して書かれているのだと思います。
27日は私も出席していないのですが、この日、蔵田さんの用意してきた個
人的回答文について紛糾したということは聞いています。
しかし、SENKI派の要求にどう応えるかは5日の会議で決定済みなの
で、ここで改めて議論されたということは無いように思います。5日と27
日の間に「シンポジウムへの出席と発言の要求」が改めてあったということ
も聞いていません。
まっぺんさん、どうでしょうか?

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ご回答のお礼と疑問>Giyaさま 投稿者:鬼薔薇  投稿日: 6月 5日(木)00時22分58秒

>2月5日の研究会の席上で蔵田さんより「今度は荒たちも参加すると言っていたよ」
>と伝えられたのだと思います。シンポジウムへの出席と発言自体は、基本的には誰
>にとっても自由なので、これは「要求」というものではありませんでした。

2月5日ではどうみても早すぎますよね。どん底さんのクロニクルによれば、

|「SENKI派からの公開質問状ならびにシンポジウムへの出席と発言の要求があった
|ことについては研究会(を含むシンポジウム実行委員会)で3月27日に会議が開
|かれ、SENKI派の要求に対してどう処理するかが話し合われました。
                              (まっぺん証言)

ということですので、ご指摘のように別のことと理解するほかございません
ね。わたしが確認したいのは、上の「SENKI派の要求」の時点です。これは
前田「公開質問状」に対する「内ゲバ研」からの対応(回答)を経て後のも
のと判断するほかないと思います。

さてその「回答」のほうのことですけど。

>蔵田さんを通じて伝えられたのだと思います。あるいは蔵田さんの私的な回答の
>中にシンポジウムの件も書かれているので、それをもってその件の回答としたの
>かもしれません。

ここは微妙な、けれども大事な問題を含むところと思いました。

「蔵田さんを通じて伝えられた」とすると、それは、「公開質問状」が対象
とした小西・いいだ・蔵田のお3方、あるいは「内ゲバ研」の共同意志(集
団としての回答)なのでしょうか?(素直に読むとそうなりますけど)。

そうでなくて、「蔵田さんの私的な回答……をもってその件の回答とした」と
なると、ふたつの異なる理解が生まれます。
ひとつは、それをもって「回答」としたのであれば、それは(蔵田さん個人
名によるものではあっても)お3方あるいは「内ゲバ研」という集団を代表
する性格を帯びたものであった、という理解。
もうひとつは、あれはあくまで蔵田さんによる「私的な回答」であって、い
かなる集団的な性格も帯びていないという理解。
前者であれば、このばあい、蔵田回答は「私的なもの」ではないことになり
ます。
後者であれば、それをもって「回答」とすることはできませんね。つまり個
人蔵田さんが勝手に独りで自分の「回答」をしたわけで、集団(お3方、な
いし「内ゲバ研」)としてはなんら回答しなかった----「公開質問状」を黙
殺した----ということになるのではないでしょうか。

どちらが正しいのか、あるいはもっと別の理解があるのか、わたしには判断
できませんけど。
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