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＞(5)　宮崎問題について＜２＞　麻生英人�� - 07/2/28(水) 1:47 -

これは本来は宮崎スパイ問題に関する論評で、それについてはおっしゃることは理解できるのですが。というか、この１つ前の投稿で

＞また、権力との「取引」を意味のある政治行動と主張する宮崎氏及び支持者に対し、自己を特別視し、権力と裏取引できるとする意識こそが、政官財の利権構造や権力構造の裏返しの意識であり、反体制運動の主体をスポイルするものであると批判しています。運動が依拠するのは、どこまでいっても、大衆（民衆・市民）一人一人だ、という主張です。

と書いておられますが、たった１行でスパイ本の本質を射抜いている寸評は私、はじめて読みました。

ただ、以下の部分にはかなりがっかりさせられました。

＞戸田さんへの批判は、往々にして、的を射ていないと思うことがあります。幾人かの論者は、戸田さんを差別主義者でマキャベリスト、論理も理性も通用しないマッチョマンと総否定です。最近は、「ネット上はともかく、日常ではまともではあるのでしょう」と少しは適正な評価もして頂ける様になってきました。

この問題は若竹問題の当初からネット上で発生しくすぶってきた問題です。
そのネット上で、ここまで非難されながら同じことを繰り返してきた人間について、「日常ではまともであるのでしょう」ということは*本題にまったく関係がないことです*。あるいは、ネットも日常の一部でありリアルワールドの一部でしかなく、「日常もまともとはいえない」という結論が論理的に出てくるしかありません。

もう１点、これがメインですが、「論理も理性も通用しないマッチョマン」という批判をした人は、私が知る限り１人もいません。
「論理も理性も通用しない」というのは事実だと私は考えていますし、「マッチョマン」というのも本人自ら自称していることですが、この両者をつなげることはまったく別の意味につながりかねません。少なくとも麻生さんのような立ち位置の方がこういう読み違いかつレトリックを用いる、というのは、正直がっかりです。

＃なお、たとえばロフトプラスワンの平野悠オーナーあたりも、まさに「論理も理性も通用しない」人間でかつ「宮崎支持者」ですし、ブント系年寄り（平野オーナーもそう）の中には正直言ってそういう人がしばしば見受けられる傾向があるように思います。戸田に限った話ではなく、「日本のオヤジサヨクの一部に見られる、普遍性のある話」です。
＃＃ただ、平野オーナーと戸田の決定的違いは、「平野オーナーは自分偉い話などあまりしない」というところですね。また、人から批判されれば、それがケチョンケチョンでもあの人はあの人なりに考えます。そこが同じ体質かつ宮崎支持者でも、どえらい違いではないかと。あとは権威に弱いかどうかも違うかも。