(1)へのお返事 まっぺん 07/2/20(火) 14:09

【はじめに・かつ総論的に】

 戸田さんと戸田批判との発言量の差が大きいのは事実だと思います。ただ、「まっぺんが言うのならば」などとは言わないでいただきたい。私は自分でも自覚しておりますが、これまでもたくさん間違ったことをやってきました。今回の「戸田派」と「反戸田派」の発言量の差は、双方の「ネット上における権威」みたいなものの差で還元するべき性質のものではないと思います。
 14万門真市民がいつでも閲覧可能な戸田さんのHPでは、まっぺんよりも戸田さんの方が何千倍も有名であるはずです。それなのに戸田さんを防衛する人々の中で、麻生さん、草加さんを別格とすれば、「統一戦線」さんたったひとりだけが、いくつものハンドルを使いながら内容の無い空しい加勢をしているばかりじゃありませんか。それはなぜなのでしょうか。

 その「カギ」となる問題に戸田さんは少しだけお気づきになられたように思います。補章批判について「別の書き方があったのではないか」「出版の自由について考慮すべきだった」という反省点をあげられたからです。私は戸田さんの補章批判をまったく不当であると考えますが、少なくとも戸田さんが僅かでも考え直す余地があるという意向を表明された事についておおいに歓迎いたします。
 このような書き方は私としても大きな譲歩である事を、どうかお考えください。それは私も戸田さんと同じく、双方の対立がもたらす影響が関西の左派運動、就中連帯労組にとってマイナスとなる事を憂慮するからです。

 なお、戸田さんが私を投稿禁止措置したにも拘わらず、私が戸田さんに意見を申し上げるのは、戸田さんが関西の左派運動にとって重要な人物であり、戸田さんをこのような態度のままにしておいてはならないと思うからです。戸田さんはまっぺんの「異論」をばっさり切り捨てた。これは互いの「対話」を拒否したという事に他なりません。今回の問題に対してそのような態度をとる事は、戸田さんのために良くない。私はそう判断しております。だから戸田さんに対して「対話の努力」を続けているのです。

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【1】

1:私は若竹問題について「荒らしは無かった」などとは申しておりません。「180°のデマを作り上げた」という戸田さんの非難こそが「180°のデマ」です。ですから「荒らしはあったか無かったか」の論争などそもそもする必要がありません。たくさんの投稿の中に荒らしはきっとあったでしょう。2ちゃんねるでの議論にもおそらくたくさんあったでしょう。ただ、戸田さんの板を去っていった10数人については、罵倒を浴びせて追い出すというような対応が間違いであった事はだれにでも理解できるでしょう。

2:については、井上はるお氏ご本人に語ってもらいましょう。かれは社会批評社フォーラムにおいて次のように言っています。(以下引用)
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「画期的新手法開発」なるものは主観でしかない。いわゆるネトウヨを「新生事物」といっているのであれば、戸田が騒ぐ前から多くいた。それに対し個々掲示板管理人はできる限り対応していた。荒らしへの削除など当たり前だ。戸田が発明したことではない。戸田の問題点はなんでもかんでも罵声を浴びせ削除したことだ。削除や出入り禁止の判断も問われるのだ。そもそもその原因が戸田みずから公開した若竹さんへのメールからだ。マッチポンプではないか。そしてなぜ手の内をひけらかすのだ。
(http://redmole.jp/toda/inoue01.htmlに所収)
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3:「事実の間違いを指摘」という発言ほど戸田さんの傲慢を指摘できる事実はありません。事実についての認識が違うから「論争」があるのです。初めから「自分の考える事実の方がただしい」という事が前提になるなら、そもそも「論争」など必要ありません。「戸田が正しい」で終わってしまいます。また「事実の間違い」というなら、私が戸田さんの「補章=謀略」妄想の間違いを「証拠をあげて」指摘したのが最初ですが、戸田さんはそれについてまったく反証もしていませんね。私はもう何十回も申し上げていますが「議論においては平等」なのです。「自分は間違いをみとめない。しかし相手は認めなければならない」などという前提を立てる事がまちがっているのです。しかし戸田さんはその前提を固持したまま議論からお逃げになった。私はそれでもなお対話を求めたが追い出されました。

4:戸田さんの掲示板と私の掲示板とを比較するのには無理があります。「七篠」氏による「宮崎=戸田」決めつけを咎めないまっぺんと、「緑のくつした」氏が2ちゃんを罵倒したのを咎めない戸田さんとは同じではありません。そこには「決定的なちがい」があります。戸田さんは「仲間は優遇する」と戸田ルールに書いていますね。これが何を意味するのかを私は「反論5」で書いていますが、読んでいないようですね。「仲間=自分に味方する意見を優遇する」なら仲間の発言に対して共同責任があります。しかし四トロ掲示板では異論の主張も認め、対等な立場での議論を前提としています。ですから、そこで七篠氏が戸田さんを批判しようと、戸田さんがそれに反論しようと自由です。またそのように両者が対等であるなら、その発言の責任はそれぞれの発言者にあるのではありませんか?

5:については「お前はオレの言う事を黙って聞け」と言っているだけではないですか。「時間をとって論議をするに値しない」という戸田さんの態度が今回のように問題をこじれさせた事にまだお気づきになっていらっしゃらないようです。ところで、4:についての反論と、この5:についての反論とはまったく基準が違いますね。4:では私の掲示板と比較し「両掲示板の管理者は対等であるべきだ」との立場から反論しようとしている。しかしそもそも両掲示板の管理方法が対等ではないのですから比較はできません。ところが5:においては対等性は初めから無視し「対等だなどと言った憶えはない」というわけですね。その場その場で基準の違う、首尾一貫性のない反論には説得性がありません。

6:「しかし極少部分であっても固有の意義は効果があり、とりわけ右傾化同調との苦闘がある事は誰が考えても明らかなのに」との事。評価していないわけではありません。戸田さんのご苦労には敬服しております。ただ、戸田さんは「自慢し過ぎる」のです。「アクセス数日本一」だの「戸田の名言」だのとは仰らない方がいいと思います。さらに「自由・論争」の看板に至っては事実と違っているじゃありませんか。折角のユニークな掲示板なのに残念です。運用・管理の方法を考え直しさえすれば、文字どおり「日本一の議員掲示板」となる可能性もあるのです。その時には肯定的な意味で話題となるでしょう。そのためにはまっぺんも協力を惜しみませんし、いくらでも肯定的・積極的に宣伝させてもらいたいと思います。

7:私のサイトへのおほめの言葉をありがとうございます。そのあとの戸田さんのご発言ですが…

>しかし、今後直にあって胸襟を開いてとことん話し合ったり、行動を共にすればともか
>く、今戸田の掲示板であれこれ相手にする事はからは絶縁するものである。

 驚きました。とても積極的な言葉ではないかと思います。これは「今後直にあって胸襟を開いてとことん話し合おう、行動を共にしよう」というご提案と受け取っていいのではないでしょうか。実際には昨年も戸田さんとお会いし、直接に協力しあっている事実もあるのですが、今後も運動の発展のために協力できる事は力の及ぶかぎり協力していきたいと思います。いずれお会いできる日もあるかもしれませんし、その際にはよろしくお願い申し上げます。ただし、二人だけで話し合ったのでは成果を共有できるとはかぎりませんから、草加さんや麻生さんのように良識を持った方々とも同席できるともっといいですね。


(2)へのお返事 まっぺん 07/2/20(火) 17:36

【2】

●謝り方を教えてさしあげましょう

 戸田さんは若竹りょうこ事件において、戸田さんの振る舞いが膨大な「あらし投稿」を起こしてしまった事実について、まだよく認識しておられないようです。井上氏はそれを指摘しているのですが。戸田さんは2ちゃんねらーに対してどう謝罪したらいいのか、おわかりにならない。では教えてさしあげましょう。いえ、私が教えるのではありません。若竹さんのようになさればよいのです。若竹さんは2ちゃんねるにおける対処を誤りました。その結果として起こった出来事について、2ちゃんねる上で謝罪したのです。

 「ひいきのひき倒し」という言葉がありますが、あの事件で若竹さんを追いつめた原因のひとつが戸田さんによる差別語満載の罵倒合戦でした。しかも若竹さんへの手紙を表に出し、ますます若竹さんを追いつめた。戸田さんにはその責任があるのではないでしょうか。ですから、若竹さんと同じように、いや、それ以上の誠意をもって謝罪するべきなのではないでしょうか。なお、井上はるお氏も若竹さん防衛のためにいっしょに働いていた事をみずから明らかにしています。

●まっぺんはブッシュ?

 まっぺんを「事大主義」と思いますか? まっぺんをアメリカ帝国主義者に比定されるのは自由ですが、その場合には、戸田さんの役割は「アラブ社会」一般ではなく、反対勢力を処刑しまくったサダム・フセインの方がふさわしいのではないでしょうか? それから、そういった「ムード」的批判でなく具体的な批判をおねがいできれば、と思います。「たとえばなし」は事実に即してうまく使えば効果的ですが、事実の形容に当てはまっていないと、事実と全く違った方向へ誘導する危険もあります。まっぺんが主張する「ネットの常識」を「事大主義」へと翻訳し、アメリカ帝国主義へとつなげる「たとえばなし」は、果たして戸田さん以外の人々も共有できるものでしょうか?

 戸田さんは私の主張について非常に狭くしかとらえていないようです。私は「荒らしでも消さずに自由に投稿させろ」などと言っているわけではない。私は「世間の事を考えよ」と言っているのでもありません。「ネットの常識」という言葉は使いましたが、そこに込められた意味を正しく理解していただけたら、と思います。それはひとことで言えば投稿者の「人権」ということです。戸田さんの方法の中でもっとも問題なのは、投稿者の人権をぞんざいに扱っていることです 。

●人権の尊重

 掲示板管理の方法は様々あって、「これが唯一の正しい方法」などというものはありません。それぞれの使いやすい方法で、それぞれの趣向にあった運用をしていけばいい。しかし、忘れてはならないのは、そこに外部から参加してくるのは「生身の人間である」という事であり、投稿の背景には生きた投稿者がいる、という事です。「自由投稿」を許しておきながら、自分の事情だけで後出しジャンケン的に切り捨てれば問題が起こるのは当たり前です。私が戸田さんに述べた掲示板上の問題は、7年前に追放された十数人の人たちの殆どが言っている事です。彼らの意見を尊重して「戸田ルール」を改変していけば問題は解決すると思います。

 ルールの基本を私は以下のように考えています。まず、誰がみてもわかる「ただの荒らし」を削除するのはあたりまえ。その上で、第一に、ルールは最初から掲示しておき、正当な理由もなく途中で勝手に変えないこと。第二に、論争では身内も敵も平等に、「人間として」扱う事です。差別してはいけない(なお、麻生さんとは異論のあるところですが、まっぺんは罵倒は認めます。議論が過熱してくれば、ついそうなってしまうのは人情です)。それだけで充分です。基本となるのはこのふたつだけです。簡単でしょう? それを前提として、あとは細かいルールを決めていけばいい。技術の面での優劣など問題ではありません。まっぺんは技術的能力では戸田さんとそれほど変わりません。もしも戸田さんが「7:」でおっしゃったように胸襟を開いて話し合う気持ちをお持ちなら、私はいくらでも応える用意はあります。