内部矛盾を敵対矛盾に転化させないために 麻生英人 - 07/2/5(月) 15:02
 まず、冒頭、戸田さんに、私も戸田さんの意に沿わなければ削除や書き込み禁止指令がでるのかと、重い(不快な)気分を持っていることをお伝えします。
 次に、私のまっぺんさんへの反論に対するまっぺんさんの返信も、戸田さんの理屈では、まっぺんさんの違反行為としてカウントされる事態に対して、少なくとも、関与した一員として、まっぺんさんに深くお詫び申し上げます。また、まっぺんさんの見解は、まっぺんさんのサイトで全文読みました。大筋、穏当なもので、戸田さんへの批判の趣旨と落としどころも、配慮が利いていて、適切なものという印象を持っています。多少、異論もありますが、むしろ、一致点を尊重していきたいと考えています。同時に、草加さんの議論整理にも感心しました。むしろ、戸田さん擁護の論陣を張っておられたので、そこでの戸田さんの掲示板の評価と限界を明確にされ、宮崎学問題にも抑制の効いた制限を要請されていましたので、こちらの方が、戸田さんには悩ましいのかもしれません。
 さて、私はそれでも戸田さんを信頼できる活動家として、付き合い続けます。それは、重大な齟齬があっても、その齟齬ですべての戸田さんの活動の成果や頑張り、今後の可能性を総否定しないからです。同時に、この齟齬については、きちんと話し合っていき、結論を出したいと考えています。
 ところで、戸田さんは一個の人格であり、一活動家一政治家です。その見解を尊重しないわけではありませんが、自らが、全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部の執行委員長を兼ねているという立場に、もう少し配慮すべきです。何故なら、戸田さんの自己認識とは別に、多くの方が戸田さんの言動を連帯労組そのものと認識されているからです。少なくとも、いくらかはダブらせておられるでしょう。
 今回の論争とその結末を称して、「戸田は吊り上げられた」と皮肉る人も多いのかもしれない。しかし、もっと多くの方が、弾圧に曝されている関西地区生コン支部の立場を悪くしているのではないかと心配してくれているのではないでしょうか。あるいは、左派労働運動とはこんなものかと思われてしまうぞと危惧されておられるかも知れない。戸田さんは、打算も計算もない稀有な政治家といえます。自らの置かれている政治的状況下にあって、「敵」の中に味方を作り、味方の中に敵を作らないように最善を尽くすべき時期に、何らかの感情的争いがあったにせよ、7年も前の事態に悲憤慷慨して膨大な書き込みを敢行する。しかも、幾人かを非難すれば、必ず関連するより多くの人々から批判されるということも想定しない。批判が膨大になれば切って捨てる。切って捨てれば、そのこと自体で、膨大な反感をネット上に組織されてしまう。勿論、何を捨象し、何を残すのかは、戸田さんの掲示板であるのだから、戸田さんの一存で判断すべきことであるのでしょう。しかし、一心に思い込まないで、自らをゆっくりと解きほぐして下さい。戸田さんのまわりには、意見の相違や感性の違いを乗り越えて、戸田さんや連帯労組を支援してくださる方がどれ程多いのかを。そして、草加さんは言うに及ばず、まっぺんさんも支援者です。書き込みをされる方も見ているだけの方も、多くの方が、戸田さんも連帯労組も支援されているのです。意見の相違は、まっぺんさんの言うとおり、草加さんの現状分析が正確であっても、「言論には言論で」が原則です。戸田さんも立腹されているのでしょうが、戸田さんの言い方や、表現に現れている(実際の戸田さんの日常的あり方とは少し違うと感じていますが)「暴力性」は、差別や権力
に関わり、あるいは身を曝して苦闘されている方には、耐え難いと思います。傷ついているのは、戸田さんだけではないことも理解してください。
 私も皆さん同様、差し迫った仕事を多く抱えながらの不十分な書き込みになりました。一度、きちんとした見解を表明します。最後に、条件なしで、この掲示板でまっぺんさんとあいまみえる日を祈念します。