四トロ同窓会三次会 2006年4月1日〜8日

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あれ? 投稿者:大和士魂/鐵人 投稿日: 4月 8日(土)23時29分10秒

改憲派さんは??どこいったの??

http://www.tetsusenkai.net/
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はい 投稿者:改憲派 投稿日: 4月 8日(土)19時53分57秒

まっぺんさんがメルヘン世界だけで生きていくおつもりなら私はまっぺんさんの夢を壊したくない
ので邪魔はしません。私も子どものころ親から「ほんとはサンタなんていないよ」と告白され絶望感を味わいましたから。

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改憲派さんにおねがい 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 8日(土)19時49分21秒

僕がサンタクロースの話をしても「トナカイが空を飛ぶなんてあり得ない。ソリの下にはジェットエンジンがついているはずだ。普通の屋根に着陸するためにはVトール機になっていなければあり得ない。そんな工業力はサンタの国にあるはずがない。一般教養のないヤツだ」とか突っ込まないでね。\(^o^)

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なるほど 投稿者:改憲派 投稿日: 4月 8日(土)19時39分32秒

「おとぎ話」は「空想的社会主義」だったのですね(^◇^)

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いえいえ 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 8日(土)19時33分10秒

一般教養など不必要なおとぎ話に無理矢理「経済学的条件」を付与して
「ボケつっこみ」をかましてくれた改憲派さんほどではありません。(*^o^*)

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たしかに 投稿者:改憲派 投稿日: 4月 8日(土)19時18分18秒

まっぺんさんの一般教養のなさを考えれば無意味な論争だったようです。

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あら? C国が追加されたので 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 8日(土)19時11分15秒

> C国は設備投資をした。その結果コストダウンを価格に反映させ、価格を下げ、生産量を増やした。

C国のパン工場は倒産するでしょう。このおとぎ話の「前提」を考えれば分かります。

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そろそろやめましょうか 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 8日(土)19時03分53秒

無意味な論争です。

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へえ 投稿者:改憲派 投稿日: 4月 8日(土)18時57分59秒

じゃあどう仮定しているの?ww
だからレベルが低いんですよ。パン工場でつくったパンの価格について何も考えなかったの?
経済の問題でもなく経営の問題でもないとしたら何の問題なのでしょうか?
ひょっとしてまっぺんさんは「おとぎ話」で「宗教学のはなし」をしていたのですか?
もう一度「観念論」から離れて「唯物論」を紐解く必要があるのではないでしょうか。

C国は設備投資をした。その結果コストダウンを価格に反映させ、価格を下げ、生産量を増やした。

というC国が存在するという想定までいかないとまだまだ駄目でしょう。こういうC国みたいなのはカール・マルクスも資本論の中で書いていますし、それは経済発展(成長)の当然の成り行きだとみなしていると思いますが。ただ、彼は彼の時代を資本主義の終局点と予測したが、当時のイギリスやヨーロッパは今から見ればとんでもなく効率が悪いことになります。100年後の人類史から今を見れば今の人間の経済はとんでもなく非効率であるということになるでしょう。私は人間のイノベーションに悲観的ではありません。

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もっと短縮すれば… 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 8日(土)18時54分29秒

A国のパン工場は設備投資をした。その結果として労働力を軽減できたので余剰労働力を解雇した。
B国のパン工場も設備投資をした。その結果として労働力を軽減できたので給与を下げずに労働時間を短縮した。

以上がおとぎ話の「ポイント」です。「設備投資にかかった資金は借り入れである」と勝手に決めつけているようですが、どこにそんな事が書いてありますか?「借り入れである」とも「会社の資産を処分した」とも「労働者共同出資である」とも「カンパを募った」とも書いていませんが、それが「ポイント」であるA国とB国との違いに対してどういう作用をもたらすのでしょうか? 説明をおねがいします。

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ねつ造はやめてください 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 8日(土)18時53分1秒

> 価格が近代化の前後で変化がないと仮定されていれば、

値上げしたとも値下げしたとも書いていませんが?
さらに説明すれば近代化前と後とで「品質」や「パンの種類」が変化したかどうかも書いていません。
そこからしてすでに「勝手なねつ造」ですね。自分に都合のいい解釈でしかありません。
そもそも、そんな「経済学のはなしではない」と言っているんですが。

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指摘しましたが? 投稿者:改憲派 投稿日: 4月 8日(土)18時49分2秒

>B国にも働きざかりの人が200人いました。この国にもパン工場がひとつだけあり、そこに1
>00人が勤め、あとの100人は農業に従事していました。パン工場は設備の近代化をすすめた
>ので、たったひとりの労働者だけで今までと同じ量の生産ができるようになりました。そこで工
>場は労働者をふたりだけ残し、あとの98人を工場から給与支給のままで農場へ「派遣」しまし
>た。工場のふたりの労働者は同じ給与のままで労働時間が半分になりました。また農場でもいま
>までの100人分の仕事を198人でやれるので、労働量が約半分になりました。

これを読めば明らかに近代化の前後で生産量に変化があるとは読み取れない。
価格が近代化の前後で変化がないと仮定されていれば、もちろん売り上げにも変化はない。
(これ以外の解釈はない。普通は近代化でコストダウン、価格ダウンがなされるから)
とすれば、まっぺんさんは近代化に必要とされる設備投資費を考慮していないのは明白であり
ます。これはもうすでに指摘済み。しかし、まっぺんさんはむじなよりずっとレベルが低いね。

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ほう! 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 8日(土)18時38分29秒

> 分かっていないから指摘しているんですが?

ほう!では私が「設備の近代化にはお金が必要だという事も分からず、何も資金がなくても近代化できる」
と「主張している」というわけですね? 随分と幼稚な言いがかりだこと。・・・・
それはどこなのか、指摘してください。

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あのう 投稿者:改憲派 投稿日: 4月 8日(土)18時18分4秒

いや、「そんな事は初めから分かっています」と言っているが、分かっていないから指摘しているんですが?現実の問題をまっぺんさんが「自分の都合で」解釈しているから、私は自分の指摘がまっぺんさんの「想定外」であることを初めから自覚して主張しているんですが?

全て自分の主張が自分の「想定内」、自分の「井戸の中」だけで理解してもらえると思ったら大間違いですよ。私はまっぺんさんの「井戸の中」に外側から石を投げ込んでいるのですが、お分かりいただけていないようですね。私は真鯛相手のように今回はからかって遊んでいるつもりはなかったのですが、同じように受けとられたようですね。

「経済学」の話は例えばですよ。まあワークシェアリングも立派な経済学のトピックではあると思いますが。私の事例をもう一度説明しましょう。「経済学」ではこんなこと現実にあるわけない!という命題を平気で提示します。しかし、経済学者はそういうことは初めからわかっているんですよ。これこれこういう前提のもとでしかこういう結論は導けない、ということを最初からことわっているからです。ですから、モデルを現実にあてはめる時には統計学的手法を使って前提と現実との差異を考慮するという作業をすることになります。

で、まっぺんさんの「おとぎ話」がただまっぺんさんの頭の中だけで成立するフィクションという断りがあるならそれはそれでいいでしょう。しかし、まっぺんさんにはその自覚がない。だから、私はそのおとぎ話というまっぺんさんの空想世界が現実世界との境界線を超えて主張されるなら、たくさんほかの事も考えないといけないよ、と言ったのです。

もう1つ付け加えましょう。会社が仮に一時期、生産性で他の企業や国家に優位な位置にたてたとしても、必ず他の企業や国家も同じようなをし出します。よって、せっかく生産性で一時期優位に立ててもそれは文字通り一時期で終わります。ですから、常に企業は借金をしていたり株式などで投資を募っているのです。企業は絶対にイノベーションを止めることはできない。そういうことを考えれば、今から近いうちにまっぺんさんのおとぎ話のような終局点に達することはありません。

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理解できないのなら仕方ないですな 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 8日(土)18時11分7秒

> 工場の所有者が経営者だろうが労働者だろうが「設備の近代化」にはお金が必要ですよ。

だから、そんな事は初めから分かっています。
それがこの「おとぎばなし」に何の関係があるんですか? と言ってるんじゃがにー(呆)

改憲派さんが自分でおっしゃった「算数の問題」ですよ、これは。
いつ「経済学の話」に切り替わったの?

自分が恥をかいていることを自覚していますか?
いい加減に、相手の話を「自分の都合で」解釈するのはやめた方がいいと思いますよ。

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なんのことでしょう? 投稿者:改憲派 投稿日: 4月 8日(土)17時54分55秒

>まだ前提の違いが分かっていないと思います

工場の所有者が経営者だろうが労働者だろうが「設備の近代化」にはお金が必要ですよ。
普通は銀行からお金を借りたり社債や株式を発行したりします。
労働者が山や海にいってタダで材料を集めてきてロボットを作ったりはできませんよ。
原始時代じゃないんですから。
まっぺんさんは自分が恥をかいていることを自覚していますか?

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まっぺんさんの必殺技だね(^◇^) 投稿者:改憲派 投稿日: 4月 8日(土)17時48分24秒

>書いてなければ「設備の近代化のために借金しなかった」事になるのでしょうか?

「しなかった」と言っているのではないですよ。「した」と前提しなければそもそも「おとぎ話」
としては欠陥商品だということです。大人であればCVP分析くらいのことは頭に入れながら設備投資については話しないと駄目ですよ。大学一年の一般教養、入社後の社員研修でやるようなレベルの低い話なんですから。少なくとも需要や供給に対応した価格はどうするのかということも考えないといけないでしょう。自分の視覚のズレを他人のピントのずれの問題に転嫁してはいけません。

で、まっぺんさんは何を主張したいのですか?経済学ではこれこれこういう「前提条件」のもとでこういうモデルが成り立つとはっきり明言してありますので、現実の経済の分析のツールとしてモデルを使う時には複雑な統計学的手法をとりますよ。まっぺんさんが「学」としておとぎ話をワークシェアリングのモデルとして提示しているならともかく、現実には、「工場の年間総売上、生産量、単価、運賃、原材料費 etc」どころかもっと複雑なファクターを考慮しないといけないですよ。パン工場と農場の「おとぎ話」でうまくいくなら誰も苦労しないですよ。

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まだ前提の違いが分かっていないと思います 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 8日(土)17時45分50秒

> 近代化の前後で投資者に利益がなければそもそも近代化する理由がない、とい
> うことになります。

まだ、「資本主義なあたま」から抜け出していませんね。
両国とも工場経営者は「個人事業主」と決めつけているんじゃありませんか?
だったらそもそもB国のような分配ができるわけがない。

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頭使う場所を間違えてますよ 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 8日(土)17時34分7秒

> じゃあ「設備の近代化」にかかった金額はどうやって回収するのですか?借金や利子を返せなければ倒産ですよ。

そんな事は何も書いてませんが? 書いてなければ「設備の近代化のために借金しなかった」事になるのでしょうか? 借金したのか、どこかの地所を売ったのか、協同出資したのか、ここで説明をしておかないと「おとぎ話」が成立しないのでしょうか?。

増えた分の利益を「経営者が独占するのか、労働者で分配するか」の差を語っているだけであって、その利益を生み出すための「設備の近代化」にかかる「金額」をどう作り出したか、いくらかかったかは関係ありません。それとも、「工場の年間総売上、生産量、単価、運賃、原材料費 etc」までここで決めておかないと比較できないんでしょうかね?

まさしく算数の問題です。「経営学」の問題じゃありません。
つっこみどころを間違ってると思うけどね。(^◇^)

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頭使ってください 投稿者:改憲派 投稿日: 4月 8日(土)16時14分20秒

>B国にも働きざかりの人が200人いました。この国にもパン工場がひとつだけあり、そこに1
>00人が勤め、あとの100人は農業に従事していました。パン工場は設備の近代化をすすめた
>ので、たったひとりの労働者だけで今までと同じ量の生産ができるようになりました。そこで工
>場は労働者をふたりだけ残し、あとの98人を工場から給与支給のままで農場へ「派遣」しまし
>た。工場のふたりの労働者は同じ給与のままで労働時間が半分になりました。また農場でもいま
>までの100人分の仕事を198人でやれるので、労働量が約半分になりました。

自分は神とか仏とか目に見えないものを対象にして話しているのではないですよ。
算数の問題です。

このケースでは近代化前と後ではパン工場の総収入に違いはありませんし、生産量にも違いが
ありません。じゃあ「設備の近代化」にかかった金額はどうやって回収するのですか?借金や
利子を返せなければ倒産ですよ。この「設備の近代化」にかかる「金額」が「リスク」なんで
すよ。しかも、近代化の前後で投資者に利益がなければそもそも近代化する理由がない、とい
うことになります。

そういう小学生でも思いつくような「前提」なら大人であれば当然考慮すべきです。

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ロボット工場 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 8日(土)15時57分5秒

古い資料ですが、ミネベアがロボットによる完全無人工場を造り、このシステムをまるごと特許取得した事があります。今から20年以上も前ですが。労働者は20世紀後半には法的にも雇用者との協約としても一定の権利を勝ち取ってきましたが、IT化による労働の平準化・単純化によって使い捨ての臨時雇用へと切り替えられいっています。労働者が勝ち取ってきた「正規職の権利」は臨時雇用を守るものとなっていません。かつて「フォードシステム」によって作られてきたアメリカ型大衆消費社会は、レーガノミックスによってひらかれた超較差社会へと変貌しつつあります。

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前提が違うんですよ 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 8日(土)15時35分52秒

> その話はけっかんだらけよ
> B国で農業に派遣された98人の労働者に同じ給与を払うインセンティブがパン工場には存在しない

封建領主時代に「共和制」を主張したらきっとこう言われたでしょう。
「その話はけっかんだらけよ。神から授かった統治権を持つ王が存在しない」

改憲派さんは「資本主義経済では不可能だ」と言っているにすぎない。ぼくは「資本主義経済ではもはや限界だ」と言ってるんですよ。だからいままでの流通様式をそのまま踏襲していては解決の道はない。そもそも「経済成長」など前提にするべきではありません。むしろ経済は今よりも後退させてもいいと思っている。人口が減少しているなら経済も下落してかまわないはず。本来は「国民総生産」ではなく「人間一人当たりの充足度」で平均すればいいはずです。

例えば無駄な送電を排除し電力調節をすれば発電量も遙かに小規模にできるしそれは石油エネルギーの無駄遣いをやめることになる。また例えば自動車やパソコン、携帯などの開発サイクルは非常に早くて半年毎に5個も10個も「新製品」が出ている。5年や10年のサイクルにしたって我々の生活が困る事はないはずですが、そんなサイクルで生産していたら、企業が潰れてしまうでしょう。要するにこのような急激なサイクルとそれによる膨大な「スクラップ化」の過程は、企業利益を目的としているからです。生産増大のためには購買者には次々と捨てさせなければならない。現代では「成長」は「破壊」に転化している。だからこれ以上の「成長」はやめさせるべきです。

現代社会はすでに充分に豊かな社会です。生産力を「成長させる」必要はありません。もっと平等に分配すればいいだけです。それにその方が環境も破壊しなくて済む。A国は競争社会。B国は協同社会。ソ連や中国は大変貧しい状態でB国のような国を目指し、その結局A国の工場経営者のような階層を生み出してしまいましたが、日本のように充分に経済の発展した国なら、遙かに豊かで人間相互の信頼に基づく国を造ることができるはずです。

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護憲派 投稿者:大和士魂/鐵人 投稿日: 4月 8日(土)15時20分25秒

改憲派さん、私はこの掲示板でも数年前に書いたことありますが、俗に言う皇尊右翼民族派ですので、陛下の大身心によって、憲法を守るという立場であります。
仮に「陛下が憲法に問題があるならば、皆様で議論し、必要に応じて変えていかれたら」とおおせになれば、改憲派になる可能性もあります。

そういう意味での護憲派です。
ただ、現憲法は、国民に戦後長く浸透しているので、GHQの占領下に立てられたものであっても、それほど悪いものだとは思っていません。

怠けものに関しては、「にわとりが先か」「卵が先か」の議論になるので、あえて避けますが、日本の場合、完全市場原理による労働生産力の評価は難しいと思います。
努力したものにインセンディブとしてリターンを与える思想は、前に申したように、要領の良い人間だけが得をする世相になるからです。本当に努力した人間にリターンを与えるならまだよいのですが、しかし、これも、突き詰めると、ブルジョア階級の支配構造を助長するような気がしてなりません。

「需給」と「供給」について述べられているのでひとつだけ

「供給過剰」によるデフレーションが起きれば、デフレは国家の換金性通貨権力を意味するので、労働価値は低下し、国家換金価値は高まります。つまり人命軽視の全体主義の台頭です。
 よって、2002年〜2003年3月までの間、国内でも相当右傾化し、北朝鮮拉致問題の影響も含め、全体主義が台頭しました。「ヘタレ右翼」とか、「浅薄な保守ブーム」とか呼ばれる人たちが大勢ウヨウヨ(笑)湧き出しました。

 これは、おもに13億人の人口を持つ中国がWTOに加盟したことによる、世界同時不況の影響です。

 逆に、イラク戦後、中国・インドの生活水準の向上により、世界デフレ不況は現在脱しつつあります。そうすると、理想的インフレとなり、「需要向上型インフレ」として労働価値が高まり、国家の通貨換金価値は低下し、個人主義が台頭します。
 そうすると、やや左傾化する傾向があるのです。

http://www.tetsusenkai.net/

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まっぺんさん・・・・ 投稿者:改憲派 投稿日: 4月 8日(土)14時43分40秒

その「おとぎばなし」はけっかんだらけよ・・・

そもそも「需要」「供給」「価格」「キャシュフロー」「ネットインカム」「減価償却費」といった重要な事項がぜんぜん考慮されていないですね。しかもB国で農業に派遣された98人の労働者に同じ給与を払うインセンティブがパン工場には存在しないですよ。これは足し算引き算の問題ですが。

まず、イノベーションが起きれば必ず効率化によってあぶれた労働者がでてくることは産業革命以降に顕著に見られることです。移行経済であぶれた労働者を救う政策は絶対に必要です。しかし、まっぺんさんの主張はお話にならないんですよ。まず、ロボット化などの固定資産の増設にしても実際のビジネスではものすごくリスクの大きい意思決定です。融資する側も融資に対する債務の責任を負う側もリスクを背負っており、そのリスクに見合うリターンがなければそもそも投資するインセンティブがありません。リターンを政策的にすべて回収して労働者に分配するという極端なことをすれば経済成長はすぐに停滞しますよ。

私は、たとえば米国のフォーチューン500の100位以内のランクに入っているような企業のCEOの給与はふざけていると思う。こういうことは何度もここで書いていますね。日本でも米国でもCEOというのは大株主でもあるので、会社から受ける給与も配当収入も厖大なものがあります。私はCEOだとかCFOだとかエグゼキュティブの受ける報酬には政策的に制限を設けるべきだと思う。それで彼らが海外に移住するというなら移住してもらっても結構ということでしょう。従業員や会社の資産を全部持って海外に拠点を移すというのは不可能ですからね。

フランスの問題というのは、怠け者が増えてきたからCPEがでてきたというよりは、雇用側の採用
のリスクが大きいから雇用に慎重にならざるを得ないという側面があるからでしょう。従業員の
採用にしても会社側にとって見ればそれは投資です。新卒の学生が会社の事業に見合っているかどうか採用前に完全に把握できず、さらに解雇もできないとなれば採用数は減ります。それで失業率が深刻になっているのがフランスの現状でしょう。CPEが駄目ならほかにどうするのか、CPEをやめるなら終身雇用はどうするのか、という問題でしょう。

まっぺんさんの「おとぎばなし」は幼稚といわれても仕方がない。実際に社会人として働いたことがあるのか疑われても仕方がないですよ。机上の空論でビジネスを論じても社会を動かすことはできません。自分は社会主義国家は到来すると思う。しかし、今の社会ではまだまだ社会主義に到達するにはテクノロジーの発展が未発達だと思う。なぜならどういう投資にも生産活動にも「リスク」が存在するからです。インターネットやロボットが発達したからといって未来について完全な予測ができないからには資本主義を完全に停止して社会主義に移行することはできません。「リスク」がビジネスにつきまとうなら労働者や生産者側だけを利害関係のステイクホルダーとしてモデルを考えることはできないからです(まっぺんさんの「おとぎばなし」というのは労働者の利害だけにモデルが極端に単純化されている)。今のグローバリゼーションとてまだ社会主義に向けてのほんの準備段階にすぎないと思います。

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怠け者が増えているからなの? 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 8日(土)13時54分12秒

●生産性は向上しているのに収入が減っている

産業革命、エネルギー革命、工場のロボット化などの過程を経て、産業は飛躍的に進歩しました。おそらく2〜300年前と比較すれば、労働者ひとりあたりの生産量は数十倍とか数百倍とかになるでしょう。我々みんなが物質的には充分に豊かに生活できるだけのものが大量に生産されています。その生産を維持するために、おそらく我々は平均して1日に2〜3時間程度働けば充分に暮らせる位の収入があってもいいはずでしょう。しかし実際にはそうはなっていません。それどころか、近年ますます正社員の数はどんどん減り、臨時雇用が急激に増えています。その結果、ほんの一握りの人々の収入が拡大しているほかは国民全体の大多数が収入を減らしています。しかも「サービス残業」は当たり前。なぜでしょうか? 変だと思いませんか?

●おとぎばなし「二ヶ国記」

A国には働きざかりの人が200人いました。この国にはパン工場がひとつだけあり、そこに100人が勤め、あとの100人は農業に従事していました。パン工場は設備の近代化をすすめたので、たったひとりの労働者だけで今までと同じ量の生産ができるようになりました。そこで99人を解雇し、人件費が100分の1になったので経営者は大儲けをしましたが、99人が失業者となりました。そこで「失業対策」として、今までの5分の1の給与の臨時アルバイトを毎日交代で5人ずつ雇用する事にしました。そのおかげで「完全失業者」はゼロになりました。

B国にも働きざかりの人が200人いました。この国にもパン工場がひとつだけあり、そこに100人が勤め、あとの100人は農業に従事していました。パン工場は設備の近代化をすすめたので、たったひとりの労働者だけで今までと同じ量の生産ができるようになりました。そこで工場は労働者をふたりだけ残し、あとの98人を工場から給与支給のままで農場へ「派遣」しました。工場のふたりの労働者は同じ給与のままで労働時間が半分になりました。また農場でもいままでの100人分の仕事を198人でやれるので、労働量が約半分になりました。

●なまけものはこうしてつくられる

A国もB国も工場の合理化により労働生産性が100倍になった事は同じです。しかしA国ではその恩恵を工場経営者だけが独占していますが、B国ではそれが全労働者に還元されています。主要先進国は全てA国の路線をとっているわけです。資本主義発展の原理は「競争」にありますが、経済の没落期にはその「競争」原理を破滅的なまでに膨張させた凄惨なバトルによってこの没落を上昇へと転換させようとする。それが現在、政府が推進している「新自由主義経済政策」です。このような方法で「総体」としてみれば日本経済は上昇してきたようですが、その内実はまさに「A国」のような有り様になっているわけです。パン工場から解雇され「臨時工」として再雇用された99人は「なまけものだから」という理由がつく事になるでしょう。

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大和士魂さん 投稿者:改憲派 投稿日: 4月 8日(土)06時34分54秒

はじめまして。

私は名前が改憲派というだけでは実際は護憲派ですよ。ただ、現状では自衛隊は必要だと思っているのです。9条の理想は人類が達成しなければならない目標であることには違いないが、海外の権力者はまったくその理念を理解していないからです。9条以外の憲法の規定については現政権が違反しまくりの超法規的行為ばかりしているのでむしろ憲法を守れと私は主張しているのです。新憲法案は巧妙に現憲法を骨抜きにするように構成されており、これまで日本が積み上げてきた民主化運動や判例の蓄積を無にしてしまうものです。

ところで、駄目人間の話だが、私は実際、職場で駄目人間をたくさん目の当たりにして嫌な思いを何度もしています。私は成績が今は思わしくなく能力が発揮できなくても全力で努力する人はすばらしいと思います。そういう人は十中八九、将来的にブレイクスルーするからです。今の多くの企業の人事評価で間違っているのは、今駄目でも一生懸命自己研磨している労働者を追い込むようなシステムになっているからです。

しかし、同時に、努力する気もなくただ他人の努力に寄生して生き延びていこうとしようとするだけの小癪な人間はたくさんいます。そういう人は、向上する気がなければ、職を辞して要するに頭を使う必要のないマニュアルに従って動いてさえいればいい仕事をすればいいのです。しかし、そういう小癪な人間ほど組織に寄生する技術には長けている。そういう人間を解雇する力を組織はもっておくべきなのです。

私は思うが、人間の能力というのはさして変わらないと思う。学校の成績がよかったり、仕事やスポーツで優秀な人をよく観察してみると、遺伝的に他の人を凌駕している場合よりも、超人的な努力や他の人よりも優れた習慣というものを継続しているという場合が圧倒的に多い。

翻して駄目人間を見てみると、さして努力もしていないのに忙しいふりをしていたり、人の見ていないところではだらしがなかったり、駄目人間には駄目人間なりにそういう結果に陥らざるを得ないという納得の行く理由というものを備えています。つまり、怠け者と働き者の違いというのは遺伝的な格差というものよりも努力や習慣に起因する場合が多いのです。一言で言えば気持ちの持ちようでしかない。ただ、そのように「資本」が人間を評価するのではないが。

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護憲派 投稿者:大和士魂/鐵人 投稿日: 4月 8日(土)06時21分52秒

まっぴょんさんの言ってるのは的を得ているよ。
スペインのAIT(国際労働者協会)なんかでもよく議題になるけど、自由資本を推し進めれば、ヤル気なし夫君が出来やすくなる。

改憲派さんがいうダメダメ君は、たしかに、人間も生物の生態系として存在しているのだから、力の差が出て、優劣はついてしまうけど、それをさらに評価したり愚弄したりすると、益々職場での格差が開いてしまう。

とかく、戦後の日本は、GHQによって骨抜き路線にされてしまっているので、道徳や倫理の欠落した状態で競争市場原理による自由資本グローバリズムを助長すると
単なる要領の良い人間が、蔓延る金の亡者化した輩がのさばる、そういう世相になってしまうんだ。
こういう輩に、国益とか、友和とか、ましてや平和を愛するなんてもんは無いんで、国家の役務によって、今の自分達の特権があるのに、納税の義務さえも怠ろうと、海外口座へマネーロンダリングなど功名な手法で不正行為を繰り返す。

そう、ホリエモンのように・・・

いびつな個人主義思想・・・もはや亡国

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CPE 投稿者:改憲派 投稿日: 4月 8日(土)05時14分19秒

自分はフランス語読めませんから具体的な法案の内容はわかりませんが、左翼の報道を信用すればCPEは問題ありすぎですね、たしかに。ただ、代替案を示しているんでしょうか?

ワークシェアリングはいわゆるパートタイムの労働者を増やしますが、それでもいいのでしょうか。ワークシェアリングで働く労働者に正社員と同じ福利厚生を要求すれば、やはり企業は雇用を控えるので失業率は思うほど改善しないと思います。

しかし、まああれだけ労組の力の強い国であれだけの生産性を保っているのだからフランスはたいしたものです。

で、まっぺんさんは原則解雇反対というわけではないですよね?会社ではやはりどうしてもヤル気のないやつ、足をひっぱってばかりのやつ、他人に頼りすぎで自分の考えのないやつ、向上心のないやつというのはいるもので、そういうのはクビをきられて当然だと思います。そういう人にはそういう人にふさわしい仕事というものはあるのですから。

どんなに選考過程を厳しくしても、崖っぷちだけに強い駄目人間が修羅場を切り抜けて入社してくることはあります。そういう人間は職場の雰囲気を悪くするし、怠け者と働き者が同じチームに属しているというだけで同じ報酬を受け取ることになったりするとチーム全体の労働意欲の減退につながります。

人件費というのは企業にとってものすごく負担が大きいので、入社前の書類審査や面接だけで人事部が採用を判断し、採用後はそのまま終身雇用というのは企業にはリスクが大きすぎることになります。

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怠けることを奨励するわけじゃありませんヾ(^o^;) 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 7日(金)18時54分41秒

職場を組織しようとすれば誰よりも一生懸命働き、職場で信頼される労働者にならなければならない、というのは多くの活動家が言っている事です。それは「活動家の心得」として当然でしょう。僕が下に書いたのは「原理として」資本主義競争の激化の中でナマケモノは作られると言っているだけです。

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ブリッジ共闘? 投稿者:野次馬の視線 投稿日: 4月 7日(金)01時08分24秒

>入管法改定案に異議あり!4.5院内集会

アムネスティを中心に据えて、はっきりとした中核派直系組織(破防法研究会)と市民団体との間にブリッジ共闘が成立したようですね。かなり珍しいことではないかと思っています。

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入管法改定案に異議あり!4.5院内集会アピール 投稿者:まこと 投稿日: 4月 6日(木)08時19分24秒

(*お手数をお掛けしますが二次会の方に転送願います。>管理人さんへ)

以下、全文転載です。

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入管法改定案に異議あり!4.5院内集会アピール

日本版US-VISITや「テロリスト」の退去強制を定めようとする入管法改定案が、さる3月30日に衆議院を通過した。3月7日の閣議決定、15日の趣旨説明からたった2週間ほどでの衆議院通過というスピード審議である。

衆議院法務委員会の審議では、指紋情報という生体情報に関する取得・保管・利用・廃棄について明確な法律による規制のないままでよいのか、指紋・写真以外に提供させる個人識別情報の種類をすべて省令に委任してしまってよいのか、生体認証技術は本当に信頼性を有しているのか、「テロリスト」の定義や認定方法は明確と言えるのか、外国政府との情報交換にきちんと制約が及ぶのか、等々多くの疑問が残された。また、政府関係者の答弁や認識に食い違いが見られ、十分な事前の準備がなされていない実態も明らかとなった。

 私たちは、今回の入管法改定案に対して、反対の意思を表明するとともに、様々な社会的アピールも行ってきた。私たちには、入管法改定案に反対する多くの理由がある。

入国時における外国人の生体情報の提供を義務づけることは、「テロリストは外国人である」という先入観に基づくもので、外国人に対する差別である。今回の改定案が成立すれば、US-VISIT方式の「テロ対策」としての有効性も確認されないまま、特別永住者を除くすべての外国人から指紋・写真その他の生体情報を取るという広汎かつ過度な手段が取られることになる。とりわけ、指紋採取は、歴史的に外国人管理の象徴と言えるものであり、外国人を犯罪者と同視するかのごとき屈辱感を与えてきた。

また、取得した生体情報を、「テロ対策」ばかりでなく一般の犯罪捜査にも利用することが国会審議の中で明らかとなってきた。これは、生体情報というセンシティブ情報に関する明らかな目的外使用であり、行政機関の間であっても許されない。

さらに、取得した個人識別情報が、長ければ80年にも及んで保有されることが想定されており、億単位の情報量となる。生体情報という究極の個人情報が、かかる長期間にわたって多量に保有されることの危険性は言うまでもない。個人情報の流出事件は跡を絶たず、最近もデータの管理責任者自身による情報漏洩ケースが出ている。

他方、「テロリスト」の定義も曖昧で、「公衆等脅迫目的の犯罪行為」を実行した者だけでなく、その「予備行為」または「実行を容易にする行為」を「行うおそれがあると認めるに足りる相当の理由がある者」まで含まれる。これでは、全く不明確であり、入管当局による恣意的な運用が拡大するおそれもある。従って、法務大臣から独立した第三者機関の設置や司法手続の保障が必要不可欠である。

このほか、自動化ゲートは利便性向上を謳っているが、その指紋情報等については、外国人・日本人を問わず、犯罪捜査に利用すると公言されている。目的外使用の最たるものであり、監視社会化を推し進めるものとして、許されることではない。

以上のように多くの問題点を克服できないまま、衆議院の審議は終了した。続く参議院では、理性の府にふさわしい慎重な審議が期待されている。

「テロ対策」と言えども、人権の尊重という国家の義務から自由ではない。この点は、「テロ対策」に関わる国連の議論や国際会議においても繰り返し強調されてきたところである。また、このような外国人の管理が、「テロ対策」の名の下に、特定の人種・宗教・民族集団に恣意的に不利益をもたらす危険性、すなわち人種的プロファイリングという人種差別の一形態となるおそれは否定しがたい。

このように今回の入管法改定案は、拙速な議論ではすまされない大きな問題をはらんでおり、広く日本人・外国人を含む社会的な議論を踏まえて判断されるべきである。従って、この改定案を、今国会で成立させることは許されない。

このため、本集会に集った私たちは、入管法改定案に反対し、その成立を阻止するために、あらゆる力を結集することをここに表明する。

2006年4月5日
「入管法改定案に異議あり!4.5院内集会」にて

<主催団体>
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
移住労働者と連帯する全国ネットワーク

<賛同団体>五十音順
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)/ASIAN PEOPLE'S FRIENDSHIP SOCIETY (APFS)/ATTACジャパン/牛久入管収容所問題を考える会/NGO神戸外国人救援ネット/外国人とともに生きる大田・市民ネットワーク/外登法・入管法と民族差別を撃つ全国研究交流集会実行委員会/外登法問題と取り組む全国キリスト教連絡協議会(外キ協)/カトリック東京国際センター(CTIC)/カトリック難民移住移動者委員会/かながわみんとうれん/救援連絡センター/共謀罪・テロ対策法に反対する3.25京都集会実行委員会/キリスト教事業所連帯合同労組 /特定非営利活動法人コリアNGOセンター/在日コリアン青年連合(KEY)/在日アジア労働者と共に闘う会/在日韓国人問題研究所(RAIK)/在日韓国民主女性会・大阪/在日韓国民主統一連合/山谷争議団・反失業闘争実行委員会/山谷労働者福祉会館活動委員会/市民フォーラムよの/指紋はやめろ!外登証はいらない!法務省行動実行委員会/社団法人自由人権協会(JCLU)/すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク(RINK)/セルフ・エスティーム・リンケージ/全国一般労働組合東京南部/全統一労働組合/多文化ネット・中四国/統一獄中者組合/盗聴法に反対する市民連絡会/東南アジアの子供たちを支援する会/難民・移住労働者問題キリスト教連絡会/日本ネグロス・キャンペーン委員会/入管問題調査会/破防法・組対法に反対する共同行動/破防法研究会/反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)/反弾圧研究会/hand-in-handちば 滞日外国人と手をつなぐ千葉の会/ピープルズ・プラン研究所/東日本入管センター面会支援キリスト教ネットワーク(牛久面会ネット)/「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会/福岡地区合同労働組合/平和の白いリボン行動・藤沢/北部労働者共同闘争会議/民族差別を許さない葛飾の会/メンタルサービスセンター/靖国・天皇制問題情報センター /連帯労働者組合

http://blog.livedoor.jp/zatsu_blog/

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補足 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 5日(水)19時19分59秒

景気が良くなれば会社も気前がよくなる、という「原理」は今は通用しなくなりました。グローバリゼーションによる現在の経済状況を、脇田憲一氏は「資本が共食いを始めた」と評しています。こういう状況では労働者が自分を守る手段はひとつしかありません。「団結して闘う」事です。日本では闘う力はもうない。だからどんどん生活水準は下がりっぱなしです。しかしフランスでは労働者も、これから労働者となる学生・高校生も立ち上がっています。

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これは「人間の資質」の問題でしょうか? 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 5日(水)19時05分20秒

「社員の勤務態度が悪い」という状況は、いつだってどこだって起こる現象です。ではそれは「社員本人の人格」に由来する問題なんでしょうか? あるいは「フランス人特有」の問題なんでしょうか? そういうところから問題を考えているかぎり本当の答は生まれないと思います。

●「怠け者」は資本の原理によって作られる

この世界は「資本主義」社会なんです。資本の論理によって経済は動いている。だから景気は変動し、その変動の中で会社の経営方針や形態は変わる。原理的に単純化して言えば、景気がよければ多くの会社が儲かる。だから経営者も気前がよくなり、給料もたくさんくれる。しかし景気が悪ければ経営者はケチになり、少ない給料でたくさん働かせる。長時間働かせれば残業手当を払わなくてはならないので、時間当たりの労働密度を高めようとする。だから不景気な時には今までよりも無理してキツイ労働に耐えるのでなければ「怠け者」とされるんですよ。

●日本人はますます「資本の食い物」にされている

CPE法案がいまこの時期に出てきたのは、フランスの現在の景気変動と無関係ではありません。80年代アメリカを出発点に世界中が「新自由主義政策」のもと、金融資本の「暴走」を奨励し、もはやどの企業も生き残りに必死です。今ようやく少し景気が戻ってきたようですが、それは労働者の生活に還元されているでしょうか? とんでもない! 日本じゃこの数年の間に臨時雇用比率が20%から30%へと1.5倍にも増えました。臨時雇用者と正規雇用との給料の差は約二倍だそうです。日本がこうなったのは労働者の力が崩壊し雇用者側のいいなりになっているからです。

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CPEははて 投稿者:改憲派 投稿日: 4月 5日(水)16時45分25秒

どうやらフランスでは短い試用期間を過ぎると急激に勤務態度が悪くなるいわゆるぶら下がり
社員が多く、こういう法律がでてきたようですね。会社が解雇したくても法律で守られている
から解雇もできず、結果的に会社が雇用を控えるために失業率が深刻になるという悪循環があ
るようです。とすると、フランスの運動を無条件では賛成できない側面もあるように思えるの
ですがどうでしょう。

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うんこ日本国の「人権」意識 投稿者:noiz 投稿日: 4月 5日(水)15時53分24秒

>「留置施設の規律秩序を害する行為」の場合に接見を禁止できる規定

ここですね。そもそも社会運動に対する弾圧としてこの拘束がある場合、ほぼ100%接見禁止がつけられますね。「害する行為」が行なわれたかもなにも、最初からつけられるんだから。かつてイラク戦争勃発時、アメリカ大使館前の抗議行動で複数人が逮捕されたましたが、「公安が何者か把握できていない者」の一人に対してだけは接見禁止がつかず(=誰が接見にくるのか公安が様子見)、「公安が運動参加者と把握している者」にはすべて接見禁止がつきました。被疑事実は同じであるにもかかわらず、です。結局不起訴でしたが、それだったら最初から長期に勾留するんじゃねーよ糞が。と激しく憤ったものです。

公安や刑事警察の胸先三寸という、こんな恣意的な「法」運用が問題にされない日本はまさに治安当局天国です。カスですカス。

ちなみにフィリピン人の友人に聞いたところ、「フィリピンはもっと怖いね。起訴前のディテンション(勾留)が数ヶ月になるのはよくあることよ」とのこと。実際、今年の二月に「お前らはNPA(新人民軍)」と軍警に決めつけられたパンクス11人が未だに起訴・裁判手続きもなく勾留(監禁)されています。

Free the Sagada 11!
http://www.petitiononline.com/sagada/

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なんで? 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 5日(水)14時11分42秒

2ちゃんの日付、3月32日になってるんだろ?
それがエイプリルフールってことかな?

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趣味者の党派 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 4日(火)12時25分24秒

「かけはし」にこの間、フランスのピエール・ルッセによる戦後の第四インターの活動総括みたいなものが連載されていましたが、それ読むとフランスでも若い党メンバーの生活内容が変わってきている事が書いてありましたね。それによればまず自分の生活スタイルを大切にするという事のようで、昔のレーニン主義者みたいな決意して党に忠誠をつくす感覚ではなくなってるらしい。

そうすると、もしかして「党」がまるごと「趣味者の党」になってきてるのか?(笑)

運動の方向性が「党に牽引された大衆の武装蜂起」路線から変更するものであれば、そうなるのも自然であるような。新時代社も、他の党派もみんな「趣味者の党」になれば、内ゲバも官僚主義もなくなるかも?(^◇^)

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趣味と言えば 投稿者:セクトNo7 投稿日: 4月 4日(火)11時47分59秒

昔、昔に「第四インターってなんだ?」と友人に問うたところ、「第四インターは趣味です。」という回答が返ってきた。(確か?こんな感じだった。)こうなると手がつけられないとでも言うべきか?開いた口が塞がらなかった。

趣味とは強いのです。挫折することもなく、他人の声に耳を傾けることもなく。ひたすらわが道を行く。馬の耳に念仏。唯我独尊。独立独歩。
趣味の世界はボケ防止には一番良いのですが、それでも昨日の晩飯がなんだったのかは毎度思い出せない。

趣味者が落伍者、観察者なのか?主義者が現役なのかは?おいらにゃ興味がないことなんですが、生きているなら観察し続ける現役でもあると思うのです。

おいらにとっては魚釣りもインターナショナルも「伊達と酔狂」で生きている趣味の世界。唯一、第四インターからオルグされたことではあります。(爆

追記
主義者にこだわるのも、趣味者にこだわるのも、人それぞれで良いとは思いますので否定するつもりはございません。ただ、「全世界の共産趣味者!観察せよ!!」(マル共連)という命題は、すべての出発点として「断固異議なし!!」とだけ記しておきます。

http://marukyo.cosm.co.jp/menu.html

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趣味者は趣味者でも 投稿者:まこと 投稿日: 4月 4日(火)08時14分5秒

アマチュア無線趣味者なんかの世界の場合、「趣味領域そのもの」を守るために政治的な運動に参加する趣味者もそこそこいますけどね〜。「新しいムセン技術を認めろゴルァ!」と総務省に請願したりとか、「PLC(電力線搬送通信・電力線インターネット)技術の本格導入はムセン環境をおかしくするからフンサ〜イ」と運動したり、とか。

http://hfplc.jpn.org/

共産趣味者の世界はムズかしいですね〜。

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刑事収容施設・被収容者処遇法案(2) 投稿者:まこと 投稿日: 4月 4日(火)08時03分43秒

【以下、全文転載です。】

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アムネスティ日本発表
(2006年4月3日)

アムネスティ日本<info@amnesty.or.jp>
<http://www.amnesty.or.jp/>

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日本:代用監獄を廃止し、被拘禁者の人権保障を最優先に
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アムネスティ・インターナショナル日本は、本日、今国会に対して上程された
刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部改正案に対して、これが代用
監獄を恒久化するおそれのある法案であり、刑事司法における国際基準を満た
していない点に対して重大な懸念を表明する。特に、「日本の人権の汚点」(2
005年6月のアイリーン・カーン事務総長来日時の発言)とまで指摘されている
現行の代用監獄が廃止されなかった点は、重大な人権侵害につながる問題であ
り、早急に改善が図られなければならない。

アムネスティは、同法案が、留置場などに対しても刑事施設類似の留置施設訪
問委員会を設置し、異議申し立て手続きを設けようとしていることについては
一定の評価をするものである。こうした制度においては、人権団体も含めた「広
く各界階層から」委員を募るべきであり、合わせて施設や手続きの透明化が十
分に図られなければならない。しかし、アムネスティは、刑事施設には設けら
れた不服申立審査委員会が、留置施設については設けられていない点に懸念を
表する。

しかし、何よりも、代用監獄それ自体を解消することが急務である。多くの誤
判とされる事件が、代用監獄収容中の自白にもとづいて起訴されている。代用
監獄制度の存在は、捜査の正確性にも、また相当性にも疑問を投げかける。諸
外国の例を見ても警察留置場に身柄を拘禁することは逮捕後の数時間に限るべ
きであり、捜査取調べ中は、捜査権限とは明確に分離された拘禁当局が身柄を
確保するというのが、国際基準の示すところである。代用監獄がこうした基準
を著しく逸脱するものであるということは自由権規約委員会でも都度問題となっ
ており、日本政府が委員会の最終所見に反していっこうに改善策を講じようと
していないことは重大な規約違反である。

また、法案には、弁護人との接見に関しても一般の面会と区別せず、期日等の
指定や、「留置施設の規律秩序を害する行為」の場合に接見を禁止できる規定
がある。これらは、弁護人の権利を不当に制限するものであり、国際基準にも
合致しない。さらに弁護人宛の信書であっても検閲される危険性がある。こう
した点はただちに改善しなければならない。

取調べ中のビデオ録画録音や証拠の全面開示など、自由権規約委員会から勧告
を受けている他の事項が実現されていない中、代用監獄を法制化し、廃止へと
向かうべき流れを無視したことは、日本もその履行義務を負っている国際基準
に明確に反する行動である。日本政府は、1998年自由権規約委員会の最終所見
に記載された勧告事項を実現するよう、ただちにその方策を示さなければなら
ない。

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amnesty international Japan
<info@amnesty.or.jp>
<http://www.amnesty.or.jp/>
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●(参考)

・「未決拘禁法案の閣議決定にあたっての会長談話」(日弁連)

(日弁連はこの法案が「代用監獄を恒久化、永続化するものではないと評価することができる」と評価しつつも、今後も「代用監獄の廃止・漸減」を強く求めていくとしています。)

http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/statement/060310_2.html

・「未決拘禁法案(刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案)についての日弁連の意見」

http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/060316.html

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>●例えば、「聖書研究」「キリスト教の研究」 投稿者:めるへん祭実行委(正統) 投稿日: 4月 3日(月)22時31分43秒

こおゆう展開を読むと、思わずマルエンの古典…「ド・イデ」とか「宣言」とか
「空想から科学へ」とか「資本論」とか読みたくなってしまうなあ。

理由を言語化するとトンデモナイ事態になりそうな気が…(爆)。

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(無題) 投稿者:めるへん祭実行委(正統) 投稿日: 4月 3日(月)22時26分36秒

「趣味者」云々については、↓にて、やりとりがありますたのを思い出しますた。
http://www.nurs.or.jp/~izumi/senki/bbs.cgi?t=21&l=300

コトバは生き物であり、常日頃変動したりしていますが、今まで各板にて
やりとりされてきた「定義」は、現在も変わるところはありません。

隊列から離れた人々が本来の意味での「(共産)主義者」とは言えないのは
自明ですが、これらの人々も少なくない人々が「主義者」と規定してきました。

まあ、「主義者」=まじめ、「趣味者」=お遊び、みたいな図式は広く流布されて
きましたし、「趣味者」に退役者が少なからずいることも、事実ではあります。

#わしは「定義が違うんだから両者を兼ねるのがいてアタリマエ」なんですが…。

そんなわしが「趣味者として行動」…とゆうと、デモにちゃっかり潜入とか、
あとは数年前に「盗聴法反対」デモに参加したことがあります。
「趣味者」って、ネットで発展してきたもんなんで、「趣味者」と同時に
「ネットワーカー」てな部分もあるわけでして…。いやはや。

>「無宗教者の傲慢」
逆のケースも、けっこうあるかと。

#そおいやわし、「思想をこねくり回して悪趣味」と言われた記憶が…(爆)

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趣味者規定論議が 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 3日(月)13時27分5秒

大した意味を持つとは思えないですが、雑談として…\(^^)

●例えば、「聖書研究」「キリスト教の研究」

何かを研究する場合、自己をその対象物から切り離して相対化しないと客観的真実に到達するのは難しい。これは一般論。自分が「対象物」に所属すれば、当然にも対象物独自の思想に影響されてしまうからです。では「聖書研究」「キリスト教研究」は「非キリスト者による研究の方が優れている」ことになるのでしょうか? 「非キリスト者」には「別宗教者」と「無宗教者」とがいます。別宗教者が研究すれば、「自分の宗教」をメルクマールとして思想的な相違点や相似点を分析していく事になる。では「無宗教」の場合、基準となる「ものさし」はどこにあるのでしょうか? 「無宗教であるから最も偏見なくものを見る事ができる」というのは、無宗教者の傲慢なのであって、宗教者から見ると「たいへん偏ったものの見方である」場合もある事を認めなければならないと思います。もちろん地動説などの科学的に証明された事実はもはや宗教者も認めねばならない所に来ていますが、心の内部の問題において「非宗教者の絶対優位」を主張するべきであるとは思われません。従って「キリスト教研究は非キリスト者による研究の方が優れている」とは必ずしも言えない。

●趣味者の思想的基準はどこにあるか

上記のたとえを「趣味者世界」に当てはめて、「左翼経験者・左翼思想を持っている者」に対して、「反左翼(右翼)の立場にある者」と「政治的に無色の者」とが存在すると規定してみましょう。「左翼研究は非左翼の手になるものの方が優れている」と言えるでしょうか?「絶対そうではない」と、まず左翼の大多数の人は言うでしょうね。そこには「右翼に対する左翼の相対的優位意識」が働いているからです。しかし、そうした左翼側の主観にもかかわらず、非左翼な人々には「左翼の欠点」がよく見えている場合が多々ある事は認めるべきでしょう。しかし、「キリスト教研究」の場合と同じく、「右翼な人による左翼研究」には当然にも「右翼なものさし」が基準となるであろうし、「非政治的研究者」にはそもそも「ものさし」が存在しないわけで、おそらく個人個人の「無自覚なものさし」を拠り所にして分析されていると考えられるわけです。つまり対象物から超然とした「研究的立場」など存在しないのです。

●我々自身が「研究対象」の一部である

さて本題です。「趣味者」の分析研究対象は「左翼のファッション」や「運動の歴史」であっても、実はその底流には「世界を(日本を)作りかえる思想」が流れているわけです。もちろん所詮は趣味の世界ですから、「思想」にまで立ち入って研究しなければならないわけではなく、「ファッションや歴史的遺物の蒐集」に徹する趣味であってもいいわけですが、「思想の研究者」もまた「趣味者」の領域から排除はできません。とりわけ「引退者」にとっては「思想」は自分の過去の歴史との関連もあり、はずす事はできないものです。その「思想」が対象としているのは「国家」であり「世界」、つまり「社会」なわけですね。つまり「左翼思想」を研究している人はそれを通して「社会」を見ているわけです。そしてその社会の中に我々は存在する。つまり、我々は広い意味で「研究対象」そのものの中に存在しているのであり、「超然とした立場からの研究」ではないわけです。

●行動する趣味者とは「パラドックス」なのか?

次のような「段階」を設定した場合、どこまでが「趣味者」なのでしょうか。「密かに研究している者/研究成果をネット上に公開する者/研究成果について主張し議論する者/研究のため集会に参加する者/研究対象(社会)について意見を持ち主張する者/ネットを通じて署名など行動を呼びかける者/集会に賛同して参加する者…etc.」こうした段階的区別による「趣味者と主義者の分類」の試みは、「社会への働きかけをするかしないか」を基準にしていますが、「働きかけなければ社会に影響を与えない」といえるでしょうか。ネット上を通じて広く我々の「言論」が飛び交い、あらゆる所に影響を与えています。趣味的内容であっても「不穏な言動をまき散らすネットワーカー」は公安の調査対象です。また「共謀罪」が成立すれば、ネット上の議論の多くが「内乱の共謀」になるでしょう。「趣味者として」と希流さんが言う時、それは「社会に影響を与えない範囲」との規定があると思われますが、もはやその規定は公安には通用しません。また趣味者の発言が社会的影響を持っている現在、「趣味者として」という規定がむしろ矛盾しているのではないでしょうか?

●行動する事と行動しない事

具体的事例を元に考えてみましょう。今回の法政大弾圧に対していち早くアッテンボローさんや草加さんやトチローさんを中心に抗議声明が作られ、署名運動が起こされたわけですが、もしも彼らがこの運動を起こさなかったら、こんなに運動は拡がらなかっただろうと思います。彼らがこれまでネット上で作ってきた位置が重要な役割を果たしたからです。これは逆に言えば、彼らが行動しなかったら、「行動しない」という否定的「行動」が中核派を追いつめたでしょうし、それは同時に警察権力の力を増大させ、我々の言論の自由をますます狭める事になったでしょう。したがってとりわけアッテンボローさんのような立場の人にとっては「行動せず沈黙する事」もひとつの「行動」と見なされるのです。つまり現代のコミュニケーション手段としてのインターネットは、そこに関わる者に対して、もはや「中立であること」を許さない所にまで来ているのではないでしょうか。だから、「純粋趣味者として」という規定は実は「自分の主観」を基準とした規定に過ぎないのであって、到底「客観的で公正な規定」とは言えないのだ、というのが私の持つ結論です。

●では趣味者と主義者はどこがちがうのか

すでに下記で明らかにしたように、「組織・集団に所属しているかいないか」の違いしかないと私は考えています。なぜならそもそも「共産主義」とは人類の幸福を「集団的に実現しよう」とする思想、それに基づく社会変革の綱領(プログラム)であり、共産主義者とはその為に形成されてきた「行動する思想集団」なわけですから、透徹した社会的目的意識を持って集団的に行動しなければその目的を遂げる事ができません。集団から引退した「元左翼」はアリ社会からはぐれた一匹のアリと同じであり、趣味者世界にいる個人は、「思想は左翼」であっても、また何らかの行動を単発的に呼びかける事があっても、所詮は「目的意識を持った集団的行動者」としての「主義者」とは到底いいがたく、従って「趣味者」と規定して何ら差し支えない、と考えています。まぁ、これも私の「個人的考え」ですけどね。(=^^=)/

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まっぴょんさんへ… 投稿者:希流 投稿日: 4月 2日(日)03時25分54秒

ご意見拝見しました。
純粋な意味での趣味者、というのは、実践とは関わりなく観察に徹する、ということで、
それがこれまでこの世界で形成されてきた合意ではないか、と思います。
とすると、言論の制限、という制約された環境においてまた観察すればよいわけで、
言論の制限に対して抗議の声をあげなければ、趣味者としての自己を否定する、
ということになるわけでもないかと思います。
もっとも、人間誰しも趣味者としての面しか存在しない、ということは
ありえないだろう、ということで、趣味者の皆さんが様々な活動を行うことを
当然だと思います。ただ、それが趣味者として行ったのだ、ということになると、
その表現には違和感を否めない、というところです。

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一匹のアリはアリにあらず 投稿者:まっぴょん 投稿日: 4月 1日(土)18時24分32秒

例えば「主義」を「職業」に置き換えてみると・・・

(1)趣味者の分類
   A趣味が職業になっている人
   B趣味とは完全に隔絶した別の職業をもっている人、

(2)主義者の分類
   A趣味が職業になっている人
   B好き嫌いからではなく「使命」として職業に従事している人

Bの立場ならそれぞれ「主義者」と「趣味者」とはくっきりと分けられるんですけどねー。
Aの立場だと、両方をクロスオーバーしてるからややこしい。
A嗜好の人をあえて「趣味者」と「主義者」に分類するなら「組織に属しているかいないか」でしょうか。
本来「共産主義」とは、ただ頭の中にある「思想」だけに限定されるものであってはいけません。
思想に従って職場や地域で運動を起こし、細胞を増やし、組織活動を継続してこそ
ことばの本来の意味における「共産主義者」と認定されるものです。
だから「組織を離れた主義者」は、自ら新組織を創るのでなければ「主義者」にあらず。
これは元々、「組織の中にいる時から趣味者嗜好であった」私自身の感覚からの規定です。

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>釣り人の環境保護運動 投稿者:めるへん祭実行委(正統) 投稿日: 4月 1日(土)09時56分59秒

補足。

これまた自明ですが、環境保護運動をやってるひとで釣り人でないひともいます。
運動をやってるひとで趣味者じゃないひともいるわけです。
このひとたちと「純粋趣味者」との関係は? とゆう部分が出ておます。

さーややこしい。

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