四トロ同窓会三次会 2005年1月26日〜31日
★二次会に飽きた方はどうぞ。節度を持って友好的に投稿してください。
★投稿文は転載自由です。又「もぐら新聞」他で紹介することもあります。
★明らかな嫌がらせと判断されるマルチポストや短時間の連続投稿は
当掲示板への敵対とみなして削除を始めとする強制的処置をとります。
★投稿内容は過去ログに保存し適宜公開します。
★自分の投稿を修正・削除できます。下の「管理人メニュー」をクリック。
●削除基準●
1)無題・無名のもの(もしくは本文と関係なく意味不明なもの)
2)IPが名前解決(逆引き)できないもの。
※無責任発言を防止するため個人特定を担保させていただきます。
3)アスキーアートや重複投稿、重度に頻繁な投稿で掲示板資源を浪費するもの
※数日に一度のチェックでも充分に掲示板を追いかけられるレベルが目安です
4)マルチポスト(主張はご自分のHPや掲示板で)
5)差別発言や明らかに人権に反していると判断されるもの
6)削除に対する問い合わせ、抗議など
削除は複数の削除ボランティアによって行われています。[2004/06/11記]
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ね? 投稿者:黒目@踊り念仏 投稿日: 1月31日(月)23時29分23秒
踏み絵政治が横行するでしょ?(苦笑
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情報通をご自慢らいいが 投稿者:セクトNo.7@一坪派 投稿日: 1月31日(月)23時23分49秒
とびいりさん、あんたこの関生への弾圧に抗議することに、悪意でも持ってんの?
私は80年代の中核派のテロは絶対に忘れんし、自己批判無しに大衆運動に登場する資格はないと思っている。
80年代のテロに関生がどういう立場をとっていたのかは、二次会の戸田さんにレスすべきことか直接関生に問い合わせればいいと思う。
また小西さんが当時どのような立場に在ったかよりは、今現在のどのような活動をしているのかが重要だと思う。(少なくても過去の総括はしているのだから)
ずいぶん情報通らいいが、抗議声明に冷水をぶっ掛けることはやめにしてはいかがかな。
>死んでも忘れない!という人は結構いますよ
なにを当たり前のことを書いてるのかとは思うが、中核派のテロは忘れないが、同じ紙面に反戦自衛官が載っていたことは、また別の問題と私は思う。
ふむふむさん、「人生それぞれ、過激派もそれぞれ」(笑い)じゃないけれど、人はみな同じでは在りませんし似たような傾向はどこにもあるものです。ただ、あなたの言うように前に進めるためには、過去への自己批判を経るなら大同団結は(少なくとも反弾圧に関しては)十分可能と思います。
この件の話しは、お終いにしましょう。抗議声明の広がりに害をもたらすと思います。
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それはなんつーか 投稿者:黒目@踊り念仏 投稿日: 1月31日(月)22時57分41秒
「内ゲバ反対主義の大衆運動への持ち込み」なんじゃないですかね(苦笑
あの時期に、そおゆう事に関わらなくて済んでいたというのは、それはそれでひとつの見識ではないかと思いますが。
つーか、そもそもあれって、三里塚にとりくんでいるところの問題やった筈ですが、いつの間にか全ての大衆運動に分裂が波及するという実にイヤな展開をしたわけで。
現時点に於いて、中核のテロの責任が問われ続けるのは当然の事ですが、当時の時点に遡って「お前はどっちにつくんだ」みたいな踏み絵を踏ませようというのは、理不尽な話ではないかと思いますが。
その辺がさ、「あんな内ゲバしてる奴らと一緒にやるのはけしからん」というのと、「お前はどうなんだ」という突き付けやんのとでは、その言う相手との関係の在り方が全く異なるのではないかと思いますが。
というか、あの時期に「内ゲバをやらせなかった」というのは、大したもんだと思いますよ。マジで。
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ナンか反代々木系も 投稿者:ふむふむ 投稿日: 1月31日(月)20時06分39秒
代々木のロートル並みに怨念深いですね。
自らが物理的・心理的被害経験をもってるからなのでしょうかね?
キチッと自己批判や総括して、大同団結って訳には行かないのでしょうか???
総括後の寛容というのは「人の道」でしょうが。
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第二次内ゲバの際の対応 投稿者:とびいり 投稿日: 1月31日(月)18時33分10秒
>ついでに言えば、関生連帯は中核派等に対しては「大衆運動に内ゲバを持ち込むな」
と厳しく求めており、少なくとも関生連帯が関係する運動では「内ゲバ」は起こって
いないはずです。
上記関連ですが
二次会では 投稿しないので こっちで 投稿しますが(苦笑)
いわゆる80年代中盤
第二次内ゲバ期(三里塚 反対同盟 分裂に伴う 中核の
いわゆる 熱田系列党派 および 党派とみなしたノンセクトへの
内ゲバ 恫喝 機関紙への殲滅氏名の公表のときは 生コンさんは
どういう対応だったのでしょうか?
インターと間違われて かってに 殲滅対象とされた人は
首都圏ではかなりいます
*ちなみに小西さんは
当時 表の顔だったわけですが?
(小西氏が内ゲバ 当事者だという意味ではない)
殲滅してやる !という前進紙面 と それと同じ機関紙に
掲載されている
反戦自衛官の報道
死んでも忘れない!という人は結構いますよ
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え?あくきん? 投稿者:まっぴょん 投稿日: 1月31日(月)12時23分53秒
この界隈で例の「関生」に関連して投稿している人のものは誰に対しても拒否してませんけど、なんだか知らないけど一部の人にアクセスできない状態が起こるらしいです。臨夏さんが時々こぼしてましす。申し訳ないです。希望の投稿があればこちらで二次会のほうに代理投稿してもいいですよ。
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鍋ちゃんのプライバシーの侵害に抗議する!(大笑い) 投稿者:セクトNo.7 投稿日: 1月30日(日)23時46分47秒
>浮き足立っている人の言葉とは思えない。(大笑)
とは、プライバシーの侵害じゃないですか。こんなの人が見たら毎日釣り狂って、余暇で政治談義していると誤解をされます。川への釣行回数は毎年50回ほどで少し多いかもしれませんが、本筋を忘れることはありません。念のために
でも川に行くとこの国がいかに荒んでいるか良く解ります。完全に埋まってしまった砂防ダム、鼻をつく下流の異臭とアオサの広がり、水量の減少=森林の荒廃、ets
これで「地域を愛せよ」とはいい面の皮と思うのは、子供達も一緒じゃないのかな?
鍋ちゃん先輩、そのうちにメール下さい。アドレスわかんなくなりました。
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いや、 投稿者:ジュニア@あじと 投稿日: 1月30日(日)23時36分55秒
黒目さんのご趣旨は、よーくわかりました。
呼びかけ人には、中核もご推薦な高槻の革命的議員団も名を連ねていはりますね。「中核系なんぞと野合しやがって!」という意味なのかなと思いましたが、全然、正反対だったんですね。
黒目さんのSAさんに対する共感の表明に、孤立無援だった自分の現場活動家の頃を思い出して、ふと、お二人に連帯の挨拶を贈りたくなりました。山田さんのいうのも、不可能ではないはずですね。むずかしいと思いますが、そんなこといっていたら何も始まりません。やれるところからやっていきましょう。セクトNo.7同志も、ありがとうございます。しかしオレなんかに賛同すると、品性疑われまっせ?(いや、もう手遅れか!)
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伊達さん、伊達さん、お呼び出しが掛ってますよ 投稿者:ふむふむ 投稿日: 1月30日(日)20時05分51秒
伊達さん、アフガン板で↓こんなことが言い出されています。
以前sinken板でやってたスカイリー氏とやってた「相殺」論の関連問題ではないでしょうか?
金親子免罪論じゃないよ 投稿者:大木@泥酔アウト 投稿日: 1月30日(日)19時40分5秒
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ていうか 投稿者:山田 投稿日: 1月30日(日)12時16分1秒
戸田はんも 共同声明よびかけつつ 一方で 11月7日 の流れとお付き合い
するつもりなら いっそのこと 小西はん 千葉動労 港といしょに並べれば
本当の 「共同」になりはるんだが? よくわかんないで書いているんで
すんまへん
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素朴な? 投稿者:山田 投稿日: 1月30日(日)12時03分48秒
共同声明が
全戦線 で あるいは まっぺんさんのおっしゃるような ことでっしゃら
小西はんが 千葉動労 あるいは 中核本部にいっしょにやろうと
呼びかけて みーんな いっしょに 先の集会のように まるごと
とりあえず 「救援は いっしょにやろう!」といえばいいはなし
なんやないかいな?
人脈もあるわけだし
まあ中核本部は 無理だとしても とりあえず 港合同 千葉動労
あたりを ならべていただければ もっと広がるのでは?ないかな
草加はんのホームページは非常に参考になった
というか この事実関係の学習がまず さきじゃなかろうかと
教育基本法の改悪や国民保護という名の戦争体制など
いやな世の中ですな〜
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つー事で、2次会にも書いたわけですが 投稿者:黒目@踊り念仏 投稿日: 1月30日(日)01時09分41秒
ジュニアさんのゆわはるのはよおわかるんで、俺らはこういう事態に遭遇すると、「なんかしやなあかん!」と思って必死こいて動き回るわけですが、俺らがよかれと思ってやった事が、俺らが意図しない形で利用されている、みたいな状態って、俺、いっちゃん嫌いなんですよね。「踊らされている感じ」ちゅーかさ。
なんか、俺がここで関生の話した結果かと思ったら、そういう事の始末つけやなしゃーないのかな、と思ってこういう事やるわけです。
俺のやった事の結果は、最後まで見やなあかんと思うのです。
それが仮に俺にとって「よい結果」をもたらすもんであったとしても、踊らされるのはイヤですね。
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ジュニア同志に賛同する! 投稿者:セクトNo.7@フォーク小僧2号 投稿日: 1月29日(土)23時28分3秒
今回の弾圧は、完全になめられているとしか思えません。全戦線で敵に対抗せずば、我が夢立たず。これを党派運動に落とし込めるなら、その時は全面引きます。
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いや、ご心配には及ばず>鍋山師匠 投稿者:ジュニア@あじと 投稿日: 1月29日(土)19時51分17秒
例のお客さんおっぱーいなイラクの人質騒動以来です。>弐次会悪禁
賃金奴隷電算機からはアクセスできなくなってしまいますた。<とゆうか、おまえ仕事しる!
先のカキコ、おまえ読まずに賛同するのかといわれそうですけど、感覚的には、決裂した親友の遺児が大学合格したとき、育英会の保証人に契約書読まずに実印押したときと同じなのです。労働者国家は無条件擁護しないかわりに、仲間は無条件擁護します。
もちろん、黒目さんの批判も、関西にいる以上、何となくわかります。当然ですね。それなのに気軽に賛同してしまうのも、ホットラインのこともありますけど、労組の立場からです。オレは自称・誤用組合ですが、「そんなにリストラしたいならわしのクビ切れや。そのかわり街宣車で毎日乗りつけたるで?」と、若旦那に口の利き方教えてやることもあります。こちとら親切で教えてやってんのに、これくらいのことでいちいちパクられていたりしたら、獄中の差し入れは『anan』『家庭画報』『競馬ブック』をおながいしますね。>TAMO2党首
自分だけは生き残ろうというふてえダンピング業者のおかげで、わしら中小はどれだけメーワクしていることか。これはどの業界でも同じだと思います。大資本の思い通りにさせない。おまえらのお役に立つ人間にだけは絶対にならないぞ! とゆうのが、ほんとうにはたらく者の権利を守り、お客さんを守ることだと思います。
と、アホのジュニアたんが、たまにはマジメなこと書いてみたぞ。土竜諸君は、オレに祝儀を送るかわりに、関生にカンパを送ってくれてもよい。
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えっ ジュニアちゃんが悪禁? 聞いてね〜よ〜 投稿者:鍋山 投稿日: 1月29日(土)14時59分10秒
まっぺん書記長の家に、○○を○○しようか。
【2号はん】
スルドイね〜
>私はこの映画で暴力的な死がなかったことを、なんか救いのように感じましたよ。
>相手を好きになるには、殴り合わなけりゃならないときもあるんです。
>でも、そこで死人を出さないことが「パッチギ!」なんだとも思いました。
「渓流釣り解禁」を直前にして、浮き足立っている人の言葉とは思えない。(大笑)
【第3回 民団フェスティバル 語り継ごう「在日」を!】
http://www.mindan.org/html/fes2005.html
●会場 韓国中央会館8F MINDANホールほか
東京都港区南麻布1-7-32/地下鉄 南北線・大江戸線 麻布十番駅下車 徒歩3分
◎写真展 「本国と在日/家族の肖像/在りし日の記録」
2月10日[木]〜13日[日]13時〜19時30分 *10日は21時30分まで
◎映画祭 「日本映画に描かれた在日V」
http://www.mindan.org/html/fes2005_2.html#01
『京阪神殺しの軍団』
『はじけ鳳仙花・わが筑豊・わが朝鮮』
『伽椰子のために』
『指紋押捺拒否』
『三たびの海峡』
『GO』
◎歴史資料展 「在日コリアンの過去、現在、未来が見える<物>」
◎Closing Ceremony 「小さな音楽会」
出演…東京エスムジカ
◎韓国屋台 「布帳馬車(ポジャンマチャ)」
2月11日[金]〜13日[日]12時〜21時
●入場料
写真展/歴史資料展…無料
映画祭 当日券1,000円(上映30分前〜8Fにて販売) 4日間通し券3,000円
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うーむ 投稿者:ジュニア 投稿日: 1月29日(土)13時12分11秒
2次会悪禁なので、こちらでぱぴこ。
泥酔状態で帰ってきたらドン小西からメール来てたのやんか。賛同しといたけど、アレ、踏み絵だったのか?
http://www.jca.apc.org/gi-heisi/saishin/050122.html
しゃあおまへんなあ。もうこうなった以上は、公安と産経道連れに地雷でも何でも踏んじゃろ(ちゅどーん
と自爆したところで、もっと自爆ネタを重ねるわけやが。
ひげ戸田はんの共同声明、わし読んどらんで。漢字ばかりやさかいの。読む気もないで(きっぱり)。わしにも何か伝えたいとゆうのならば、絵入れてもらわな困るな。ひらがなも多くしといてな。ついでにTeacup掲示板の文字制限全角2000字超えるようなのは、とてもとても。
文章はおねえーちゃんのスカートと一緒やで。短ければ短いほどええねん。でも大事なところだけはカバーしといてな?(ちっ)
てなわけで、小西ナンセンス!な人たちとは、一時、離ればなれになりまつなあ。でもヤマトは永久に愛はめぐるのよ。すぐに生き返るから、また遊んでね(はあと)。
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そりゃないよ、鍋ちゃん先輩 投稿者:セクトNo.7@フォーク小僧2号 投稿日: 1月28日(金)22時38分44秒
まだ本音は言わないって、そりゃないんじゃないの。だいたい誰が「パッチギ!」を紹介したのさ!おかげでこっちは原稿書く羽目になって、年末どんくらい苦労したんだか!(ま、これは良いんだけれどね)
そういうのがパッチギされなけりゃならんじゃないの?
鍋ちゃん紹介のkazhikさんなる人の紹介は、まだ公開中なんだから消すべきじゃないの?それとも同意したんかいな?歌がへたかどうか映画上はどうでもいことなんだが、それをあげつらうやり方は鼻持ちならないよ。
私はこの映画で暴力的な死がなかったことを、なんか救いのように感じましたよ。相手を好きになるには、殴り合わなけりゃならないときもあるんです。でも、そこで死人を出さないことが「パッチギ!」なんだとも思いました。
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『パッチギ』 まだ本音は言わない(汗) 小僧1号 投稿者:鍋山 投稿日: 1月28日(金)22時01分15秒
【「民団新聞」記者の感想座談会】
青春の怒り・叫び・恋… 話題映画「パッチギ」を語る(05.1.26)
http://mindan.org/shinbun/news_t_view.php?category=13&page=21
「アフガン掲示板」の論議
http://8330.teacup.com/netkikaku2/bbs
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「パッチギ」−今の時代状況を突き破れ! 投稿者:社会主義者 投稿日: 1月26日(水)11時29分32秒
kazhikさんは「'68年当時と変わらない設定」という事でこの映画を豪(えら)く酷評していますが、私は逆に「ある意味では懐かしく」、又「それだからこそ改めて新鮮に」感じました。「懐かしい」といってもその頃は小学生だったので、「プラハの春」「北爆」「東大安田講堂」「金嬉老事件」「三億円事件」といったニュースよりは寧ろ「11PM」「ゲバゲバ90分」「ひょっこりひょうたん島」などのTV番組の方が強く記憶に残っているのですが・・・。
1968年の京都で、府立高校の空手部員と朝鮮高校(朝高)生が対立抗争を繰り返している中で、府立の一高校生「康介」が朝高の番長「アンソン」の妹「キョンジャ」に恋をして、二人の間を取り持つ契機になったのが「イムジン河」の演奏・・・。それにいろいろ伏線のあるストーリーだったのですが・・・(詳細は公式サイト参照)。
「懐かしい場面」は随所に出てきます。「康介」の高校担任が毛沢東の信奉者で、授業で毛語録の解説を始めたり、「アンソン」達が抗争資金集めの為に、ゲバルト大学生に自宅の鉄パイプを横流ししたり公衆電話を強奪してお金をくすねたり、とか。「アンソン」が「ウリナラ、楽園や」と言って一時は北朝鮮への帰国を決意したり、とか。
歴史的背景を語る場面も随所にあります。空手部や日本人チンピラとの抗争で死んだ「アンソン」の子分の葬式に、弔問にやってきた「康介」が、「おまえら朝鮮の事何も知らんやろ」「生駒トンネル、誰が掘ったか知ってるか!」と詰られ追い返されてしまう所、とか。
しかしその一方で、その毛沢東信奉者の「康介」の担任が、旧ソ連から亡命してきたストリッパーを生徒に「自由を求めて逃亡して来たんや」と紹介していた場面なんかに、その教師の頭の柔軟さを垣間見たりしました。「康介」がKBSラジオのスタジオで「イムジン河」を演奏する段になって急に上司から「放送禁止曲や」と横槍が入った時に、DJがとうとう切れてしまい、「この世の中で唄ったらアカン曲なんか無いんじゃー!」と言って、その上司を別室でボコボコにのしてしまって、「イムジン河」を放送した場面など、今の時代状況とも重ね合わせて思いっきり笑えました(ざまーみろ!)。「アンソン」が学ランに「祖国統一」の文字を縫いつけ「北朝鮮へ帰国する」と言う場面にしても、現在の北朝鮮の人権状況と照らし合わせてみると、金日成体制はこういう当時の朝鮮民衆の善意をも食い物にしてきたのだという事を、今更ながら思い知らされました。
今の右傾化や反動的政治弾圧を突き破り、金正日体制もいつか清算してやるという二つの意味を込めて、そういう一切合財を含めての「パッチギ」−「今の時代状況を突き破る」元気を与えてくれた映画でした。
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以下、2号さんの助言により、
「kazhikさんの投稿」は、素直に削除。何れ再掲します。23:55
以下蛇足
「2号さん」〜「めかけ・てかけ」〜関西弁で「2号はん」
粋筋では、「こなから」と言っていた。「二合半」の桝の名前から〜桂米朝
さらに蛇足
「ままこ:継子」=「妾の子」
「アリス」(あのダサい「昴」の)が「ロックキャンディーズ」と名乗っていたアマチュア時代。
社会派フォークに乗り遅れまいと作った歌
『継子』(こんな歌詞 やや・あやふや)
とっても小さな つぶらな瞳を 輝かせて泣いていた そんな子どもたち
とても疲れて重たく 見上げる先生の 力のこもったその手には 愛の白墨
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ホント・・・パッチギ 投稿者:イレギュラーず 投稿日: 1月28日(金)21時03分52秒
今日のピーカンの天気が恨めしい。終わったのが、昼飯時で、OLさんたちがランチ片手に職場に戻るところを地下鉄で帰宅の途に。変な目してたんだろうな・・・はれぼったい。
あの坂崎酒店=モッキリ屋での常連の会話。前田吟さんの都はるみ。何よりイムジン河か・・・
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パッチギ!泣けました_(._.)_ 投稿者:セクトNo.7@フォーク小僧2号 投稿日: 1月28日(金)14時55分59秒
なにが突き動かすのかわかんないけれど、わたし自然と泣けてきましたよ。短絡に朝鮮の統一を語るのでもなく、人間が生きるというリアリズムを映し出していると思います。特に、イムジン河の歌詞が最初と最後の場面で違ってましたね。この辺は「異議なし!」と叫びたくなりました。
確かに三浦さんが書いたように青臭く感じるところはあるのですが、いつの間にか河に飛び込んで首までつかりながら渡る青臭いことを忘れていたような気がします。とにかくこの掲示板来られる方は見てください。そして青臭く語ろうじゃないですか!
フォーク小僧1号は誰かって?もちろん鍋ちゃん先輩です。今月はこれで通します。(^.^)
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「レーニン主義」の意味するところ 投稿者:黒目@踊り念仏 投稿日: 1月27日(木)22時48分6秒
多分、これは日本の左翼業界独特な用法なんじゃないかしらんと思うんですが、
前にどっかで展開した記憶がありますが、座標を書いてですな、
X軸に(中央集権←→大衆的)、Y軸に(ゲバゲバ←→穏健)というのをとって、その座標に点を打っていけば、その党派のポジションを説明できるんじゃないか、という説を唱えた事があります。「路線変更」というのは、この縦軸や横軸への移動という形で起こる。で、それで言うと、中央集権に向かうベクトルの事を指して「レーニン主義」と呼んでいた、という使われ方をしてきたのではないか、と。
そういう語法を踏まえたところで、東さんの「反省したレーニン主義者」というのは非常にツボにはまったのであります。
言葉の本来の意味、ちゅーことでは、いちいちいちいち例に出してかたじけないですが(w、例えば新時代社なんかはマルクス主義もレーニン主義も「反省」してないわけですやん。
その辺は「なにをどう反省したのか」という問題に関わることやと思いますが。
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反省したマルクス主義者、では案配悪いの? 投稿者:noiz@無償労働中 投稿日: 1月27日(木)20時54分26秒
東さんの整理への黒目さんの不満をさらに補足をするとすれば、
現象的に反戦などの「よりはいりやすい」課題に参加する人の類は、
1 反省したレーニン主義者
2 「市民」的党派性をもった人々
3 2に含蔵しているようにもみえ、実は「無党派的」ということを自覚的に認じる
「無党派」の党派性をもった人々
4 123以外で、「自分達こそ今時の普通の人」という党派性をもった人々
5 党派ではないが、「反権力」的雰囲気に酔っぱらっている相対的に「若い方の」ノンセクト
→しかし総体として「反権力」がどういうことなのか理解してるかというと留保が必要
6 12345みたいな自己規定を特にしていない圧倒的多数(一見さん含む)
(並べた順番に意味はないよ、笑)
※ 1〜5にはそれぞれ親和的な層が一定程度存在するか、と
※※ 党派性ないし集団性をもった「アナーキスト」はほぼ存在しないと言って差し支えないでしょう。個々には5に融解ないし流れ込んでいるというかたちか(あくまで街頭の共同行動においては、という話です)
というとこまでわけられるのではないかと。少なくとも首都圏ではそういうことが言えると思います。こーいうのは、公安の方がよく事態を把握してんじゃねーの? って気がしますが(笑)
しかも、1は実は言い足りない言葉であって、「反省したマルクス主義者」とした方がいいのではないか、という気さえします。だって「市民」運動と一緒になってるこれら左翼党派の人って全部レーニン主義者だったかというと違うでしょ? 中国派とか、何とか派とか、色々いた(いる)はずじゃないですか。まあ文脈からすれば、ある一定の「強固な集団的振舞方」をもってくくる言葉なのでしょうから、「レーニン主義者」という言葉が選ばれたんだということは理解できますが(w
1・2・3、特に1・2がくっつく場において、「支配的作法」というか「空気」が形成されている、という黒目さんの指摘は、そうかもな、と思います。
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不気味だ 投稿者:アラブ復興車界党 投稿日: 1月27日(木)19時56分18秒
レーニンの遺体。 あと、100年持つとか・・・?
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081106362283.html
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勝手に、数件クロスポストします。 投稿者:臨夏@管理人 投稿日: 1月27日(木)15時48分48秒
(これ、マルチポストでしょうか。よう是非の判断つかぬままに載せましたが、不都合なら、切ってください。
できたら、毎日覗きますから、警告お願いします)
西賀茂のアナーキスト、表三郎らの研究発表です〜!
日曜やし、ぜひお越しやす♪
2005/ 1/ 3
スピノザ研究会/ネットワーク情況関西公開講座のお知らせ
「スピノザ研究会」及び元「サルトル研究会」参加者の皆さんにお知らせします。
1月30日(日) 京大会館 会費 1,000 円(午前午後通しで)
10時〜12時 スピノザ研究会
表三郎「ヘーゲルのスピノザ理解」
13時〜17時 公開講座モダンとポストモダン
藤本和貴夫「ソビエト崩壊後のロシア」
以上のように決まりました。
茨木千尋
tel&fax 075-702-6296
e-mail divagations@tree.odn.ne.jp
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興味深々 投稿者:ふむふむ@石川さゆり大好きオジサン 投稿日: 1月27日(木)13時30分41秒
日本人の無名15歳少女が英国でデビュー!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050127-00000018-spn-ent
なんか2、3日前にオーストラリア人の友達が話題にしていました。
凄そうですよ。「宇多田ヒカルより才能ある」って言ってましたから。
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「左の方から」問題 投稿者:黒目@踊り念仏 投稿日: 1月27日(木)00時24分37秒
んで、「ナニが『左の方』なのか?」という根本的な問題が、ごろっとそのまま残っていると思います。具体的には、「残酷なレーニン主義者の支配」と「温厚なブルジョア民主主義者の支配」のどちらの方が「よりまし」か?理屈の上では2者択一ではないわけで、「まっとうな左翼」を我々は目指してきたと思いますが、しかし、現実にはこういった究極の選択をせまられるような状況は世界中のあちこちに存在した。
かつては、「より無茶をやった方がより左派」という、ある意味すんげえわかりやすい基準があって、無茶を競い合ったりしたわけですが、そういう基準はなくなりつつあります。では、なにが「左」なのか?
私自身はこの問いを抛擲しちゃって、具体的にそこにある問題にどのように対峙していくのか、というのでしかなく、「左の立場」に意識的に立つ、なんて事をしてきた覚えはないんですよね。まあ、戦争に反対だし、天皇制にもナショナリズムにも反対なので、大概、それは世間的には「左」なんですが(W。
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「反省したレーニン主義者」問題 投稿者:黒目@踊り念仏 投稿日: 1月26日(水)23時55分32秒
この東さんの「反省したレーニン主義者」ゆうの、ツボにはまって3日ぐらい笑いっぱなしやったんですが。上手いことゆうなあと
いつまでも笑っているのでは進歩というものがないので腑分けしてみますと、
「反省したレーニン主義者」はレーニン主義者ではないのではないか?
きっぱりと「反省なんかしていない」と称している党派と「反省した」党派とは差異があるのか?
「反省」は、レーニン主義のどのような地平に於いて、どのような「反省」がなされたのか?
というような事をちょっとマジメに考えなきゃならんやろうと思っておりまする。
ひとつには、このような情勢が生まれたのは90年以降であり、それ以前にはレーニン主義を否定する事がひとつの「転落」と見なされるという時代が長くあった事。あのなかで、どのような事が主張され、どのような事が実践されたのか、という事が、レーニン主義と一緒に放棄されているように、(あるいはおっさんの若い頃の自慢話化されているように)思います。
なによりも、この人たちの立ち振る舞いが、実に見事に「レーニン主義的」であるとゆう事、そしてそれを「解決」する事が、レーニン主義を放棄してもできないのではないかという事。
俺なんかはもとよりいわゆるレーニン主義者ではありませんが、これらの事により、「遂に来るべきものがきただけだよ、あははのは」といって済ませるような状態ではないなあ、と
で、一方で、東さんの整理にも不満があるわけで。
党派的に「市民的」なるものの様式を生成してきたのは、明らかにべ平連ー日市連の潮流であるわけです。いま起きている事態は、その「市民的」党派性の作法に、「反省したレーニン主義者」が雪崩れ込んでいるという事態である。つまり、「市民的」党派性は、転向レーニン主義者が作ったものではない。転向レーニン主義者の立ち振る舞いを批判する事だけでは、この「市民的」党派性が運動状況を支配するという事態を批判しきる事はできひんのではないか、と思うわけです。それは事態の片面でしかないわけで。
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名古屋・野宿者強制排除 投稿者:トチロー 投稿日: 1月26日(水)23時49分17秒
割込み、失礼します。
連日の夜勤と医療過誤裁判のカルテ検討のなか、1月25日決起を報告させて頂きます。
名古屋市市役所への抗議行動。公園の野宿者の6軒の掘っ立て小屋が、600人以上もの役人と警備員、警官によって、強制撤去されたことへの異議申し立てです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050126-00000063-mailo-l23
テレ朝報道ステーションとNHKに映像が流れました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20050125/20050125-00000039-ann-soci.html
名古屋市は公園美化のためだけに、仮住まいのプレハブ・シェルターを作ったりするので、それは元からホームレスの社会復帰を助けるためのものではなくなっており、とても奇妙な行政となっている。
役人も警備員も、命令された自分の役割を行なうだけで、その自己満足と自己評価に後押しされて、平気で他人を踏みにじることができる。そのちっぽけな自己保身が、ホームレスの生きた現実を感じさせることなく、行政悪を蔓延させている。
その自己保身は、医療過誤とて同じ。
医師は過誤を隠そうと必死になるし、あるいは、過誤は不可抗力だったと抗弁する。そして、医師会や国立大学医学部を後ろ楯に置いて、みんなが自分を正当化する。
ホームレス対策と言って信じられない巨額を投じても、その金をみんなが奪い合ったあげくに、残骸だけしか野宿者には届かない。野宿者以外の誰かが、車を買ったり、パソコンを買ったり、チョコレートパフェを食べたりして、ステーキを食いながら笑っているのだ。
強制撤去には間に合いませんでしたが、この掲示板のおかげで、またひとつ世の中を知ることができました。
まっぺん書記長、ならびに隊列にみえた方々に、感謝いたします。
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反戦=反グロ 投稿者:noiz@無償労働中 投稿日: 1月26日(水)20時39分4秒
反戦=反グロは、反戦=反グロ=反資本主義たりえるか、という理論的問題も含んでいるとは思いますが、「戦争に反対するのであれば、その原因のひとつとなっている新自由主義経済のグローバリゼーションそのものに反対せざるをえません」という問題のたて方に共感します。私自身はそうした問題提起による「反戦運動への参加」もしくは「イシューの持ち込み」はACAに拠ってきたつもりです。
今サイト更新中で中身がなく、「流し込み」ができませんが(笑)
http://a.sanpal.co.jp/aca/
伊達さんの私的運動論の本筋にそって感想を言うとすれば、「自然発生的、即自的な潮流に迎合、拝跪」についてですね。これら迎合・拝跪をあえてする人々というのは、おそらく戦略的にやっているわけであって、裏を返して言えば操作の対象としてしか見ていないのではないかと。だからそこでは、問題を解決するには(相互的を前提とする)批判・検証が必要なはずなのだが、一方的な「教える」だの「学ぶ」だの、といったことに「問題対処」が収斂されがち。しかしそう簡単にできることかと言えば、否ではないかと。「先輩」にレクチャーされて、はい問題解決、なんてそう易々といくわけがない。というのも、レクチャーされる内容にしても「経験則」にすぎないわけで、絶対的な解などというものは存在しないから。「運動する」者は常に流動する「則」を検証しながら経験をつなぐものでなければならない…… 特に、運動において惹起される問題に対してという局面であればあるほど。それが警察会食問題であったり、弾圧への態度問題であったりするのだろう、と。
まあ「党」の人間じゃないから、こーいうとこで放言できるわけで、党派人の不自由さを思うとよく我慢できるなーと思ったりします(笑)。しょってたつもんがないと、言いたい事言えるもんね。(対権力上まずいことは出せませんが)
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私的運動論(4)−おまけ 投稿者:伊達 純 投稿日: 1月26日(水)00時17分15秒
私は、「裏救世主…トカユッテミル(^^;)」(投稿日: 1月10日(月)21時32分35秒)で、次のように書きました。
> >時代の空気
> 黒目氏と私は、運動に参加するようになったのが天皇代替わり
> の頃という点で共通していますが(年齢は私の方がやや上)、そ
> の頃と60年代終わりから70年代初めにかけての頃とでは全然
> 空気が違うと思います。特にPKO法が成立してから自衛隊が海
> 外派兵されるようになり、憲法改悪が射程に入ってきたことを実
> 感したことから私は運動に参加したということがあります。つま
> り世の中を変革するということに展望があって運動に参加したと
> 言うよりは、世の中が悪くなることに抵抗することが動機になっ
> ているということです。
しかし現在は、私も一歩踏み込んでいます。現在、世界は、全人口の1/5が世界の総生産の4/5を占め、4/5が1/5しか得られないという経済的に不公平な状況です。このような社会的不正義が戦争の原因のひとつになっていると思います。そして、こういった社会的不正義のある状態をつくり出しているのが、新自由主義経済のグローバリゼーションだと思います。戦争に反対するのであれば、その原因のひとつとなっている新自由主義経済のグローバリゼーションそのものに反対せざるをえません。そのように考えて、私は、「グローバリゼーションを問う広島ネットワーク」の設立に関わったのでした。
グローバリゼーションを問う広島ネットワーク
http://www.geocities.jp/hg_net2003/
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私的運動論(3) 投稿者:伊達 純 投稿日: 1月26日(水)00時16分18秒
東 一邦さんも次のように書いておられます。
> こういう傾向は、私の体験的な感想では、どうも80年代の半ば
> ごろから始まったように思う。86年にチェルノブイリの事故があ
> り、翌87年ごろから日本でも反原発運動が盛りあがる。「市民運
> 動のニューウェイブ」などという呼ばれ方もあって、たしかに新
> しい装いで登場した運動だったと思う。しかし、このころの反原
> 発運動には肌が合わない思いが、私にはあった。
> 「原発を原子力発電所のこととは知らなかった」という、無知
> を売りものにした主婦の登場が象徴的だった。「こういう『普通
> の主婦』が立ちあがることが、原発を止める」という見え透いた
> やりくちには鳥肌がたつ思いだった。
『連帯とネットワーク』
http://www.jca.apc.org/~yyoffice/ronsou12Higashi-RentaitoNetwork.htm
> さらに、腹立たしいことは、「反省したレーニン主義者」が、そ
> の稚拙さを擁護し補強していることだ。「NPOはニュートラル
> であるべきだ」「昔のように行政を敵にまわすのではなく」「N
> POはフラットな関係であるべきだ」「デモやシュプレヒコール
> ではない新しい反戦運動をつくるべきだ」−。かつて何とか派に
> いて「べ平連などの市民運動はナンセンス」などと言っていた諸
> 君が、それだけは相変わらず払拭できない教条主義を語るのを聞
> くと、笑ってしまう。
「抵抗なき参加」と「参加なき抵抗」は、つながれるか。
(季刊『ピープルズ・プラン』第28号 P.27〜28)
ここからも「反省したレーニン主義者」、すなわち左翼党派が、自然発生的、即自的な傾向に対し迎合、拝跪していることがうかがえます。
私もレーニンの『なにをなすべきか?』を読みましたが、どこをどう読んでも、自然発生的、即自的な傾向に迎合、拝跪することに批判的であり、意識的であることで貫かれていたと思います。レーニンは『なにをなすべきか?』で、「大衆が自然発生的であればこそわれわれ社会民主主義者が多くの意識性をもつ必要性がある…(中略)…大衆の自然発生的な高揚が大きければ大きいほど、運動がひろまればひろまるほど、社会民主党の理論活動においても、政治活動においても、組織活動においても、多くの意識性をもつ必要が、くらべものにならないほどいっそう急速に増大する」(P.82)と書いていますが、その通りだと思いました。運動における自然発生的、即自的な傾向に迎合、拝跪している左翼党派は『なにをなすべきか?』を読み直せと言いたいですね。
ちなみに私は、基本的には“Peace by Peaceful Means(平和的な方法による平和)”を考えています。暴力による権力の奪取が、その後、どのような結末になったか、あまりにも多くの事例、そして巨大な負の遺産があると思うからです。このような考え方は、真正のレーニン主義者からすれば日和見主義だと非難されるでしょうが。
閑話休題、そして結論。「左」の方向へ運動を推し進めるのは党組織とは限らない。むしろ党組織は運動の中の自然発生的、即自的な傾向に迎合、拝跪することすらある。そして「左」の方向へ運動を推し進めようとするのは、党組織に所属せずに運動を真摯に担っている人間である場合もある。そういうことです。
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私的運動論(2) 投稿者:伊達 純 投稿日: 1月26日(水)00時15分7秒
手前味噌になりますが、私が神奈川で反基地運動に参加していた時のことです。ある時、神奈川の反基地運動団体が一堂に会してのシンポジウムが行なわれました。そこで、あるパネリストが、「厚木基地は硫黄島へ行ってしまえ」というようなことを言いました。そもそも日本に米軍基地が存在することそのものが、そして日本に米軍基地が存在することを認める日米安保条約そのものが問題であるという立場からすれば、問題のある発言であると言うこともできると思います。しかし、それとは根本的に異なった問題がこの発言にはありました。現在、確かに硫黄島には一般の人間は住んでいませんが、かつて基地建設のために旧日本軍によって追い出された旧島民の人たちが日本本土に住んでいて、硫黄島に戻ることを願っているという事実があったのです。私は、このパネリストに、そのことを知っているか質問すると、「知っている」と答えました。で、ひと騒動があったのですが、それはおいておきましょう。
あるいは、1995年に起きた米兵による小学生の少女レイプ事件を契機に沖縄の反基地運動が盛り上がっていた頃、ある集会で、沖縄の基地を日本「本土」に引き取れという主張がありました。この主張は、「厚木基地は硫黄島へ行ってしまえ」という弱者へ矛盾を押しつけるような主張よりは、沖縄という弱者が、矛盾を押しつけている日本「本土」という相対的強者へと押しつけ返しているという点でマシであるとは私も思います。しかし一方で、この主張は、沖縄の米軍基地を含む在日米軍基地の存在、日米安保体制を認めていることにより、対ベトナム戦争、対アフガニスタン「報復」戦争、対イラク戦争などで米軍が多くの一般の人々を殺すことに加担してきているという視点が抜け落ちているのではないでしょうか。やはり日本に米軍基地が存在すること、日米安保体制そのものが問題なのだと思います。在日米軍基地そのもの、日米安保体制そのものに反対することで、沖縄の反基地運動と私たち日本「本土」の反基地運動とは連帯することができる。その時、私は、そのように反論しました。
このような書き方をすると、いかにも自分が「真摯に運動を実践している人間」であるかのように見えて恥ずかしいのですが、しかし現在でも、自分の言ったことが間違っているとは思っていません。
それから現在、私は広島で運動に参加していますが、2003年のイラク反戦運動の盛り上がり以降(広島的に言いますと、「3・2NO WAR人文字」以降)、一部左翼党派による自然発生的、即自的な傾向への迎合、拝跪が目立ちました。お決まりの「シュプレヒコールという旧態依然たるスタイルはダメ」という主張も出ました。新しく運動に参加するようになった若い世代の人たちを囲い込み、それを背景にして引き回しまで行なわれました。
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私的運動論(1) 投稿者:伊達 純 投稿日: 1月26日(水)00時14分40秒
これも遅レスなんですが。
まっぺんさんは、運動には方向性が無ければならない、そしてその方向性とは「左」でなければならない(ここで、そもそも「左」の概念が明らかではなくなっているという指摘があるのは承知しているが、その議論は、ここではとりあえずおいておきましょう)と考えておられると思います。そのことは次の文章からも明らかでしょう。
> ●運動は左からでなければ勝利しない
> ・・・とぼくはガンコにも信じちゃってます。…(中略)…
> アナキズムの立場からは党の全否定なのかも知れません。僕はそ
> の立場に立ちません。勝利のためには党が必要であると考えてい
> ます。しかし、「一定程度の方向性を持つべきである」という立
> 場には黒目さんも立っているんじゃないでしょうか? 少なくと
> も「警察との会食」を糾弾する人々は「権力との非妥協的立場」
> の表明に他ならず、それはイコール運動に「反権力という方向性
> を求めている」事になるのではないでしょうか?
「再度「メシアニズム」について」(投稿者:まっぴょん
投稿日:1月11日(火)12時12分2秒)
実は、この点については、私も全く異論はありません。「運動は『左」からでなければ勝利しない」と私も頑固に信じています。おそらく黒目さんも、そうなのではないでしょうか。それは
> そんで、「運動の一定の方向性」というのは別の話です。「運動
> の一定の方向性」の基盤となるのは党組織なのか?これは現時点
> の運動においても、そういう機能を担っている党組織がどこにど
> のくらいあるのか?
「これもまた前に展開したと思うんですが」
(投稿者:黒目@踊り念仏 投稿日: 1月11日(火)15時20分18秒)
と書いておられることからもわかります。問題は、運動に「左」への方向性をもたらすのは誰なのかということだと思います。
> 例えば「反戦・平和」そのものには方向性はありません。「反戦
> ・平和」運動はやがて「政府との対決」と「政府への請願」の両
> 方向へ分裂して行くでしょう。左翼が獲得しなければ多くの人々
> が妥協的・調停的方向に流れて行くでしょう。例えばメディアに
> 露出度の高い有名タレントなどの力で代行主義的に運動を盛り上
> げようという運動には妥協的な風が常に吹いています。彼らを有
> 名にしたのは結局「メディア」という大資本であるからです。ま
> た「おまわりさんありがとう」といい、共に会食をする傾向もま
> た妥協的な方向にあるのは明らかです。
「再度「メシアニズム」について」(投稿者:まっぴょん
投稿日:1月11日(火)12時12分2秒)
ここで、まっぺんさんは、運動に方向性をもたらすのは党組織であると考えておられると思います。私も、往々にして運動には、自然発生的、即自的な傾向を持った人たちが含まれているとは思っています。警察との会食問題などもそのあらわれでしょう。しかし一方で、そういった自然発生的、即自的な潮流に迎合、拝跪するのも党組織ではないのかということも言えるのではないでしょうか。「警察との会食」問題で、警察と会食をした人たちに迎合、拝跪したのはいったい誰だったかを考えれば明らかではないかと思います(私は、この間、首都圏にいなかったため、あまり断定的には言えませんが、インターネット上の情報や首都圏の知り合いから聞いた話を綜合すると、そういうことが言えると思います)。逆に、そういった自然発生的、即自的な潮流に迎合、拝跪しないのは、党組織ではなくて、党組織に所属せずに真摯に運動を実践している人間であったりする訳です。
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