「サイバーアクション」目次を見ればすぐ分かる。補章・戸田非難の異様さ! 戸田 - 07/1/7(日) 20:21

 「補章」が戸田に対する悪意によるウソデタラメに満ちたもので、「サイバーアクション」
本来の趣旨や構成には当初予定されていなかったものだ、という戸田の推断について、今度は
「サイバーアクション」の目次や内容の面から分析していく。
 以下の「サイバーアクション」>内容紹介の目次を見て考えて欲しい。
  http://wsf.miri.ne.jp/cyberaction/  (ページの数字は戸田が加筆)
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目 次
まえがき
第1章 活発な市民運動・住民運動系ネット    (P13〜48)・・・全36ページ
  ・生活の一部になったネット
  ・運動情報を共有するメーリングリスト
  ・メールを駆使した「藤前干潟を守る会」
  ・在日米軍を監視する安保・基地問題のサイト
  ・サイバーアクションを試みる反原発サイト
  ・データベースの充実した環境問題サイト
  ・強制反対ホットラインを開設する日の丸・君が代問題サイト
  ・資料が充実した反戦・平和問題のサイト
  ・情報公開法を市民運動に活かせるか
  ・個人サイトが力を発揮する戦後補償関係のサイト
  ・警察を告発する冤罪・人権問題のサイト
  ・広がる市民運動家の個人サイト
  ・インターネットをどう活用していくか

第2章 サミットで動き出した沖縄のネット     (P49〜72)・・・全24ページ
  ・沖縄の総合的な情報サイト
  ・なご平和電脳組と全国サポーターズ・ネットワーク
  ・基地反対、沖縄サミットをめぐって
  ・レッドカード・ムーブメントが翔ける
  ・赤く、赤く染まった七・二〇嘉手納基地包囲
  ・サイバーアクション、世界を駆ける
  ・ITRと世界への情報発信、国際的な連携
  ・ネットを翔けるジュゴン・環境保護のうねり
  ・村おこし的企画と人々の触れ合い・交流

第3章 試行錯誤する政治団体系のネット活用    (P73〜92)・・・全20ページ
  ・新左翼は既成左翼より保守的?
  ・さまざまな「試行錯誤」
  ・否定的見解の紹介、議論系掲示板の設置
  ・速報性の重視
  ・過去の論文・機関紙誌の収録・公開
  ・ネットワーク・セキュリティへの取り組み
  ・アクセシビリティ確保への取り組み
  ・革マル派による「河上イチロー=CIAのスパイ」事件(P84〜85)・・全2ページ 
  ・BUNDによる言論妨害              (P86〜88)・・全3ページ
  ・グローカル系掲示板での論争
  ・ネットに対する驚くべき拒絶反応
  ・今後の課題

第4章 ネットの匿名性を活かす被差別者・マイノリティ解放運動
                          (P93〜108)・・・全16ページ
  ・積極面と否定面の混在
  ・ホームページの積極的活用ぶり
  ・各種リソースの充実
  ・匿名性を利用した新たな動き
  ・横行する差別書き込みと後手に回る対応
  ・差別書き込みへの新たな取り組み

第5章 有用な労働運動ネットと低迷する学生運動ネット(P109〜124)・・・全16ページ
  ・労働運動とネットワーク
  ・国鉄闘争でのネットワークの活用
  ・「エルナーいわき」争議でのネットワークの活用
  ・寄せ場・野宿者運動
  ・ネットに関心の低い学生運動
  ・東大駒場寮廃寮反対運動
  ・「貧乏くさい」デザインの「全貧連」サイト
  ・広がる学生運動史サイト

第6章 サイバー・インターナショナリズムへの飛翔  (P125〜160)・・・全36ページ
  ・ネットによる国際的交流に旅立つために
  ・言語の壁を超えて世界への旅は始まる
  ・ハワイ沖原潜事故をめぐるネットワーク
  ・フィリピンをめぐる最新のネットワーク
  ・市民運動が国際ネットの先駆けとなった
  ・九九年シアトルでの反WTO闘争へのネットの奔流
  ・グローバルネット時代の労働運動
  ・ネチズン、世界市民社会論について
  ・「電脳空間時代のゲリラ」サパティスタ
  ・MRTA敗北以来の情報戦の教訓
  ・忘れられた地球の片隅からのネット活用
  ・国際的な左翼の協働と種々のネットワーク活用例
  ・デジタル・デバイド、格差を超え、立ち遅れを自覚して
  ・情報共有型コミュニティの国際的成長
  ・自由意思としてのボランティア精神

第7章 市民運動・社会運動のためのネット活用術  (P161〜202)・・・全42ページ
  ・サイバースペース・リンクと運動のリンク
  ・JCA―NETによる結合の実践
  ・資料・リソースを利用―検索サイトの活用
  ・資料・リソースを整備する
  ・真に「ネット的」な実践のために
  ・まずは基本的な利用
  ・Webサイトの開設・運営
  ・メーリングリストの活用
  ・サイバーアクションとは
  ・告発サイト・落選運動
  ・抗議メール・パブリックコメント集中
  ・バーチャル・シットイン
  ・新しいメディアの活用―ストリーミング
  ・新しいメディアの活用―電子出版
  ・求められるデータベースの構築

補章 若い世代と「2ちゃんねる」でのコミュニケーシ (P203〜217)・・・全15ページ 
  ・石原とトンデモ議員と草の根ファシズム?
  ・若竹議員の怒りと新しい文化の衝突
  ・「レイプ」書き込み!
  ・戸田議員の登場
  ・戸田掲示板への攻撃と理不尽な削除
  ・ネットの匿名性は是か否か
  ・戸田さんのネットワーカーへの偏見
  ・ネット上の草の根ファシズムの実態
  ・「虹と緑」はどこへ行く
市民・社会運動インターネット・イエローページ2001
あとがき
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   ●目次と内容分析の驚くべき結果を以下に列挙する●

1:目次の中で個人実名が上げられているのは補章だけ!(第3章「河上イチロー」はペン
 ネーム)しかも戸田は補章目次で明示3本ほか「トンデモ議員」とも挙げられる異様さ。
  それも「トンデモ議員」、「理不尽な削除(主体の戸田)」、「戸田さんの偏見」、戸田
 がネットの匿名性を否としているかのように誘導する見出しで。

2:本文内容で個人実名で非難されているのは補章だけで、それもほぼ戸田と若竹さんだけ!
  あとは補章の中で石原慎太郎と砂川クンが少しだけ。
  補章以外では個人実名での非難は皆無、団体非難にしても極く僅かなのと比べて、戸田
 非難分量のなんと異様な多さよ!

3:目次に載って本文でも非難されているのは、戸田・若竹のほかは、革マル派とBUND
 だけ!後ろ2団体は個人名無しで、本文は革マル派2ページ、BUND3ページのみ。
  それに対して戸田・若竹個人非難の本文は全15ページ! 戸田だけでも10ページ!
  
4:補章の全15ページという分量は、4章の全16ページ、5章の全16ページに匹敵する。
  なぜ「第8章」とはせずに「補章」としたのか? 予定外のものだったからだろう。

5:補章のタイトルは「若い世代と『2ちゃんねる』でのコミュニケーシ」だが、実は戸田・
 若竹と掲示板で対立したのが「若い世代」だったという論証は本文で皆無。そもそもその
 対立は「世代対立」では全然ない。このタイトルは「頭の古い戸田が若い世代と対立した」
 という印象に誘導するための歪曲。本文の内容にタイトルが沿っていない。

 どうです? この「補章」が全体の中で如何に異様異質なものであるか、明白でしょ。
 正統な本づくりとしては、この補章を組み込んだ事は明らかに品を下げる失敗でしょう。
 「反宮崎」、そのための「宮崎支持者の戸田の信用失墜」、という不純な政治目的のため
には有効だったかもしれませんが、本づくりをする人達がこんな事をしてはいけないと思う。